こんなことがありました!

カテゴリ:給食

9月11日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「レモンが酸っぱいのはなぜでしょうか?次の3つの中から選びましょう。
 1番 ビタミンCが多いから
 2番 クエン酸の成分があるから
 3番 柑橘系の果物だから

 

今日の献立:ご飯 マーボー豆腐 マロニーサラダ レモンゼリー 牛乳

 

 正解は、2番のクエン酸の成分があるからです。
 レモンに含まれているクエン酸の成分がレモンを酸っぱく感じさせます。「クエン酸」は、レモンの他に、梅干しや調味料の酢に多く含まれています。クエン酸には、体の疲れを回復させる効果があります。今日のデザートは「レモンゼリー」です。レモンのさわやかな酸味で体を元気にリフレッシュさせましょう。」

 虫の声や朝晩の風は、少しずつ秋になってきたなと感じさせてくれます。人間の体は・・・きっと暑く長かった夏の疲れが出てくる頃ですね。朝・昼・晩の3食をしっかりと食べて、元気に乗り切ってほしいなと思います。主食だけとかではなく、主菜・副菜・汁物もしっかりと食卓に並ぶといいですね。

 

9月7日の給食

 今日は食べ物クイズでした。
 「大豆を原料として作る”発酵食品”は次のうちのどれでしょう?

 1番 とうふ
 2番 みそ
 3番 きな粉

今日の献立:ご飯 すまし汁 鮭の塩焼き ナスの味噌炒め 牛乳


 正解は、2番みそです。
 納豆やしょうゆも大豆を発酵させて作った食品です。発酵食品には沢山の種類があります。発酵食品は免疫力を高め、お腹の健康、体の健康を守る働きがあります。日本人は特にみそ・納豆などの大豆を原料とした発酵食品を食べて健康な体を作ってきました。今日の副菜は、旬の野菜「なす」を使った『なすのみそ炒め』です。なすは、油と相性がよく、炒め物や揚げ物にすると味がまろやかになります。さらに、みそ味なので、ごはんにぴったりのおかずです。」

 

 夏から秋にかけて旬の野菜「なす」を使った献立でした。油と相性がいいということで、油で揚げたなすを炒め物に入れました。豚肉も入っていたので、栄養もたっぷりのおかずでした。ごはんと一緒に食べてほしいなと思いながら、子どもたちの食べている様子を見て歩きました。

9月6日の給食

 今日は『とんこつラーメン』のお話でした。
 「とんこつラーメンのスープは、豚の骨を使って作られます。長時間、強火で煮出すため、白く濁った濃厚なスープになります。豚骨に多く含まれるうま味成分と、脂肪やゼラチンのとろりとした舌触りで、独特な味を作りだします。給食のラーメンスープには、たくさんの野菜が入っているので、野菜のうま味も加わったおいしいスープになっています。麺とスープをよく味わいながら食べましょう。」

今日の献立:とんこつラーメン たこナゲット グリーンサラダ 牛乳

 蒸し暑い日でしたが、子どもたちは大好きなとんこつラーメンを喜んで食べていました。豚肉、にんじん、きくらげ、もやし、キャベツ、ほうれん草、ネギ、なるとが入っていて、具だくさんなスープでしたが、大好きな味とともにしっかりと食べていました。

9月5日の給食

 今日は『パプリカ』のお話でした。
 「今日のカラフル丼には、緑のピーマン、黄色と赤のパプリカが入っています。ピーマンもパプリカも唐辛子やシシトウと同じナス科の野菜です。では、ピーマンとパプリカの違いは何でしょう?答えは、100グラム以上の大型の肉厚ピーマンを「パプリカ」と呼びます。苦みがなく、甘くて、食感がジューシーなので、煮込み料理やサラダなどの生食にも向いています。オレンジや白、紫といっためずらしい色もあります。色鮮やかなので、料理の彩りにもなります。栄養価をピーマンと比べると、ビタミンCは約2倍、カロテンは約7倍あるとされています。ピーマンが苦手な人は、パプリカを食べてみてはいかがですか。」 

今日の献立:カラフル丼 うずらのタマゴスープ ヨーグルト 牛乳

 

 今日のカラフル丼には、鶏肉、生姜、玉ねぎ、たけのこ、青ピーマン、赤パプリカ、黄色パプリカ、椎茸、ビーフンが入っていました。野菜たっぷりの色鮮やかな丼ごはんでした。ピーマンが苦手な子は、食べるのに苦労していました。食べ物は、体の中に入って、おなかの調子をよくしたり、筋肉を作ったりと、さまざまな働きをしてくれるので、しっかりと食べてほしいですね。

9月4日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「「豚肉」に多い栄養素は、たんぱく質の他に何があるでしょうか?次の3つのうちから選びましょう。

1番 ビタミンB1
2番 ビタミンC
3番 ビタミンD

 今日の献立:ご飯 わかめとジャガイモの味噌汁 豚肉のアップルソースかけ 辛子和え 牛乳


 正解は、1番ビタミンB1です。
 豚肉は、鶏肉や牛肉に比べて、疲れをとってくれる働きの「ビタミンB1」がたくさん含まれています。ビタミンB1が不足すると、ごはんやパン、麺などに含まれている糖質がエネルギーに変わりにくくなり、疲れの原因になる可能性があります。疲れをとるには、ビタミンB1を多く含んでいる豚肉がおすすめです。今日は「豚肉のアップルソースかけ」です。しっかり食べて夏の疲れを吹きとばしましょう。」

 9月になりましたが、日中はまだまだ暑い日が続いてますね。体力が落ちやすい状態だと思います。子どもたちは、「赤・黄・緑」の食べ物をバランスよく食べようと伝えています。体に栄養を入れて、9月も元気に過ごしてほしいと思います。

9月1日の給食

 今日は、防災対応給食についてのお話でした。
 「9月1日は”防災の日”です。そこで今日は「防災対応給食」です。災害が起こった時、水や火が使えなくなってしまうことが考えられます。そんな時は、いつもと同じ食事をとることができません。今日の給食は、万が一のために、学校や給食センターに備蓄している『ヒートレスカレー』を使った献立です。ヒートレスカレーは、温める必要がなく、このまま袋から出して食べることができる便利な『非常食』のひとつです。今日は、災害などがあったときを想定して給食を食べてみましょう。また、何気なく食べているいつもの食事に感謝の気持ちを持って、改めて「食べられることができるありがたさ」についても考えながら食べてみましょう。」 今日の献立:コッペパン ヒートレスカレー 県産チキンカツ さっぱりサラダ 一口桃ゼリー 牛乳

 

 学校では、ヒートレスカレーを非常食として準備しています。今日食べた分を、また補充して備えるようにしています。家庭では、いざというときのために、備蓄食や水など用意していますか?地震や大雨による災害はいつ来るかわかりません。備えは大切です。ぜひ、この防災の日をきっかけに、備蓄食の用意や、日付の確認など点検をしてみてはいかがでしょうか。

 

8月30日の給食

 今日は、「梨」についてのお話でした。
 「今日の果物は『梨』です。夏から秋には、たくさんの果物が旬をむかえます。梨は、甘みがとてもあり、水分が多く含まれ、みずみずしくてシャリシャリの食感がとてもいいですね。栄養成分では、ビタミン、ミネラル、食物せんいが含まれていて、夏バテ対策におすすめの食べ物です。福島県の浜通り地方では、梨の栽培が盛んに行われています。梨の品種には「幸水」「豊水」「あきづき」「新高梨」などがあります。同じ果物でもいろんな品種があるので、それぞれの味や食感のちがいなどを感じながら食べましょう。」

 

今日の献立:スパゲッティミートソース フレンチサラダ なし 牛乳

 

 今日の梨はとても甘くおいしかったです。給食室では、65個の梨を1個1個丁寧に3回の水洗いをして、消毒をし、よくすすぎます。その後、1個ずつ皮をむき、芯を取り、1/6にカットし、色が悪くならないように塩水につけます。そして、学級ごとに数を数えて、入れ物に入れていきます。梨の大きさによって、低学年、高学年と考えながら、切ったり数えたりします。とても手がかかりますが、調理員さんは、子どもたちの事を考えて作業をしています。おいしく食べてもらえるととても嬉しいです。

8月29日の給食

 今日は、生活リズムについてのお話でした。
 「2学期が始まり1週間がたちました。今日の朝はすっきりと起きることはできましたか?朝、ちょっと辛かったという人は、早く生活のリズムを取り戻しましょう。学校で元気に過ごすためには、よく寝て、バランスよく食べ、よく運動することが必要です。とくに食生活の中では、1日の生活リズムのスイッチとなる朝ごはんが大切です。毎日、早起きをして余裕をもって朝ごはんを食べることができるようにしましょう。生活のリズムが整うと、給食もしっかり食べることができます。毎日、朝ごはんを食べて元気に登校できるようにしましょう。」

 

今日の献立:ご飯 鶏肉とジャガイモの煮物 県産厚焼きタマゴ 水菜サラダ 牛乳

 1学期に、保護者のみなさまに回答していただいた、原一小の食に関する意識調査の結果では、「毎日朝ごはんを食べる」児童は、93.8%となっていました。朝ごはんを食べることで、勉強に集中したり、運動を元気にすることができます。続けてしっかりと食べてほしいと思います。また、朝ごはんを食べる習慣をつけるためにも、前日からの夜の過ごし方など見直してみましょう。

8月28日の給食

 今日は『なす』についてお話でした。
 「なすはインドが原産といわれています。もともと暑い地域の植物なので、高温を好みます。日本へは中国から渡ってきて、奈良時代には栽培されていました。「なす」という呼び名の由来は、夏にとれる野菜、つまり「夏の実」から「なすび」になり、いつしか「なす」になったという説が有力です。なすには、夏の暑さで汗とともに失われる「カリウム」が含まれています。今日は、なす入りマーボーどうふを食べて、夏バテを予防しましょう。」

今日の献立:ご飯 ナス入りマーボー豆腐 ほうれん草シューマイ ちくわとキャベツの和え物 牛乳

 なすが苦手という子が多いのですが、今日みたいに、麻婆豆腐の中に入ると、少しは食べやすくなるようです。なすは夏から秋にかけてが旬なので、今、地元の物を食べることができますね。なすは、揚げても焼いても煮ても茹でてもおいしく食べられます。家庭でも、旬のなすをおいしく食べる工夫をして、子どもたちにも食べさせてほしいなと思います。

8月25日の給食

 今日は『桃』についてお話でした。
 「夏の果実の王様『桃』は、”フルーツ王国ふくしま”を代表する果物です。給食では、福島県産の桃を使った「ジャム」や「ゼリー」で登場しています。桃は、中国が原産で、日本へは弥生時代に伝わりました。桃には、不老長寿の力や、悪い物を退治する力もあるとされ、昔話の「桃太郎」にも登場します。縁起の良い果物なので、中国では、結婚式などのお祝いに、桃の形をした饅頭を食べる習慣もあります。今日は、福島県産のももジャムを味わいましょう。」



今日の献立:食パン ももジャム ワンタンスープ ツナサラダ ヨーグルト 牛乳

 給食のワンタンスープのワンタンには、肉が入っていません。ワンタンの皮の部分が細長く入っています。子どもたちは、このワンタンの皮が大好きです。つるっとした食感もよいのかもしれませんね。今日は、鶏肉、にんじん、もやし、椎茸、小松菜、ねぎとたくさんの具材が入ったスープになりました。子どもたちも、おいしそうに食べていました。

8月24日の給食

 今日は『モロヘイヤ』についてお話でした。
 「モロヘイヤは、夏の疲れがでやすい頃に食べてもらいたい野菜です。エジプトでは、その昔、王様が病に倒れ、モロヘイヤのスープを飲んで病気が回復したことから「王様の野菜」と呼ばれるようになりました。日本で栽培が始まったのは、今から約40年前からで、栄養価が高く、簡単に栽培ができるため、あっという間に全国に広まりました。成長が早く、半年で2メートルもの高さに伸びる野菜です。調理方法は、葉や若い茎だけをつんで、茹でたり、炒めたり、スープにしたりと、いろんなアレンジをして楽しめます。」

今日の献立:ご飯 わかめスープ 鶏肉の照り焼き 切り干し大根のハリハリ和え 海苔の佃煮 牛乳

 モロヘイヤは、ちょっと粘り気がありますが、味の癖はないので食べやすい野菜だと思います。家庭でも、茹でて、刻んで。あえ物だけでなく、納豆や冷や奴、そうめんのトッピングなどにして食べてもおいしいですよ。試してみましょう。

8月23日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「デザートの「冷凍みかん」からクイズです。冷凍みかんは、もともとはどこで売られていたものでしょう?次の3つの中から選びましょう。

 1番 魚屋さん
 2番 駅の売店
 3番 駄菓子屋

今日の献立:ジャージャー麺 もやしの辛子和え 冷凍みかん 牛乳

 正解は、2番駅の売店です。
 冷凍みかんは、約60年前に、駅の売店で列車の客などに販売され始め、冷房がない時代の暑さ対策にもなっていました。その後、学校給食にも登場し、夏のデザートの定番となりました。夏の時季の重要なビタミンC源となっています。表面に水の膜を張ることで、乾燥を防いで、みずみずしいみかんの味を保っています。」

 今日は「ジャージャー麵」でした。中華麺に豚挽肉と玉ねぎ、たけのこ、椎茸、ねぎ、にんにく、生姜を油で炒め作った肉みそと、トッピングのレタス、きゅうりをのせ、よく混ぜて食べていました。暑い日には食べやすい麵料理だったと思います。久しぶりの麵給食に、低学年は、特にわくわくしていたようで、「今日の給食楽しみ!」と調理員さんに声をかけていたようです。

8月22日の給食

 「今日から2学期が始まりました。2学期スタートの給食は、夏野菜カレーです。夏が旬の野菜や果物には、汗で失われる水分や無機質(ミネラル)が豊富です。今日のカレーには、いつもの豚肉やたまねぎ、にんじん、じゃがいもに加えて、旬の夏野菜「なす」「かぼちゃ」「さやいんげん」が入っています。2学期も健康な体をつくるために、いろいろな食べ物を組み合わせた食事をしていきましょう。」

 今日の献立:夏野菜カレー フルールポンチ ビーンズカル 牛乳

 今日、お子さんは朝、時間にきちんと起きることができましたか?
今週は、早寝早起きで、学校にあわせた生活リズムにもどしていきたいですね。今日の給食は、子どもたちが食べやすい、カレーとフルーツポンチの組み合わせでした。まだまだ暑いと思いますが、しっかりと食べて元気に2学期も過ごしていきましょう。

