こんなことがありました!

カテゴリ:給食

3月15日の給食

 今年度も終了間近となりました。今日は食育クイズです。みなさんが大人になってからも役に立つ、給食から学んだことは何でしょう。次の中から選びましょう。


1番 食事のあいさつ
2番 はしの持ち方などのマナー
3番 栄養バランスのよい食事

 

今日の献立:コッペパン いちごジャム ホタテのチャウダー まめまめサラダ 牛乳

 

 正解は、1番2番3番全部です。
 学校給食は、みなさんが健やかに成長するために、栄養バランスを考えてつくられています。また、給食は食事のあいさつや、はしの持ち方などのマナー、バランスのよい献立、郷土料理、行事食など、さまざまなことを学ぶことができる教材です。これらは、大人になってからも役に立つ大切なことです。来年度も、食事のマナーを心がけながら、楽しく給食をいただきましょう。

3月14日の給食

 今日の主菜は、「豚肉のねぎだれがけ」です。そこで今日は、『ねぎ』についてお話しします。ねぎには、ビタミン類が多く、体の調子を整えてくれます。また、ねぎには「硫化アリル」という香り成分が多く含まれていて、この硫化アリルは、血行をよくして体を温め、疲労回復に役立つビタミンB1の吸収を高めます。ねぎの白い部分は、加熱すると甘みが増し、煮込むととろりとした食感になるので、鍋などにもおすすめです。今日は、南相馬で収穫された新鮮で甘いねぎをソースにして、ビタミンB1豊富な豚肉のソテーにかけました。豚肉のねぎだれがけを食べてパワーをつけましょう。

今日の献立:麦ご飯 根菜汁 豚肉のねぎだれがけ おかか和え 牛乳

3月13日の給食

 冬から春はみかんの仲間、柑橘系の果物がたくさん出てきます。今日の『はるか』は、福岡県で日向夏の木から生まれた品種の果物です。皮をむくと、とたんに広がるさわやかな香りが、春の訪れを感じさせてくれます。はるかは、見た目はレモンのようですが、酸っぱさがなく、まろやかな甘さで優しい味わいが特徴です。みかんの仲間には、ビタミンCがたくさん含まれています。ビタミンCはストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を高める働きをします。ビタミンCは、体に蓄えることができない栄養素なのでこまめに摂りましょう。

今日の献立:とり南蛮うどん スイートポテトサラダ はるか 牛乳

3月12日の給食

 今日は「ふくしま健康応援メニュー」の給食です。健康応援メニューは『切り干し大根とほうれん草のすまし汁』です。食物せんいがたっぷりで、食べ応えのあるすまし汁です。そこで今日は、「食物せんい」についてお話しします。食物せんいは、食べ物の中で消化吸収されずに残る成分で、そのまま体の外に出ます。そのとき、多くとり過ぎた脂肪なども一緒に体の外に追い出すため、さまざまな病気の予防になります。また、お腹いっぱいに感じさせて食べ過ぎを防いだり、肥満の予防にも効果があります。食物せんいは、野菜やきのこ類、海藻類、豆類など、かみごたえのある食べ物に多く含まれています。今日のすまし汁には、干すことで、栄養も旨味も増した切り干し大根が使われています。すまし汁を味わってみましょう。

今日の献立:ご飯 切り干し大根とほうれん草のすまし汁 サバの味噌煮 水菜とコーンのサラダ 牛乳

3月11日の給食

 

 今日は、主食の『絆ごはん』についてお話しします。絆ごはんは、今から3年前の、小高区4小学校の閉校のときに「3.11復興きずなごはん」として、閉校式の出席者におむすびにして配られたごはんです。震災前、小高区では「れんこん」の栽培がさかんで、小高区の特産品でした。れんこんは、穴の間から向こうが見えることから「先の見通しが良くなる」という意味で、縁起のよい食材として使われています。絆ごはんには、この「れんこん」と、「紅梅の里」小高にちなんだ「ゆかり」を使っています。東日本大震災から今日まで、学校給食でもたくさんの方たちから、温かい支援をいただいています。今日は「絆ごはん」を食べて、みんなで絆を深めていきましょう。


今日の献立:絆ごはん 小松菜の味噌汁 鶏肉の唐揚げ ニラともやしの辛子和え 牛乳

3月8日の給食

 3月に入り一週間がたちました。今年度の給食もあと少しですが、この一年間、食事をおいしく食べられましたか?みなさんの体は食べたものから作られ、脳や筋肉、内臓など体のすべてが、食べ物からの栄養の力で はたらいています。食事は体と心の健康のもとになるものです。『健康な体は一日にしてならず。』一食一食の積み重ねによって自分の体がつくられ、明日の自分へ、そして将来の自分へとつながっていきます。今日もしっかり、よくかんで食べましょう。

今日の献立:フレンチトースト ワンタンスープ ツナサラダ ヨーグルト 牛乳

3月7日の給食

 今日は食育クイズです。小松菜とほうれん草は、どちらも緑の葉でよく似てますが別の野菜です。では、『骨や歯をつよくするカルシウムはどちらに多くふくまれているでしょうか?』次の3つのうちか選びましょう。
 1番 小松菜
 2番 ほうれん草
 3番 同じ

今日の献立:麦ご飯 キャベツの味噌汁 イワシの蒲焼き 小松菜の錦糸和え 牛乳

 

 正解は、1番 小松菜です。
 カルシウムはほうれん草の約3倍ふくまれています。血をつくる鉄や、その吸収を助けるビタミンCはどちらも同じくらいふくまれている緑黄色野菜です。今日の副菜は「小松菜の錦糸和え」です。小松菜を食べて、カルシウムをコツコツと摂りましょう。

 

3月6日の給食

 今日は、昨日にひきつづき「ひみこのはがいーぜ」から、最後の文字 『ぜ』 についてお話しします。『ぜ』は全力投球の『ぜ』です。みなさんはいざという時、力を入れたい時、歯を食いしばると思います。普段から食べ物をよくかんでいるとしっかりと歯を食いしばることができ、いつも以上の力が発揮できます。よくかんで食べると、いいこと8個を『ひみこのはがいーぜ』で 紹介してきました。これからも毎日よくかんで、しっかり食べて健康な体づくりをしていきましょう!!

今日の献立:とんこつラーメン 上海パオズ 県産一口りんごゼリー 牛乳

3月4日の給食

 今日は、「受験応援メニュー」です。カツカレーの『カツ』には、いろいろな『カツ』がかけてあります。受験にカツ!病気にカツ!ストレスにカツ!自分にカツ!などです。高校受験を控えている、中学3年生にエールを送りながら、「カツカレー」を食べましょう。また、「ポパイサラダ」のほうれん草には、ビタミンAやビタミンC、鉄が多く含まれていて、病気に対する免疫力を高めてくれます。また、ポパイサラダのおいしさのひみつは、手作りのドレッシングにあります。スタミナ野菜のにんにくがドレッシングに使われています。今年度も残りわずかとなりました。 一日一日 を大切にしながら給食をしっかりと食べましょう。

今日の献立:カツカレー(麦ご飯) ポパイサラダ 後引き味噌大豆 牛乳

3月1日の給食

今日は、『こしょう』についてお話しします。スパイスの王様と言われているこしょうは、世界中で様々な料理に広く使われています。こしょうの歴史は、古代ギリシャ時代からヨーロッパで使われていて、肉料理の臭み消しや、肉が腐るのを防ぐ役目をする、食中毒を予防するなど、とても大切なもので、金や銀と交換されるくらいの高級品でした。日本には、奈良時代に中国から伝わりました。そのころは、こしょうは気分をすっきりさせる薬の代わりに使っていたようです。また、天皇や身分の高い人たちしか手に入れることのできないめずらしいものでした。今日の給食では、ウィンナーソーセージやスープにこしょうが使われています。味わいながら食べてみましょう。

今日の献立:セルフドッグパン(背割りコッペパン ウィンナーソーセージ)
                   イタリアンサラダ 牛乳

2月29日の給食

3月3日は「桃の節句」です。今日は少し早い『ひな祭り献立』です。ひな祭りは、女の子のすこやかな成長や幸せを願う行事です。ひな祭りの食べ物といえば、はまぐりやひしもち、ひなあられ、白酒などがあり、縁起のよい食べ物でお祝いします。また、ひな祭りに飾る桃の花には魔除けや邪気払いの力があるといわれています。今日は、ちらしずし、笹かまのいそべ揚げ、すまし汁、桃ゼリーで、あたたかな春を迎える彩りのお祝いメニューです。給食で春を感じ、味わいながら「桃の節句」をお祝いしましょう。

今日の献立:ちらしずし すまし汁 笹かまの磯辺揚げ 桃ゼリー 牛乳

2月28日の給食

今日は、”千草蒸し”に使われている『たまご』から、食育クイズです。たまごの中身は、「白身」と「黄身」に分かれていますが、白身と黄身では、熱を加えたときに、固まる温度がちがいます。では、問題です。たまごの「白身」と「黄身」どちらの方が、低い温度で固まるでしょうか?

