学校の様子です。
12月2日の給食
今日は、食育クイズでした。
「Q足りないと口内炎もできてしまう、美容ビタミンは何でしょう?次の3つの中から選びましょう。
1番 ビタミンA
2番 ビタミンB2
3番 ビタミンC
今日の献立:セルフホイップサンドパン 豆乳スープ ベーコンサラダ 牛乳
正解は、2番ビタミンB2です。
足りないと口の中に口内炎ができたり、目の疲れや肌のカサカサにつながります。また、ビタミンB2は、体の脂肪をエネルギーに変えるはたらきがあるので、不足すると太りやすくなります。給食にでる牛乳には、カルシウムだけでなくビタミンB2も多く含まれているので、牛乳を飲むようにしましょう。その他、ビタミンB2は、わかめやのり、納豆、チーズにも多く含まれています。」
給食で、よく登場する「豆乳スープ」ですが、始まりは、牛乳アレルギーのお子さんでも飲むことができるために考えられました。成長期の子どもにとって、栄養素をまんべんなく満たすことが大切ですが、たんぱく質やカルシウムは気をつけないと、基準値を満たすことが難しい時があります。豆乳を使用することで、より多くの子どもたちが栄養素を満たすことができるので、いろいろな場面で、よく使われています。もう一度、献立表をじっくりと見てください。
高齢者疑似体験
11月29日(火)の5・6校時に、南相馬市社会福祉協議会の方々をお招きして、4年生が高齢者疑似体験を行いました。
サポーターやヘッドフォン、ゴーグルを装着し、新聞を読んだりタブレットを操作したりしました。
当たり前に出来ていたことがなかなか出来ず、もどかしさを感じる一方で、「お年寄りって、こんなに大変な思いをしていたんだ。」「これは周りのサポートが必要だね。」と、高齢者の大変さや気持ちを知る貴重な体験ができたようです。
12月1日の給食
今日は、かぜ予防についてのお話でした。
「今日から12月に入りました。かぜをひいている人はいませんか?かぜ予防のポイントは、「栄養」「休養」「運動」の3つです。1つ目は、3度の食事をしっかり食べること、2つ目は、夜はゆっくり睡眠をとって、体の疲れをとります。3つ目は、昼間はよく体を動かすことも大切です。そして、食生活のポイントは2つあります。1つ目は、卵や肉、魚などのたんぱく質をしっかりとること。2つ目は、野菜やきのこ、果物などのビタミン類をとり、たんぱく質をじゅうぶん体に吸収させること。この食生活の2つのポイントに気をつけて、バランスよく食事をとることが大切です。12月もかぜなどの病気に負けない体づくりをして、元気に生活をしていきましょう。」
今日の献立:麦ご飯 小粒揚げの味噌汁 鶏肉のパセリソース焼き マカロニサラダ 牛乳
インフルエンザも心配な季節になりました。石けんを使った手洗い、そしてうがいをしっかりとすることはもちろんですが、体の病気に対する免疫力をつけるため、生活面、食事面でも上記のポイントに気をつけていきましょう。
11月30日の給食
今日はみかんのお話でした。
「デザートの「みかん」についてお話しします。みかんにはビタミンCがたくさん入っています。ビタミンCは、寒さやかぜに対する低抗力を高めるはたらきをもっています。血をつくる鉄分を体に吸収しやすくしたり、コラーゲンを作る手助けをしたりして、体を病気から守ります。ビタミンCは体の中にたくわえておくことができない栄養なので、こまめにとりいれることが必要です。手軽に食べられるみかんは、ビタミンCをおぎなうのに最適です。これからの季節は、おやつにみかんを食べるのもよいですね。」
今日の献立:味噌ラーメン 手作り肉団子の餅米蒸し みかん 牛乳
今日は、「手作り肉団子蒸し」に給食で初挑戦しました。前日からもち米を水につけておきました。鶏挽肉と豚挽肉、玉ねぎ、生姜と調味料を混ぜて、よくこねます。このタネを丸めてもち米をまぶして、アルミホイルカップに入れて蒸しました。子どもたちもおいしそうに食べていました。
11月29日の給食
今日は、「じゅうねん」のお話でした。
「副菜のじゅうねん和えの「じゅうねん」のお話です。福島県では、伝統的な食材として昔から長く親しまれています。じゅうねんは、『荏胡麻(えごま)』の別名です。じゅうねんは体に良いと言われ、じゅうねんを食べると「十年長生きする」という言い伝えから、この名前がついたそうです。じゅうねんはシソ科の植物で、名前が”ごま”と似ていますが、全く異なるものです。栽培時はシソにそっくりですが、注目されているのは、その種からとれる油『えごま油』です。じゅうねんには血液をサラサラにする効果があります。今日は、じゅうねんペーストで野菜を和えました。いろいろな種類の食べ物を食べて、健康な体をつくっていきましょう。」
今日の献立:ご飯 根菜の味噌汁 サケの紅葉揚げ じゅうねん和え 牛乳