7月19日の給食

 今日は、アイスにちなんだお話でした。
 「今日は、大人気のガリガリくんカップアイスが給食に登場です。夏はアイスがとてもおいしく感じる季節です。だからといって食べすぎには注意しましょう。冷たくて甘い食べ物には、思っている以上にたくさんの砂糖が含まれています。砂糖のとりすぎは虫歯や、夏バテ、太る原因にもなります。冷たくて甘い食べ物は、食べる”量”を考えて食べましょう。自分の体は自分が食べたもので出来ています。健康な体づくりのために、おやつは”時間”や”量”をくみあわせて食べましょう。そして、おやつを食べたあとは歯みがきもしましょう。」

今日の献立:親子うどん ビタミンたっぷりサラダ ガリガリ君(ソーダ) 牛乳

 

 今日で1学期の給食は終了になります。事故なく、安全でおいしい給食を子どもたちに届けることができてよかったと、ホッとしています。
 夏休みにまもなく入りますが、食事のとり方、おやつのとり方に気をつけてほしいと思います。
 また、「ごはんコンテスト」への取組をお願いしたいです。時間のある夏休みに、子どもたちに料理を作る機会を与えてください。家族と一緒に献立を考え、料理をする、楽しい経験をしてほしいと思います。

7月18日の給食

 今日は「かつおの揚げ煮」についてのお話でした。
 「今日は、相馬野馬追の行事食「いざ出陣!献立」から「かつおの揚げ煮」についてお話しします。「かつおの揚げ煮」は、浜通り地方の郷土料理で、『かつおの焼き漬け』または『焼き浸し』、『つけ焼き』とも呼ばれています。南相馬では、相馬野馬追の時期に縁起を担ごうと「戦に勝つ」として、かつおを食べる風習があります。かつおは、代表的な赤身の魚で、栄養的にも、筋肉を作るたんぱく質や貧血を防ぐ働きをする鉄が豊富に含まれています。給食では、片栗粉をまぶしたかつおを油で揚げて、生姜じょうゆの甘辛いタレにつけました。今日は、暑い夏の野原を颯爽と走る騎馬に思いをはせて、いただきましょう!!」

 

今日の献立:貝柱ご飯 すまし汁 かつおの揚げ煮 キュウリの昆布漬け 一口りんごコンポート 牛乳

 

 今日の給食時間に、野馬追献立にあわせて、相馬流山の音楽も流しました。一気に野馬追気分が盛りあがりました。地域の伝統行事とともに、給食での「いざ出陣!献立」も思い出の1つとして、心の中に残ってほしいなと思います。

7月14日の給食

今日はラタトゥイユについてのお話でした。
「今日は、南フランスの野菜料理『ラタトゥイユ』です。ラタトゥイユは、野菜の水分だけで煮込むので、野菜が甘くおいしく変身します。今日のラタトゥイユには、かぼちゃ・トマト・ピーマン・ズッキーニといった夏野菜が入っています。夏の光をたっぷり浴びた色鮮やかな夏野菜には、紫外線から肌や体を守ってくれる、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが豊富に含まれています。また、夏野菜には、体の余分な熱をとり、体を冷やすはたらきもあります。夏の暑い日差しに負けない体をつくるために、ラタトゥイユを食べてみましょう。」

今日の献立:コッペパン なしジャム オニオンスープ ラタトゥイユ ヨーグルト 牛乳

 

 今日は、夏野菜たっぷりでしたが、かぼちゃ、トマト、ズッキーニ、ピーマンと福島県内産のものが入ってきました。新鮮な野菜で作ったラタトゥイユは、とてもおいしくできたと思うのですが、野菜が苦手な子にとっては大変だったかもしれませんね。少しずつでいいので、苦手な野菜も食べられるようになるといいなと思いながら、食べている様子を見て歩きました。

7月13日の給食

 今日の献立についてのお話でした。
 「今日は、沖縄料理の『ゴーヤチャンプル』と『イナムドゥチ』です。沖縄料理の特徴は、疲労回復に効果的な「ビタミンB1」が豊富な”豚肉”がよく使われていることです。今日の給食の『ゴーヤチャンプル』『イナムドゥチ』にも豚肉が入っています。『ゴーヤチャンプル』の「ゴーヤ」はニガウリとも言われます。「ゴーヤ」には少し苦い成分がありますが、この苦い成分が胃腸を刺激して食欲を増進させる働きがあります。また、『イナムドゥチ』は、具だくさんのみそ汁でお祝い料理の一つです。沖縄料理には、夏の暑さから体を守ってくれる働きがあります。今日は、沖縄料理を食べて、体の中から夏の暑さに負けない体になりましょう。」


今日の献立:ご飯 イナムドゥチ ゴーヤチャンプル 豆腐ナゲット 牛乳

 

 沖縄料理は、暑い夏を乗り越えるための、昔からの知恵が入っている料理が多いですね。今日の「イナムドゥチ」は聞き慣れない料理だと思います。材料は、「豚肉、にんじん、だいこん、こまつな、かまぼこ、こんにゃく、厚揚げ、干しいたけ」が入っています。かつお節でだしを取り、みそで味付けをします。具だくさんなお汁のイメージです。豚肉と野菜たっぷりな「イナムドゥチ」を、子どもたちも、おいしそうに食べていました。

7月12日の給食

 今日は、食材クイズでした。
 「今日は、南相馬市産食材活用デー『のまたん献立』の日です。南相馬市の食材は『とうもろこし』です。とうもろこしは、6月から9月が旬の野菜です。「コーン」とも呼ばれていますね。では、ここでクイズです。とうもろこしのひげの数を数えるとある「ひみつ」が分かります。さて、その「ひみつ」とは何でしょう?
1番 とうもろこしの年齢
2番 とうもろこしの甘さ
3番 とうもろこしの実の数

 


今日の献立:ジャージャー麺 こんにゃくサラダ 蒸しトウモロコシ 牛乳

 

 正解は、3番、とうもろこしの実の数です。
 実は、「ひげ」の本数と「実の粒々」の数は同じなのです。今日は、もぎたての甘くておいしい、南相馬のとうもろこしを味わってみましょう。」

 今日は、地元の農家さんが作った「とうもろこし」を使用しました。130本のとうもろこしの皮を1本1本むいて、さらに、1/3にカットして、スチームコンベクションで蒸しました。新鮮なとうもろこしは、甘みが強く、とてもおいしく食べることができました。子どもたちも、1粒1粒味わって食べていました。

7月10日の給食

 今日は、カレーのお話でした。
 「夏本番をむかえ、暑さが厳しくなってきました。今日は、”カレー”のお話です。カレーの生まれはインドです。気温が40度を超えるインドで工夫して作られたのがカレーです。暑くて食欲がない時にでもおいしく食べられるのは、カレーの「スパイス」の働きです。カレーは、入れる材料をかえれば、味のちがいも楽しめ、いろいろな種類の栄養もとることができます。食欲がないときには、食べやすいものから食べはじめて、栄養のバランスを考えて、体調を整えるようにしましょう。」

 

今日の献立:ポークカレー 海藻サラダ 牛乳

 

 学校のカレーはおいしい!とよく言われます。材料は、家庭で作るのとほぼ変わりありません。やはり、食材の量の違いが大きいように思います。今日は、豚小間肉を11.6kg、じゃがいも17kg、にんじん4kg、玉ねぎ18.4kgを使用しました。さらに、豆のペースト4kg、トマトの缶詰2.5kg、グリンピース2kgです。材料を、よく炒めて、焦げないように、熱い釜の前に立ち、一生懸命混ぜていました。調理員さんの愛情もたっぷりなところが、おいしさの秘密かもしれませんね。

7月7日の給食

 今日は七夕についてのお話でした。
 「今日は七夕給食です。七夕は、1年に一度だけ天の川をわたって、ひこぼしとおりひめが出会うことができるという、星祭りの行事です。それにちなんで今日の給食では、七夕スープと七夕ゼリーを献立にとり入れました。七夕スープには、星の形のオクラとにんじん、天の川に見立てたビーフンが入っています。切り口が、星の形のオクラは、今が旬の夏野菜です。「オクラ」のネバネバには、おなかの調子を整える働きがあります。今日は七夕です。星がきれいに見えるといいですね。給食でも七夕をお祝いして、みなさんの願いが叶うように応援しています。」

今日の献立:セルフ照り焼きチキンサンド 七夕スープ 七夕ゼリー 牛乳

 

 今日は、セルフサンドパンでした。①パンを袋から出す。②パン皿の上で、チキンとキャベツをはさむ。③両手で持ち、上手に食べる。簡単なことのようですが、4月当初の1年生は大変でした。でも、今は、スムーズにできるようになり、さらに、自分で工夫しながら食べることもできています。子どもたちの成長はすごいですね。

7月6日の給食

 今日は、『さやいんげん』についてのお話でした。
 「さやいんげんは、いんげん豆がまだ完全に成長する前に収穫し、さやごと食べる野菜です。成長が早く、年に3回収穫することができるので、三度豆と呼ぶ地域もあるようです。また、さやいんげんは、一年中お店で見かけることのできる野菜ですが、おいしい旬の時期は、6月から9月頃で、夏野菜の一つです。煮物の彩りとして給食にもよく登場しますが、生のさやいんげんを味わうことができるのは、今の時期だけです。旬の味を楽しみましょう。」

 今日の献立:のっけどん(酢飯) ジャガイモと小松菜の味噌汁 いんげんのきなこ和え 牛乳

 

 今日の「のっけ丼」の材料は、豚肉、おろし生姜、玉ねぎ、もやしを油で炒め、砂糖、しょうゆ、みりん、一味唐辛子で味付けしたものを片栗粉でゆるくとじたものです。さらに、錦糸卵と絹さやを彩りとして上にのせます。見た目もきれいなどんぶりご飯でした。ごはんは、酢飯にして、食欲が増すようにしました。子どもたちは、見た目や香りも楽しみながら、給食を食べていました。

7月5日の給食

 今日は食べ物クイズでした。
 「今日の果物は、「小玉すいか」です。そこで今日は、『すいか』からクイズです。すいかは、漢字で書くと、ある方角の漢字が入ります。さて、その方角とは、次のうちのどれでしょうか?
 1番 東
 2番 西
 3番 南
 4番 北


今日の献立:ツナとトマトのスパゲッティ さっぱりサラダ すいか 牛乳

 

 正解は、2番の「西」です。
「西瓜」は中国でつけられた名前で、中国に西の方から伝わった瓜ということで、西に瓜と書いて「西瓜」と名前がつけられたそうです。すいかは、体の中の熱をとってくれるので、暑い日のおやつに食べるのもおすすめです。今日は、旬のおいしい「すいか」を味わいましょう。」

 今日のサラダは「さっぱりサラダ」でした。何がさっぱりかというと、手作りのドレッシングです。「レモン汁、オリーブ油、三温糖、しょうゆ、こしょう」で作りました。レモンの香りがとても爽やかでした。サラダの材料は、「ロースハム、グリーンカールレタス、きゅうり、コーン、赤ピーマン」と彩りもきれいなサラダでした。子どもたちは、苦手な野菜も少しずつ頑張って食べていました。

7月4日の給食

 今日は、暑さに負けない料理のポイントをお話でした。
 「7月に入り、これから暑さもますます厳しくなってきます。暑さに負けない料理のポイントは、旬の夏野菜を使うことです。「きゅうり」や「なす」、「トマト」や「かぼちゃ」、「ピーマン」などがおすすめです。そして薬味と呼ばれる食材、「しその葉」や「みょうが」、「しょうが」や「にんにく」などを料理に使うと、食欲がわいてきて食べられるようになります。今日の給食も暑くてもしっかり食べられるように考えてあります。さあ、給食を食べてみましょう。」
今日の献立:ご飯 みょうがのかき玉汁 揚げ出し豆腐の肉味噌がけ キュウリとキャベツの浅漬け 牛乳

 

 今日は、「みょうが」を使用した汁でした。夏になると、漬物や冷ややっこ、そうめんの薬味として使われる事が多いのではないでしょうか。香りがあり、さっぱりとした風味を出してくれるので、食欲も増してくれます。ただ、この香りが苦手な人もいることが事実です。今日は、かき玉汁にしたので、とても食べやすくなってました。今日の給食でも、旬の食材を味わうことができました。

7月3日の給食

 今日は、チンジャオロースーについてのお話でした。
 「今日は、夏野菜の「ピーマン」を使った料理『チンジャオロース』です。チンジャオロースは、中国の料理で、チンジャオは「ピーマン」、ローは「肉」を意味します。そこでクイズです。チンジャオロースの「ス」は、何を意味するのでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 たけのこ
 2番 炒める
 3番 細切り


今日の献立:ご飯 野菜スープ チンジャオロース いかナゲット 牛乳

 

正解は、3番の「細切り」です。
つまり、チンジャオロースとは、ピーマンと肉の細切り炒めです。ピーマンには、紫外線から肌を守る栄養素、ビタミンCやカロテンがたくさん含まれています。おいしくいただきましょう。」

 

 チンジャオロースーは、ピーマンが苦手な子でも食べやすい料理です。給食では、豚肉、にんにく、生姜、ピーマン、たけのこ、にんじん、玉ねぎとたくさんの材料を入れて作ってます。辛さは控えめで、オイスターソースや醤油、豆板醤をいれて味付けしました。食べている様子を見てみると、ごはんにのせて食べている子もいました。味付けなど工夫をすると苦手な物も、子どもたちは食べてくれるようでした。

6月30日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「牛乳は栄養価も高くよい食品ですが、1日何本くらい飲んでもいいのでしょうか?次の3つの中から選びましょう。
 1番  2本くらい
 2番  5本くらい
 3番 10本くらい

今日の献立:コッペパン 黒豆きなこクリーム ワンタンスープ オムレツのデミグラスソースかけ 牛乳


 正解は1番 2本くらい です。
 牛乳は質の良いたんぱく質、カルシウムを多く含んでいて、みなさんの成長に欠かせない食品です。そして、牛乳は水分補給にもなります。でも、どんなに栄養価のすぐれた食べ物でも、それだけでは健康な体はつくれません。他のいろいろな食品をしっかり食べることも大切です。まずは給食の牛乳をしっかりと飲みましょう。」

