こんなことがありました!

カテゴリ:給食

10月28日の給食

 今日は、『ポークビーンズ』についてお話でした。
「ポークビーンズはアメリカの家庭料理です。名前のとおり、豚肉と豆を煮込んだ料理です。アメリカでは、白いんげん豆を使うことが多いようです。今日の給食では、白いんげん豆と、大豆、金時豆を使っています。ほかにも、枝豆、玉ねぎやにんじんなどたくさんの野菜、じゃがいもを入れて、トマト味で煮込みました。じっくりコトコト煮ると、甘みが出て、よりおいしくなります。ポークビーンズは、豆や野菜の栄養を、たっぷりとることができます。これからの寒い季節、煮込み料理がおいしく感じますね。今日は、ポークビーンズをよく味わいながら食べてみましょう。」

 

今日の献立:フレンチトースト ポークビーンズ グリーンサラダ 牛乳

 給食では、よく「豆」が登場します。それは、植物性のたんぱく質を多くとることができるからです。成長期の子どもには、特にたんぱく質は欠かせません。豆は嫌いな子もいるので、ペーストにして出す工夫もしています。今日は、豆が主役の献立でした。今日残さず食べたかなど、家庭での話題の一つにしてみてください。

10月27日の給食

 今日はかむことについてのお話でした。
「今日は「かみかみ献立」です。そこで今日は、かむことの良さを表すことば『ひみこのはがいーぜ』から、「が」についてお話しします。
 「が」は「がんを防ぐ」の「が」です。だ液には、がんを引き起こす物質のはたらきをおさえるはたらきがあります。それは食べ物を30秒くらいだ液につけることで、効果があると言われています。よくかむとだ液がたくさん出てくるので、食べ物がだ液と混ざりやすくなります。そうすることで、食べ物が体にとってよい状態で吸収されるので、体を健康にすることができます。
 今日は、リクエストメニューの「鶏の唐揚げ」、食感が楽しい「パリパリサラダ」です。よくかんで味わって食べてみましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 白菜の味噌汁 鶏肉の唐揚げ パリパリサラダ 牛乳

 今日の「パリパリサラダ」はとても人気があるサラダです。パリパリの正体は「しゅうまいの皮」です。油でさっと揚げて、手でバラバラにほぐします。大根や水菜、きゅうり。枝豆をお手製のドレッシングであえたサラダに、トッピングとしてのせて食べます。今日もパリパリとした食感を楽しんで食べていました。

10月26日の給食

今日は『ゆべし』のお話でした。
「ゆべし」は東北から北関東を中心に昔から伝わる郷土の和菓子です。もともとは柚子を使った和菓子が由来で「柚餅子」と書きます。柚子やくるみの実を使った餅菓子ですが全国各地でいろいろな形・味・作り方があるそうです。福島県ではあん入りの「ゆべし」がよく作られています。今日は、調理員さんの”手作りあんゆべし”です。スチームコンベクションで蒸しあげて作りました。調理員さんたちが心をこめて一つ一つ手作りした郷土の和菓子をみんなで味わいましょう。

 

今日の献立:わかめうどん キャベツのツナ和え 手作りあんゆべし 牛乳

 

 給食のゆべしは、小麦粉、三温糖、しょうゆ、水で作りました。始めに、1/3量の水、三温糖、しょうゆを釜に入れ、三温糖を煮溶かします。そこへ、残りの水と小麦粉を入れ、ミキサーで混ぜます。さらに、裏ごしをして、アルミカップに入れます。スチコンで蒸してできあがりです。今日は、あんこを入れてますが、ごま、クルミなど入れてもおいしいですよ。

10月25日の給食

 今日は『かば焼き』についてのお話でした。
「かば焼きは、魚料理のことで、魚を開いて骨を取り、しょうゆやみりん、さとう、酒などを混ぜ合わせたタレをつけて焼きます。昔、うなぎを輪切りにして、串にさして焼いていました。それが、植物の蒲(ガマ)の穂に似ていたということから「蒲焼き」と呼ばれるようになりました。また、焼き上がったときの色が、樺色(赤色がかった橙色)だったからともいわれています。給食のかば焼きは、魚に片栗粉をまぶし、油でカラッと揚げて、タレをかけて仕上げています。今日は「いわしのかば焼き」です。いわしには、小さい骨があるので、よくかんでから飲み込みましょう。」

 

今日の献立:ご飯 なめこ汁 イワシの蒲焼き 油揚げのカリカリ和え 牛乳

 魚が苦手な子どもでも、かば焼きのタレの味は好きなようです。ごはんにタレをつけて食べている子もいました。今日は、小骨があるかもしれないので、よくかんで食べるように伝えました。よくかむことで、骨を口の中から出すこともできます。骨があるから魚はきらい!と言うことなく、魚もしっかりと食べてほしいと思っています。

10月21日の給食

 今日は、食品ロスについての話でした。
 「10月は『食品ロス削減月間』です。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨ててしまう食べ物のことです。食べ物を捨てることは、もったいない上に、環境にも悪い影響を与えてしまいます。食品ロスは身近な問題で、日本では年間、約600万トンの食品ロスが発生しています。これは、1人あたり毎日茶わん一杯分のごはんを捨てている量に相当します。食べ残しや賞味期限切れなどによって捨てられる食品があります。食品ロスは一人ひとりの意識で減らすことができます。食品ロス削減月間を機会に、食品ロスを減らすために自分ができることは何かを考えて実践してみましょう。」


今日の献立:食パン 県産りんごジャム 手作り肉団子スープ スタミナサラダ ヨーグルト 牛乳

 今日のスープは、手作り肉団子スープでした。今日の肉団子は、鶏挽肉とおからを入れて、アレルギーの子も食べられるように、たまごは使用しませんでした。スープには、にんじん、はくさい、しめじ、たけのこ、きくらげ、にら、ねぎと体が温まるような具材が多く使われました。この時期は、おうちでも、具だくさんな汁を食べてほしいなと思います。

10月19日の給食

 今日は調理員さん手作りの「ラクピスゼリー」についてのお話でした。
「『ラクピス』は、相馬農業高校の生徒さんが実習の授業で作った、相馬農業高校オリジナルの乳酸菌飲料です。ラクピスは、牛乳と乳酸菌を原料に作られた発酵食品です。乳酸菌は、お腹の中の腸内環境を整え、体の免疫力を高めるはたらきをします。ラクピスは水で割って飲む飲み物ですが、給食ではラクピスをアレンジして、デザートのゼリーにしました。「ラクピスゼリー」は、1学期に行った「食に関する意識調査」のアンケート結果から、リクエストが多かったメニューの1つです。今日は、ラクピスゼリーを食べてみましょう。」

今日の献立:タンメン 豆腐のサラダ 手作りラクピスゼリー 牛乳

 

 相馬農業高校さんからは、南相馬市の学校給食に様々な食材を提供していただいてます。
 ジャムやトマトジュースやみそや今回のラクピスと、どれを食べてもとてもおいしい物に仕上がっています。
 原一小の子どもたちは、高校生が作っていると聞き、とても驚きます。
 今回も、ラクピスゼリーを「すごい」「おいしい」と言って食べていました。

10月18日の給食

 今日は「ふくしま健康応援メニュー」の給食についてのお話でした。
「応援メニューは、トマトを使った『トマトとたまごの中華スープ』です。
 では、食べ物クイズです。

Qトマトには旨味を感じる成分がたくさん含まれています。
 トマトと同じ旨味成分を多く含む食べ物は次のうちどれでしょうか?