えごまは、今注目される食材の1つになってます。よく聞くのは、えごま油だと思います。血液をさらさらにするだけではなく、老化防止の効果もあると言われています。福島では昔から、えごまをじゅうねんと言い、食べてきました。えごまをから煎りして、すり鉢ですっていた様子を思い出します。子どもたちは食べ慣れていないのか、苦手に思う子もいましたが、頑張って食べていたようです。
九曜太鼓を披露しました
27日(日)にひがし地区冬まつり・文化祭が道の駅南相馬で行われ、そのオープニングに九曜太鼓部が出演しました。
今年最後の発表の場となりましたが、練習の成果を存分に披露することができました。
大きな拍手をありがとうございました。
11月28日の給食
今日は、”おでん”のお話でした。
「おでんはもともとは串に刺した豆腐をみそにつけて焼いた「田楽」という料理が始まりです。「田楽」は田植え祭りの際に、竹馬にのって踊る田楽法師の姿が「田楽」の形に似ていたためにつけられた名前だといわれています。その後「田楽」はみそ焼きからしょうゆで煮込むおでんに変化したそうです。おでんには、おいしいだしがしみこんでいます。給食では、かつお節でだしを取って煮込んでいます。みなさんはどんなおでん種が好きですか?おでんを食べて心も体もぽかぽかに温まりましょう。」
今日の献立:麦ご飯 おでん ニラともやしの辛子和え まめみそ 牛乳
今日は、ごはんによくあう「豆みそ」でした。大豆(今回は発芽青大豆という茹で大豆を使用)を油で揚げます。みそと砂糖、みりん、炒りごま、すりごまで味噌だれを作ります。揚げた大豆を味噌だれに入れて、混ぜ合わせればできあがりです。ごはんをとてもおいしく食べることができました。
11月25日の給食
今日は食べ物クイズでした。
「Q ずっと昔、古代ローマ時代にお金のかわりにした調味料は何でしょうか?
1番 さとう
2番 塩
3番 こしょう
今日の献立:食パン 県産桃ジャム 野菜スープ 鶏肉のハーブ焼き コールスローサラダ 牛乳
正解は2番、塩です。
サラリーマンのサラリーは給料を意味します。サラリーはラテン語で、塩を意味することばがもとになっています。その当時、塩を給料にしていたためです。人間は塩分が不足すると生きていけません。料理の味を決めるのも塩加減です。給食は減塩に努めています。今日のスープの「あんばい」はいかがですか?」
学校給食で使用している「鶏肉」は、実は「伊達鶏」なんです。福島県産のブランド鶏になります。今日は、鶏もも肉をハーブのきいた調味料につけ込み、スチコンで焼きました。鶏肉料理は、子どもたちに人気のあるおかずになります。今日も、野菜と食べてみたり、パンにはさんで食べるなど、工夫をして楽しそうに食べていました。
11月22日の給食
今日は食事マナーについてのお話でした。
「残さず食べることも食事マナーのひとつです。残さず食べることで、感謝の気持ちをあらわすことができます。生き物の命をいただいていることへの感謝、食べ物を育てたり、漁をする生産者のみなさんへの感謝、食事を作ってくれる人への感謝です。毎日、当たり前に食事をしていますが、『たくさんの人や生き物に感謝の気持ちをこめて食べる』ことを忘れないようにしたいですね。」
今日の献立:ゆかりご飯 肉じゃが 五目厚焼き玉子 白菜とキュウリの漬物 牛乳
明日は勤労感謝の日ですね。給食の時は、よく調理員さんへ「ありがとうございます」の言葉を子どもたちから聞くことがあります。家庭の食事でも、生き物や生産者、そしてお家の人たちに感謝して食べてほしいと思います。
11月17日の給食
今日は「和食」のお話でした。
「和食は、2013年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されました。日本人の自然を大切にする心が育んだ世界共通の財産です。和食には、健康的な栄養面だけでなく、日本の四季を繊細に表現して季節感を楽しんだり、年中行事と密接に関わって人々の絆を深めたりする役割があります。今日は『日本型食生活の日』です。日本の主食「ごはん」に、「汁物」と「おかず(菜)」を組み合わせた日本型食事の献立です。日々の食事を通して、和食をはじめとする日本の食文化を大切に守っていきましょう。」
今日の献立:麦ご飯 大根の味噌汁 鶏肉のレモン醤油焼き 小松菜の味噌マヨネーズ和え 牛乳
給食では「日本型食生活の日献立」として月に1度、19日付近に実施しています。この日は、「主食」「主菜」「副菜」「汁物」をきちんとそろえ、日本食の良さが出るように考えています。この献立の日は、栄養バランスがとてもとりやすくなります。だしをきかせ、塩分を控えるようにもしています。ぜひ、家庭でも「主食・主菜・副菜・汁物」がそろった食事を心がけてみましょう。