 給食では、毎日牛乳が15本前後手をつけずに残ってきます。欠席児童もいるので仕方ないとも思っています。
「いただきます」をしたら、まずは牛乳パックにストローをさして、まず一口飲んで、これから給食を食べるよと、おなかに合図をしようね。と1年生の最初の給食指導でお話をします。そうすることで、全く牛乳を飲まなかったという子がいなくなるからです。栄養価の高い牛乳をせめて、給食では飲んでほしいと思っています。

6月28日の給食

 今日は熱中症の予防に必要な”塩分”についてのお話でした。
 「塩分のとりすぎは体に悪いと言いますが、塩分を全くとらないことも、体に悪影響をあたえます。塩分は体の水分を留めて調節する役割をします。特に夏は汗と一緒に塩分が体からでてしまうため、塩分がなくなってしまうと水分もなくなり、熱中症になる危険があります。塩分は三度の食事で十分な量をとることができます。朝ご飯・給食・夜ごはんをしっかり食べて暑い夏を乗り切りましょう!」

今日の献立:塩ラーメン チョレギサラダ パオズ 牛乳

 

 熱中症予防のためには、こまめな水分補給がよいと言われています。外だけでなく家の中でも熱中症は起こります。給食室では、暑いときは30℃以上のところで調理するので、水分のとり方に気をつけています。家庭でも、暑いときの室温の調節はもちろんですが、水分補給についても気をつけてみましょう。

6月27日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「デザートの『メロン』からクイズです。甘くて、香りが高くて、とってもジューシーなメロン。さて、メロンの仲間は次のうちどれでしょうか?
 1番 バナナ
 2番 トマト
 3番 きゅうり

今日の献立:ポークカレー まめまめサラダ メロン 牛乳

 

 正解は、3番きゅうりです。
 実はメロンは、きゅうりと同じ「瓜」の仲間なのです。本来ならば、野菜の仲間に入りますが、甘味があるため果物に分類されます。日本でメロンが高級品になったのは、温室で、手間をかけて育てないと作ることができなかったから、だそうです。最近では、技術がすすんだので、昔よりは手に入りやすくなりました。今日は、旬のおいしい「メロン」を味わいましょう。」

 メロンがおいしい季節になりました。アレルギーや口や喉がイガイガすると言って食べられない子もいますが、給食では季節の果物や食べ物をなるべく活用するようにしています。給食で、旬の食材の味を感じ取ってほしいと願っています。

6月26日の給食

 今日は、調味料の『酢』についてお話でした。
 「酢には、食べ物が傷むのを防いだり、体の疲れをとってくれたりする働きがあります。また、肉や魚を煮るときに少し加えることで、身がやわらかくなり、臭みを消してくれます。酢が使われた料理は、さっぱりとした味つけになり、暑くなるこれからの季節にはもってこいです。今日の主菜は、とり肉のソテーに、酢を使ったたれをかけた「とり肉のさっぱりたれかけ」です。酢は加熱すると、酸味が飛んでまろやかな食べやすい味になります。おいしくいただきましょう。」

今日の献立:ご飯 ジャガイモの味噌汁とり肉のさっぱりたれかけ トマトサラダ 牛乳

 

 今日のトマトサラダは、トマトとグリーンカールレタス、きゅうりをイタリアンドレッシングであえたシンプルなサラダでした。夏野菜たっぷりでビタミン補給にぴったりです。水分も取れて熱中症予防にもなります。家でも、夏野菜をたくさん味わってください。

6月23日の給食

 今日は「食中毒」についてのお話でした。 
「今日は食育クイズです。じめじめした季節は、食中毒に注意が必要です。食中毒を予防するために、3つのポイントがあります。1つ目は、食中毒菌を「つけない」、2つ目は、菌を「ふやさない」、3つ目は、菌を「やっつける」です。では、次のうち、1つ目のポイント、食中毒菌を「つけない」のはどれでしょう?

 1番 加熱する
 2番 手洗い
 3番 冷蔵庫に入れる

 今日の献立:食パン ハムチーズフライ カレースープ イタリアンサラダ 牛乳

 

 正解は、2番 手洗いです。
 食中毒予防対策として一番大切なことは、『手洗い』をすることです。調理の前や食事の前には、石けんを使った丁寧な手洗いで、食中毒菌をつけないようにしましょう。また、手洗いの後は、きれいなタオルやハンカチで水気をしっかりふきとってから消毒をするようにしましょう。」

 給食室は、夏場はとても暑くなるので、食材の扱い方や保管、温度管理などとても気をつけて作業をしています。家庭でも、これから蒸し暑くなると食中毒が発生しやすくなります。食材の扱い方、保管、温度管理をしっかりとして気をつけていきたいですね。それに1番は、手洗いです。家族みんなで手洗いをしっかりしていきましょう。

 

6月22日の給食

 今日は「キムチ」についてのお話でした。 
「今日は、『キムチ』についてのお話です。キムチは、韓国の伝統的な漬け物です。キムチが日本の漬け物と違うところは、唐辛子などの香辛料をたくさん加えて漬け込むところです。キムチには「唐辛子」が欠かせません。唐辛子には、「カプサイシン」という辛味成分が含まれています。このカプサイシンが胃や腸を刺激して、食欲をアップさせてくれたり、食べ物の消化を良くしてくれたりします。今日は、暑さからの疲れを吹き飛ばしてくれるビタミンB1がたくさん含まれている「豚肉」と、食欲をアップさせる「キムチ」を使った「豚キムチ丼」です。さあ、食べてみましょう。」

今日の献立:豚キムチ丼 豆腐の味噌汁 ごま酢和え 牛乳

 今日は丼ものの給食でした。ごはんの上に丼の具がのると、ごはんが軟らかくなりついついかまずに飲み込んでしまいます。食べ過ぎの原因にもなるので、特に「よくかんで食べてね」とお話しします。家庭でも丼物の時によくかんで食べるように注意して見ましょう。

6月21日の給食

 今日は「ビタミンC」についてのお話でした。 
「今日は、『ビタミンC』についてお話をします。みなさん、ビタミンCといえばレモンやグレープフルーツなどの果物を想像する人が多いのではないでしょうか?実はじゃがいもには、果物に負けないくらいビタミンCが含まれています。ビタミンCは熱に弱い栄養ですが、じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られているため壊れにくくなっています。これからたくさん収穫される新じゃがいもも、ビタミンCが多く含まれています。今日は、新じゃがのみそがらめを食べて、みなさんのからだに、ビタミンCをしっかりとり入れましょう。」

今日の献立:鶏南蛮うどん 新じゃがの味噌がらめ レタスサラダ 牛乳

 

 新じゃがのみそがらめは、昔から家庭で食べられている料理だと思います。じゃがいもを収穫した時にでる「小芋」を使って作っていたと思います。給食では、小芋は集められないので、普通の新じゃがを30kgも使いました。皮ごと使用するので、丁寧によく洗って、カットして使いました。シンプルな料理ですが、とても手をかけて作りました。子どもたちに「今日の新じゃがのみそがらめはおいしかった?」と聞いてみてください。

6月20日の給食

 今日は「のまたん献立」についてのお話でした。 
「今日は、南相馬市産食材活用デー『のまたん献立』の日です。南相馬市産の食材は『ミニトマト』です。トマトは、世界の中で一番生産されている野菜です。トマトのもともとのふるさとは、南アメリカのアンデス高原地帯です。日本には、江戸時代に入ってきました。今では、改良された様々な種類の色や形のトマトが栽培されています。中でもミニトマトは、味も甘味があり、フルーツに近い味わいになっています。栄養も小さい中にギュッとつまっています。今日は、南相馬市で栽培された、おいしいミニトマトを食べてみましょう。」

 

今日の献立:ご飯 マーボー豆腐 切り干し大根のサラダ ミニトマト 牛乳

 今日は、高平地区にある「みのりファーム」さんから仕入れた「ミニトマト」でした。先週の、パプリカ同様、新鮮でとてもおいしかったです。地元の農家さんから直接購入できることは、とてもありがたいことですね。子どもたちに、給食でもっと地元の新鮮な野菜を食べさせたいなと思いました。

6月19日の給食

 今日は「みそ汁」についてのお話でした。 
「今日は、『みそ汁』についてお話をします。みそ汁は野菜やきのこ・海藻・豆製品などを入れて、大豆から作られる発酵食品のみそで味付けをして作ります。たんぱく質やビタミン、無機質などをたくさんとることができることから、夏バテ予防になります。さらに「水分」と「塩分」を効率的に取ることで、みそ汁は熱中症の予防にも効果があります。また、トップアスリートが体づくりや食欲不振の対策に、みそ汁をとり入れているそうです。暑い夏にも、みそ汁をしっかりと食べて、夏バテしない体をつくりましょう。」

今日の献立:ご飯 キャベツの味噌汁 ホッケの塩焼き ポテトサラダ 牛乳 ミルメークコーヒー

 

 みなさんの家庭ではみそ汁は作りますか?だしを取るのが面倒とか、暑い時期はちょっと・・とかあるかもしれませんが、昔から食べられてるみそ汁は、とても体に良さそうですね。「みそ玉」は聞いたことがありますか?お椀1杯分のみそにかつお節や乾燥わかめなど乾物を混ぜて丸めた物が「みそ玉」です。それをラップに包み、冷蔵庫保存しておくと、みそ汁を飲みたいときに、お椀にみそ玉を入れて、お湯を注げば、みそ汁のできあがりです。ぜひ試してみてくださ。

6月16日の給食

 今日は「カジキ」についてのお話でした。
 「今日は、福島県産の『カジキカツ』です。カジキは、福島県立小名浜海星高等学校の生徒さんが「福島丸」という実習船に乗って、60日間かけて獲った「クロカワカジキ」という白身の魚です。このカジキは、いわき市の小名浜港に水揚げされ、すぐにマイナス30℃に急速冷凍し、新鮮な状態で保存するそうです。冷凍カジキカツは、地元の水産加工業の職人さんが、一切れ一切れ切り分けて一つ一つに衣をつけて仕上げています。こうして、カジキカツは、学校と給食センターに運ばれ、油でサクっと揚げました。今日は、南相馬産のグリーンカールレタスと一緒にパンにはさんで食べましょう。」 

今日の献立:丸パン カジキカツ 添えレタス ミネストローネ サクランボ 牛乳

 

 今日は、昭和観光の社長さんから「さくらんぼ」を支援していただきました。毎年、この時期になると、たくさんのさくらんぼがいただけて、とてもうれしいですね。調理員さんは、いただいた「さくらんぼ」を丁寧に3回水洗いして、学級ごとに数えました。子どもたちもおいしそうに食べていました。また、児童給食委員会の子が、感謝の手紙を書こうと呼びかけをしてくれました。お手紙は、昭和観光の社長さんにお届けしたいと思っています。

6月15日の給食

 今日は「朝ごはん」についてのお話でした。
 「今日は、朝ごはんと脳についてのお話をします。人間の体温は、眠っている夜中に下がり、昼から夕方ごろが一番高いといわれています。この体温が高い時が頭の回転がよくなります。しかし、学校は、朝早くから授業があり、そのためには早く体温を上げて、頭の回転をよくする必要があります。それには、朝ごはんを食べることが一番です。夜は早く寝て、朝は早起きをして、朝ごはんを食べてから登校しましょう。そして、午後からの元気に活動するパワーは給食でしっかりとりましょう。」

 

今日の献立:ご飯 筑前煮 県産厚焼きタマゴ もやしのカレー和え ひじきふりかけ 牛乳

 

 今週は、「朝ごはん調べ」をしています。毎日、朝ごはんで食べた主食・主菜・副菜・汁物を記入してもらっています。もしかしたら、いつもより早起きをして、朝ごはんを食べているお子さんもいるかもしれませんね。今回も、野菜を食べているか、汁物は食べているか、朝ごはんを1人ではなく誰かと食べているかなども調べます。明日が調査最終日です。家庭でも「朝ごはん食べてね」と声かけして、しっかりと食べて登校できるといいなと思います。

6月14日の給食

 今日は「のまたん献立」についてのお話でした。
 「今日は『のまたん献立』です。今回は、サラダに使われている南相馬市産の野菜『きゅうり』についてお話しします。きゅうりは、鮮やかな緑色をした夏を代表する野菜です。みずみずしさと歯切れのよさから、サラダや漬け物によく使われます。95パーセントが水分で、昔から夏のほてった体を冷やし、むくみなどをとってくれるといわれています。水分豊富なきゅうりは、熱中症の予防にも役立ちます。カリウムも多く、カリウムには体の余分な塩分(ナトリウム)を体の外に排出し、血圧を下げるはたらきがあります。今日は、南相馬市産のきゅうりとグリーンカールレタスが入ったコーンサラダです。旬の野菜サラダと手作りあじさいゼリーで、季節を味わってみてくださいね。」

 

今日の献立:味噌ラーメン コーンサラダ 手作りあじさいゼリー 牛乳

 

 今日は、高平地区にある「みのりファーム」さんで作っている「パプリカ」を使用しました。とても色鮮やかで、新鮮さが違いました。調理員さんたちも「きれいなパプリカだね」と言いながら調理しました。子どもたちにとって、パプリカはちょっと苦手な子も多く、残してしまいがちですが、地元の方が一生懸命作ったことや、一口から頑張って食べてみようとお話しました。今回、地元のパプリカを給食で使用するのは初めてでした。今、たくさん収穫しているようなので、お店で見かけたときは、家庭でも料理に使用してみてはどうでしょうか。

6月13日の給食

 今日は「豚肉」についてのお話でした。 
「今日は『豚肉』のお話です。豚肉は、夏バテ予防にぴったりの食材です。豚肉に含まれている「ビタミンB1」は、ごはんなどの炭水化物をエネルギーに変えるときに必要な栄養素です。そのため不足するとエネルギーを作ることができず、疲れやすい体になってしまいます。また、脳にもエネルギーがいかなくなってしまい、イライラしてしまいます。今日は、福島県産の豚肉を使ったトンカツです。これからの暑い季節を元気で過ごすために、しっかり食べて疲れにくい体をつくっていきましょう。」


今日の献立:ご飯 なめこ汁 県産豚モモカツ 小松菜の錦糸和え 牛乳

 

 今日の「小松菜の錦糸あえ」は彩りがとてもきれいなあえ物です。家庭でも簡単にできると思います。小松菜、もやし、にんじんをおひたしのように茹でます。卵で錦糸卵を焼き、野菜と一緒に白だしであえるだけです。野菜は、ほうれん草でもキャベツでも季節の野菜で大丈夫です。錦糸卵を炒り卵にしてもきれいですね。味付けも、だし醤油でも醤油でもいけます。家庭でも、試してみませんか?

