11月29日の給食
今日は、「じゅうねん」のお話でした。
「副菜のじゅうねん和えの「じゅうねん」のお話です。福島県では、伝統的な食材として昔から長く親しまれています。じゅうねんは、『荏胡麻(えごま)』の別名です。じゅうねんは体に良いと言われ、じゅうねんを食べると「十年長生きする」という言い伝えから、この名前がついたそうです。じゅうねんはシソ科の植物で、名前が”ごま”と似ていますが、全く異なるものです。栽培時はシソにそっくりですが、注目されているのは、その種からとれる油『えごま油』です。じゅうねんには血液をサラサラにする効果があります。今日は、じゅうねんペーストで野菜を和えました。いろいろな種類の食べ物を食べて、健康な体をつくっていきましょう。」
今日の献立:ご飯 根菜の味噌汁 サケの紅葉揚げ じゅうねん和え 牛乳
えごまは、今注目される食材の1つになってます。よく聞くのは、えごま油だと思います。血液をさらさらにするだけではなく、老化防止の効果もあると言われています。福島では昔から、えごまをじゅうねんと言い、食べてきました。えごまをから煎りして、すり鉢ですっていた様子を思い出します。子どもたちは食べ慣れていないのか、苦手に思う子もいましたが、頑張って食べていたようです。