 

今日の献立:味噌うどん 千草蒸し ヨーグルト 牛乳

 

 正解は、「黄身」です。
 「黄身」は、65度から70度で固まります。「白身」は、70度から80度で固まります。この温度差を利用して作られるのが、温泉たまごです。たまごは、今日の千草蒸しや茶わん蒸しの他にも、はんぺんやマヨネーズ、お菓子などいろいろな料理に使われています。どんなものに使われているのか調べてみると面白いですよ。

 

2月27日の給食

今日は、『ひよこ豆』のお話です。今日のスープには、『ひよこ豆』という豆が入っています。くちばしがちょこんととびだしたような、ひよこの形に似ている豆です。英語の呼び方も、ひよこを意味する「チック」に、丸い豆をさす「ピー」をあわせた「チックピー」です。また、スペインでは「ガルバンソ」と呼ばれ、日本でも英語読みした「ガルバンゾー」とも呼ばれます。ホクホクとした食感で甘みもあり、日本では最近になって、料理に使われることが増えてきました。トルコやインドなど、ひよこ豆をたくさん食べる地域では、ゆでてなめらかにつぶしたり、粉にしてから使ったり、料理方法もバラエティー豊かです。今日は、コンソメスープで味わいましょう。

今日の献立:ご飯 コンソメスープ タンドリーチキン カラフルサラダ 牛乳

2月26日の給食

今日は、『ナムル』についてお話しします。ナムルは、日本でもおなじみの韓国料理です。それでは、クイズです。韓国語で『ナムル』とは、どのような意味でしょう?次の3つの中から選びましょう。

1番 炒め物
2番 和え物
3番 揚げ物


今日の献立:麦ご飯 マーボー生揚げ 野菜とさつま揚げのナムル はっさく 牛乳

 


 正解は、2番和え物です。
 ナムルは、野菜や山菜を塩ゆでし、調味料とごま油で和えた物です。韓国では、毎日の食卓に欠かせない料理のひとつだそうです。和える素材によって、多くの種類のナムルがあります。今日は、小松菜、もやし、さつま揚げで作りました。「野菜とさつま揚げのナムル」を食べてみましょう。

2月22日の給食

今日は、『和風スイートポテトサラダ』についてお話しします。和風スイートポテトサラダは、いつもの和風ポテトサラダの「じゃがいも」を「さつまいも」に変えたサラダです。味付けに使われている調味料は一緒です。では、ここでクイズです。和風ポテトサラダには、ある”調味料”が使われています。さて、この調味料とは何でしょうか?次の3つのうちから選びましょう。

 1番 しょうゆ
 2番 みそ
 3番 だし


今日の献立:麦ご飯 なめこ汁 豚肉の生姜ダレかけ 和風スイートポテトサラダ 牛乳

 

 正解は、3番だしです。
 和風ポテトサラダは、マヨネーズの代わりに、白だしと米酢で和えたサラダです。和食に欠かせない”だし”は、うま味成分があるため、薄味でもおいしく感じられ、塩分のとり過ぎを防ぐこともできます。今日は、「和風スイートポテトサラダ」を味わってみましょう。

 

2月21日の給食

今日は、『サーターアンダギー』のお話です。サーターアンダギーは、沖縄県の揚げ菓子のひとつで、小麦粉、卵、黒砂糖を混ぜた生地を丸め、油で揚げたドーナツです。丸めた生地を揚げていると、生地が割れて、パッと花が咲いたような形になります。この形が笑ったように見えることから、”福を呼び込む”という、いわれがあり、お祝いの式や行事に欠かせない縁起のよいお菓子だそうです。給食のサーターアンダギーは、調理員さんの手作りです。材料をよく混ぜ、生地を一人分量ずつ丸めて油で揚げました。今日は、伝統ある沖縄県の郷土のお菓子「サーターアンダギー」を食べてみましょう。

今日の献立:広東麺 海藻サラダ サーターアンダギー 牛乳

2月20日の給食

今日は「ふくしま健康応援メニュー」の給食です。健康応援メニューは、『にらとひき肉のたまごスープ』です。そこで今日は、スタミナ野菜の『にら』についてお話しします。ビタミン類が豊富なにらは、かぜの予防によいとされています。にら特有の香り成分「アリシン」には、疲労回復効果のあるビタミンB1の吸収を高め、糖質をエネルギーに変えて代謝をよくするはたらきがあります。にらは、暑さにも寒さにも強く、生命力の強い野菜です。1つの株から1年で3回も収穫できるそうです。今日は、「にらとひき肉のたまごスープ」を食べて、スタミナをつけて冬を乗り切りましょう。

 今日の献立:香味チャーハン にらとひき肉のたまごスープ ごぼうのマヨネーズ和え
       型抜きチーズ 牛乳

2月19日の給食

今日は、『切干大根』についてお話しします。切干大根は、どのようにして作られているか知っていますか?切干大根は、大根を細く切って太陽の光にあて、乾燥させて作ります。乾燥させてあるので、水で戻してから料理に使います。切干大根には、うま味と風味、栄養がギュッと詰まっています。今日のように煮物にしてもおいしいですが、和え物やサラダにしてもおいしいです。家庭でも、ぜひ食べて欲しい食材のひとつです。今日は、「切干大根の炒め煮」をごはんといっしょに食べてみましょう。

 

今日の献立:麦ご飯 ジャガイモとカブの味噌汁 サバの塩焼き 切干大根の炒め煮 牛乳

2月15日の給食

今日は、北海道の郷土料理『道産子汁』についてお話しします。「道産子」とは、”北海道で生まれたもの”を意味する言葉です。北海道は、広い大地で、さまざまな野菜や果物、豆などたくさんの作物が育ち、酪農も盛んです。また、周りの海では、さまざまな魚介類が捕れます。『道産子汁』は、自然の恵みが豊かな北海道が名産のじゃがいもやにんじん、コーンなどの野菜が入った汁物です。見た目はみそ汁のように見えますが、バターが入っているため味はまろやかでコクがあります。バターも北海道の名産です。今日は、北海道でたくさん捕れる”鮭”を使いました。道産子汁を食べて、体を温めましょう。

今日の献立:麦ご飯 道産子汁 厚焼きタマゴ ほうれん草のおひたし 牛乳

2月14日の給食

今日のデザートは『てづくりココアプリン』です。カルシウムたっぷりの牛乳で作った甘さひかえめのプリンです。チョコレートの仲間「ココア」は、「カカオ豆」からできています。カカオ豆にはポリフェノールがふくまれていて老化防止などの効果があります。また、食物せんいも多く、お腹の調子を整えたり、コレステロールを減らし血管をきれいにするはたらきもあります。ただし、おやつなどでチョコレートを食べるときには、砂糖やあぶらも多くふくまれているので、食べすぎには注意しましょう。今日は、給食室からのバレンタインプレゼントです。みんなでおいしくいただきましょう。

今日の献立:スパゲッティミートソース みかんサラダ 手作りココアプリン 牛乳

2月13日の給食

今日は、みなさんの大好きな「カレーライス」に使われている『カレー粉』からクイズです。では、問題です。『カレー粉』は、どこの国の人が考えて生まれたものでしょう?
 1番 イギリス
 2番 アメリカ
 3番 インド