6月12日の給食

 今日は「地産地消」についてのお話でした。 
 「今週は、福島県産・南相馬市産の食材をとりいれた「地場産物活用週間」です。そこで今日は、『地産地消』についてお話をします。地元でとれる食材を食べることを『地産地消』といいます。地元の食べ物を食べると、「新鮮でおいしい」「地域の農業や水産業を応援できる」「食べ物を運ぶエネルギーや時間を節約できる」など、体にも地域にも、そして地球環境にもやさしく、いいことがたくさんあります。みなさんも、お店で買い物をする時に、南相馬市産や福島県産の食材を探してみましょう。」

今日の献立:そぼろ丼 すまし汁 こんにゃくサラダ 牛乳

 

 今日の、県産・南相馬市産の食材は、「ごはん、トマトジュース、米粉、きゅうり、もやし、とうふ、こねぎ」でした。子どもたちに「今日は地元の○○を使ったサラダだよ」とお話しすると、とても喜んで食べてくれます。また、新鮮なので、よりおいしく感じるようです。作ってくれた農家の方への感謝の気持ちもわいてきて、ニコニコと食べていました。

6月9日の給食

 今日は、給食クイズでした。
 「大好きな給食メニューは、最初に全部食べてしまってもいいでしょうか?次の3つのうちから選びましょう。
1番最初に全部食べたほうがよい2番最後に食べたほうがよい
3番牛乳・パン・おかずを交互に食べたほうがよい(5秒待ちます)
正解は、3番牛乳・パン・おかずを交互に食べたほうがよいです。大好きなおかずだからといって、最初に全部食べてしまってはよくありません。牛乳・パン・おかずは交互に食べることによって、少しずつ口の中に入れるので、よくかんで食べることができます。よくかんでおかず同士のさまざまな味を重ねたり、味の変化を楽しみましょう。」

 

今日の献立:食パン ももジャム 野菜スープ 鶏肉のハーブ焼き サニーレタス 牛乳

 

 今日のスープは、ベーコン、うずらの卵、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、ほうれん草、ネギが入った具だくさんスープでした。ベーコンは白ワインを入れてほぐし、味がまろやかになるようにもしています。ガラスープをダシにして、濃口醤油、薄口醤油、塩、こしょうで味付けしました。給食のスープは具だくさんで野菜を多く取れるようにしています。家庭での朝ごはんにも、具だくさんなスープやみそ汁おすすめですよ。
 
 来週から、朝ごはん調べをします。子どもたちが朝ごはんをしっかりと食べて元気に登校してほしいと思います。



6月5日の給食

 今日は、「歯と口の健康週間」にちなんだお話でした。
 「6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。みなさん「8020運動」を知っていますか?80歳になっても、自分の歯を20本以上残そうという運動です。自分の歯で食事をすることは、おいしい食事への第一歩です。食事のなかに、歯ごたえのある硬い物を取り入れたり、よくかんで食事をすることは丈夫な歯を作り、むし歯を予防することにつながります。もちろん、食後の歯磨きもきちんと行ってください。しっかりかんで食べて、自分の歯を大切にしていきましょう。」

今日の献立:ご飯 肉じゃが 手作りふりかけ かみかみサラダ 牛乳

 

 今日は、ちりめんじゃこと糸かつお節、塩昆布、ゆかりごはんの素が入った、手作りふりかけでした。ちりめんじゃこを油で炒り、他の材料と混ぜ合わせ、しょうゆとみりんで味付けをして作りました。ごはんにぴったりのふりかけで、子どもたちも喜んで食べていました。

6月2日の給食

 今日は、「ナン」についてのお話でした。
 「今日は、インド料理の「ナン」と「キーマカレー」の献立です。『ナン』はインドをはじめ、アフガニスタン・イランなどの中央アジアの国々で主食とされている平焼きのパンです。タンドールという焼き釜にはりつけて焼きます。もっちりとした食感が特徴のパンです。インドでは、ひき肉を使ったカレーのことを『キーマカレー』と呼びます。ナンとキーマカレーはインドの代表的な料理です。今日は、ナンにキーマカレーをのせたり、つけたりして上手に食べてみましょう。」

今日の献立:キーマカレー ナン フレンチサラダ ヨーグルト 牛乳

 今日は、子どもたちが大好きな献立でした。食べ方を見てみると、ナンにカレーをのせて食べる子、ナンをちぎってカレーに入れて食べる子と、工夫をして食べていました。ナンをもっと食べたい!という子がいるほど、大人気でした。

5月30日の給食

 今日は「グリンピース」についてのお話でした。
 「今日の主食は、年に一度のグリンピースごはんです。『グリンピース』は、えんどう豆が未熟なときに、さやをむいて、やわらかい豆を取り出したものです。栄養価は、えんどう豆より高く、免疫力を高め、病気の予防や美容効果などもあります。ふっくらとしたさやの中に、きれいに並んだ黄緑色のグリンピースは、春から初夏にかけての旬の味です。今日は、グリンピースはちょっと苦手という人もいるかと思い、好きな人が多いわかめごはんと一緒に合わせてみました。食べてみてくださいね。」

今日の献立:グリンピースごはん タマゴとほうれん草のスープ 国産キャベツメンチカツ グリーンカールレタス 
      牛乳

 今日のグリンピースは、とても香りがよく、粒もきれいにそろっていました。ただ、苦手な子も多く、大好きなわかめごはんと混ぜて食べる子や、一粒食べて残してしまう子もいました。季節の食べ物なので、味や香りを味わってほしいと思います。家庭でも、季節の食べ物を食べてください。

 

5月26日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「パンは熱や力になる働きの食品で、勉強や運動をするときの力になります。そのパンから食べ物クイズです。パンを作るときに、膨らますものとして使われるものは何でしょうか?次の3つのうちから選びましょう。

 1番 イースト
 2番 ベーキングパウダー
 3番 重そう

今日の献立:黒糖コッペパン コンソメスープ オムレツのカラフルソース掛け ヨーグルト 牛乳

 

 正解は、1番イーストです。
 パンは小麦・水・イースト・塩・さとう・バターなどを混ぜて、イーストを発酵させて焼き上げたものです。ちなみに重そうは和菓子。ベーキングパウダーは、ケーキやクッキーに使われます。今日は、”黒糖”入りのパンです。甘くて香ばしい黒糖コッペパンを、よくかみながら食べましょう。」

 今日の「カラフルソース」は、赤、黄色、オレンジのパプリカ、ズッキーニ、マッシュルームを、オリーブオイルで炒め、無塩ケチャップと中濃ソース、砂糖、こしょうで味付けをしました。このソースを、オムレツにかけるととてもきれいで、食欲が増したのではないかと思います。家庭でも、試してみませんか?

5月25日の給食

 今日はみそ汁に入っている「さやえんどう」のお話でした。
 「さやえんどうは、別名『きぬさや』ともいわれ、こすり合わせると絹がすれるような音がするため、この名がついています。春から初夏に収穫される野菜で、パッとした緑色が料理に彩りを添えてくれます。さやえんどうは、中に豆ができるより早い段階で収穫し、さやごと食べるものをいいますが、より豆が成長したものがグリンピース。そして、さらに成長したものがエンドウ豆となります。今日のさやえんどうは、調理員さんたちがひとつひとつ筋をとって、食べやすいようにしてみそ汁に入れました。シャキシャキとした食感を味わいましょう。」

今日の献立:麦ご飯 絹さやの味噌汁 ホッケの唐揚げ 五目きんぴら 牛乳

 

 今日は、生の「さやえんどう」を使用したので、給食室では、さやえんどうの筋取りから作業を始めました。2kgのさやえんどうだったので大変でしたが、調理員さんは丁寧に作業をしていました。とても手はかかりましたが、さやえんどうの香りがとてもよい、おいしいみそ汁になりました。

5月24日の給食

 今日は、『畑の肉』である”大豆”についてお話でした。
 「大豆は畑でとれるのに、肉に負けないぐらい栄養が含まれていることから『畑の肉』と呼ばれています。昔、肉を食べる習慣がほとんどなかった日本人の主なたんぱく質源は、魚介類や『畑の肉』である大豆でした。そして、大豆は「へんしん名人」であります。大豆をそのまま食べるだけでなく、豆腐や油揚げ、がんもどき、納豆、きな粉、みそ、しょうゆとさまざまな姿に変身し、日本人の食を支えてきました。今日は、大豆が姿を変えた食べ物”豆腐”と、たんぱく質が豊富ないろいろな豆が入ったサラダです。何が入っているか探しながら、食べてみましょう。」

今日の献立:カレーうどん 豆腐のサラダ 一口とちおとめゼリー 牛乳

 

 今日の「豆腐サラダ」には、「豆腐、金時豆、大福豆、大豆、キャベツ、にんじん、枝豆、かまぼこ」が入っていました。たんぱく質もビタミンもたっぷりと取れるサラダです。味付けも、ごま油の香りがきいた、手作りドレッシングであえました。豆が苦手な子も、一口は頑張ると言って食べていました。

5月23日の給食

 今日は、中華料理のひとつ『酢豚』についのお話でした。
 「酢豚は、揚げた豚肉と野菜を甘酢あんでからめた料理です。にんじん・玉ねぎ・筍・ピーマンなどのいろいろな野菜を使った、手の込んだ料理です。お酢には、疲れをとったり、食欲をアップさせてくれる効果があります。春から夏に季節が変わる今の時期は、疲れが出てくる頃です。今日の酢豚を食べて、疲れを吹き飛ばしましょう。」

 今日の献立:ご飯 酢豚 ドレッシングサラダ 味付け海苔 牛乳

 

 学校の酢豚は、ケチャップが多く使われ、食べやすい味付けにしています。それでも、たくさんのちょっと大きめな野菜がたくさん入っているので、苦手な子も多い料理です。今日も、大好きなお肉と一緒にして、工夫をして食べている子もいました。

5月22日の給食

 今日は、『食品ロス』についてのお話でした。
 「『食品ロス』という言葉を知っていますか?本来はまだ食べられるのに捨てられる食品のことです。実は日本の食品ロスは年間500万トンから800万トンと試算されていて、これは、日本の米の年間収穫量とほぼ同量と言われています。日本には『もったいない』という言葉があります。みなさんが『残さず食べる』ことは、自分の体を成長させるだけではなく、この『食品ロス』を減らすことにもなります。一人ひとりが自分の体の成長に必要な量を考えながら食べることも大切ですね。残さずに食べてみましょう。」


今日の献立:麦ご飯 ジャガイモの味噌汁 いかナゲット 五目豆 牛乳

 

 4月からの給食での残菜は、平均すると約10kgです。1人1人にすればわずかな量かもしれませんが、もう少し残菜が減るといいなと思います。子どもたちの成長のためにも、しっかりと食べることができるといいですね。

5月19日の給食

 今日は、ピザパンについてのお話でした。
 「今日は、みなさんに人気の『ピザパン』についてお話をします。ピザは、イタリアで生まれ、世界的に広く食べられている料理です。丸い生地にトマトソース、玉ねぎやピーマンなどの野菜、ベーコンやサラミなどをのせ、たくさんチーズをのせて焼きあげます。学校給食では、食べやすいように、コッペパンに具材をはさみ、とろけるチーズをのせ、学校の給食室や給食センターにあるスチームコンベクションオーブンで焼いて作っています。給食の「ピザパン」は、調理員さんたちがひとつひとつ心を込めて作っています。おいしい「ピザパン」をよく味わいながら食べましょう。」

今日の献立:ピザパン 豚肉と水菜のスープ 青梅ゼリー 牛乳

 今日のピザパンには、「ウィンナー、マッシュルーム、パプリカ、ピーマン、玉ねぎ」が入っていました。材料を刻み、油で炒めて、ケチャップとピザソース、食塩、こしょうで味付けをしました。その具を、1個1個パンにはさんで、とろけるチーズをのせて、スチームコンベクションオーブンで焼きました。お子さんに、今日のピザパンの感想を聞いてみてください。

5月18日の給食

 今日は「アスパラガス」のお話でした。
 「アスパラガスは、春先から芽が出始め、秋まで収穫できる野菜です。では、ここでクイズです。アスパラガスは、次のどの部分を食べているでしょう?1番 根、2番 茎、3番 葉。
正解は、2番茎です。若い芽の茎の部分を食べています。春に地面から頭をだしたアスパラガスは、気温が上がるにつれてどんどん伸びだします。収穫しないでおくと、枝をたくさんだして固くて食べることができません。野菜は、花・茎・葉・根・果実と食べている部分が野菜の種類によってそれぞれちがいます。野菜のどこの部分を食べているか調べてみると新たな発見があるかもしれませんよ。今日は、甘くてみずみずしいアスパラガスを味わってみましょう。」

今日の献立:麦ご飯 小粒揚げの味噌汁 鮭の塩焼き アスパラサラダ 牛乳

 

 今日は、旬の野菜「アスパラガス」を使ったサラダでした。毎年1度だけ、冷凍ではない生のアスパラガスを使った料理を給食で提供しています。苦手な子にも、香りを感じてもらったり、大丈夫なら、一口食べてみようと声かけをしました。家庭でも、旬の野菜を味わってみてはいかがでしょうか。

5月17日の給食

 今日は「手作り春巻き」のお話でした。
 「給食の春巻きは、学校や給食センターの調理員さん手作りの春巻きです。具の材料を炒めて作り、春巻きの皮を1枚1枚ていねいにはがします。1つずつ具を包んでいき、油で揚げて作っています。お手伝いしたことのある人はわかると思いますが、とても手間がかかっています。調理員さんたちはみんなが"おいしい!"と、喜んで食べてくれることを思いながら、一生懸命作っています。調理員さんたちに感謝の気持ちを持ちながら、サクサクの春巻きを味わって食べましょう。また、グリーンカールレタスもいっしょに食べて、バランスのよい食事をしましょう。」

今日の献立:醤油ラーメン 手作り春巻き グリーンカールレタス添え 牛乳

 

 今日の春巻き作りに、調理員さんたちは忙しいのですが、丁寧な作業を心がけ、1つ1つ炒めて作ったアンを、心を込めて春巻きの皮で包みました。油で揚げるときも、カリッと揚がるように温度に気をつけて揚げました。子どもたちが、「カリッとする」「おいしい」と言って食べてくれることが、とてもうれしかったです。

5月16日の給食

 今日は、水分についてのお話でした。
 「今日は熱中症の予防に必要な”水分”についてお話をします。気温が高くなってくると、たくさん汗をかくので、水分をこまめにとる必要があります。水やお茶を飲んで水分をとることも大切ですが、3度の食事の中で水分をとることもできます。たとえば、みそ汁やスープを食べると水分と塩分をじょうずにとることができます。また、きゅうりやレタス、キャベツなど、野菜はほとんどが水分でできています。とくに地元で採れた野菜はみずみずしくて水分が豊富です。こうした野菜を食事で食べて、じょうずに水分をとり、熱中症に注意していきましょう。」

 

今日の献立:ご飯 わかめスープ 鶏肉の甘ダレかけ まめまめサラダ 牛乳

 

 これから、夏に向けて暑い日が続きますね。こまめな水分補給がよいと言われてますが、お昼には、給食をしっかりと食べて、十分に体に水分を入れてほしいと思っています。家庭でも、熱中症にならないよう、食事をしっかりと食べて、体力回復のため、十分な睡眠が取れるように気をつけていきましょう。

5月12日の給食

 今日は、「共食」についてのお話でした。
「みなさんは『いっしょに食事をする』ことで、家族や仲間との「絆」を深めることができるのを知っていますか?いっしょに同じ食べ物を食べると共通の話題ができ、連帯感が高まります。『同じ釜の飯を食う』ということわざは、生活をともにした親しい仲間の関係のことをいいます。みんなでいっしょに食事をすることは大切なことですね。給食は友だちや先生といっしょに、まさに『同じ釜の飯を食う』です。同じ給食を食べて、さらに絆を深めていきましょう。」

今日の献立:食パン 大豆チョコクリーム スープスパゲッティ ツナサラダ
 アップルシャーベット 牛乳

 

 朝ごはんを食べる時、お子さん1人で食べてる事はありませんか?
朝ごはん調べで、朝ごはんを1人で食べていると答える子どもがいます。朝ごはんを親が一緒に食べることで、体の調子を見ることもできます。忙しい朝ですが、ぜひ、ちょっとの時間でもお子さんと一緒に朝ごはんを食べてみませんか?