1番 セロリ
2番 りんご
3番 昆布

 

今日の献立:ご飯 トマトと卵の中華スープ 手作りハンバーグ 寒天サラダ 牛乳

 

 正解は、3番の昆布です。
 トマトには昆布と同じ「グルタミン酸」という、旨味成分が多く含まれています。昆布は、給食では”だし”をとるためによく使われています。だしは旨味です。だしの旨味をひきだすことで、塩分も控えることができます。今日のスープの味はいかがですか。」

 

 今日の給食では、久しぶりに手作りハンバーグを食べました。(暑い時期は衛生管理上やらなかったため)子どもたちの大好きなハンバーグだったので、喜んで食べていました。今日は、挽肉だけでなく豆腐も入ったハンバーグでした。動物性のたんぱく質だけでなく、植物性のたんぱく質も入り、ヘルシーな仕上がりになりました。家庭でも、子どもと一緒にハンバーグ作りをしてみてはいかがでしょうか?きっと楽しんで子どもたちは作ると思います。挑戦してみましょう。

10月17日の給食

今日は、『煮しめ』についてお話でした。
「煮しめは日本の伝統的な家庭料理です。煮汁が残らないように時間をかけてじっくり煮ることから「煮しめ」といわれるようになりました。煮しめに使われる具材は地域や季節によって様々です。今日の煮しめには、肉・野菜・いも・昆布・魚の加工品などが入っていますので、炭水化物、たんぱく質、ビタミンやミネラルをまるごと体にとりいれることができます。秋野菜のだいこん、ごぼうのおいしさを楽しみながら食べてみましょう。今日の「真鯛のフライ」は、10月7日の「伊達鶏のチーズ焼き」に続き、コロナの影響で出荷が停滞した国産食材を応援する事業から、無償で給食に提供していただきました。感謝の気持ちを持っておいしくいただきましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 煮しめ 愛媛県産真鯛のフライ もやしのゆかり和え 牛乳

 ご家庭では「煮しめ」は作りますか?材料をそろえるのが大変とか、手間がかかりそうなど思われがちですね。でも、寒くなってきたこの時期、コトコトと野菜が煮えていると家の中も暖かくなり、食べれば体の中もポカポカしてきます。大根や里芋といった根菜類がおいしい時期です。「煮しめ」をぜひ家庭でも作ってください。

10月13日の給食

 今日は、「鮭の花かご焼き」についての話でした。
 「10月も半ばに入ります。夏の疲れもとれ食欲も戻ってくるころですね。味覚の秋の到来です。実りの秋とも言われるように、おいしい食べものが出回る時期です。南相馬の真野川、新田川、太田川、小高川などの川にも、鮭がのぼってくる季節です。海から川へとのぼってくる秋の鮭は、1年のうち一番脂がのっていておいしく『あきあじ』とも呼ばれます。今日の主菜は、南相馬の鮭ではありませんが、調理員さんがアルミカップに鮭をのせ、カラフルピーマンとマヨネーズのソースとチーズをかけ、スチームコンベクションオーブンで焼き上げた『鮭の花かご焼き』です。おいしくいただきましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 ジャガイモとえのきの味噌汁 鮭の花かご焼き 切り昆布の炒め煮 牛乳

 今日の「花かご焼き」は、手間のかかる料理でした。鮭にコショウと白ワインで下味をつけます。カラーピーマンは、1cmくらいの角切りにし、マヨネーズとダイスチーズとまぜ、ソースを作ります。カップに鮭を入れ、ソースをのせ、スチコンで焼きます。魚が苦手な子でも、食べやすくできました。

10月12日の給食

 今日は「ぶどう」のお話でした。
 「ぶどうは、夏から秋が旬の果物です。ぶどうには、たくさんの種類があり、世界には1万種類以上のぶどうがあると言われています。外国では生のまま食べるより、ワインの原料として多く栽培されています。日本では60種類近くのぶどうが栽培されていますが、その中でも、最も多く作られているのが『巨峰』です。巨峰は今から約80年前に誕生したぶどうですが、大粒で果肉の甘みが強く、今でも人気がある品種です。ぶどうには、吸収されやすい糖質”ブドウ糖”が多く含まれているので、疲労回復の効果があります。今日は、旬の果物「ぶどう」をよくかんで味わってみましょう。」

 

今日の献立:カレーうどん こんにゃくサラダ 巨峰 牛乳

 今日の巨峰は、とても甘くおいしい物でした。やはり、旬の食べ物はおいしいですね。
果物で言えば、秋は梨やぶどう、柿やりんごとおいしい物がたくさん出回りますね。おいしい秋の果物を家庭でもぜひ食べてほしいと思います。

10月11日の給食

 今日は「キムチ」のお話でした。
 「キムチは、韓国の伝統的な漬け物です。キムチが日本の漬け物とちがうところは、唐辛子などの香辛料をたくさん加えて漬け込むところです。キムチには「唐辛子」が欠かせません。唐辛子には、「カプサイシン」という辛み成分が含まれています。このカプサイシンが胃や腸を刺激して食欲をアップさせてくれたり、食べ物の消化を良くしてくれたりします。今日は、みなさんの食欲をアップさせ、連休明けの疲れを吹き飛ばせるように、疲れをとってくれるビタミンB1がたくさん含まれている豚肉とキムチを使った「豚キムチ丼」です。さあ、しっかり食べて体力をアップさせましょう。」

 

今日の献立:豚キムチ丼 ナスの味噌汁 大根とじゃこのゴマドレ和え 牛乳

 「キムチ」と聞くと、辛いイメージがありますが、学校のキムチ丼は、キムチだけではなく、もやし、白菜、玉ねぎ、にら、ねぎとたくさんの野菜を使って、野菜のうまみ、甘みがたくさん出るので、マイルドなキムチ丼になっています。お子さんに、「今日のキムチ丼はどうだったかな」と聞いてみてください。

10月7日の給食

 今日は、目の愛護デーにちなんだお話でした。
 「来週の月曜日、10月10日は目の愛護デーです。そこで今日は「目の愛護デー献立」です。目によい食べ物として、色のこい野菜『緑黄色野菜』があげられます。今日の給食には、緑黄色野菜の仲間のにんじんとほうれん草、パセリが入っています。緑黄色野菜に含まれるカロテンは体の中でビタミンAになります。ビタミンAは、目や皮ふの粘膜の健康を保つのに大切な栄養素です。また、ゼリーの「ブルーベリー」の紫色は、「アントシアニン」という色素で、目の疲れを和らげたり、視力低下を予防してくれます。目の健康のためには、食事から栄養を補うとともに、早く寝て、疲れた目をゆっくりと休めましょう。」