今日の献立:ポークカレー こんにゃくサラダ ビーンズカル 牛乳

 正解は、1番イギリスの人です。
 カレーは、もともとインドの家でそれぞれいろいろなスパイスを混ぜて作られていましたが、イギリス人がインドで使われていたスパイスを混ぜ合わせて『カレー粉』を作りました。そのカレー粉が、明治時代の初めごろ、イギリス人によって日本に伝わりました。その後、日本のお米に合うようにとろみをつけて「カレーライス」、うどんやそばのだしにカレーを加えた「カレーうどん」、「カレー南蛮」、パンでカレーを包んだ「カレーパン」など、いろいろなカレー料理ができました。みなさんも、カレーを使った新メニューを考えてみませんか。

 

2月9日の給食

 今日は、『カルシウム』についてお話しします。食べ物には、いろいろな栄養があります。その中で、普段、食事でなかなかとりにくい栄養があります。それは『カルシウム』です。カルシウムは、骨や歯のもとになる大切なもので、子どもの時に足りないと、骨や歯が弱くなってしまいます。そのまま年をとると、骨が弱くなって、折れやすくなったり、変形したりする「骨そしょう症」になってしまいます。このような病気にならないように、成長期には、カルシウムをしっかりとることが大切です。カルシウムは牛乳に多く含まれています。牛乳のほかにも、小魚や海藻、豆類にも多く含まれているので、牛乳が飲めない人や苦手な人は、ほかの食品でとるようにしましょう。給食のない日は、カルシウムが不足しがちなので、休日も意識してとるようにしましょう。


今日の献立:コッペパン イチゴジャム クリームシチュー イカとキュウリのマリネ 牛乳

2月8日の給食

 今日は『鍋料理』についてお話しします。寒い日には「鍋料理」がおいしいですね。鍋料理には水たきや寄せ鍋、おでん、すき焼き、しゃぶしゃぶなどがあります。みなさんは普段どんな鍋料理を食べていますか?鍋料理には、その地域ならではの食材や旬の食材が入った物など、いろいろな物があります。東北地方では、秋田県の「きりたんぽ鍋」が有名です。となりの宮城県では「せり鍋」が名物になっています。そのほかにも、日本各地で食べられている鍋料理の種類などを調べてみると、その地域の特色なども分かって楽しいですよ。

今日の献立:麦ご飯 すき焼き煮 切り干し大根のハリハリあえ 納豆 牛乳

2月7日の給食

 今日は『手作り春巻き』についてお話しします。春巻きは中国で生まれた料理です。もともとは立春のころ、新芽が出た野菜を具として作られたことから「春巻き」と呼ばれるようになったそうです。春巻きの皮は、50枚の皮がひとまとまりにかたく重なっています。それを1枚ずつ、きれいにはがすのがとても大変です。今日の春巻きには、豚肉、しいたけ、たけのこ、春雨の4種類の具が入っています。調理員さんたちが1つずつ丁寧につつみ油でカラッとあげました。手作り春巻きのサクッとした食感と、具材の味をよく味わいながら食べてみましょう。

 

今日の献立:タンメン 手作り春巻き みかん 牛乳

2月6日の給食

 今日は、給食に使われている食べ物から「私はだれでしょう?」クイズです。では、問題です。

  • 私は、今日のみそ汁に入っている「大豆製品」です。
  • 乾燥させて作ります。
  • 水やだしに浸してから使います。

 さて、この食べ物は何でしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 みそ
 2番 油揚げ
 3番 凍み豆腐

 

 今日の献立:ご飯 大豆たっぷり味噌汁 鶏肉の照り焼き マカロニサラダ 牛乳

 

 正解は、3番『凍み豆腐』です。
 凍み豆腐は、凍らせた豆腐を乾燥させたものです。福島県の名産品ともなっていて、福島市の立子山地区で作られています。地域によっては「凍り豆腐」や「高野豆腐」とも呼ばれます。たんぱく質やカルシウム、鉄などが多く含まれていて、煮物や汁物などで食べられています。また、乾物なので長期保存ができ、簡単な調理ですぐに食べられて、いろいろな味となじむため、災害時などでも活躍します。今日は、みそ汁で味わいましょう。

2月5日の給食

 今日は、五目豆の『五目』から食育クイズです。さて、五目豆の『五目』とは、どういう意味でしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 5種類の具が入っている
 2番 いろいろな具が混ざっている
 3番 5人で作っている

 

今日の献立:麦ご飯 もずくスープ カミカミたこメンチ 五目豆 牛乳


 正解は、2番の「いろいろな具が混ざっている」です。
 ですから、具が5種類でなくても、いろいろ混ぜてあれば、『五目』といいます。『五目』とつく料理には、五目豆のほか、五目ごはん、五目うどん、五目寿司などがあります。今日の五目豆には、6種類の具が使われています。豆の風味と具材の旨味が調和し、深い味わいとなっています。今日は、五目豆を味わってみましょう。

2月2日の給食

 今日は、頭の中にある『脳』に関する食育クイズです。
 では、問題です。脳の重さは体重の約2%といわれています。では、使うエネルギーは何%位でしょうか?

 1番  2%
 2番 10%
 3番 20%

   今日の献立:食パン キャラメルクリーム アルファベットスープ ジャーマンポテト 牛乳

 

 正解は、3番約20%です。
 つまり脳は、からだ全体の5分の1倍のエネルギーを必要としています。
 電気製品にたとえると、コンピューターの働きをしているので、しっかり主食のごはんやパンを食べないと、頭の中の脳が働かなくなります。また、脳の働きをよくするためには、栄養バランスの良い食事をすることと、よくかんで食べることも大切です。

2月1日の給食

 2月3日は「節分」です。節分は「立春」の前日で、冬から春への季節の変わり目の行事です。悪いことを起こす邪気を鬼に見立てて、鬼のきらいな、いわしの頭を家の玄関の外に飾ります。そして煎った大豆をまいて、家の中の鬼を追い出し、福を呼びこむ風習があります。今日は少し早い『節分献立』です。給食を食べて、体の中から鬼を追い出しましょう。節分の翌日、2月4日は立春になります。暦の上では春を迎えますが、まだまだ寒い日が続きますね。季節の変わり目は体調をくずしやすくなります。栄養バランスの良い食事をとって、十分な睡眠をとり、規則正しい生活を心がけましょう。

今日の献立:麦ご飯 豚汁 鰯のさっぱり煮 のりあえ 黒糖袋豆 牛乳

1月31日の給食

今日は、『りんご』の栄養についてお話しします。りんごにはクエン酸・リンゴ酸などの有機酸が多く含まれています。胃腸のはたらきを良くしたり、殺菌する働きがあります。また筋肉痛の原因となる乳酸を減らすはたらきもあります。疲れをとりたい時にりんごを食べるとよいですね。スポーツ選手の1日の食事の中には、必ず果物が入っています。みなさんもすすんで果物を食べて体調を整えていきましょう。今日のデザートは、”りんごのヨーグルトケーキ”です。調理員さんの手作りケーキです。甘ずっぱくてやさしい味のケーキをいただきましょう。

今日の献立:肉うどん 水菜とコーンのサラダ りんごのヨーグルトケーキ 牛乳

1月30日の給食

 今日は、「学校給食週間」の最終日です。今日の汁物は、南相馬市にある相馬農業高校の生徒さんが実習で仕込んだ『みそ』を使用しています。ずいきのみそ汁の予定でしたが、都合でジャガイモのみそ汁になりました。『ずいき』は、南相馬の鹿島区産です。「ずいき」とは「芋がら」のことで、里芋の茎を乾燥させた保存食です。昔は、食べ物がない冬の間に重宝され、煮物や汁物の具材としてよく食べられていました。芋がら作りは手間がかかることから、今ではなかなか手に入らない貴重なものとなりました。食物せんいやミネラルが豊富で、煮汁を含みふっくらとなる食感が好まれています。

 