5月11日の給食

 今日は『運動会おうえん献立』についてのお話でした。
「今日は、毎日、運動会に向けて練習をがんばっているみなさんを応援する給食になっています。とんトンびょうし丼には、「豚肉」と「玉ねぎ」がたっぷり使われています。豚肉には、筋肉のもとになるタンパク質と疲れをとってくれるビタミンB1が入っています。玉ねぎは、ビタミンB1の体への吸収を高め、エネルギーに代える働きがあります。また、デザートの美生柑のビタミンCは、タンパク質を吸収しやすくして筋肉をたくましくしてくれます。給食をしっかり食べて体に栄養を補給し、ぐっすり眠ると、元気に毎日、運動会の練習をすることができるようになります。」

 

今日の献立:とんトン拍子丼 えのき入り味噌汁 美生柑(みしょうかん) 牛乳

 

 もうすぐ運動会ですね。子どもたちは、毎日一生懸命練習をしています。体の疲れがたまってくる頃かもしれません。バランスのよい食事で栄養補給をし、ゆっくり体を休めるために、夜は早めに寝た方がいいですね。運動会を元気にむかえるため、家庭での食事や過ごし方を見直してみましょう。

5月10日の給食

 今日は、給食クイズでした。
「調理員さん手づくりの『かきあげ』です。では、クイズです。今日のかきあげには、何種類の具が使われているでしょうか?次の3つのうちから選びましょう。

 1番 6種類
 2番 5種類
 3番 4種類 

今日の献立:うどん かき揚げ キャベツの浅漬け 牛乳

 

 正解は、1番の6種類です。
 今日のかきあげには、6種類の具が入っていますので、食べる時に探してみてください。かきあげは調理員さんが1つずつ、形を作りながら揚げています。同じ大きさのものを人数分に、ちょうど作ることはとても大変なことです。みなさんが笑顔で給食を食べられるように、調理員さんたちは工夫しながら調理をしています。作ってくれている人への感謝の気持ちを込めて、今日も元気に「いただきます」の挨拶をして食べましょう。」

 今日のかき揚げの材料は、たまねぎ、にんじん、ごぼう、ちりめんじゃこ、コーン、こねぎでした。野菜を食べやすい大きさに切り、天ぷら粉、水と混ぜ合わせて、タネを作り上げます。そして、人数分を作るために、ボールに小分けにして、なるべく同じ大きさになるように、形を作り、油で揚げました。子どもたちはうどん汁に入れたりして、おいしそうに食べていました。

5月9日の給食

 今日は、牛乳についてのクイズでした。
「給食では、毎日1本牛乳がついています。では、ここで食育クイズを出します。どうして給食には、毎日、牛乳が出てくるのでしょうか?次の2つのうちから選びましょう。

 1番 給食が始まった明治時代から出ているため
 2番 成長期に大切なカルシウムなどの補給のため

 

 今日の献立:ご飯 すまし汁 サバの味噌煮 ほうれん草とベーコンのソテー 牛乳

 

 正解は、成長期に大切なカルシウムなどの補給のためです。
 牛乳は、成長期にもっとも体に必要なカルシウムが多く含まれています。さらにたんぱく質も含まれているので、他の食品よりも体にカルシウムが吸収しやすい飲み物です。給食のない日には、カルシウムの摂取量が少なくなるというデータもあります。まずは、給食に毎日出る牛乳をしっかり飲みましょう。」

 今日は。調理員さん特製の「さばのみそ煮」でした。給食室でスチコンを活用して、煮付けます。ポイントは、さばの臭み消しのために「豆乳」を使用していることです。牛乳でも同じ効果がありますが、乳アレルギーの子も食べることができるように、豆乳を使用しています。ごはんにぴったりのおかずになりました。魚が苦手な子も1口は頑張っていました。

5月8日の給食

 今日は、「のまたん献立」についてのお話でした。
 「今日は、みなさんが住んでいる南相馬市の食材を使用した献立『のまたん献立』です。南相馬市産食材活用デーとして、南相馬市でとれる食材を紹介していきます。みなさんに配布している献立表に、南相馬市のマスコットキャラクター「のまたん」がのっている日がのまたん献立の日です。今日の「のまたん献立」の食材は『グリーンカールレタス』と『きゅうり』です。自分が住んでいる地域でとれた食材を食べることを『地産地消』といいます。実は、この地産地消には良いところがたくさんあります。それは、新鮮な食材が安く手に入り、おいしく食べられるということです。今日は、みなさんの地元、南相馬市の野菜たっぷりのおいしいサラダです。みんなで味わってみましょう。」

今日の献立:チキンカレー 水菜のサラダ プリン 牛乳

 

 南相馬市では、「地産地消」を推進しています。今年は、教育委員会の栄養士さんが、農家の方と話し合いをして、昨年度よりも地元野菜の使用率をあげようと頑張っています。ぜひ、家庭でも、新鮮な地場産物の食材の活用をしてみてはいかがでしょうか。

5月2日の給食

 今日は、生活リズムについてのお話でした。
「新年度が始まり一ヶ月が過ぎました。5月は気候的に、とてもさわやかで過ごしやすい季節ですね。しかし、体が疲れやすく感じる時期でもあります。そんな時こそ、1日3回の食事をしっかり食べて、体を動かし、十分な睡眠をとることが大切です。テレビやゲームは時間を決めて楽しみ、夜はぐっすり眠り、朝は太陽の光を浴びて、生活リズムを整えていきましょう。連休中も生活リズムをくずさないように、早寝早起きをし、朝ごはんをしっかり食べて、体調を整えていきましょう。」

 

今日の献立:ご飯 具だくさん味噌汁 アジの塩麹焼き マカロニサラダ 牛乳

 

 明日からゴールデンウィークで、連休になります。休みの日だからと、夜寝る時間や、朝起きる時間を大幅に崩してしまうと、学校が始まった時に体がとても疲れてしまいます。生活リズムを大きく崩さないで、連休明けには元気に登校してほしいなと思います。また、休み中もしっかりと朝ごはんを食べましょう!

5月1日の給食

 今日は、『かみかみ献立』についてのお話でした。
「よくかむと、たくさんの良いことがあります。かむことの良さを表す言葉『ひみこのはがい~ぜ』を覚えていますか?今回は「ひみこのはがい~ぜ」という言葉の語呂合わせの中から、『ひ』について紹介します。「ひ」は、肥満予防の「ひ」です。つまり、よくかんで食べると「おなかがいっぱいになったよ」という指令を出す脳の満腹中枢がしっかり働くので、食べ過ぎを防ぐことができます。さあ、よくかんで食べてみましょう。」


今日の献立:麦ご飯 タマゴスープ 豚肉のアップルソースかけ 切り干し大根のサラダ 牛乳

 

 今日は、かみかみ献立ということで、特に、おかずはよくかまないと飲み込めない料理でした。豚ロース肉も1枚大きいサイズのままなので、箸や歯を使って小さくしてよくかんで食べていました。切り干し大根は、生の大根と違い、水分が少ない分、よくかんで食べてました。家庭でも、よくかんで食べることを意識してみましょう。

4月28日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「「私はだれでしょう?」クイズです。次の3つのヒントを聞いて、今日の給食に入っている食べ物を当てましょう。
 1番 緑色をしている野菜です。葉っぱは細かく縮れて丸くカールしています。
 2番 特有の香りがあります。
 3番 料理の彩りに使われることが多いです。

 

今日の献立:コッペパン 黒豆きなこクリーム ワンタンスープ 鶏肉のパセリソース焼き 牛乳

 

 正解は、『パセリ』です。
 今日の主菜、「鶏肉のパセリソース焼き」に使われています。さわやかな香りがアクセントになっています。パセリは、世界でいちばん多く使われているハーブのひとつで、ビタミンAやビタミンCが豊富に含まれていて、体の調子をよくする働きをします。」

 

 今日はちょっとおしゃれな料理「鶏肉のパセリソース焼き」でした。作り方は、鶏もも肉に、塩、こしょう、白ワインで下味をつけます。ソースは、パン粉、乾燥パセリ、ダイスチーズ、おろしにんにく、オリーブオイルを混ぜ合わせて作ります。アルミカップに、下味をつけた鶏肉を入れ、上にソースをのせて、スチコンで焼き上げます。簡単ですが、おいしくできあがります。お家でも作ってみませんか?

4月27日の給食

 今日は『端午の節句のお祝い献立』についてのお話でした。
 「本来は5月5日ですが、学校給食では、一足早く、今日がお祝い献立です。子どもが元気に育ったお礼や、これからも健やかに成長してほしいという願いをこめて、昔からお祝いしてきました。その時のご馳走が、笹の葉や柏の若葉を使って作る”ちまき”や”かしわもち”です。給食ではみなさんの元気な成長を願って、柏餅をつけました。また、たけのこごはんのたけのこは「生」のたけのこで作りました。今しか食べられない新鮮なたけのこの味を味わって食べましょう。」 

今日の献立:タケノコご飯 なめこ汁 赤魚の青葉揚げ 浅漬け かしわ餅 牛乳

 

 今日の「たけのこごはん」はとても手間がかかりました。たけのこは九州産の生たけのこを使用しました。食べやすい大きさに切り、油揚げやにんじん、干しいたけと一緒に炒め煮にして、各学級のごはんに混ぜ込みました。生たけのこの香りもよく、おいしくできあがりました。子どもたちもおいしそうに食べていました。

4月26日の給食

 今日は食事のマナーについてのお話でした。
 「みなさん、背すじをのばしていますか?食事をするときは、背すじをのばすのが正しい姿勢です。正しい姿勢になるためには、体と机の間に、にぎりこぶし1つ分のすきまを作りましょう。正しい姿勢は見た目が美しいです。美しいばかりでなく、正しい姿勢で食べると、食べ物が体の中できちんとはたらきます。体を丸めて食べると、食べ物の消化が悪くなってしまいます。食べ物が体の中できちんとはたらくために、食事のときにも背すじをのばして正しい姿勢で食べましょう。」

今日の献立:スパゲッティミートソース みかんサラダ 牛乳

 

 家庭での食事の時、お子さんの姿勢はどうですか? 給食の時間に、イスに座って食べているのですが、イスの上に足をのせ、ひざが上がった状態で食べている子や足を組んで食べている子を見かけました。体内での消化吸収をよくするためにも、背筋を伸ばして、よい姿勢で食べてほしいですね。

4月25日の給食

 今日は、かんで食べることについてのお話でした。
 「『かみかみ献立の日』です。みなさんは、食べる時、何回ぐらいかんでいますか?では、ここでクイズです。大昔、邪馬台国があった時代の日本人は一回の食事で何回かんでいたでしょうか?次の3つのうちから選びましょう。
 1番  500回
 2番 1000回
 3番 3990回

 


今日の献立:ご飯 ジャガイモの味噌汁 豚肉の生姜ダレかけ コーンサラダ 牛乳

 

 正解は、3番 3990回です。
 現代の人は1回の食事で平均500回なので8倍もかんでいたのですね。その邪馬台国の女王様にちなんで、よくかんで食べるとよい事をまとめた言葉があります。それが『ひみこのはがいーぜ』です。この言葉のひみつを”ひとくちメモ”で紹介していきます。楽しみにしていてくださいね。」

 

 今日は、子どもたちに人気の献立、「豚肉の生姜ダレかけ」でした。たれは、おろし生姜、しょうゆ、三温糖、本みりん、料理酒で作ります。材料もシンプルですよね。これを、加熱して、味を調えて、焼いた豚ロース肉にかけて配食します。このタレはお肉もおいしくしてくれますが、ごはんにもぴったりで、お肉についたタレをごはんにつけて食べる子もいました。

 

4月24日の給食

 今日は「野菜」についてお話でした。
 「給食のおかずには、いろいろな種類の野菜が入っています。野菜には、みなさんの体を健康にするために欠かせない栄養がたくさん含まれているからです。野菜を食べると、かぜや病気のウイルスから体を守ってくれる、パワーがでてきます。今日のマーボー豆腐には、にんじん、玉ねぎ、たけのこ、ねぎ、にら、にんにく、しょうがが入っています。海藻サラダには、水菜、きゅうり、にんじんが使われています。野菜をしっかり食べて、病気に負けない健康な体をつくっていきましょう。」

今日の献立:麦ご飯 マーボー豆腐 餃子 海藻サラダ 牛乳

 