 

今日の献立:コッペパン イチゴジャム 野菜たっぷりスープ 伊達鶏ささみのチーズ焼き ブルーベリーゼリー 牛乳

 給食では、行事にあわせて献立を考えています。10月は、「目の愛護デー」「ハロウィン献立」があります。その時期にあわせた食事を家庭でも出してみると、楽しい食事環境ができあがるのではないでしょうか。

10月6日の給食

 今日は麦ごはんについてお話でした。
 「10月から給食のごはんには、月曜日と木曜日の週2回”麦”が登場します。麦には、白いお米には足りない栄養が含まれています。ごはんを炊くときに麦を混ぜると栄養がアップします。その栄養はビタミンB1です。麦の黒いみぞの部分に多くあります。他にも、お米よりも食物せんいが多く含まれています。そのため、麦ごはんには、お腹の調子をよくしてくれる働きもあります。今日は主菜の「鯛の塩焼き」、副菜の「切り干し大根のサラダ」と一緒に、主食の「麦ごはん」をよくかんで食べましょう。また、今日の「鯛」は、真鯛の養殖日本一を誇る愛媛県の生産者の方から提供していただきました。感謝の気持ちを持ちながら、おいしくいただきましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 生揚げの味噌汁 鯛の塩焼き 切り干し大根のサラダ 牛乳

 

 昨年度の給食アンケートで、子どもたちが好きなメニューに、「麦ごはん」が入っていました。
麦ごはんの栄養を体にしっかりと取り入れるためにも、よくかんで、味わって食べてほしいと思っています。
また、ごはんとおかずを交互に食べることも、子どもたちに覚えてほしいと思い、声かけをしています。
ぜひ家庭でも、子どもたちの食べ方に気をつけてみてください。

10月5日の給食

 今日は「手作り春巻き」についてのお話でした。
「今日は手作り春巻きです。春巻きの具をつくり、1つずつ具を包んだものを油で揚げて、給食室で作りました。お手伝いしたことのある人はわかると思いますが、とても手間がかかっています。調理員さんたちはみんなが"おいしい!"と、喜んで食べてくれることを思いながら、一生懸命作りました。
 調理員さんたちに感謝の気持ちを持ちながら、味わって食べてくださいね。また、キャベツときゅうりのレモン漬けもいっしょに食べて、バランスのよい食事をしましょう。」

今日の献立:醤油ラーメン 手作り春巻き キャベツとキュウリのレモン漬け 牛乳

 今日、調理員さんたちは、朝から気合いを入れて、一生懸命給食を作りました。説明の通り、春巻きは手のかかる料理です。時間内に作り上げることができるように、前日から、打ち合わせを入念にして、臨みました。約400個の春巻きを今日は作りました。子どもたちもおいしそうに食べてくれたので、とても嬉しかったです。お子さんに今日の春巻きの感想を聞いてみてください。

10月3日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
「秋が旬の『さつまいも』のみそ汁です。では、さつまいもから食べ物クイズです。

Qさつまいもは次のどの部分を食べているのでしょうか?

 1番 葉っぱ
 2番 茎
 3番 根っこ

 

今日の献立:麦ご飯 サツマイモの味噌汁 キャベツメンチカツ 五目炒り豆腐 牛乳

 

 正解は、3番の根っこです。


 さつまいもはじゃがいもとちがう部分を食べています。ちなみにじゃがいもは地下の茎の部分を食べています。さつまいもが甘いのは、エネルギーのもとになる「デンプン」が加熱によって「糖」に変わるからです。
 さつまいもはおかずにもおやつにもなる優れた食べ物です。また、さつまいもは、カリウムや食物せんいも多く含んでいるので、お腹の環境を整える働きもあります。」

 10月に入り、秋の味覚が給食にも登場します。今日は、さつまいもでした。
さつまいものみそ汁には、さつまいも、大根、にんじん、油揚げ、こまつな、ねぎ、こんにゃくが入ってました。今日は、煮干し粉でだしをとり、作りました。さつまいもの甘みが出て、おいしくできあがりました。ぜひ、家庭でも、秋の味覚を楽しんでください。

9月30日の給食

 今日は食育クイズでした。
 「今日のイタリアンサラダには、魚の「ツナ」が入っています。では、ここで食べ物クイズです。

Q「ツナ」は、何の魚でしょうか?次のうちから選びましょう。

 1番 あじ
 2番 さんま
 3番 まぐろ

 

 正解は、3番まぐろです。
 まぐろは、英語で「Tuna(ツナ)」といいます。ツナは、サラダ、お寿司、サンドイッチ、おにぎりなど、いろいろな料理に使われています。缶詰になっていることが多く、長く保存できるので便利です。いつでもそのまま食べることができ、災害時にも役立ちます。」

 子どもたちの好きなツナは、給食では大活躍です。サラダはもちろん、ツナごはんも人気ですね。子どもたちが食べやすく、好きな物を、災害時の非常食として備蓄しておくことはよいことですね。家庭での備蓄の1つとして用意しておきたいですね。

 

 今日の給食は、学級閉鎖になったクラスのみの給食でした。

 

今日の献立:食パン なしジャム オニオンスープ タンドリーチキン イタリアンサラダ 牛乳

 

9月29日の給食

 今日は食べ物クイズでした。
 「Q大豆を原料として作る”発酵食品”は次のうちのどれでしょう?1番とうふ2番みそ3番きな粉(5秒待ちます)
正解は、2番みそです。納豆やしょうゆも大豆を発酵させて作った食品です。発酵食品には沢山の種類があります。発酵食品は免疫力を高め、お腹の健康、体の健康を守る働きがあります。日本人は特にみそ・納豆などの大豆を原料とした発酵食品を食べて健康な体を作ってきました。今日の麻婆豆腐には、大豆から作った豆腐と大豆を発酵させたみそが入っています。」

 

今日の献立:ご飯 マーボー豆腐 キャベツのゆかり和え ヨーグルト 牛乳

 今日は、子どもたちが好きな献立「麻婆豆腐」でした。子どもが食べやすいように、甘めに仕上げています。みその風味があり、ごはんにとってもあう料理です。調理員さんは、豆腐の形が崩れないように、豆腐を一度お湯で茹でて、他の具材が煮込んであるタレの中に入れてます。この一手間で、さらにおいしい麻婆豆腐を作っています。

9月28日の給食

 今日は、かむことについてのお話でした。
 「今日は、かむことの良さを表すことば『ひみこのはがいーぜ』の4文字目『の』と5文字目の『は』のお話です。まず『の』は脳の発達です。かむことで脳の働きを活発にし、記憶力や集中力がつきます。つぎに『は』は歯の病気予防です。よくかむと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします。今日はカミカミ献立の日です。かき込んで食べたりせず、しっかりよくかんで食べましょう。自分が何回かんでいるか、数えてみましょう。そして、食べた後は歯みがきをしっかりしましょう。」

 

今日の献立:親子うどん ホタテのマリネ ブドウゼリー 牛乳

 学校給食では、よくかんで食べる事を何回も繰り返しお話ししています。やわらかい食べ物が好まれる傾向がありますが、給食では、切り方や茹で方で工夫をして、よくかむことを意識させています。おうちでは、お子さんはよくかんで食べていますか?