今日の献立:ご飯 ジャガイモの味噌汁 鶏肉の唐揚げ ほうれん草のきなこ揚げ 牛乳

1月29日の給食

 今日は、学校給食週間の4日目です。明治22年に始まった学校給食は、途中、戦争のため中止されました。戦後、食糧不足によって、子どもたちの栄養状態が悪くなっていたため、世界の人々から支援物資を送ってもらい、昭和21年1月から給食を再開することができました。今や日本の学校給食は、世界から注目されています。子どもたちの栄養補給という大切な役割を持って始まった学校給食は、現在では『食育』の重要な柱になっています。献立もバラエティー豊かになり、地場産物や日本全国の郷土料理、世界の料理が登場します。また、食事のマナーを学び、さらに日本の食文化を継承することも大切にされています。毎日の給食は、たくさんの人たちの働きによって、日々作られています。今日も、これからも感謝の気持ちを持って、給食をいただきましょう。

今日の献立:麦ご飯 すいとん汁 鮭の塩焼き 切り干し大根のサラダ 牛乳

1月26日の給食

 今日は、「学校給食週間」3日目です。今日の主菜は、調理員さん手作りの『カラフルオムレツ』です。『カラフルオムレツ』は、今回、「ふくしまっ子ごはんコンテスト」で優良賞を受賞した、原町第一小学校5年生の応募メニューから、給食に取り入れました。材料は、卵・ミニトマト・ピーマン・パプリカ・塩・こしょうになります。電子レンジで簡単に作れるオムレツです。朝ごはんにおすすめの料理です。給食では、スチームコンベクションオーブンで作りました。レシピは、食育広報誌スマイルの12月号に載ってています。ぜひ、家で作ってみてはいかがでしょうか。

今日の献立:コッペパン 大豆チョコクリーム 豆乳スープ カラフルオムレツ 牛乳

1月25日の給食

 今日は、学校給食週間の2日目です。今日は、会津地方の郷土料理『こづゆ』の登場です。お正月や結婚式などのお祝いの時に食べられます。ホタテの貝柱を水で戻した物をだし汁で使うのが特徴です。材料は、山の産物の「きくらげ、しいたけ」、里の産物の「さといも、にんじん」、海の産物の「ホタテの貝柱」です。こうした「山の幸」「里の幸」「海の幸」の貯蔵できる食材や乾物などの食材を必ず膳に入れるところが、会津の食の特徴です。ホタテの貝柱のだしがきいていて、とても上品な汁物です。会津藩のごちそうを味わってみましょう。また、副菜の『ゆずりんご』は、フルーツ王国福島を代表する冬の果物「りんご」を使ったデザートです。


  今日の献立:セルフ手巻きおにぎり(わかめご飯・手巻きのり)
        こづゆ 鶏肉のオイマヨ焼き 柚りんご 牛乳

1月24日の給食

 1月24日から30日は、『全国学校給食週間』です。南相馬市の学校給食週間の献立テーマは「地元の食材を楽しもう」です。南相馬の食材をとり入れた料理や福島県の郷土料理が盛り込んであります。麺の日の今日は、福島県を代表するラーメン『喜多方ラーメン』の登場です。今日の喜多方ラーメンには、南相馬市産の「ねぎ」が入っています。ねぎは、麺類の薬味として欠かせない野菜です。ねぎの辛味成分は、体を温め、エネルギーの代謝を高めてくれます。日本の学校給食は、明治22年に、山形県のお寺に建てられた小学校で、お弁当を持ってこられない子ども達のために食事を提供したのが始まりです。当時は、「おにぎり、焼き魚、漬物」というシンプルなものでした。明日の主食は、給食始まりの献立にちなんで『セルフわかめおにぎり』が登場します。学校給食週間を機会に、家族で給食の思い出を振り返ってみましょう。

喜多方ラーメン今日の献立:喜多方ラーメン ビーンズサラダ みかん 牛乳

1月23日の給食

 今日は、南相馬市産の野菜をたっぷり使ったメニュー『のまたん献立』です。主食のぶたキムチ丼には、南相馬市産の白菜が使われています。そこで今日は、冬に大活躍の万能野菜『白菜』についてお話しします。白菜の葉には黒い斑点がついていることがあります。この黒いゴマのような斑点はというと、実は、”ポリフェノール”が蓄積したものです。白菜の斑点の正体は、ポリフェノールなので、食べても全く問題はありません。白菜の斑点は、白菜が育つ環境によるストレスによっておきます。その理由は、気温の影響、収穫時期の遅れなどさまざまです。白菜には、寒さから私たちの体を守る”ビタミンC”も豊富に含まれています。寒い季節、白菜をたっぷり使った料理を食べて、寒さによるストレスから体を守りましょう。

今日の献立:豚キムチ丼 ふわふわ卵スープ 大根とじゃこのごまドレあえ 牛乳

1月22日の給食

 今日は、1~5年生の「セレクト給食」です。おかずとデザートの2種類を自分で選んで食べますが、みなさんは自分が選んだ物をきちんと覚えていましたか?
 今日は、給食調理員さんたちは、学級ごとに数を間違えないようにと、一生懸命数えていました。さらに、みんながおいしく食べられるように、丁寧に作業をしていました。自分が選んだおかずはとてもおいしいですよね。
 また、今日のマカロニサラダは、マヨネーズではなく、ドレッシングで和えてます。さっぱりとしていて食べやすくなってます。野菜もしっかり食べて、元気な体を作っていきましょう。
 6年生は3月にお祝い給食があるので、楽しみにしていてください。

 

今日の献立:麦ご飯 すまし汁 マカロニサラダ 牛乳
      セレクトおかず(鶏肉の唐揚げ・サバのごま衣焼き)
      セレクトデザート(イチゴゼリー・豆乳プリン)

1月19日の給食

今日は、食育○×クイズです。では問題です。テストの前の日は、夜、遅くまで勉強して、夜食を食べた方がよい?○か×かどちらでしょう。

 

今日の献立:食パン クリームゴールド ワンタンスープ チキンサラダ ヨーグルト 牛乳

 

 正解は、×です。
 睡眠は、体や脳を休ませて疲労の回復をはかり、脳の中では記憶の整理や定着が行われ、成長ホルモンが活発につくられています。また、遅い時間の食事は太る原因にもなります。早ね・早起きをしてしっかり睡眠をとることで、勉強した内容を忘れにくくなり、テストでも力を発揮することができます。夜食を食べるときには、内容を考えて、寝る2時間前に食べるようにしましょう。

 

1月18日の給食

 今日は『日本型食生活の日』の献立です。汁物は「ふくしま健康応援メニュー」より『冬野菜の減塩豚汁』です。日本の伝統的な食文化である和食の良さのひとつとして”だし”があげられます。だしは、かつお節や昆布からとることが一般的ですが、その中に「うま味」という、日本人が発見した味が含まれています。「うま味」を生み出す”だし”のとり方は、日本料理の基本と言われ、伝統的な調理方法のひとつです。和食は、だしをベースに作られているものが多く、塩分も控えることができ、健康的です。今日の豚汁は、かつお節でだしをとりました。隠し味には、昆布と同じうま味成分があるトマトケチャップを使いました。さらに冬野菜の”ねぎ”の香りと風味で、おいしく仕上がっています。冬野菜の減塩豚汁を食べて、体を温めましょう。

 今日の献立:麦ご飯 冬野菜の減塩豚汁 ホッケの唐揚げ ほうれん草ときのこのおひたし
       牛乳

1月17日の給食

 今日は、『きつねうどん』についてお話しします。
 なぜ、「きつねうどん」と呼ばれるようになったかというと、きつねは油揚げが好きだったからと言われています。また、油揚げの色や形が、きつねがうずくまる姿に似ているからとも言われています。油揚げのような色のことを「きつね色」とも言います。食べ物を動物に例えたところが面白いですね。ちなみに「たぬきうどん」は、天かすがのっていて、天かすの色がたぬきに似ているために名付けられたという説があります。
 今日は、給食室で、甘辛く煮付けた油揚げをうどんにのせて食べましょう。

今日の献立:きつねうどん チョレギサラダ みかん 牛乳

1月16日の給食

 今日は、『ひじき』についてお話しします。ひじきは、昔から日本人の食卓に欠かせない健康食品です。周りを海に囲まれている日本では、昔から海藻を食べてきました。ただし、今は、家庭の食卓に登場することがだんだん少なくなってきています。ひじきなどの海藻類には、「食物せんい」の他に、「カルシウム」や「マグネシウム」などのミネラルがたくさん含まれていて、動脈硬化の予防や、骨や歯を丈夫にする働きがあります。ひじきは、煮物にして食べることが多いですが、今日はサラダにしました。ひじきには、貧血を防ぐ働きをする「鉄」もたっぷり含まれています。ひじきサラダを食べて、丈夫な体を作りましょう。