 給食が始まり2週間が過ぎました。1年生も、給食エプロンを着て、簡単な配食や運搬、片付けをすることに慣れてきた感じがします。エプロンをたたんで袋に入れることも自分でします。今、1年生は「エプロンたたみミッション」の動画を見て一生懸命頑張っています。

4月21日の給食

 今日は「キャベツ」についてお話でした。
「春のキャベツは巻きがやわらかで、給食室でキャベツを洗っていても、冬のキャベツとの違いを手で感じることができます。とてもやわらかく、葉っぱがすぐに破けてしまいそうなくらいです。キャベツは生でも、煮ても、炒めてもおいしく食べられる万能野菜です。今日は春キャベツを使った「元気サラダ」です。調理員さんがキャベツを千切りにして、手作りのドレッシングで和えました。隠し味として、昆布やかつお節が入っています。これから給食では、春キャベツを使ったいろいろな料理が登場しますので楽しみにしていてくださいね。」


今日の献立:食パン キャラメルクリーム ハヤシシチュー 元気サラダ 牛乳

 今日のサラダは「ハム、キャベツ、きゅうり、にんじん、コーン、昆布、かつお節」と具だくさんでした。そして、「リンゴ酢、サラダ油、三温糖、塩、こしょう」で作った手作りドレッシングであえました。サラダが苦手な子も、1口は食べようと頑張っていました。

4月20日の給食

 今日は「マヨネーズ」のお話でした。
 「クイズです。マヨネーズは、どこの国で生まれたソースでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 イタリア
 2番 スペイン
 3番 イギリス 

今日の献立:麦ご飯 豆腐の味噌汁 鶏肉の照り焼き マカロニサラダ 牛乳

 

 正解は、2番スペインです。
 その昔、マヨネーズはスペインのメノルカ島で18世紀に作られたソースが始まりです。生の卵黄とオリーブオイルで作られていました。この島のマリオンに立ち寄ったフランスのリシュリュー公爵が、このソースの作り方を学んで「マリオンのソース」と名づけ、フランスに伝えました。そしてフランスの料理人が、料理に取り入れ「マヨネーズ」という名まえになりました。給食では、たまごが入っていないマヨネーズを使っています。今日は、マヨネーズで和えたマカロニサラダをみんなで味わいましょう。」


 給食では、みそ汁がよく登場します。塩分が高くならないように、ダシをしっかりとることが基本になっています。今日のみそ汁は、かつおの削り節でした。日によって、煮干しやあごだしを使用することもあります。そして、ダシを取ったときは、だし汁の味見をして「ヒスタミンチェック」をします。安心安全な給食のために、細かいところまで確認をしています。

4月19日の給食

 今日は『味』についてお話でした。
 「さて、みなさんは食べたときのおいしさを言葉で表現するとき、どんなふうに表現しますか?「ジューシー、ふわふわして柔らかい、シャキシャキした歯ごたえ、いい香り・・・」とか、いろいろな言葉で表せますね。おいしさとは、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚という五感を使って感じているのです。もちろん一番おいしく食べるのに大事なのは『味覚』です。そしてこの「味覚」は、よくかむことによってきたえられることができます。よくかんで、味わって食べましょう。」

今日の献立:味噌ラーメン こんにゃくサラダ 手作り青リンゴゼリー 牛乳

 

 今日は、子どもたちの大好きな献立の1つにあげられる、「みそラーメン」でした。みそラーメンの材料には「豚挽肉、にんにく、にんじん、にら、キャベツ、もやし、干しいたけ、かまぼこ、ねぎ」を使いました。たくさんの具材の味が、スープの中に広がり、おいしく食べることができました。学校給食のラーメンを初めて食べる1年生も、ニコニコとおいしそうに食べていました。

 

4月18日の給食

 今日の献立についてのお話でした。
 「今日は『日本型食生活の日献立』です。平成25年12月4日『和食・日本人の伝統的な食文化』がユネスコ無形文化遺産に登録されました。給食では、毎月19日ちかくの主食がごはんの日に「主菜、副菜、汁物、牛乳と、適度に乳製品やくだものを加えたバランスのとれた和食献立」を実施します。和食献立の基本は『一汁三菜』です。給食から和食の良さをみなさんに届けていきます。また、その時にひとくちメモで和食のことをお伝えします。給食をとおして、味わいながら、和食のすばらしさを発見していきましょう。」

 

今日の献立:ご飯 具たくさん味噌汁 ホッケの塩焼き 切り昆布の炒め煮 牛乳

 

 和食の献立は、主食・主菜・副菜・汁物がそろっていて、給食では牛乳もつくので、栄養抜群な献立の日になります。でも、和食には、魚が多く使われ、野菜や豆類も多いことからか、子どもたちには食べにくい献立の時もあるようです。ぜひ、家庭でも、和食の献立を取り入れた食事を多く食べてほしいと思います。

4月17日の給食

 今日は、「たまご」から食べ物クイズでした。
「1羽のにわとりが、1年間に産むたまごの数は何個くらいでしょうか?次の3つのうちから選びましょう。

 1番 300個
 2番 200個
 3番 100個 

今日の献立:麦ご飯 肉じゃが 県産厚焼きタマゴ のりあえ 牛乳

 

  正解は、1番300個です。
 にわとりは、生まれてから150日くらいでたまごを産むようになり、1年間で300個ほどのたまごを産みます。その大切なたまごをいただいて、おいしい料理が作られています。感謝していただきましょう。今日の厚焼きたまごは、福島県産のたまごで焼きあげた「たまご焼き」です。」

 

 今日の「のりあえ」は、海苔の風味がきいていて、おいしくできあがりました。
ほうれん草、もやし、ちくわを加熱し、きざみのりもスチコンで焼いてから使用しました。海苔を焼くことで、風味がとても増します。あえ物の中でも子どもたちは食べやすいようです。今日も、野菜をしっかりと食べていました。

4月13日の給食

 今日は昨日に引き続き、給食時間のマナーについて、お話でした。
 「給食時間の前には、机の上を整理整頓します。トイレをすませて手を石けんできれいに洗い、きれいなハンカチで手をふいて、消毒をします。食事中は立ったりふざけたりしないで、椅子に座って、前を向いて食べましょう。大きな声を出したり、口に食べ物を入れたまま、お話をしないようにしましょう。そして、感謝の気持ちを持って食事のあいさつ『いただきます』と『ごちそうさま』を言いましょう。さあ、『マナー』の達人をめざして、お友達と仲良く給食を食べましょう。」

 

今日の献立:そぼろ丼(麦ご飯) わかめとジャガイモの味噌汁 切り干し大根のサラダ 牛乳

 今日の「そぼろ丼」には、7種類の食材が使われていました。豚挽肉、生姜、凍豆腐、玉ねぎ、にんじん、ごぼう、枝豆です。油で肉や野菜をよく炒めて、野菜から出た水分で煮込みました。ごはんにあうように、少し濃いめの味付けで仕上げました。丼ものでしたが、よくかんで食べるようにしてほしいと思いながら、給食の様子を見て歩きました。

4月12日の給食

 今日は、マナーについてのお話でした。
 「みなさん、給食はクラスの友達と仲良く食べて、楽しい時間にしたいですね。そのためには、他の人に不愉快な思いをさせないための約束ごとが大事です。これを『マナー』と言います。『マナー』と聞くと『かたくるしい』とか『面倒くさい』と思ってしまう人はいませんか?国や文化の違いはあっても『マナー』の世界共通の基本は『他の人に迷惑をかけない』、『他の人が嫌がることはしない』ということです。マナーに気をつけて、楽しい給食の時間をクラスのみんなで作っていきましょう。」

 

今日の献立:きつねうどん ベーコンサラダ 美生柑(みしょうかん) 牛乳

 食べるときのマナーはいろいろありますが、特に給食で注意してほしいのは、「ひじをついて食べないこと」「食器を持って食べること」です。家庭でも、食べるときの様子を見て、少しずつ悪いところは直してほしいなと思います。

4月11日の給食

 今日は、給食の種類についてのお話でした。
 「今日の給食は、入学と、進級のお祝い献立です。紫黒米を入れて炊いたお祝いのごはんと、鶏肉のからあげ、キャベツのおかかあえ、すまし汁です。よくかんで、味わって食べましょう。給食には、お祝いの献立、行事食、郷土料理、和食や洋食、中華料理なども登場します。給食をとおして、地元でつくっている食べものやその食べもののおいしさや、栄養、そして、体の健康のことなどをいっしょに考えていきましょう。」

今日の献立:紫黒米入りご飯 すまし汁 鶏肉の唐揚げ キャベツのおかか和え 牛乳

 今日の給食の「紫黒米入りごはん」は会津産の紫黒米を白米にまぜて炊いてもらいました。紫黒米はほんの少しの量ですが、鮮やかな紫色に近い色をしたごはんになりました。食感ももちっとした感じで、赤飯ににています。
 給食では、行事食をとても大事にしています。家庭でも、四季折々の行事食を楽しんでみましょう。

4月10日の給食

 今日は「朝ごはん」についてお話でした。
 「みなさんは、きちんと朝ごはんを食べて登校しましたか?朝ごはんを食べると体温が上がって眠っている間に休んでいた脳や体がめざめます。朝ごはんを食べることで、一日をスタートさせるためのエネルギーを得ることができます。また、朝ごはんは一日のリズムを整えて、午前中の活動の力になります。そして、給食は、午後の活動の力になります。給食をよくかんで、しっかり食べましょう。」

 

今日の献立:ポークカレー(麦ご飯) イタリアンサラダ 牛乳

 今日は、大人気のポークカレーでした。「学校のカレーを久しぶりに食べた!」と子どもたちのテンションもあがっていました。新鮮な野菜(キャベツ、きゅうり、グリーンカールレタス)で作ったサラダもさっぱりとして、カレーにぴったりでした。お家で、お子さんに「今日の給食どうだった?」と聞いてみてください。

4月7日の給食

 今日は学校給食についての説明がありました。
 「今日から給食が始まりました。新しい友達や先生、新しい教室で食べる給食の味はいかがですか?給食は、みんなで協力して準備や後片づけをして、同じ料理を食べます。主食のごはん・パン・めんは、曜日によってかわります。月・火・木曜日がごはん、水曜日がめん、金曜日がパンです。ごはんやパンは「パン屋さん」で、めんは「めん屋さん」で作られて学校に届きます。おかずや汁ものは調理員さんが給食室・給食センターでいっしょうけんめい作っています。給食は、元気な身体を作ることができるように栄養バランスを考えています。「今日の給食は何かな?」と献立表をみて、楽しみに学校に登校しましょう。」

今日の献立:セルフドックパン(背割りコッペパン ポークウィンナー) アルファベットスープ
      お祝いイチゴゼリー 牛乳

 今日から1年生も学校給食を食べています。今日は、特別に1年生のパンに、ウィンナーを給食室ではさんで提供しました。とても食べやすくなり、食べる時間もゆっくり取ることができたようです。おいしそうに食べてくれる子どもたちの笑顔は最高でした。


 今年度、原一小の給食は、約390食でスタートしました。子どもたちのために、安全でおいしい給食作りを心がけていきます。

3月16日の給食

今日は、キッチンドクター”キャベツ”のお話でした。
「キャベツは甘みがあっておいしい野菜です。キャベツの原産地のヨーロッパでは、古くから「台所のお医者さん」といわれていて、元気のないときはキャベツを食べると良いといわれています。キャベツには、めずらしい健康成分のビタミン(ビタミンU)があって、胃腸の病気予防・治療にききます。キャベツは、生でも、煮ても、炒めてもおいしく食べられる万能野菜です。今日は、「キャベツのゆかり和え」です。春のキャベツは葉っぱがやわらかく、とてもおいしいです。さあ、健康成分のビタミンたっぷりのキャベツを食べましょう。」

今日の献立:麦ご飯 のっぺい汁 サバのごま衣焼き キャベツのゆかり和え 牛乳 ミルメークコーヒー

 

 全校生で食べる今年度の給食は最終日となります。年間183回の給食を実施しました。1年間、食に関わる話題や、子どもたちの様子、給食室の様子などお伝えしてきました。ご家庭でも給食の話題になっていたらうれしいです(5年2組は、学級閉鎖振替として、22日まで給食になります。)

3月15日の給食

 今日は「いそべ揚げ」についてお話でした。
「今日の主菜は、”笹かまのいそべ揚げ”です。笹かまぼこに、青のりの入った衣をつけて油で揚げました。「いそべ」という言葉がつく料理の名前は、「海苔」(のり)を使う場合につけます。野菜のいそべ和え、いそべ餅、ちくわのいそべ揚げ、などいろいろあります。青のりは、となりの相馬市松川浦の名産品にもなっていて、「あおさ」とも呼ばれています。また、笹かまぼこは、魚のすり身を笹の葉の形にし焼いて作る、宮城県仙台市の名物です。今日は、磯の香り豊かな”笹かまのいそべ揚げ”を味わって食べましょう。」 

今日の献立:肉うどん 笹かまの磯辺揚げ ほうれん草ときのこのおひたし 牛乳

 

 今日のおひたしは、ほうれん草、ぶなしめじ、にんじん、もやしをだし醤油で和えたものでした。ほうれん草は、なんと約9kg使用しています。ほうれん草を、傷んでいないか、虫はいないかを確認し、大きなシンクで3回水洗いをします。朝は気温が低いので、水洗いをするのが本当に大変です。でも、調理員さんは一生懸命、丁寧に洗ってくれます。あえ物は苦手という子もいますが、やっぱり食べてほしいなと思います。今日は食べてくれたかな?お家で、子どもさんに聞いてみてください。

3月14日の給食

 今日は、「カルシウム」のお話でした。
「給食に毎回でる200ミリリットルの牛乳には骨や歯をつくるカルシウムが227ミリグラムふくまれています。一日にとってほしいカルシウム量の約3分の1の量です。体がどんどん大きくなっている成長期の皆さんの今の時期にはカルシウムはとても大切な栄養素です。成長期にしっかりカルシウムをとって骨を作らなければ、将来、骨がスカスカの状態になる「骨粗鬆症」という病気になってしまうこともあります。また、体をこまめに動かしたり、運動をすることによってさらに丈夫な骨や歯を作ることができます。給食がない日にも、食事やおやつで牛乳や乳製品を食べてカルシウムをとりましょう。」

 今日の献立:ポークカレー みかんヨーグルト和え ビーンズカル 牛乳

 