9月27日の給食

 今日は、「ふくしま健康応援メニュー」の給食についてのお話でした。
 「ふくしま健康応援メニューとは、県と福島食育応援企業団が連携して、健康づくりを応援するオリジナルメニューです。今回は「ピーマンとベーコンのみそカレースープ」です。福島県民の食生活の課題は野菜不足と塩のとり過ぎです。今日は、ピーマン、玉ねぎ、にんじん、ベーコン、しめじを油で炒め、味付けは、かつおだしのうま味スープにみそを加え、カレー風味を効かせました。塩分少なめの具だくさんスープに仕上がっています。レシピは、食育だよりスマイルにも載っています。朝ごはんや夕ごはんでも「ふくしま健康応援メニュー」を参考に、旬の野菜とだしの味を生かして、減塩を心がけていきましょう。」

今日の献立:ご飯 ピーマンとベーコンのみそカレースープ ホッケの唐揚げ のり和え 牛乳

 1日に食べてほしい野菜の量は、350gです。給食では1人あたり、約100gの野菜を毎食使用しています。家庭でも朝ごはん、夕ごはんで、しっかりと野菜を食べてほしいですね。

9月26日の給食

 今日は「豚肉の生姜だれかけ」についてのお話でした。
「秋分の日も過ぎ、季節は秋めいてきました。朝晩、少しずつ涼しくなってきましたが、日中はまだ暑い日もあり、体調を崩しやすい季節です。食欲がない人、どこかだるさを感じる人はいませんか?疲れを吹き飛ばすためには、規則正しい生活、そして栄養バランスのとれた食事が大切です。今日の主菜は、「豚肉のしょうがだれかけ」です。豚肉には疲労回復に効果のある「ビタミンB1」が多く含まれています。ビタミンB1は、ご飯や芋などに含まれる糖質をエネルギーに変える働きがあります。そのため、疲労回復に役立つといわれています。しっかりと食べ物のパワーを体の中に取り入れてあげましょう。」

 今日の献立:ご飯 里芋の味噌汁 豚肉生姜ダレかけ 和風サラダ 牛乳

 元気に毎日を過ごせるように、規則正しい生活、栄養バランスを考えた食事に気をつけていきましょう。

9月22日の給食

 今日は、日本を代表する調味料『しょうゆ』のお話でした。
 「英語では、”Soysauce(ソイソース)”といいます。大豆から作ったソースという意味です。給食では、濃口しょうゆと薄口しょうゆを使っています。色味の濃い”濃口しょうゆ”は、風味やコクがあり、深い味わいを楽しむことができます。色味の薄い”薄口しょうゆ”は、すっきりとした味わいです。今日は、肉そぼろとサラダのドレッシングには「濃口しょうゆ」、かつおと昆布の”だし”を効かせたすまし汁には「薄口しょうゆ」を使っています。給食の味付けには、いろいろな調味料を使い分け、味付けを工夫して、みなさんのもとへ届けています。味わいながら食べましょう。」

 肉そぼろ丼

今日の献立:肉そぼろ丼 すまし汁 寒天サラダ 牛乳

 給食では、調味料に少しこだわって使用している物があります。
油は米サラダ油、砂糖は三温糖、塩は天然塩、みりんも本みりんを使用しています。アレルギーへの配慮や原材料にこだわっているからです。おいしい給食作りのため、調味料から気をつけています。

9月21日の給食

 今日は、「さつまいもとじゃこの揚げ煮」から『じゃこ』のお話でした。
 「じゃこは、震災後からずっと鹿児島県の大久保水産から、定期的に、おいしいちりめんじゃこを南相馬市に届けていただいています。「南相馬市の子どもたちにおいしいじゃこを安心して食べてもらい、元気になってほしい」という温かい願いから、今年も届けられています。じゃこは、カルシウムたっぷりで、みなさんの骨の成長を助けたり、歯を丈夫にしてくれます。今日は、調理員さんが素揚げしたさつまいもと一緒に甘辛く煮からめ、おいしく仕上げました。感謝の気持ちを大切に、よくかんでいただきましょう。」

 

 

今日の献立:味噌ラーメン サツマイモとジャコの揚げ煮 なし 牛乳

 さつまいもとじゃこの揚げ煮の作り方です。まず、さつまいもは1.5cmくらいの角切りにして、油で素揚げにします。大豆の水煮にでん粉をまぶして、油で揚げます。じゃこに油を絡めて、スチコンで焼きます。(家庭ならフライパンでも焼けます。)しょうゆ、砂糖、水あめ、料理酒、みりんで甘じょっぱいタレをつくり、その中に、さつまいも、大豆、じゃこをいれて、混ぜ合わせます。おいしいので、家庭でも作ってみてください。

9月16日の給食

 今日は、「チリコンカン」のお話でした。
 「チリコンカンは、肉と豆を唐辛子が入ったトマトソースで煮込んだスパイシーな料理のことです。発祥はアメリカのメキシコ州と言われており、アメリカの国民食のひとつです。たまねぎなどの野菜と肉、豆をトマトソースで煮込むだけで、手軽に作ることができます。豆は、畑の肉である『大豆』を使うことが多いようです。今日は大豆と、大豆製品であり小さながんもどきの「こつぶあげ」を使いました。今日は、チリコンカンをパンにはさんで、「チリコンカンサンド」にして食べましょう。」

  

   今日の献立:チリコンカンサンド(背割りコッペパン チリコンカン 添えレタス) 小松菜のクラムチャウダー 牛乳

 今日は、パンにチリコンカンを自分ではさんで食べるという、低学年には少し手のかかる給食でした。でも、一生懸命、パンを袋から出して、お皿の上に置き、レタスとチリコンカンを、フォークやスプーンで上手にのせていました。ニコニコとした顔で食べていました。自分で工夫をして食べることも楽しみの一つですね。

9月14日の給食

 今日は、「きつねうどん」のお話でした。
 「なぜ、「きつねうどん」と呼ばれるようになったかというと、きつねは油揚げが好きだったからと言われています。また、油揚げの色や形が、きつねがうずくまる姿に似ているからとも言われています。油揚げのような色のことを「きつね色」とも言います。食べ物を動物に例えたところが面白いですね。ちなみに「たぬきうどん」は、天かすがのっていて、天かすの色がたぬきに似ているために名付けられたという説があります。今日は、甘辛く煮付けた油揚げをうどんにのせて食べましょう。」

今日の献立:きつねうどん コーンサラダ 一口とちおとめゼリー 牛乳

 今日は、スチコンを使用して、油揚げを煮付けました。
まず、油揚げを1/2に切り、スチコンで油抜きをします。その後、水切りをして、もう一度油揚げをきれいに並べ、砂糖、酒、みりん、醤油を混ぜ合わせて入れて、スチコンで煮付けます。
とてもおいしくできました。ごはんをつめて、おいなりさんでも食べられます。家庭でも試してみませんか?