今日の献立:ご飯 えのき入り味噌汁 豚肉のアップルソースかけ ひじきサラダ 牛乳

1月15日の給食

今日は『豆腐』からクイズです。豆腐を日本に伝えた国はどこでしょうか?次の3つの国から選びましょう。

 1番 韓国
 2番 中国
 3番 インド

今日の献立:麦ご飯 マーボー豆腐 タコナゲット 小松菜の和え物 牛乳

 

 正解は、2番中国です。
 豆腐は、奈良時代から平安時代にかけて中国から日本に伝わったとされています。今日は、中華料理のピリッと辛いマーボー豆腐です。マーボー豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。四川料理に辛いものが多いのは、四川省は冬の寒さが厳しいので、体を温めるためだといわれています。給食のマーボー豆腐は、具だくさんで、みなさんがおいしく食べられるように辛さひかえめに作っています。さあ、マーボー豆腐を食べてみましょう。

 

1月12日の給食

 今日のポトフには冬が旬の野菜『根菜』が入っています。『根菜』とは根っこの野菜で、大根やかぶ、ごぼう、にんじんなど土の中で育つ野菜です。冬になると野菜は自分の体が凍ってしまわないように、蓄えたデンプンを糖分に変えています。冬になって気温が下がると、野菜が甘くなってくるといわれるのは、科学的にもわかってきていることです。今日のポトフには、冬の寒さと戦って体を守った野菜、「かぶ」や「にんじん」が入っています。ちなみに「かぶ」は、春の七草の「すずな」にあたります。今日は、ポトフを食べて、冬野菜のやさしい甘さを感じてみましょう。

 

今日の献立:セルフチキンサンド(鶏肉のハーブ焼き、添えレタス) ポトフ  牛乳

1月11日の給食

 今日は「お正月・七草献立」です。1月は『睦月』といい、親戚や友人が、おたがいに行き交って『仲睦まじくする』ことから名付けされたそうです。今日はそんなお正月にふさわしい献立です。主菜に使われている『ぶり』は出世魚で縁起良く、汁物の『七草』は春の七草で、年末年始のご馳走に疲れた胃を休める効果があります。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。これぞ「春の七草」です。全部わかった人はすごいですね。今日の雑煮には「せり」と「すずしろ(大根)」が入っています。

今日の献立:麦ご飯 七草入り雑煮 ぶりの照り焼き なます 牛乳

1月10日の給食

 今日は『大学いも』のお話です。さつまいもを油で揚げて、甘いみつをからめて作る大学いもは、人気のさつまいも料理のひとつです。
 それではクイズです。大学いもの名前の由来は次の3つのうちどれでしょうか?

 1番 料理を考えた人が、大学の近くでその料理を売っていたから
 2番 材料となるさつまいもが、大学の中の農園で育てられていたから
 3番 大学生が、大学の研究中に発明した料理だから

 

 今日の献立:とんこつラーメン グリーンカールサラダ 大学いも 牛乳

 

 正解は、1番の料理を考えた人が、大学の近くでその料理を売っていたからです。
 東京の大学の近くにあったふかしいも屋がみつをからめたいもを売ったところ、大学生の間で人気をよび、大学いもと名付けられたそうです。また、外はカリカリ、中はホクホクの大学いもは、おかずにもおやつにもなります。

 

 

1月9日の給食

 3学期がスタートしました。冬休みはいかがでしたか?3学期初めの給食は『キーマカレー』です。では、今日はキーマカレーからクイズです。
 キーマカレーの「キーマ」とは、何のことでしょうか?次の3つの中から選びましょう

 1番 大豆
 2番 ひき肉
 3番 このカレーを考えたキーマさんの名前

 

今日の献立:キーマカレー 海藻サラダ 牛乳

 

 正解は、2番のひき肉です。
 キーマカレーは、ひき肉を使ったカレーです。今日の給食では、豚肉と鶏肉で作りました。3学期も「早ね・早起き・朝ごはん」を心がけ、体をしっかり動かして、寒さに負けずに元気に過ごしましょう。

12月21日の給食

 今日は『クリスマス献立』です。クリスマスは、国により様々な歴史や習慣があります。日本ではクリスマスを祝う行事として、世界の国々の様々なクリスマス料理が食べられています。アメリカ発祥の「ローストチキン」、ドイツの焼き菓子「シュトーレン」、フランスの薪の形をしたケーキ「ブッシュドノエル」などです。今日の給食ではチキンとクリスマスケーキを用意しました。一足早くクリスマス気分を味わいましょう。23日からは冬休みですね。冬休みも毎日、朝・昼・夕の3度の食事をしっかり食べて元気に過ごしてください。

 

    今日の献立:カラフルご飯 わかめスープ タンドリーチキン グリーンサラダ
          クリスマスセレクトケーキ 牛乳

 

 今日は、クリスマスケーキを選んで食べる、「セレクト給食」でした。子どもたちは給食でケーキを食べるだけでもワクワクなのですが、自分で選んだケーキを食べるということでとっても楽しみにしていたようです。ケーキをもらうときは、とてもニコニコ笑顔でした。
 さて、2学期の給食は今日で終了です。楽しい冬休みがやってきます。食生活や生活リズムが乱れがちになりますが、3学期が始まる時には、元気に登校できるように気をつけましょう。

12月20日の給食

 今日は『冬至』についてお話でした。
 「今年の冬至は、12月22日です。そこで今日は、少し早い冬至にちなんだ給食です。1年でいちばん日が短い冬至の日には、昔から「かぼちゃ」を食べて、「ゆず湯」に入る風習があります。かぼちゃは冬の野菜ではなく、本来は、夏の野菜です。栄養価が高く、冬まで保存がきくことから、昔の人は寒い冬を健康に過ごせるようにという願いを込めて、冬至にかぼちゃを食べていたようです。また、冬至には「ん」のつく食べ物を食べると幸運に恵まれるといわれています。かぼちゃも「なんきん」と呼ばれているので「ん」のつく食べ物に入ります。かぼちゃからビタミンAをとって、かぜに負けない体をつくりましょう。」

今日の献立:なめこうどん 冬至かぼちゃ みかん 牛乳

 

 

 冬至かぼちゃは、1年に1度必ず給食で出しています。給食では、季節の食べ物、行事食、郷土食を大切にしていこうと思っているからです。子どもたちには、あんこたっぷりでかぼちゃが入った冬至かぼちゃは苦手かもしれません。でも、去年よりも少しでも量が多く食べられたらいいなと思って、提供しています。家庭でも、季節の食べ物や料理を大切にしてほしいなと思います。

 

12月19日の給食

 今日は『日本型食生活の日』の献立です。主菜は「こがれいの唐揚げ」です。”かれい”は、相馬港でよく獲れる魚のひとつです。身がほくほくとしていて、油で揚げるととてもおいしく食べやすくなります。ヒレの部分のエンガワもカリカリとした食感でおいしいです。はしを上手に使って骨に気をつけながら食べましょう。汁物は、『ふくしま健康応援メニュー』から「野菜たっぷり豆乳豚汁」です。寒い冬は、空気も乾燥し、かぜをひきやすい季節です。そんな時に食べたいのが温かい汁物です。今日は、体を温めてくれる”冬野菜”とたんぱく質・ビタミンたっぷりの”豆乳”が入った、やさしい味わいの豚汁です。豚汁を食べて、寒い季節をのりきりましょう。


今日の献立:ご飯 野菜たっぷり豆乳汁 こがれいの唐揚げ 辛子和え 牛乳

 

 今日は「こがれいのから揚げ」でした。こがれいのじょうずな食べ方の資料を見ながら、子どもたちは食べていました。切り身ではなく、1匹そのままの魚を食べる機会は、給食では今日だけなので、少しでも、食べ方を覚えて、実践して、経験を積ませたいと思っています。家庭でも、さんまなど1匹そのままで食べる魚の食べ方に挑戦してみましょう。

 

12月18日の給食

 今日は『パリパリサラダ』についてお話でした。
 「パリパリサラダは、みなさんに好評なサラダです。シュウマイの皮とごぼうを油で揚げ、パリパリ感を出しました。野菜サラダの上にのせて、パリパリとした食感を楽しむ料理です。いつもとちがったサラダを味わってください。給食では野菜をおいしく食べられるように、いろいろ工夫しています。給食で食べて、おいしかった献立を、家の人に伝えて、家でも野菜をたくさん食べるようにしていきましょう。」

今日の献立:チキンカレー パリパリサラダ 牛乳

 

 今日のパリパリサラダは、シュウマイの皮やゴボウのパリパリ感も人気ですが、味も食べやすいと好評です。このサラダのドレッシングは手作りドレッシングです。オリーブオイル、米酢、レモン果汁、三温糖、塩、白こしょうで作っています。さっぱりとしているので、カレーにもぴったりです。市販のドレッシングもいいのですが、たまには手作りに挑戦してみませんか?