 今日は、今年度最後の「カレーライス」の日でした。さらに、副菜が、「みかんヨーグルトあえ」で、子どもたちにとって最高な給食でした。残菜もとても少なく、いつもこのくらい食べてくれればいいのにな、と思うほどでした。原一小給食人気ランキング1位のカレーの味を、6年生も忘れないでいてくれたら嬉しいなと思います。

3月13日の給食

 今日は食育クイズでした。
「Q:小松菜とほうれん草は、どちらも緑の葉でよく似てますが別の野菜です。では、『骨や歯をつよくするカルシウムはどちらに多くふくまれているでしょうか?』次の3つのうちか選びましょう。
 1番 小松菜
 2番 ほうれん草
 3番 同じ

今日の献立:麦ご飯 大根の味噌汁 鶏肉のレモン醤油焼き 小松菜の味噌マヨネーズ和え 牛乳

 

 正解は、1番小松菜です。
 カルシウムはほうれん草の約3倍ふくまれています。血をつくる鉄や、その吸収を助けるビタミンCはどちらも同じくらいふくまれている緑黄色野菜です。今日は「小松菜のみそマヨネーズ和え」です。小松菜を食べて、カルシウムをコツコツと摂りましょう。」

 今日は給食で使用した野菜は、1人あたり約100gでした。1日の野菜摂取の目標値は、大人350g、子ども300gとなっています。ぜひ家庭でも意識して食べてほしいですね。また、1食では、目標値の野菜を食べきることは難しいので、朝・昼・晩の3食でしっかりと野菜を食べてほしいと思います。

3月10日の給食

 今日は食育クイズでした。
「今日の主菜は「鮭のフライ」です。では、魚から食べ物クイズです。

Q:魚は、赤身魚と白身魚に分けることができますが、鮭は赤身と白身どちらでしょうか?
 1番 赤身魚
 2番 白身魚

今日の献立:コッペパン イチゴジャム 野菜スープ 鮭のフライ グリーンカールレタス 牛乳

 

 正解は、2番白身魚です。
 身が赤いのには訳があります。鮭は小さい時は身が白く、食べるエサの影響で身が赤くなるからです。鮭の赤はアスタキサンチンという色素の赤です。アスタキサンチンは体に悪い活性酸素を除去する役割があります。老化防止や病気を防ぐことにも役立ちます。今日は、調理員さん手作りの”鮭のフライ”です。お味はいかがですか?」

 

 今日の献立の「鮭フライ」「グリーンカールレタス」「やさいスープ」は、原一小の6年生が考えた献立です。6日の給食に引き続き、2回目の登場です。色合いもきれいな献立でした。また、給食で鮭フライを作るのは久しぶりで、調理員さんも頑張りました。1つ1つの鮭に、衣をつけて、油で揚げて丁寧に仕事をしていました。6年生のみなさんも、満足していたようです。

3月9日の給食

 今日は、日本型食事の和食献立についてのお話でした。
 「日本の和食が世界に認められ、「ユネスコ無形文化遺産」に登録されています。和食が認められた理由のひとつが、「栄養バランスの高い健康的な食事」であることです。世界的に肥満が増加し、健康的な食事の重要性が増しています。和食は一汁三菜として理想的な栄養バランスといわれています。また、米や魚、産地の野菜など素材の味わいが引き出されています。そして、だしのうま味を利用しているのは大きな魅力のひとつです。今日は、「主食」はコーンと枝豆と昆布ごはん、「主菜」は県産厚焼きたまご、「副菜」はなごみ和え、「汁物」は豚汁です。バランスのよい和食献立を味わいながらいただきましょう。」

 

今日の献立:コーンと枝豆と昆布ごはん 豚汁 県産厚焼き玉子 なごみ和え 牛乳

 

 今日の主食の「コーンと枝豆と昆布ごはん」は、夏休みの宿題として取り組んだ人も多い、「ごはんコンテスト」の入賞作品です。考えた人は、原町第二小学校の子どもさんです。簡単で食べやすい、朝ごはんにもぴったりな、まぜごはんです。子どもたちも喜んで食べていました。家庭でぜひ感想を聞いてみてください。また、来年度の「ごはんコンテスト」で原町一小の子どもたちも頑張ってほしいなと思います。

3月8日の給食

 今日は、給食について振り返ってみるお話でした。
 「3月に入り一週間がたちました。今年度の給食も残りわずかとなりました。この一年間、食事をおいしく食べられましたか?みなさんの体は食べたものから作られ、脳や筋肉、内臓など体のすべてが、食べ物からの栄養の力ではたらいています。食事は体と心の健康のもとになるものです。『健康な体は一日にしてならず.』一食一食の積み重ねによって自分の体がつくられ、将来の自分へとつながっていきます。今日もしっかり、よくかんで味わって食べましょう。」

 今日の献立:味噌ラーメン 中華和え きよみオレンジ 牛乳

 

 今年度の給食は、今日の給食も数えて、あと7回です(5年2組は学級閉鎖振替のため、あと10回)。
苦手な物が少しだけ食べられるようになったり、ごはんの量が減らさなくても食べられるようになったり、牛乳も半分まで飲めるようになったりと、それぞれに成長ができたのではないかと思います。この年度末に、食べ方について振り返ってほしいと思っています。家庭での食事も、ちょっと振り返ってみると、子どもの成長が見られるかもしれませんね。

3月7日の給食

 今日は、「ふくしま健康応援メニュー」についてのお話でした。
「今日は、「ふくしま健康応援メニュー」の給食です。応援メニューは『ほうれん草のふわふわたまごスープ』です。今日のスープには、きのこの仲間「えのきだけ」が使われています。そこで今日は、「きのこ」についてのお話です。しめじやしいたけ、えのきだけ等のきのこ類は、和え物、汁物、パスタなど、いろいろな料理に使われています。きのこ類は低カロリーの食品ですが、脂質や糖質をエネルギーに代えるビタミンB群や骨や歯の成長を助けるビタミンD、食物繊維がたっぷりで、血液の中のコレステロールを下げるはたらきもあります。うま味成分も豊富で、料理の味つけに使う調味料を控えることができます。きのこのうま味をいろいろな料理で味わいましょう。」


今日の献立:ご飯 ほうれん草のふわふわ卵スープ 揚げ出し豆腐の肉味噌がけ キャベツの浅漬け 型抜きチーズ 牛乳

 学校給食では、きのこもよく使用します。おいしい「だし」を出してくれたり、食感のアクセントにもなるので、しいたけ、ぶなしめじ、えのきだけ、マッシュルーム、なめこなどいろいろな種類の物を、料理にあわせて使用します。すききらい調査では、きのこが嫌いな人が結構いることがわかりました。でも、栄養的に見ても、料理の味を考えても、欠かせない素材なので、少しずつ頑張って食べてほしいなと思います。家庭でも、いろいろな「きのこ」を使ってみましょう。

3月6日の給食

 今日は「かみかみ献立」についてのお話でした。
 「ひみこのはがいーぜ」の最後の文字『ぜ』についてお話します。『ぜ』は全力投球の『ぜ』です。皆さんはいざという時、力を入れたい時、歯を食いしばると思います。普段から良くかんでいると歯を食いしばった時に、しっかりと食いしばることができます。そして、いつも以上の力が発揮できます。良くかんで食べると、いいこと8個を『ひみこのはがいーぜ』で紹介してきました。これからも自分のために、毎日良くかんで食べて健康になりましょう!!

今日の献立:麦ご飯 具だくさん味噌汁 豚肉の甘ダレがけ 海藻サラダ 牛乳

 

 今日の献立は、6年生が家庭科の時間に考えた献立です。栄養教諭の実習生、村上珠右先生がいらっしゃったときに、一緒に考えました。栄養バランスや色取り、季節の食材、価格など気をつけて、グループに分かれて、考えていました。今日の献立は、2つのグループが考えた料理をあわせてあります。一生懸命考えた献立を、みんながおいしいと言って食べてもらえてとても嬉しそうでした。

3月2日の給食

 今日はひな祭り献立についてのお話でした。
 「明日、3月3日は「桃の節句」です。そこで今日の給食は『ひな祭り献立』です。ひな祭りは、女の子のすこやかな成長や幸せを願う行事です。ひな祭りの食べ物といえば、はまぐりやひしもち、ひなあられ、白酒などがあり、縁起のよい食べ物でお祝いします。また、ひな祭りに飾る桃の花には魔除けや邪気払いの力があるといわれています。今日は、ちらしずし、鶏肉のカラフルソースがけ、すまし汁、いちごで、あたたかな春を迎える彩りのお祝いメニューです。給食で春を感じ、味わいながら「桃の節句」をお祝いしましょう。」

 

今日の献立:ちらしずし 鶏肉のカラフルソースがけ すまし汁 いちご 牛乳

 

 給食のちらしずしは、とてもきれいな色合いでした。油揚げ、にんじん、たけのこ、かんぴょうを甘塩っぱく煮付けて、酢飯に混ぜ込みました。その上に、錦糸たまご、刻んださやえんどうを散らします。ごはん缶を開けた時が、1番きれいに見えた瞬間だと思います。学校給食での、今年度最後の行事食です。子どもたちもおいしそうに食べていました。

3月1日の給食

 今日は、相馬農業高校食品科学科の生徒さんが考えた献立についての、お話でした。
「今日の給食は、相馬農業高校食品科学科の生徒さんが考えた献立です。栄養士を目指している生徒さんが、11月に原町第一中学校で3日間インターンシップを行いました。その中で学校給食の献立を作成しました。今日は、この生徒さんが考案した献立を取り入れた給食です。主食の「きつねうどん」は、かつおだしと昆布だしでとった、だしの香り豊かなうどん汁に、今日は煮付けた油揚げをのせて食べるスタイルになっています。副菜の「フレッシュサラダ」は、南相馬で生産量が多い”グリーンカールレタス”と”きゅうり”にみかんを加え、手作りドレッシングで和えた、さわやかな味のサラダです。それに、成長期に大切な栄養素”カルシウム”たっぷりのヨーグルト・牛乳の組み合わせになっています。よく味わいながら食べましょう。」 

今日の献立:きつねうどん フレッシュサラダ ヨーグルト 牛乳

 

 3月に入りました。1年の締めくくりの時期ですね。給食を食べる様子を見ていると、4月に比べ、苦手な食べ物が少しだけ食べられるようになった子、ごはんなどの量をしっかり食べるようになった子、食器の置き方や持ち方がきちんとできるようになった子と、それぞれに成長が見られます。家庭での食事ではどうでしょうか?お子さんの食事の仕方について、振り返ってみてはどうでしょうか。

2月28日の給食

 今日は、「受験応援メニュー」についてのお話でした。
 「カツカレーの『カツ』には、いろいろな『カツ』がかけてあります。受験にカツ!病気にカツ!ストレスにカツ!自分にカツ!などです。高校受験を控えている、中学3年生にエールを送りながら、「カツカレー」を食べましょう。また、「とうふサラダ」の”大豆”には、「レシチン」という、脳を活性化させ記憶力を高める物質が含まれています。食べ物の働きの効果を発揮させるためには、バランスが大切です。いろいろな食べ物を組み合わせた食事をとり、栄養バランスを整えた上で、しっかり学習していきましょう。2月も今日で終了です。残り少ない3学期を一日一日大切にしながら給食をしっかりと食べましょう。」

今日の献立:カツカレー 豆腐のサラダ 型抜きチーズ 牛乳

 

 今日は、豆腐サラダでした。このサラダを作るとき、豆腐は形崩れがしにくい「冷凍ダイス豆腐」を使用します。冷凍豆腐を茹でて、水で冷やして、水切りをして使います。豆腐が完全に冷めなければならないので、寒い今の時期にぴったりな料理です。豆腐のほかに、海藻、野菜、鶏肉、豆が入って、手作りのドレッシングで和えています。栄養たっぷりなサラダを、しっかり食べてほしいと思って作りました。

2月27日の給食

 今日は、「じゃがいも」についてのお話でした。
 「じゃがいもは脳や体のエネルギーとなる食べ物ですが、実はビタミンCもほうれん草やみかんと同じくらい含まれている食べ物です。じゃがいものビタミンCは熱に強く、体に吸収されやすくなっています。また、じゃがいもの芽にはソラニンという毒があります。でも、調理のときに芽をとってしまえば何の問題もありません。みなさんも、料理する時に芽が出ているじゃがいもをみつけたら、しっかりとってくださいね。食べ物の正しい食べ方を知ることも大切ですね。」

今日の献立:麦ご飯 キャベツの味噌汁 サバのサラサ焼き 和風ポテトサラダ 牛乳

 今日は、あっさりとした「和風ポテトサラダ」でした。マヨネーズであえるのではなく、「白だし」であえます。普通のポテトサラダに使用する材料を、白だしであえるだけなので、とても簡単で、ヘルシーになっています。料理の付け合わせとして、家庭でもぜひ作ってみてください。

2月24日の給食

 今日は、「揚げパン」のお話でした。
 「揚げパンは、昭和40年代の給食によく出されていました。昔は、かたくて大きなコッペパンだったので、パンをおいしく全部食べてもらいたいために、考え出されたようです。当時の揚げパンは、砂糖をまぶしただけのシンプルな揚げパンだったそうです。今では、揚げパンは人気メニューの1つになっています。また、現在は、栄養豊富な”きなこ”をまぶした『きなこ揚げパン』が定番になっています。きなこは、大豆より細かいので、体の中に吸収されやすく栄養になりやすいという特徴があります。今日は、香ばしいきなこの風味をよく味わいながら、しっかりかんで食べましょう。」 

今日の献立:きなこ揚げパン ミネストローネ りんごのサラダ ヨーグルト 牛乳

 揚げパンは、「原一小 すきな給食ランキング 2位」 の人気のある献立です。パンがふわっとして、ちょっと甘みのあるきな粉が、おいしさを増してくれています。給食室では、約390個のコッペパンを、油で揚げて、きな粉をまぶし、食べやすいように1つ1つ袋に入れて、パン箱へ数えて入れています。とても手間がかかりますが、おいしく食べてくれる子どもたちの顔を思い浮かべて、今日も頑張って作りました。

2月22日の給食

 今日はカミカミ献立についてのお話でした。
 「ひみこのはがいーぜ」の『いー』についてお話します。『いー』は胃や腸の調子がいいの『いー』です。口から食べたものは食道を通って胃に蓄えられます。そのあと胃液がでて、食べ物をとかしながら胃は動いて、食べ物をどろどろの状態にして腸に流し腸で栄養分を吸収します。よくかむと胃腸の働きをたすけて栄養がスムーズに吸収され丈夫な体を作ることができます。たくさんの具材が入った「チャンポンメン」「切干大根のハリハリ和え」をよくかんで食べましょう。