9月13日の給食

 今日は、今日の献立「ひじきの炒め煮」のお話でした。
 「今日は、ごはんにぴったりのおかず「ひじきの炒め煮」です。ひじきの炒め煮は、日本全国で食べられている伝統的な和食の一品です。周りを海に囲まれている日本では、ひじきやわかめ、のりなどの海藻を昔から食べてきました。しかし、今は家庭の食卓に登場することがだんだん少なくなってきているようです。海藻には、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルと食物繊維が豊富に含まれています。動脈硬化を防いだり、歯や骨を丈夫にしてくれます。ひじきの炒め煮は、成長期のみなさんに、ぜひ食べてほしい料理です。さあ、ごはんと一緒に食べてみましょう。」

今日の献立:ご飯 かき玉味噌汁 いかナゲット ひじきの炒め煮 牛乳

 今日食べている様子を見ると、ひじきの炒め煮をごはんに混ぜて、ひじきごはんのようにして食べている子どもがいました。苦手な海藻類も、工夫次第で食べられるようです。家庭でも、ひじき、こんぶ、わかめなどの海藻類をしかり食べてほしいです。

9月12日の給食

 今日は「豆」についてのお話でした。
 「今日のビーンズサラダには、何の豆が入っているか分かりますか?北海道産の3種類の豆が入っています。黄色い豆が「大豆」、赤い豆が「金時豆」、白い豆が「白いんげん豆」です。豆には、お腹の掃除をする食物せんいや、血液を作る栄養がたくさん入っています。体の調子を整えるビタミン類もたっぷりです。みなさんの中には豆が苦手な人もいるかもしれませんが、豆は元気な体をつくるもとになり、毎日食べてほしい食品です。給食では、いろいろな料理に豆が登場しています。今日は、ビーンズサラダを食べて元気な体をつくりましょう。」

 

今日の献立:ハヤシライス ビーンズサラダ 牛乳

 豆は、畑のお肉 と言われるくらい、良質なたんぱく質を多く含んでいます。最近では、肉の代わりになる、大豆ミートを使った加工品も、スーパー等で見られますね。
 給食を食べている様子を見ると、豆そのままの形だとなかなか食べられない子どもが多いようです。でも、よいたんぱく質を多く含むので、給食ではいろいろな味付けで提供しています。今日は和風ドレッシングで味付けしました。お子さんに、「豆サラダの味どうだった?」と聞いてみてください。

9月9日の給食

 今日は、「お月見献立」についてのお話でした。

「明日10日は十五夜にあたります。十五夜とは、旧暦の毎月15日のことで、中でも旧暦の8月15日は、『中秋の名月』と呼ばれ、空が澄み、一年の中で月が一番きれいに見える日とされています。十五夜には、団子や、収穫したての里いもなどの作物をお供えし、秋の収穫への感謝と健康を祈ります。また、稲の穂に似ている「すすき」をかざり、豊作を願います。給食ではお月見ゼリーを用意しました。きれいな夜空を思い浮かべながら食べましょう。自然の恵みと生産者の方々への感謝の気持ちも大切にしていきたいですね。」

 

今日の献立:食パン キャラメルクリーム アルファベットスープ オムレツトマトソースがけ お月見ゼリー 牛乳

 学校給食では、行事食を大切にしています。明日は、家庭でも「お月見」を楽しんでみてはいかがでしょうか。

9月8日の給食

 今日は、「かみかみ献立の日」でかむことのよさについてのお話でした。
「今回は『ひみこのはがい~ぜ』から、3番目の「こ」を紹介します。「こ」は「言葉の発音がはっきり」の「こ」です。よくかむことは口のまわりの筋肉を使うので、表情が豊かになり、口の動きがスムーズになります。また、口のまわりの筋肉を使うので発音よく話をすることができるようになります。はっきりとした発音はとても聞きやすいですね。毎日の食事で、よくかんで食べることを意識してみましょう。」

 

今日の献立:ご飯 ニラと豆腐のスープ 豚肉のバー絵キューソース 切り干し大根のサラダ 牛乳

 今日は子どもたちが好きな、豚肉のバーベキューソースでした。バーベキューソースは、玉ねぎ、生姜、しょうゆ、すりおろしりんご、砂糖、みりん、みそで作りました。豚肉は、酒で臭みを取り、スチコンで焼いてソースをかけます。今日はソースを肉だけでなく、ご飯につけて食べている子どももいました。おいしそうに食べてくれて、嬉しかったです。

9月7日の給食

 今日は、食育クイズでした。


「Q食べ物が、体の中を通過する時間はどれくらいでしょうか?

 1番  3~8時間(半日くらい)
 2番 16~24時間(半日~1日くらい)
 3番 30時間(1日半)

 

 

今日の献立:塩ラーメン 餃子 中華サラダ 牛乳

 

 正解は、2番16~24時間(半日~1日)です。
 食べ物は口から入って、ふつうの人でおよそ1日くらいで体の中を通過します。胃の中では2~4時間、つぎに小腸の中で4~5時間、最後は大腸の中で9~16時間つうかするのにかかります。食べ物の栄養が、胃や腸でしっかり吸収されるように、よくかんで食べましょう。」

 今日の「中華サラダ」は子どもたちが好きなサラダの1つです。材料は、ビーフン、チキン水煮、キャベツ、きゅうり、にんじんです。ドレッシングは手作りで、酢、砂糖、ごま油、塩、こしょうで作りました。さっぱりとして食べやすく、子どもたちも、しっかりと食べていました。

9月6日の給食

 今日は、南相馬市産食材活用デー『のまたん献立の日』についてのお話でした。
 「南相馬市産の食材は『ミニトマト』です。トマトは、世界の中で一番生産されている野菜です。トマトのもともとのふるさとは、南アメリカのアンデス高原地帯です。日本には、江戸時代に入ってきました。今では、改良された様々な種類の色や形のトマトが栽培されています。中でもミニトマトは、味も甘味があり、フルーツに近い味わいになっています。栄養も小さい中にギュッとつまっています。今日は、南相馬のミニトマトを食べてみましょう。」

今日の献立:カラフル丼 ナスの味噌汁 ミニトマト 牛乳

 今日は、南相馬市農政課より「トマト」についてのお手紙を各家庭に配布しました。また、給食時間には、DVDでトマトについてのクイズも届きました。南相馬市では、農政課、学校教育課など連携をして、地産地消を推進しています。「今日のトマトの味はどうだったのかな?」とお子さんにも聞いてみてください。