12月15日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「私はだれでしょう?私は生でも食べられる野菜です。冬が旬です。古くから京都で栽培されています。次の3つの中から選びましょう。

 1番 小松菜
 2番 キャベツ
 3番 水菜

今日の献立:ココア揚げパン マロニースープ 水菜のサラダ ヨーグルト 牛乳

 

 正解は、3番 水菜です。
 水菜は、日本で生まれた野菜といわれています。古くから京都で栽培されていて、京菜とも呼ばれています。カルシウムや鉄、カロテン、ビタミンCが豊富な野菜です。鍋物や炒め物などでもおいしく食べられますが、サラダなどで生のまま食べると、栄養成分をそのままとることができます。今日は、水菜のサラダです。シャキシャキっとした歯ごたえを楽しみましょう。」

 今日は、久しぶりの「ココア揚げパン」でした。ココアの甘い香りがして、食欲がとてもそそられました。揚げパンは1個づつ袋に入れて食べやすいようにして提供しました。それでも、食べると口の周りにココアがついてしまっている子がいました。楽しそうに食べている子どもたちを見ると、給食を作っている調理員さんたちはとても嬉しくなります。「野菜もしっかり食べてね」と声をかけながら、子どもたちの食べている様子を見ていました。

 

12月14日の給食

 今日は『すいとん』についてお話でした。
 「すいとんは、日本各地で食べられている郷土料理です。小麦粉の生地を手で丸めたり、スプーンですくって、汁に入れて作ります。東北地方では、『ひっつみ』や『はっと』など、いろいろな名前で呼ばれ、古くから食べられています。昔はお米が貴重だったので、小麦粉で作れるすいとんで、お腹を満たすこともありました。今日は、小麦粉と白玉粉を合わせて作りました。たくさんの具材が入ったみそ味の汁に、形を整えながら、すいとんを入れました。すいとんは寒い季節においしい汁物です。みそすいとんをしっかり食べて、体を温めて、元気な体をつくっていきましょう。」

今日の献立:麦ご飯 味噌すいとん アジの塩麹焼き 海苔和え 牛乳

 

 今日はすいとん作りに調理員さんたちは大忙しでした。練った生地を、みんなに数が行き渡るようにちぎって、釜に入れていきました。釜の火がついているので、熱いのですが、やけどをしないように気をつけながら作業をしていました。子どもたちは、お餅みたいと言いながら、にこにこと食べていました。

 

12月13日の給食

 今日は、白菜についてのお話でした。
 「旬の野菜『白菜』についてお話しします。白菜は、これから寒さが増してくる冬の気候でますますおいしくなる野菜です。白菜は霜にあたると風味が増し、繊維がやわらかくなります。また、寒さから身を守るために糖分をためる性質があるので、甘みも増します。白菜を選ぶときには、一番外側の葉がしっかり巻いていて、株の切り口が白くてみずみずしいものを選びましょう。旬のおいしい白菜は、漬物、サラダ、汁物、鍋物と大活躍です。給食でも、冬の季節にはたくさん白菜が登場します。今日は、タンメンに入っています。おいしい旬の野菜をたっぷり食べましょう。」

今日の献立:タンメン 焼き餃子 中華サラダ 牛乳

 

 今年の白菜は、とても育ちがよく、給食でもきれいな白菜が納品されます。冬の料理に大活躍なので、家庭でもよく食べられていると思います。給食では、今日のような汁物だけでなく、炒め物、生サラダ、漬物で使用します。みなさんの家庭でも、いろいろな食べ方をしてください。

12月12日の給食

 今日は、「のまたん献立」についてのお話でした。
 「今日は、南相馬市産の野菜をたっぷり使ったメニュー『のまたん献立』です。今日の「けんちん汁」には、南相馬の「大根」、「ねぎ」が使われています。けんちん汁は、肉や魚を使わない精進料理の一種です。精進料理とは、お寺で食べられている料理です。けんちん汁は、豆腐・野菜・いも・きのこなどを油で炒め、素材の味を引き出して作ります。現在のけんちん汁は魚でだしをとることが多いですが、昔は昆布やしいたけでだしをとっていたそうです。今日のけんちん汁のだしは、魚のだしですが、具には肉や魚が入っていません。野菜のうまみたっぷりのけんちん汁を食べて、体を温めましょう。」

今日の献立:ご飯 けんちん汁 鶏肉の柚味噌掛け ニラのおひたし 牛乳

 

 給食では「地産地消」を心がけているので、たびたび「のまたん献立」と名称がつきます。震災の時は、地元の物が食べられず、遠くから取り寄せた、少ししなびかけた野菜を使用したこともありました。味もいまいちだった事を思い出します。今は、近くの新鮮な野菜を食べることができ、本当に幸せだと思います。家庭でも、おいしい地元の野菜をたくさん食べましょう。

12月11日の給食

 今日は、給食のごはんについてお知らせでした。
 「12月から給食のお米は新米に変わりました。今年の秋に収穫したお米のことを新米と呼びます。炊きあがった新米は見た目がツヤツヤしていて、食べると甘みがあっておいしいです。おいしいお米を食べることができるのは、農家の方が手間をかけて作ってくださっているおかげです。お米を作るためには、八十八の手間がかかることから、「米」という漢字ができたともいわれています。給食のお米は、南相馬市産の「コシヒカリ」です。農家のみなさんに感謝して、新米のごはんをいただきましょう。」

今日の献立:麦ご飯 すき焼き煮 厚焼きタマゴ 切り干し大根のハリハリ和え 牛乳

 

 今年は夏の異常な暑さのために、米作りが本当に大変だったようです。苦労して作ったお米を感謝して食べるように、子どもたちには伝えていきたいなと思います。家庭でも、ご飯茶わんにご飯粒を残さず食べるなど、感謝の気持ちを持って食べるようにしていきたいですね。

12月7日の給食

 今日は、「手作りふりかけ」についてのお話でした。
 「今日は、調理員さん手作りの『SDGsふりかけ』です。材料には、昨日の給食のうどん汁の”だし”として使用した「かつお節」と「昆布」を活用しています。『SDGs』という言葉は、日本語では「持続可能な開発目標」と言います。今、世界では「貧困」や「飢餓」と言って、食べるものがなくて困っている人がたくさんいます。また、世界の気温が高くなる「地球温暖化」が進み、いろいろな異常気象が起こっています。これらの問題を解消して、よりよい世界をつくるために定められた目標が、「SDGs」です。持続可能な食生活を送るためには、一人ひとりが食品やエネルギーなどの資源を無駄にしないような工夫を考えて、継続的に取り組むことが大切です。食生活を通して身近な環境問題に気づき、自分ができることを実行しましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 筑前煮 手作りSDGsふりかけ 小松菜の錦糸和え 牛乳

 

 給食でできるSDGsの1つとして、だしを取り終えた昆布と厚削り節を利用し、挽肉を少し加え食べやすくしました。家庭でも、食品のむだや食べ残しをなくすなどできることがあると思います。この給食をきっかけに、みんなでSDGsについて考え、取り組んでいきたいと感じました。

12月6日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「今日は人気メニュー『ごぼうチップ』の登場です。では、ここで『ごぼう』から食育クイズです。ごぼうを食べている国はどこでしょう?次の3つの中から選びましょう。

 1番 アジアの国々
 2番 アメリカ
 3番 日本だけ

 