今日の献立:チャンポンメン 切干大根のハリハリ和え サーターアンダギー 牛乳

 

 今日は、手作りのサーターアンダギーでした。材料は、小麦粉、ホットケーキミックス、黒砂糖、たまごです。ポイントは、黒砂糖を固形のものと粉のもの2種類使用することです。粉の物だけだと、水分が多く出て、生地がベトベトしてしまうので、固形の物を包丁で粗く刻んで混ぜ込んでいます。できあがりの食感も、この黒砂糖の刻み具合で変わってきます。調理員さんの、細かい配慮で、おいしくできあがってきます。今日も、子どもたちは、おいしそうに食べていました。

2月21日の給食

 今日は、大豆のお話でした。
 「今日の汁物は『大豆たっぷりみそ汁』です。大豆は、乾燥したままではかたくて食べることができません。そのため、昔からいろいろな方法で加工されて、さまざまな食品が作られてきました。たとえば、大豆をいると『炒り豆』になり、炒り豆を粉にすると『きなこ』になります。大豆を煮ると『煮豆』。蒸した大豆に納豆菌やこうじ菌を加えて発酵させると『納豆』や『みそ』や『しょうゆ』になります。大豆に水を加えて砕いてしぼり加熱すると『豆乳』に,豆乳をにがりなどの凝固剤で固めると『豆腐』になります。豆腐を薄く切って揚げると「油揚げ」、豆腐を凍らせて乾燥させると「凍み豆腐」になります。今日のみそ汁は大豆からできている豆腐、油揚げ、凍み豆腐など大豆からできた食品がたっぷり入っています。風味豊かな大豆のおいしさを味わいながら食べましょう。」


今日の献立:ご飯 大豆たっぷり味噌汁 鶏肉の照り焼き マカロニサラダ 牛乳

 学校給食では、「マカロニ」といっても料理に合わせて、形が違う物を使用します。今日は、ひねりの入ったツイストマカロニです。味が混ざりやすいので、給食のサラダで使用することが多いです。その他に、貝殻の形をした「シェルマカロニ」、英単語の形をした「アルファベットマカロニ」、まっすぐな形の普通の「マカロニ」など見た目も楽しめるようにしています。スーパーなどでも、いろいろな形のマカロニが売ってますね。家庭では、どんなマカロニを多く使用していますか?

2月20日の給食

 今日は、食育クイズでした。
「Q:私はだれでしょう? 私は生でも加熱しても食べられます。トンカツの横に添えられています。日本で広まったのは、明治時代です。次の3つの中から選びましょう。
 1番 きゅうり
 2番 レタス
 3番 キャベツ

今日の献立:麦ご飯 のっぺい汁 県産かじきカツ 辛子和え 牛乳

 

 正解は、3番キャベツです。
 キャベツは、明治時代になって洋食が盛んになるにつれて、日本で広まっていきました。ビタミンCが豊富で、胃腸に良い働きをする成分が含まれています。キャベツを油の多い料理と一緒に食べることは、理にかなっています。また、トンカツには、よく辛子が添えられていますが、辛子には、肉や魚の臭みを消す働きがあり、ピリッとした辛味も味のアクセントになって、食がよりすすむ効果があります。」

 今日は、いわき市にある「小名浜海星高等学校」の高校生が、実習船に乗り、漁獲してきたものです。獲ってきたカジキカツを、加工業者に委託し、学校給食用のカツとして、売られています。南相馬市の給食でも、年に数回食べています。今日は、ごはんのおかずにしましたが、パンにはさんで食べてもおいしいです。子どもたちも、高校生が獲ってきたカジキカツと聞いてびっくりしていました。感謝して食べていきたいですね。

2月17日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 Q:「畑の肉」といわれている豆はどれでしょう?次の3つの中から選びましょう。
 1番 小豆
 2番 えんどう豆
 3番 大豆

 今日の献立:コッペパン ブルーベリージャム もずくスープ チリコンカン 牛乳

 

 正解は、3番大豆です。
 大豆は、畑の肉と呼ばれるほど、たんぱく質がたくさん含まれています。また、カルシウムや鉄、食物せんいも豊富です。大豆からできる食べ物には、とうふや納豆、みそやしょうゆなど、多くの加工品があります。大豆は、私たちの生活に欠かせない食材です。また、節分のいり豆、お正月の黒豆など、行事でも重要な豆です。今日は、アメリカの豆料理「チリコンカン」です。大豆と、大豆が変身した食べ物「がんもどき」も入っています。

 

 今日のチリコンカンは、多くの食材が使われています。「牛挽肉、豚挽肉、県産大豆、大豆ミート、にんじん、玉ねぎ、マッシュルーム、小粒ながんもどき、にんにく、生姜」です。野菜や肉だけでなく、栄養豊富な大豆製品を多く使っています。成長期に必要な栄養をしっかりと取れるように考えられたメニューです。子どもたちは、そのまま食べたり、パンにはさんで食べたりしていました。

2月16日の給食

 今日は「ほうれん草の白和え」のお話でした。
 『白和え』は日本に古くから伝わる伝統料理のひとつです。白い衣をまとったような和え物料理を”白和え”といいます。とうふと白ごまなどをすりまぜ味をつけた”和え衣”と、ゆでた野菜に、下味をつけたこんにゃくなどの具材をあわせて作る、たいへん手のこんだ料理です。白和えのほかにも、和食にはいろいろな和え物があります。給食では、おかか和え、のり和え、じゅうねん和えなどがあります。今日はやさしい味わいの白和えを味わってみましょう。

 

今日の献立:麦ご飯 具だくさん味噌汁 アジの塩麹焼き ほうれん草の白和え 牛乳

 

 今日は、和食の献立でした。和食が苦手な子が多いのかなと思うほど、給食の残菜が多くなります。子どもたちに聞いてみると、「みそ汁は好き」「魚も好き」と言うので、和食がすべて嫌いではないことがわかります。野菜を多く使った「煮物」「あえ物」も「好き!」と言ってもらえるように、給食を作っていきたいと思っています。家庭でも、和食料理を積極的に食べてみましょう。

2月15日の給食

 今日は「さつまいも」のお話でした。
 ほくほくして甘いさつまいもは、いろいろな品種があり、それぞれ実の色や加熱後の食感がちがいます。では、ここで食育クイズです。

Q:さつまいもを切ったときに出る白い液体の名前は何でしょう?次の3つの中から選びましょう。
 1番 アマピン
 2番 サツピン
 3番 ヤラピン

今日の献立:カレーうどん サツマイモとジャコの揚げ煮 白菜の塩昆布漬け 牛乳

 正解は、3番ヤラピンです。
 さつまいもを切った断面から出る白い液体は、「ヤラピン」といって、腸のはたらきを整える成分です。さつまいもには、炭水化物が多く、ビタミンCや食物せんいも豊富です。さつまいもは、アスリートのおやつによく取り入れられています。

 今日は、さつまいもと大豆とちりめんじゃこの入った揚げ煮でした。さつまいもは素揚げ、大豆は衣をからめて油で揚げました。ちりめんじゃこはサラダ油を絡めてスチコンで焼きます。砂糖、しょうゆ、水飴、みりん、酒でタレを作り、材料を入れ混ぜ合わせました。少し味を濃くすると、ごはんのおかずにもぴったりなおかずになります。家庭でも作ってみませんか?

2月14日の給食

 今日のデザート『てづくりココアプリン』にちなんだお話でした。
 カルシウムたっぷりの牛乳で作った甘さひかえめのプリンです。チョコレートの仲間「ココア」は、「カカオ豆」からできています。カカオ豆にはポリフェノールがふくまれていて老化防止などの効果があります。また、食物せんいも多く、お腹の調子を整えたり、コレステロールを減らし血管をきれいにするはたらきもあります。ただし、おやつなどでチョコレートを食べるときには、砂糖やあぶらも多くふくまれているので、食べすぎには注意しましょう。今日は、給食室からのバレンタインプレゼントです。みんなでおいしくいただきましょう。

 


今日の献立:ハヤシライス ビーンズサラダ 手作りココアプリン 牛乳

 今日は、子どもたちが大好きなデザート「ココアプリン」でした。給食室では、朝から牛乳を温めて、ココアプリンの素を溶かし、カップに流して、冷蔵庫でいったん冷やし固めます。固まるまでの間、サラダやハヤシライスの野菜を切ります。切り終わった頃に、ココアプリンも固まっているので、ココアプリンの上に、ホイップクリームを絞って、カップにふたをして、学級ごとに数えていきます。ひとつひとつ丁寧に調理員さんが作ってくれたココアプリンは、とてもおいしかったですね。子どもたちもニコニコ笑顔で食べていました。

2月13日の給食

 今日は「鍋料理」についてのお話でした。
 寒い日には「鍋料理」がおいしいですね。鍋料理には水たきや寄せ鍋、おでん、すき焼き、しゃぶしゃぶなどがあります。みなさんは普段どんな、鍋料理を食べていますか?鍋料理には、その地域ならではの食材や、旬の食材が入った物など、いろいろな物があります。東北地方では、秋田県の「きりたんぽ鍋」が有名です。となりの宮城県では「せり鍋」が名物になっています。そのほかにも、日本各地で食べられている鍋料理の種類などを調べてみると、その地域の特色なども分かって楽しいですよ。

今日の献立:麦ご飯 すき焼き煮 厚焼き玉子 キャベツのおかか和え 牛乳

 鍋料理は、肉や魚、豆腐と何を入れてもおいしいですね。季節の野菜もたくさん食べることができます。1品で栄養バランスよく取り入れることができます。まだまだ寒いので、鍋料理で温まりながら、栄養もたくさんとりましょう。

2月10日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 Q:今日のミートローフの中には、あるスパイスが入っています。それは次のうちどれでしょうか?
  1番 ナツメグ
  2番 シナモン
  3番 ローリエ

 

 

今日の献立:食パン キャラメルクリーム アルファベットスープ カップミートローフ 牛乳

 

 正解は、1番ナツメグです。
 ナツメグは、ひき肉を使った料理によく使われるスパイスで、ニクズクという木の実の中にある種を粉にしたものです。ハンバーグやミートローフにナツメグを加えることで、肉のくさみが消え、たまねぎの甘みが引き出されるなどの効果があり、より本格的な味わいになります。今日は、調理員さん手作りのミートローフを味わってみましょう。

 今日はアルファベットスープでした。名前の由来は、スープの中に、アルファベットの形をしたマカロニが入っているからです。子どもたちの中には、スープの中のアルファベットマカロニを拾い、皿に並べて文字を作って楽しんでいる子もいました。子どもたちの工夫をして、楽しく食べる様子は見ていて、微笑ましいですね。

2月9日の給食

 今日は「さば」のお話でした。
 さばは、歯が小さいことから、小さい歯と書いて「小歯(さば)」と言われるようになったそうです。特にさばやさんまのような青魚は生活習慣病予防に良いといわれます。EPAという脂肪酸が多いからです。また、頭の働きを良くするといわれるDHAという脂肪酸も多いです。ことわざに「物事に勢いづいたこと」を、あぶらがのってきたと言いますが、あぶらの多い「さば」からきています。さばは、一年中獲れますが、特に寒い季節に獲れる「寒さば」はあぶらがのって格別のおいしさです。今日の主菜は”さばのしょうが煮”です。さあ、さばのしょうが煮を食べてみましょう。

 

今日の献立:麦ご飯 味噌けんちん汁 サバの生姜煮 シャキシャキサラダ 牛乳

「さばの生姜煮」はスチコンで煮付けました。しょうゆ、みりん、酒、砂糖、水で調味液を作ります。スチコンの深いパン(家庭で言うなべ)にさばを並べて、調味液を入れます。上に細く千切りにした生姜をのせて、落とし蓋をして、パンにふたをします。そのままスチコンにかけて、30分くらい加熱して、できあがりです。ごはんにぴったりなおかずです。魚が苦手な子も一口はがんばって食べていたようです。

2月8日の給食

 今日は「手作り春巻き」のお話でした。
 春巻きは中国で生まれた料理です。もともとは立春のころ、新芽が出た野菜を具として作られたことから「春巻き」とよばれるようになったそうです。春巻きの皮は、50枚の皮がひとまとまりになっています。それを1枚ずつ、きれいにはがすのがとても大変です。今日の春巻きには、豚肉、しいたけ、たけのこ、ビーフンの4種類の具が入っています。調理員さんたちが1つずつ丁寧につつみ油でカラッとあげました。手作り春巻きのサクッとした食感と、具材の味をよく味わいながら食べてみましょう。

今日の献立:とんこつラーメン 手作り春巻き 一口とちおとめゼリー 牛乳

 今日の春巻き作りは手がかかる料理の1つです。豚肉、干しいたけ、たけのこ、ビーフンの下処理をして、にんにく、生姜入れて、油で炒めます。味付けをして春巻きの餡ができあがります。それを、1枚ずつはがした春巻きの皮にのせて、1つ1つ丁寧に巻いていきます。餡が熱いのでそれも大変です。その後、油の中に形が崩れないように入れて、カリッと揚げます。大変ですが、子どもたちの「おいしい」の一言で、給食室はまた頑張ろうと思っています。

2月7日の給食

 今日は、具だくさんキムチチゲスープについてのお話でした。
 今日は「ふくしま健康応援メニュー」の給食です。健康応援メニューは、『具だくさんキムチチゲスープ』です。韓国語で、鍋のことをチゲといいます。鍋料理には野菜をたっぷり入れることができ、体が温まるので寒い季節にぴったりな料理です。今日のキムチチゲスープには、「にら」がたっぷり使われています。ビタミン類が豊富なにらは、かぜの予防によいとされています。また、にら特有の香り成分「アリシン」には、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を高め、糖質をエネルギーに変えて代謝をよくするはたらきがあります。にらは、暑さにも寒さにも強く、生命力の強い野菜です。1つの株から1年で3回も収穫できるそうです。今日は、キムチチゲスープを食べて、スタミナをつけて寒い冬を乗り切りましょう。

 


今日の献立:肉そぼろ丼 具だくさんキムチスープ 白菜漬け 牛乳

 暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続きます。家庭でも温かい鍋料理を食べて、体も家の中もポカポカと温まるといいですね。