9月5日の給食

 今日は生活リズムについてのお話でした。
「9月に入りました。生活のリズムは戻ってきましたか?季節の変わり目のこの時期は、夏の疲れが出やすく体調をくずしやすくなります。早寝・早起き・朝ごはんで規則正しい生活をすることが大切です。夜は早めに寝て体を休めて、朝早く起きて朝ごはんをしっかり食べて登校しましょう。そして、給食もしっかりと食べて、エネルギーをチャージして午後もしっかりと勉強したり、元気に運動ができるようにしましょう。今日は「今月のいちおし献立」です。みなさんの体の免疫力を高め、体力向上ができる献立です。さあ、給食を食べて、体の中にパワーを取り入れましょう。」

今日の献立:ご飯 鶏肉とジャガイモの煮物 赤魚の竜田揚げ 浅漬け 牛乳

 

 気温の変化が大きい時期になりました。体の疲れが出て、風邪をひきやすい時期です。免疫力をつけるため、いろいろな食材を食べて、睡眠でゆっくりと体を休めることが大切です。給食もしっかりと食べてほしいですが、家庭でもバランスのよい食事を心がけてみてください。

 

9月2日の給食

 今日は、食育クイズでした。
「Q 牛乳は栄養価も高くよい食品ですが、1日何本くらい飲んでもいいのでしょうか?
 次の3つの中から選びましょう。

 1番 2本くらい
 2番 5本くらい
 3番 10本くらい

  今日の献立:コッペパン ももジャム ワンタンスープ かぼちゃのチーズ焼き 牛乳

 

 正解は1番 2本くらい です。
 牛乳は質の良いたんぱく質、カルシウムを多く含んでいて、みなさんの成長に欠かせない食品です。そして、牛乳は水分補給にもなります。でも、どんなに栄養価のすぐれた食べ物でも、それだけでは健康な体はつくれません。他のいろいろな食品もしっかり食べることが大切です。まずは給食の牛乳をしっかりと飲みましょう。」


 今日は、「かぼちゃのチーズ焼き」でした。かぼちゃは1.5cm角切りにし、スチームコンベクションオーブン(以下スチコン)でスチームをかけ、やわらかくします。千切りにしたベーコンと玉ねぎを油で炒め、軽く塩・こしょうします。アルミカップに、かぼちゃを入れ、上に炒めたベーコン・玉ねぎをのせ、とろけるチーズ、みじん切りしたパセリをさらにのせて、スチコンで焼きます。おうちでも作ってみてください。

9月1日の給食

 今日は、防災対応給食についてのお話でした。
「 9月1日は”防災の日”です。そこで今日は「防災 対応 給食」です。
 災害が 起こった時、水や火が使えなくなってしまうことが考えられます。そんな時は、いつもと同じ食事をとることができません。
 今日の給食は、万が一のために、学校や給食センターに備蓄している『ヒートレスカレー』を使った献立です。
 ヒートレスカレーは、温める必要がなく、このまま袋から出して食べることができる便利な 『非常食』のひとつです。
 今日は、災害などがあったときを想定して給食を食べてみましょう。また、ふだんの食事に感謝の気持ちを忘れずに、改めて「食べられることができるありがたさ」についても考えながら食べましょう。」

 

今日の献立:ご飯 ヒートレスカレー 県産とんかつ 枝豆とツナのサラダ 牛乳

 災害は突然起きるので、日頃の準備が大切になります。学校給食は、ヒートレスカレーを備蓄し、昨年度の地震の時にも提供することができました。家庭でも、食品や、消耗品の備蓄について確認しておくことが大切ですね。

8月31日の給食

 今日の果物の「梨」についてのお話でした。
 「夏から秋には、たくさんの果物が旬をむかえます。梨は、甘みがとてもあり、水分が多く含まれ、みずみずしくてシャリシャリの食感がとてもいいですね。栄養成分では、ビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれていて、夏バテ対策におすすめの食べ物です。福島県の浜通り地方では、梨の栽培が盛んに行われています。梨の品種には「幸水」「豊水」「あきづき」「新高梨」などがあります。同じ果物でもいろんな品種があるので、それぞれの味や食感のちがいなどを感じながら食べましょう。」

 

今日の献立:親子うどん 海藻サラダ なし 牛乳

 今日は、幸水を食べました。甘みが強くとてもおいしかったです。調理員さんは、梨を1個ずつ丁寧に洗い、消毒をして、皮をむき芯を取って、6分の1にカットしました。作業には手間がかかりますが、子どもたちの笑顔のため、一生懸命作業してくれました。

8月30日の給食

 今日は、冬瓜のみそ汁の「冬瓜」についてお話でした。
「冬瓜は、漢字で書くと、「冬」に「瓜」と書き、冬のイメージがありますが、6月から9月にとれる 夏の野菜です。日持ちがよく、1か月から2か月ほど日持ちがするため、冬まで 食べられることから、「冬瓜」と名前をつけられたそうです。
 冬瓜の栄養は、ほとんどが水分で、他にミネラルが含まれています。冬瓜は、まさに夏の野菜としての代表的な特徴を持った野菜です。
 今日はみそ汁に冬瓜が入っています。味にくせがなく、大根のような感覚で食べられます。夏においしい冬瓜を食べてみましょう。」

 

今日の献立:ご飯 冬瓜の味噌汁 サバのごま衣焼き 和風ポテトサラダ 牛乳

 今日使用した冬瓜は、1個3.5kgもありました。スーパーでは、大きすぎるのでカットして売っていることが多いと思います。あまり家庭では食べないかもしれませんが、煮物や汁物に活用してみてはどうでしょうか。

8月29日の給食

今日は、食べ物クイズでした。
「Q夏野菜である 「なす」は、日本よりも暑い国であるインドで生まれた野菜です。
 なすの皮の色はむらさき色ですが、この色の名前は何と呼ばれているでしょうか? 次の3つのうちから選びましょう。
 1番 ナステン
 2番 ナスピン
 3番 ナスニン

今日の献立:ご飯 ナス入りマーボー豆腐 鶏肉と野菜の和え物 一口りんごコンポート 牛乳

 

 正解は、3番 ナスニンです。
 ナスニンは、「アントシアニン」という成分の色素で、ブルーベリーやむらさきいもなどにも含まれています。むらさき色の他に、 夏野菜の鮮やかな色には、紫外線が体の細胞に入り込むのを防いでくれたり、肌の調子を整える働きがあります。」

 夏から秋にかけてたくさん収穫される「なす」ですが、子どもたちには、人気のない野菜のひとつです。少しでも食べやすいように、今日はなすを切った後、油を絡めてスチコンで焼いてから、麻婆豆腐に加えています。おいしく食べてほしいと願いをこめましたがどうだったでしょうか?

