カテゴリ:給食
7月4日の給食
今日は、夏においしい「ピーマン」のお話しです。
「ピーマンは、フランス語で「とうがらし」を意味する「ピマン」がなまった日本語です。
とうがらしの仲間のうち、辛みがなくて大きな実のものをピーマンといいます。
英語では、「スィートペッパー」とか「グリーンペッパー」といいます。
ピーマンには、体調を整え、免疫力をアップするビタミンAやビタミンC、ビタミンCが熱で壊れるのを防いだり、毛細血管を強くしたりしてくれるビタミンPが含まれています。
今日は、旬の甘みが増したピーマンをチンジャオロース―にしました。ごはんと一緒においしくいただきましょう。」
今日の献立:ご飯 野菜スープ チンジャオロースー。 いかナゲット 牛乳
ピーマンは嫌い!という子どもたちも、今日のチンジャオロースーは食べやすかったようです。お肉と一緒で、オイスターソースを使った味付けで食べやすく作りました。家庭でもいろいろな味付けで、苦手な食べ物に挑戦してみてはどうでしょうか。
7月1日の給食
今日は、たべものクイズでした。
「豆乳の原料は何でしょうか? 次の3つのうちから選びましょう。
1番 牛乳
2番 そらまめ
3番 大豆
今日の献立:ウィンナードックパン 豆乳スープ イタリアンサラダ 牛乳
正解は、3番大豆です。
豆乳は、大豆を水に浸してすりつぶし、水を加えて煮つめた汁です。
これを加工することによって豆腐になります。豆乳は、豆腐と同じ栄養素、たんぱく質やイソフラボン、サポニンなど、体をつくったり、ホルモンのバランスをととのえたりする効果もあります。
今日は、大豆の甘くやさしい味わいの豆乳スープです。おいしく食べて、暑さに負けない体をつくっていきましょう。」
給食では、いろいろな味のスープが出ます。豆乳を使ったり、牛乳を使ったり、コンソメ味、トマト味、醤油味、中華味など、具材も工夫して使ってます。給食でどんな味のスープが好きなのか、お子さんと話してみてください。
6月30日の給食
今日は「きゅうり」のお話でした。
「きゅうりは、鮮やかな緑色をした夏を代表する野菜です。みずみずしさと歯切れのよさから、サラダや漬け物によく使われます。
きゅうりは、95%が水分で、昔から夏のほてった体を冷やし、むくみなどをとってくれるといわれています。水分豊富なきゅうりは、熱中症の予防にも役立ちます。カリウムも多く、カリウムには体の余分な塩分(ナトリウム)を体の外に排出し、血圧を下げるはたらきがあります。
今日は、コロコロ状にカットしたきゅうりづけです。さあ、食べてみましょう。」
今日の献立:ご飯 ジャガイモとタマネギの味噌汁 鶏肉のねぎダレかけ コロコロキュウリ漬け サワーゼリー 牛乳
きゅうりは夏野菜の代表選手ですね。南相馬市では、きゅうりを作っている農家さんが多くいます。また、家庭菜園でも作っている方がいるのではないでしょうか?おいしい地元のきゅうりを食べて、夏バテしないで、元気に過ごしましょう。
6月29日の給食
今日は、給食クイズでした。
「サーターアンダーギーは、どこの名物でしょうか?
次の3つのうちから選びましょう。
1番 福島県
2番 東京都
3番 沖縄県
今日の献立:タンメン 糸寒天サラダ サーターアンダギー 牛乳
正解は、3番沖縄県です。
「サーター」は沖縄の言葉で砂糖、「アンダーギー」のアンダは油、「アギー」は揚げるという意味です。
丸い揚げドーナツで、黒砂糖を使っています。
黒砂糖は、沖縄県の特産品にもなっていて、サトウキビの絞り汁を煮詰めて作ります。白砂糖よりもミネラル分が豊富です。
給食では、粉末タイプとブロックタイプの2種類の黒砂糖を使っています。」
給食のサーターアンダギーは、とても人気があります。ポイントは、黒砂糖を2種類使うことです。また、ブロックタイプを刻んで使用するのですが、その刻み具合でも、固さが変わってきます。試作に試作を重ねて、今があります。子どもたちは給食でのサーターアンダギーを味わって食べていました。
6月28日の給食
今日はみそ汁に入っている「さやえんどう」のお話でした。
「さやえんどうは、別名『きぬさや』ともいわれ、こすり合わせると絹がすれるような音がするため、この名がついています。春から初夏に収穫される野菜で、パッとした緑色が料理に彩りを添えてくれます。
さやえんどうは、中に豆ができるより早い段階で収穫し、さやごと食べるものをいいますが、より豆が成長したものがグリンピース。そして、さらに成長したものがエンドウ豆となります。
今日のさやえんどうは、調理員さんたちがひとつひとつ筋をとって、食べやすいようにしてみそ汁に入れました。
シャキシャキとした食感を味わいましょう。」
今日の献立:ご飯 サヤエンドウの味噌汁 サケのさっぱり漬け マカロニサラダ 牛乳