今日の献立:ほうとううどん ごぼうチップ 牛乳

 

 

 正解は、3番日本だけです。
 ごぼうを料理して食べているのは、日本だけといわれています。ごぼうは冬が旬の野菜で”食物せんい”がたくさん含まれています。食物せんいは腸の調子を整えます。最近の日本人の食生活では食物せんいが不足しているそうです。食物せんいを含む飲み物やサプリメントが出回っていますが、やはり食事からきちんととりたいですね。今日は、ごぼうチップをよくかんで食べて、しっかりと食物せんいをとっていきましょう。」

 今日のごぼうチップは、洗いゴボウを約13kgも使用しました。1本1本丁寧に洗い、皮を削り、縦半分にして薄めの斜め切りにしました。量が多く、大変な作業でした。その後、あく抜きをしていたので、水を切り、小麦粉をまぶして油でカリッとするように揚げました。そして、大きなタライに入れ、塩・こしょう・白いりごまと混ぜ合わせました。子どもたちがおいしそうに食べてくれたので、調理員さんたちもとても喜んでいました。

12月5日の給食

 今日は日本の食事についてお話でした。
 「日本の食事と言えば『箸に始まり、箸で終わる』と言われるほど、切っても切れないものが『箸』です。箸は、はさむ・つまむ・運ぶ・切る・押さえる・ほぐす・さく・まぜる・分ける・ささえるなどの機能を持った、食べ物を口に運ぶ道具です。この道具である箸を上手に使うことで自分だけでなく、食卓を囲む周りの人たちも気持ちよく食事をすることが出来ます。上手に使えるように毎日の食事の中で、まずは「いただきます」をした後に、正しい箸の持ち方をしてから食べ始めましょう。」

 

今日の献立:ご飯 すまし汁 ホッケの塩焼き スィートポテトサラダ 牛乳

 

 小さい頃に覚えた習慣的な事は、大人になってから変えようと思ってもなかなか変えることは難しいですね。お箸の持ち方もその一つです。できれば、小学校に入る前にきちんと持てるといいなと思います。家庭で、食事の時間だけではなく、豆つかみなどの遊びを通じて、親子で楽しく覚えていけたらと思います。

12月4日の給食

 今日は、汁物などによく使われる『麩』から食育クイズでした。
 「麩」は、何から作られているのでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 大豆
 2番 小麦
 3番 米

今日の献立:麦ご飯 仙台麩の味噌汁 おからハンバーグ もやしのナムル 牛乳

 正解は、2番小麦です。
 小麦粉のたんぱく質(グルテン)から作られています。麩は、もともとは、肉を食べないお坊さんのために考え出された食品です。今では、全国各地で作られています。京都の京小町麩、石川県の加賀麩、山形県の庄内麩、新潟県の車麩などがあります。今日のみそ汁に使われている”仙台麩”は、宮城県の特産品で、別名「あぶら麩」とも呼ばれています。コクのある味わいが特徴です。麩は、煮物・汁物・炒め物など、様々な料理に使われます。今日は、”仙台麩”をみそ汁で味わってみましょう。」

 今日のおからハンバーグは、普通のハンバーグのタネの中に、おからパウダーをまぜこみました。肉だけのハンバーグよりは少しあっさりとした感じがしました。ハンバーグは、混ぜ込む物のバリエーションが多く、作るのも楽しいですね。家庭でも、休日に親子で一緒に作ってみてはどうでしょうか。

 

12月1日の給食

 今日は、生活で気をつけることについてのお話でした。
 「今日から12月に入りました。かぜをひいている人はいませんか?かぜ予防のポイントは、「栄養」「休養」「運動」の3つです。1つ目の「栄養」は、3度の食事をしっかり食べること、2つ目の「休養」は、夜はゆっくり睡眠をとって、体の疲れをとります。3つ目の「運動」は、昼間はよく体を動かすことも大切です。栄養のポイントの中で実践してほしいことは、2つあります。1つ目は、卵や肉、魚などのたんぱく質をしっかりとること。2つ目は、野菜やきのこ、果物などのビタミン類をとり、たんぱく質をじゅうぶん体に吸収させること。この実践してほしい2つのポイントに気をつけて、バランスよく食事をとることが大切です。12月もかぜなどの病気に負けない体づくりをして、元気に生活をしていきましょう。」

今日の献立:コッペパン 相農のぶどうジャム ホワイトシチュー ビタミンたっぷりサラダ 牛乳

 

 今日は、相馬農業高校で作った「ぶどうジャム」を使用しました。瓶に入ったジャムをスプーンで配食して食べましたが、子どもたちは「おいしい!」とニコニコ顔でした。地元の高校生が作ったものを食べられることはとても幸せなことですね。子どもたちに今日の給食の感想を聞いてみてください。

 

11月30日の給食

 今日は、かむことについてのお話でした。
 「かむことの良さを表すことば『ひみこのはがいーぜ』から、「が」についてお話しします。「が」は「がんを防ぐ」の「が」です。だ液には、がんを引き起こす物質のはたらきをおさえるはたらきがあります。それは食べ物を30秒くらいだ液につけることで、効果があると言われています。よくかむとだ液がたくさん出てくるので、食べ物がだ液と混ざりやすくなります。そうすることで、食べ物が体にとってよい状態で吸収されるので、体を健康にすることができます。今日は、かみかみ献立です。「豆みそ」をごはんと一緒によくかんで食べましょう。」

今日の献立:麦ご飯 おでん 小松菜海苔和え 豆味噌 牛乳

 

 豆みその作り方を紹介します。大豆は乾燥なら十分に水戻しをして使います。大豆を低温の油でじっくりと揚げます。(カリッと揚げるとおいしいです)鍋でみそと砂糖、みりんを火にかけ、とろっとするまで煮詰めます。そこへ、揚げた大豆と白炒りごま・白すりごまを混ぜ合わせ、味を調えるとできあがりです。ごはんがすすむ1品なので、作ってみてはどうでしょうか。

11月29日の給食

 今日は、『肉団子のもち米蒸し』についてお話でした。
 「肉団子のもち米蒸しは、ひき肉と野菜を入れた肉団子に、もち米をまぶして蒸した料理です。中国の広東料理の点心のひとつで、「珍珠丸子(チェンズワンズ)」と言います。日本では、蒸したもち米がきらきらと真珠のように輝いて見えることから「真珠蒸し」とも呼ばれています。肉団子のもち米蒸しは、調理員さんの手作りです。寒さが厳しくなってきた給食室で、冷たいひき肉と野菜を一生懸命手でこねて、種を人数分、数えながらきれいに丸め、水に浸したもち米をまぶし、スチームコンベクションで蒸して仕上げました。今日は、『肉団子のもち米蒸し』をよく味わいながら食べましょう。」

今日の献立:味噌ラーメン 肉団子の餅米蒸し みかん 牛乳

 

 今日の「肉団子のもち米蒸し」の材料は、鶏挽肉3kg、豚挽肉7.8kg、炒めた玉ねぎ8kg、おろし生姜200g、しょうゆ600g、三温糖100g、ごま油200g、片栗粉400g、塩100g、もち米4kg使用しました。大変な作業ですが、とてもおいしくできあがりました。子どもたちもおいしそうに食べてくれたので、嬉しくなりました。

11月28日の給食

 今日は、『ほうれん草』についてのお話でした。
 「ほうれん草には、ビタミンAが多く含まれています。ビタミンAは、かぜの予防や目の働きを助けてくれたり、肌の調子をよくする役割があります。また、ほうれん草には、無機質の鉄も多く含まれています。鉄は貧血予防の効果があります。ほうれん草のような緑の葉の野菜は、寒くなるとおいしくなる物がたくさんあります。ほかの緑の葉の野菜にも、ビタミンAや鉄などが多く含まれています。旬をむかえたほうれん草は栄養価も高くなります。みなさんの成長や健康のために、おいしい旬の野菜をたっぷり食べましょう。」

 

今日の献立:ご飯 具だくさん汁 サバの生姜煮 ほうれん草のきなこ和え 牛乳

 最近は、葉物野菜が少し安くなり、料理に使いやすくなりました。今日は、地元のほうれん草でした。茎がしっかりとしていて、緑色が濃くて、栄養がたっぷり入っている感じがしました。寒くなってくると野菜の甘みが増します。ぜひ、家庭でも旬の野菜を食べて、おいしさを味わってみましょう。