8月26日の給食

今日は『酸味』についてのお話でした。
「酢やレモン、梅干しなどのすっぱい味を 「酸味」と言います。酸味の成分は、疲れをとってくれたり、体に悪い菌 をやっつけてくれたりする働きがあります。給食では、今日のサラダや和え物の料理には、米から作られた「米酢」やりんごから作られた「りんご酢」を使っています。また、肉や魚のレモン漬けのタレには、「レモン果汁」を使っています。酸味は、何度も食べているうちに、おいしいなとわかる味です。料理によってちがう酸味を味わってみましょう。」

 

今日の献立:食パン イチゴジャム スープスパゲッティ 鶏肉のレモン漬け みかんサラダ 牛乳

 

 酸味は、食欲増進効果もあるので、夏の暑い時期に食欲がないという人におすすめの味です。子どもには、酸味はあまり好かれないので、給食では他の調味料と合わせて、ほどよい酸味で提供できるようにしてます。今日は、醤油ベースのタレにレモンの爽やかな酸味がきいて、鶏肉をおいしく食べることができました。

 今日の「いちごジャム」は相馬農業高校の生徒さんが作ったジャムでした。果肉がごろっと入っていて、とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。

 

8月25日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
「Q 「豚肉」に多い栄養素は、たんぱく質の他に何があるでしょうか? 次の3つのうちから選びましょう。

 1番 ビタミンB1
 2番 ビタミンC
 3番 ビタミンD

 


今日の献立:ご飯 ほっけの塩焼き 豚肉のみそ炒め にら玉汁 牛乳

 

 正解は、1番 ビタミンB1です。
 豚肉は、鶏肉や牛肉に比べて、疲れをとってくれる働きの「ビタミンB1」がたくさん含まれています。また、豚肉だけでなく、野菜も一緒に食べると体の成長の働きを助けてくれます。今日は、野菜たっぷりの豚肉のみそ炒めです。豚肉と野菜、一緒に食べて元気な体をつくっていきましょう。」

 

 ビタミンB1は「夏バテ」防止にもなる栄養素です。豚肉や豚肉から作られる加工品、ウナギなどに多く含まれます。まだまだ暑い日が続きます。ビタミンB1だけでなく、バランスよくいろいろな栄養素を摂って、夏バテを防ぎましょう。

8月24日の給食

 今日は生活リズムについてのお話でした。
「2学期が始まり今日で3日目です。 夏休みの生活リズムからだんだんと学校の生活リズムに戻していきましょう。学校で元気に過ごすためには、 よく寝て、バランスよく食べ、よく運動することが必要です。とくに食生活の中では、1日の生活リズムのスイッチとなる朝ごはんが大切です。毎日 早起きをして余裕をもって朝ごはんを食べることができるようにしましょう。生活のリズムが整うと、給食もしっかり食べることができます。明日の朝も、朝ごはんを食べて元気に登校できるようにしましょう。」

今日の献立:ジャージャー麺 もやしのシャキシャキナムル 冷凍みかん 牛乳

 お子さんは早起きをして、朝ごはんを食べていますか?朝ごはんは、午前中のエネルギー源です。食べないと、集中力が落ちてしまったり、自分の最大限の力を出すことができなくなったりします。朝ごはんを食べるため、規則正しい生活に早く戻しましょう。

 

8月23日の給食

 今日は、『かみかみこんだての日』についてのお話でした。
「今回は、かむことの良さを表す 言葉「ひみこのはがい~ぜ」から『み』を紹介します。「み」は味覚の発達の「み」です。よくかんで食べると、食べ物本来の味がわかります。そうすることで、薄味の料理でもおいしく感じることができます。塩分のとりすぎを防ぐ効果もあります。今日の「切り干し大根はりはり和え」は、かみ応えたっぷりの料理です。一口30回かむことを意識して食べてみましょう。」

今日の献立:ご飯 五目ビーフンスープ キャベツメンチカツ 切り干し大根ハリハリ和え 梅じそふりかけ 牛乳

 福島県は、塩分の取り過ぎ県だと言われています。給食も薄味を心がけています。家庭でも、薄味に慣れるために、日頃の食事から気をつけていくといいですね。

 

8月22日の給食

 今日の給食のカレーについてのお話がありました。
 「今日から2学期が始まりました。2学期スタートの給食は、夏野菜カレーです。夏が旬の野菜や果物には、汗で失われる水分や無機質(ミネラル)が豊富です。今日のカレーには、いつもの豚肉やたまねぎ、にんじん、じゃがいもに加えて、旬の夏野菜「なす」「かぼちゃ」「いんげん」「トマト」が入っています。2学期も健康な体をつくるために、いろいろな食べ物を組み合わせた食事をしていきましょう。」

 今日の献立:夏野菜カレー こんにゃくサラダ ピーチゼリー 牛乳

 

 2学期が始まりました。給食は、人気No.1のカレーからスタートしました。子どもたちは、久しぶりの給食に喜んでいました。
 今学期も、お子さんの成長と健康の一助となるように、安全・安心な給食にしていきたいと考えてます。

7月19日の給食

 今日の献立についてお話がありました。
「今日は「いざ、出陣」メニューです。今年は7月23・24・25日が相馬野馬追です。
 国の重要無形民俗文化財に指定されています。出陣のさいには、打ちアワビ、勝ち栗、干し昆布、豆腐、きゅうりなどが食べられていたとされています。
 今日の給食はアワビの代わりにホタテ貝柱を入れたごはん。塩昆布入りのきゅうりづけ。それに勝ち魚である「かつおの揚げ煮」の出陣メニューです。
 暑い夏の野原を颯爽と走る騎馬に思いをはせて、おいしくしっかりかんで、いただきましょう!!」


今日の献立:貝柱ご飯 すまし汁 カツオの揚げ煮 キュウリの昆布漬け はちみつレモンゼリー 牛乳

 今年は、本格的な相馬野馬追が行われます。そして今日は、地域の伝統行事に合わせた献立です。地域に伝わる食、郷土食をこれからも給食で伝えていきたいと考えてます。
 明後日から夏休みで、1日3食、家庭での食事になります。子どもたちの成長のため、バランスのよい食事を心がけましょう。

7月15日の給食

 今日は、南フランスの野菜料理『ラタトゥイユ』のお話でした。
「ラタトゥイユは、野菜の水分だけで煮込むので、野菜が甘くおいしく変身します。
 今日のラタトゥイユには、かぼちゃ・トマト・ピーマン・ズッキーニといった夏野菜が入っています。夏の光をたっぷり浴びた色鮮やかな夏野菜には、紫外線から肌や体を守ってくれる、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEが豊富に含まれています。
 また、夏野菜には、体の余分な熱をとり、体を冷やすはたらきもあります。
 夏の暑い日差しに負けない体をつくるために、ラタトゥイユを食べてみましょう。」

今日の献立:コッペパン 県産りんごジャム ワンタンスープ ラタトゥイユ ヨーグルト 牛乳

 

 夏野菜たっぷりの献立で、苦手な子もいたようです。でも、ケチャップの味を強めにして、食べやすいように作りました。頑張って食べてくれた子が多くいたので、とても嬉しく思いました。

