学校の様子です。
2月16日の給食
今日は「ほうれん草の白和え」のお話でした。
『白和え』は日本に古くから伝わる伝統料理のひとつです。白い衣をまとったような和え物料理を”白和え”といいます。とうふと白ごまなどをすりまぜ味をつけた”和え衣”と、ゆでた野菜に、下味をつけたこんにゃくなどの具材をあわせて作る、たいへん手のこんだ料理です。白和えのほかにも、和食にはいろいろな和え物があります。給食では、おかか和え、のり和え、じゅうねん和えなどがあります。今日はやさしい味わいの白和えを味わってみましょう。
今日の献立:麦ご飯 具だくさん味噌汁 アジの塩麹焼き ほうれん草の白和え 牛乳
今日は、和食の献立でした。和食が苦手な子が多いのかなと思うほど、給食の残菜が多くなります。子どもたちに聞いてみると、「みそ汁は好き」「魚も好き」と言うので、和食がすべて嫌いではないことがわかります。野菜を多く使った「煮物」「あえ物」も「好き!」と言ってもらえるように、給食を作っていきたいと思っています。家庭でも、和食料理を積極的に食べてみましょう。
2月15日の給食
今日は「さつまいも」のお話でした。
ほくほくして甘いさつまいもは、いろいろな品種があり、それぞれ実の色や加熱後の食感がちがいます。では、ここで食育クイズです。
Q:さつまいもを切ったときに出る白い液体の名前は何でしょう?次の3つの中から選びましょう。
1番 アマピン
2番 サツピン
3番 ヤラピン
今日の献立:カレーうどん サツマイモとジャコの揚げ煮 白菜の塩昆布漬け 牛乳
正解は、3番ヤラピンです。
さつまいもを切った断面から出る白い液体は、「ヤラピン」といって、腸のはたらきを整える成分です。さつまいもには、炭水化物が多く、ビタミンCや食物せんいも豊富です。さつまいもは、アスリートのおやつによく取り入れられています。
今日は、さつまいもと大豆とちりめんじゃこの入った揚げ煮でした。さつまいもは素揚げ、大豆は衣をからめて油で揚げました。ちりめんじゃこはサラダ油を絡めてスチコンで焼きます。砂糖、しょうゆ、水飴、みりん、酒でタレを作り、材料を入れ混ぜ合わせました。少し味を濃くすると、ごはんのおかずにもぴったりなおかずになります。家庭でも作ってみませんか?
2月14日の給食
今日のデザート『てづくりココアプリン』にちなんだお話でした。
カルシウムたっぷりの牛乳で作った甘さひかえめのプリンです。チョコレートの仲間「ココア」は、「カカオ豆」からできています。カカオ豆にはポリフェノールがふくまれていて老化防止などの効果があります。また、食物せんいも多く、お腹の調子を整えたり、コレステロールを減らし血管をきれいにするはたらきもあります。ただし、おやつなどでチョコレートを食べるときには、砂糖やあぶらも多くふくまれているので、食べすぎには注意しましょう。今日は、給食室からのバレンタインプレゼントです。みんなでおいしくいただきましょう。
今日の献立:ハヤシライス ビーンズサラダ 手作りココアプリン 牛乳
今日は、子どもたちが大好きなデザート「ココアプリン」でした。給食室では、朝から牛乳を温めて、ココアプリンの素を溶かし、カップに流して、冷蔵庫でいったん冷やし固めます。固まるまでの間、サラダやハヤシライスの野菜を切ります。切り終わった頃に、ココアプリンも固まっているので、ココアプリンの上に、ホイップクリームを絞って、カップにふたをして、学級ごとに数えていきます。ひとつひとつ丁寧に調理員さんが作ってくれたココアプリンは、とてもおいしかったですね。子どもたちもニコニコ笑顔で食べていました。
2月13日の給食
今日は「鍋料理」についてのお話でした。
寒い日には「鍋料理」がおいしいですね。鍋料理には水たきや寄せ鍋、おでん、すき焼き、しゃぶしゃぶなどがあります。みなさんは普段どんな、鍋料理を食べていますか?鍋料理には、その地域ならではの食材や、旬の食材が入った物など、いろいろな物があります。東北地方では、秋田県の「きりたんぽ鍋」が有名です。となりの宮城県では「せり鍋」が名物になっています。そのほかにも、日本各地で食べられている鍋料理の種類などを調べてみると、その地域の特色なども分かって楽しいですよ。
今日の献立:麦ご飯 すき焼き煮 厚焼き玉子 キャベツのおかか和え 牛乳
鍋料理は、肉や魚、豆腐と何を入れてもおいしいですね。季節の野菜もたくさん食べることができます。1品で栄養バランスよく取り入れることができます。まだまだ寒いので、鍋料理で温まりながら、栄養もたくさんとりましょう。
2月10日の給食
今日は、食育クイズでした。
Q:今日のミートローフの中には、あるスパイスが入っています。それは次のうちどれでしょうか?
1番 ナツメグ
2番 シナモン
3番 ローリエ
今日の献立:食パン キャラメルクリーム アルファベットスープ カップミートローフ 牛乳
正解は、1番ナツメグです。
ナツメグは、ひき肉を使った料理によく使われるスパイスで、ニクズクという木の実の中にある種を粉にしたものです。ハンバーグやミートローフにナツメグを加えることで、肉のくさみが消え、たまねぎの甘みが引き出されるなどの効果があり、より本格的な味わいになります。今日は、調理員さん手作りのミートローフを味わってみましょう。
今日はアルファベットスープでした。名前の由来は、スープの中に、アルファベットの形をしたマカロニが入っているからです。子どもたちの中には、スープの中のアルファベットマカロニを拾い、皿に並べて文字を作って楽しんでいる子もいました。子どもたちの工夫をして、楽しく食べる様子は見ていて、微笑ましいですね。