年に1回、生の「さやえんどう」を給食で使用します。サヤ取りは手間がかかり大変ですが、香りや味は冷凍の物とは比べものにならないです。今日のみそ汁も、さやえんどうの香りがとてもよいアクセントになってました。旬のものを家庭でも味わってみてください。
6月27日の給食
今日は中華の献立についてお話がありました。
「日本の食事は大きく分けて和食・洋食・中華がありますが、どれもそれぞれのよさがあります。
昔の中国では温かい料理を食べることがマナーとされていたため、油を多く用いて、強い火力で調理する炒め物がよく食べられていたそうです。
日本で食べられている中華料理は、日本人の好みにアレンジされたものが多く、今日の酢豚も味付けを給食用にアレンジしました。醤油と酢を控えめにして、トマトケチャップを多めにして味付けました。
給食の酢豚を食べてみましょう。」
今日の献立:ご飯 酢豚 海藻サラダ のり佃煮 プリン 牛乳
今日の酢豚は、豚肉を油で揚げずに、油をからめて、スチームコンベクションで焼きました。普通の酢豚よりも、油の使用量が減るので、ヘルシーに仕上がりました。少し大きめな野菜も、ケチャップ味で食べやすかったようです。
6月24日の給食
今日は、「揚げパン」についてお話でした。
「揚げパン」は、コッペパンを油でサッと揚げて、砂糖をまぶしたものです。
昔は、固くて大きなコッペパンだったので、パンをおいしく全部食べてもらいたいために考え出されたそうです。給食のロングセラーメニューのひとつですね。
今日は、きなこ揚げパンです。調理員さんが油っぽくならないように油で揚げ、きな粉と砂糖を混ぜたものを一つ一つにまぶして作りました。
今年度、はじめての揚げパンです。おいしいきな粉揚げパンをよくかんで味わって食べてみましょう。」
今日の献立:きなこ揚げパン ミネストローネ ベーコンサラダ さくらんぼ 牛乳
原町一小では、約390個の揚げパンを作りました。また、できあがった揚げパンを、食べやすいように、1個1個袋詰めもしました。大変な仕事ですが、調理員さんはいつも、おいしく食べてくれる子どもの顔を思い浮かべて、一生懸命作ってくれます。
また、今日は、さくらんぼを昭和観光の社長さんよりいただきました。毎年いただいていますが、とてもありがたいですね。おいしくいただきました。
6月23日の給食
今日は、魚についてのお話でした。
「今日の主菜は『さばのしょうが煮』です。
みなさん魚は好きですか?魚にはDHA・EPAといった脳の働きをよくし、血液をサラサラにするあぶらが含まれています。これらは、肉にはほとんど含まれていない栄養です。
また、骨まで食べることができる魚には、カルシウムが多く含まれていて、これも肉とちがう点の一つです。
ぜひ食事で、魚のおかずを食べるようにしましょう。そして、肉ばかりにかたよらず、肉と魚の両方から体によい栄養をとりいれましょう。」
今日の献立:ご飯 キャベツの味噌汁 サバの生姜煮 小松菜の錦糸和え 牛乳
給食でも、週に1回は魚料理を出すように心がけています。食べたことのない魚や魚料理が出ると食べられないお子さんもいます。家庭でも、魚を積極的に食べてほしいと思います。
6月22日の給食
今日は、食育クイズでした。
「 Q わたしたち日本人に一番不足している栄養素はなんでしょう?次の3つのうちから選びましょう。
1番 たんぱく質
2番 ビタミンC
3番 カルシウム
今日の献立:クリームスパゲティ みかんサラダ 牛乳
正解は、3番カルシウムです。
日本の土壌は欧米に比べてカルシウムが少ないので、欧米の作物に比べて、日本で栽培された野菜や果物にはカルシウムが少ないのです。
給食で毎日牛乳がでるのは、成長期のみなさんにとって必要な骨をつくるのにしっかりとってほしいからです。
今日は、スパゲティのソースにも牛乳が使われています。ふだんの食生活でも牛乳・乳製品・小魚・海そうを適量とりいれてカルシウムを摂取しましょう。」
カルシウムは、骨や歯を作り、成長期のお子さんに欠かすことのできない栄養素です。カルシウムの多い食品を食べて、吸収率を高めるため、太陽の下で、元気に運動(遊ぶ)ことも大切ですよ。
6月21日の給食
今日は食育月間にちなんだお話でした。
「毎年6月は『食育月間』です。
食べることは生きる上で欠かせないことですね。健康な生活をおくるための基本でもあります。とくに成長期のみなさんにとっては、体だけではなく、心や知能の成長にも大きな影響を与えます。
みなさんの体も心も頭も、みなさんが食べたもので出来ているのです。給食でも、家の食事でも、たくさんの食べ物や料理に巡り会うと思います。いろいろな食べ物の味やはたらきを知ること。そして、元気な体をつくるためには、バランスのよい食事が大切です。」
今日の献立:ご飯 マーボー豆腐 餃子 ビーフン和え 牛乳
年間の食事回数を単純計算すると、1,095回です。給食は年間回数が183回なので
ほとんどが、家庭での食事になります。バランスのよい食事を心がけたいですね。