7月14日の給食

 今日は、沖縄の料理『ゴーヤチャンプル』と『イナムドゥチ』についてのお話でした。
「『ゴーヤチャンプル』のゴーヤはニガウリとも言われ、少し苦味があります。この苦い成分が胃腸を刺激して食欲を増進させます。そして、ゴーヤには、ビタミンCもたっぷり入っています。
 また、沖縄料理には、疲労回復に効果的な栄養素「ビタミンB1」が豊富な”豚肉”もよく使われています。『イナムドゥチ』は、豚肉が入った具だくさんのみそ汁です。
 南の暑い地方の料理は、夏の暑さから体を守ってくれる働きをします。
 今日は、沖縄料理を食べて、体の中から元気にしていきましょう。」

今日の献立:ご飯 ゴーヤチャンプル イナムドゥチ 野菜シューマイ 牛乳

 

 ゴーヤは苦味が強く、子どもには嫌われる野菜ですが、給食で食べるゴーヤは不思議と苦みが少なく食べやすく調理されています。理由は、ゴーヤの白い綿を丁寧に取り除き、ごま油を入れたお湯で茹でることです。他にも、塩もみをしてから茹でるなど、苦みを取る方法はいろいろあるようです。おうちでも試してみませんか?

7月13日の給食

 今日は、おやつについてお話がありました。
「大人気のガリガリくんカップアイスが給食に登場です。
 夏はアイスがとてもおいしく感じる季節です。だからといって食べすぎには注意してください。冷たい食べ物には思っている以上にたくさんの砂糖が含まれています。
 砂糖のとりすぎは虫歯や、夏バテ、太る原因にもなります。食べる量を考えて食べましょう。
 自分の体は自分が食べたもので出来ています。健康な体づくりのために、おやつは時間や量を考えて食べましょう。」

今日の献立:とんこつラーメン 水菜のサラダ ガリガリ君(ブドウ味) 牛乳

 

 

 問題です。500mlのジュース1本にどのくらいの砂糖が入っているでしょうか。

 

 答えは、約50gの砂糖が入っています。
 冷たく冷やされたジュースは甘みをあまり感じません。
 暑いとおいしく飲んでしまいますが、ジュースの飲み過ぎに気をつけましょう。

7月12日の給食

 今日は、ビタミンCについてのお話でした。
「みなさん、ビタミンCといえばレモンやグレープフルーツなどの果物を想像する人が多いのではないでしょうか?
 実はじゃがいもには、果物に負けないくらいビタミンCが含まれています。ビタミンCは熱に弱い栄養ですが、じゃがいものビタミンCはでんぷんに守られているため壊れにくくなっています。
 これからたくさん収穫される新じゃがいもも、ビタミンCが多く含まれています。
 今日は、じゃがいものそぼろ煮を食べて、みなさんもビタミンCをしっかりとりましょう。」

今日の献立:ご飯 ジャガイモのそぼろ煮 枝豆入り卵焼き キャベツの浅漬け 牛乳

 

 今、「新じゃが」がおいしい季節ですね。南相馬市でも収穫されていると思います。焼く・蒸す・煮る・茹でる・揚げるなどいろいろな調理方法でおいしく食べることができます。今日は、鶏挽肉や玉ねぎ、にんじんなどの野菜と一緒にそぼろ煮にしました。子どもたちの好きな煮物だったので、おいしそうに食べていました。

7月11日の給食

 今日は、”カレー”のお話でした。
「夏本番をむかえ、暑さが厳しくなってきました。カレーの生まれはインドです。気温が40度を超えるインドで、食欲を増して胃にもたれない料理を!ということで工夫して作られたのがカレーです。
 暑くて食欲がない時にでもおいしく食べられるのは、「カレーのスパイス」の働きです。
 カレーは、入れる材料をかえれば、味のちがいも楽しめ、いろいろな種類の栄養もとることができます。
 食欲がないときには、食べやすいものから食べはじめて栄養のバランスを考えて食べて、体調を整えるようにしましょう。」

今日の献立:ポークカレー フルーツポンチ ビーンズカル 牛乳

 今日は、子どもたちの大人気メニューが2つもでた給食でした。特にフルーツポンチは、暑いこともあって、とてもおいしそうに食べていました。1学期の給食もあと5回です。最後までしっかりと食べてほしいと思います。

7月8日の給食

 今日は、食中毒についてお話でした。
「夏は気温が高く、湿気も上がりじめじめとする季節です。夏の時期は食中毒の原因となる菌が増えやすくなります。
 そこで、食中毒予防対策として一番大切なことは、『手洗い』をすることです。普段から食事の前に石けんで手を洗い、きれいなタオルやハンカチで水気をふきとっていますか?自分のことをふりかえってみましょう。
 とくにパンの日は手で直接パンをちぎって食べるので、しっかりと手洗いをしましょう。」

 
今日の献立:食パン チョコレート もずくスープ 鶏肉のラビコットソースかけ 牛乳

 

 学校では、手洗い、アルコール消毒をしてから、給食を食べています。家庭でも、手洗いをしっかりとして、汚れや菌を流してから、食事をするようにしましょう。

7月7日の給食

 今日は七夕給食についてのお話でした。
「七夕は、1年に一度だけ天の川をわたって、ひこぼしとおりひめが出会うことができるという、星祭りの行事です。
 それにちなんで今日の給食では、七夕汁と星のソーダゼリーを献立にとり入れました。
 七夕汁には、星の形のオクラとにんじん、天の川に見立てたビーフンが入っています。
 今日は七夕です。星がきれいに見えるといいですね。給食でも七夕をお祝いして、みなさんの願いが叶うように応援しています。」

 

今日の献立:のっけ丼(酢飯) 七夕汁 星のソーダゼリー 牛乳

 今日は、七夕にちなんで、星の形をした食材を多く使いました。にんじんが星の形で給食に使われるのは、今日だけです。家庭でも、七夕にちなんだ、料理を作ってみませんか?

7月6日の給食

 今日は「のまたん献立の日」、南相馬市産食材活用デーについてのお話でした。
「南相馬市産の食材は「トマト」です。
 夏の光をたっぷり浴びたトマトには、リコピンという赤色の色素が含まれています。リコピンは紫外線から私たちの肌や体を守ってくれます。
 水分豊富なトマトには、体の余分な熱をとり体を冷やす働きもあります。
 今日は、スパゲティのソースに生のトマトを加えて調理しました。トマトは加熱するとうまみが出て、甘くおいしく変身します。
 トマトは、ケチャップやピューレー、ジュースなどに加工されます。旬のおいしいトマトを食べて暑さに負けない体を作りましょう。」

 

今日の献立:ツナとトマトのスパゲティ さっぱりサラダ スイカ 牛乳

 夏になると、いろいろなトマトを使った料理が出ます。今日のスパゲッティソースは、この時期ならではのさっぱりとしたトマトソースです。旬の物はおいしいので、使う頻度も多くなります。家庭では、どんなトマト料理を食べていますか?