 

11月27日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「今日は、チキンライスにたまご焼きのシートをのせて食べる『セルフオムライス』です。では、「オムライス」から食育クイズです。オムライスは、どこの国が発祥の料理でしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 フランス
 2番 日本
 3番 イタリア

 今日の献立:セルフオムライス トマトケチャップ もずくスープ グリーンサラダ 牛乳

 

 正解は、2番の日本です。
 洋食屋さんの定番メニューで日本人が大好きなオムライスは、オムレツでライスを包むから「オムライス」と名付けられた和製英語です。「オム」とは、薄焼きのたまご料理という意味のオムレットからとられたものです。今日は、トマトケチャップで文字や絵を描いて楽しく食べましょう。」

 今日は、教職員の研究会のため、給食時間が早く、食べて帰りの会をしたらすぐに下校でした。なんとなくバタバタとした給食時間になりましたが、子どもたちは、それなりに、ケチャップで顔を描いてみたり、文字を書いてみたりしていたようです。楽しく食べることは食欲もわいてきて、とてもいいですね。家庭でも、たまには、食事に楽しいことを取り入れると、会話も弾んでいいですね。

11月22日の給食

 今日は「ごまおはぎ」の作り方のお話でした。
 「今日は給食の"ごまおはぎ"ができるまでを紹介します。まず、おはぎの中に入れる"あんこ"を丸めて、あん玉を作ります。次に、もち米であん玉をつつみます。あんこが外にでないようにつつむのが、少しむずかしい作業です。最後に、もち米のまわりに、すりごまをまぶせば出来上がりです。給食では、すべて手作りなので、たいへん時間がかかります。調理員さんは、みなさんがおいしく食べてもらえるように手際よく作業をしています。感謝していただきましょう!おはぎが苦手な人も、昨年よりも、ちょっと多く食べてみましょう。」

今日の献立:肉うどん 大根の浅漬け ごまおはぎ 牛乳

 

 1年に1回の「ごまおはぎ」だったので、調理員さんたちは、朝から気合いを入れてました。1つ1つ丁寧に作業をして、子どもたちが食べやすいように、アルミカップに入れて配食しました。おはぎは、苦手な子も多いのですが、1年に1回給食で出るので、少しずつ食べる量が増えてくれるといいなと思っています。

 

11月21日の給食

 今日は『和食』についてのお話でした。
 「平成25年、日本人の伝統的な食文化である『和食』が無形文化遺産に登録されました。11月24日は「いい日本食」という語呂合わせから「和食の日」とされています。日本は、海や山などの豊かな自然に恵まれており、新鮮な旬の食材や旨味たっぷりの発酵食品があります。そして、ごはんを中心とした食事は栄養バランスも良く、和食は日本が世界に誇る文化のひとつです。日本の秋は実りの季節であり、自然に感謝し、来年の豊作を祈る祭りなどが全国各地で行われます。そんな秋の日に和食文化についての認識を深め、改めて大切さに気づいてほしいという思いが込められているそうです。今日は、和食を組み合わせた献立です。給食を食べながら和食について考えてみましょう。」

今日の献立:ご飯 かき玉味噌汁 赤魚の竜田揚げ ひじきの炒め煮 牛乳

 

 今日は和食の献立だったので、子どもたちは食べてくれるかな?とちょっと心配でした。でも、魚も生姜醤油の下味を付けて油で揚げてあったので、食べやすかったようです。ひじきの炒め煮は、ごはんに混ぜて食べている子もいて、おいしいと言ってくれました。かき玉みそ汁は、卵が入っていて飲みやすかったようです。ごはんとおかずを交互に上手に食べてくれるといいなと思いながら、給食時間に教室を見て歩きました。

 

11月20日の給食

 今日は食事マナーについてのお話でした。
 「残さず食べることも食事マナーのひとつです。残さず食べることで、感謝の気持ちをあらわすことができます。生き物の命をいただいていることへの感謝、食べ物を育てたり、漁をする生産者のみなさんへの感謝、食事を作ってくれる人への感謝です。毎日、当たり前に食事をしていますが、『たくさんの人や生き物に感謝の気持ちをこめて食べる』ことを忘れないようにしたいですね。」

今日の献立:麦ご飯 ジャガイモのそぼろ煮 県産厚焼きタマゴ 白菜とキュウリの漬物 牛乳

 給食では、食べるときのマナーについてお話しすることがあります。食器を持って食べる、ひじをつかないで食べる、食器の置き場所は大丈夫かななど、当たり前なちょっとしたことですが、子どものうちに身につけてほしいと思っています。家庭でも、時々食べる時のマナーについて考えてみましょう。

 

11月17日の給食

 今日の献立についてのお話でした。
 「『ふくしま健康応援メニュー』と『のまたん献立』の日です。健康応援メニューは、細切り野菜のスープ『コンソメジュリアン』です。主役の野菜は、南相馬市産の『キャベツ』です。そこで今日は、「キャベツ」についてのお話をします。キャベツは世界で最も古い野菜の1つです。日本では、大根の次に収穫量が多い野菜です。キャベツが育つ適温は15度から20度で、涼しい気候のもとで育ちます。キャベツはとれる時期によって、それぞれ歯ごたえや味に特徴があります。秋にとれるキャベツは、葉が柔らかく厚みもあり、生で食べても加熱してもおいしいのが特徴です。今日は、キャベツの旨味が溶け出たスープです。「コンソメジュリアン」は、朝ごはんにもおすすめの汁物です。」

今日の献立:コッペパン 県産梨ジャム コンソメジュリアン 鶏肉のトマトソースかけ
      県産一口とちおとめゼリー 牛乳

 朝ごはん調べは先週で終わりましたが、お子さんは、しっかりと朝ごはんを食べていますか?これから、朝の気温が低くなってくると、朝ごはんを食べて、体を温めることも大切になってきます。特に、汁物を食べてくるといいですね。インスタントの汁に、少し野菜や乾燥わかめや豆腐など入れると簡単ですね。ぜひ、子どもたちに、温かい具だくさん汁を朝ごはんで食べてきてほしいなと思います。

11月16日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「地域でとれた旬の食べ物を選ぶよさは何でしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 新鮮でおいしい
 2番 生産者の顔が見える
 3番 環境にやさしい

 

今日の献立:麦ご飯 豚汁 福島県産かじきカツ 辛子和え 牛乳

 

 正解は、1番、2番、3番すべてになります。
 地域でとれた旬の食べ物は、収穫したばかりのものが店頭に並ぶことも多く、新鮮でおいしいものが食べられます。また、生産者が近くに住んでいることもあり、直接会ったり、食材のことを聞いたりすることができます。そのうえ輸送にかかるエネルギーが少なく、二酸化炭素(CO2)の排出量も減らすことができます。給食から、今日の地元の旬の食べ物は何かな?と探してみましょう。」

 今日の給食で使用した県産の食材は、「ごはん、カジキ、キャベツ、もやし、豆腐、だいこん、白菜、ねぎ、トマトジュース」でした。旬の野菜を、料理法を変えたり、味付けを変えたりしながら、おいしく食べられるように献立は考えられています。きっと、みなさんの家庭でも工夫をして食べていると思います。給食の献立を時々参考にしてもらえると嬉しいですね。

 

11月15日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「今日は、『のまたん献立』です。今日は、南相馬でたくさん作られている野菜、『ブロッコリー』からクイズです。ブロッコリーはおもにどこの部分を食べているでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 実
 2番 つぼみ
 3番 葉っぱ

今日の献立:広東麺 ブロッコリーサラダ りんご 牛乳

 

 正解は、2番のつぼみです。
 ブロッコリーは、おもにつぼみを食べる野菜です。収穫をしないでそのままにしておくと、黄色い小さな花が咲きます。茎もかたい部分を取り除くと、捨てずに食べられます。ブロッコリーは、カロテンやビタミンC、カルシウム、鉄、食物せんいが豊富な緑黄色野菜です。今日のブロッコリーサラダには、南相馬市産のキャベツとパプリカも使われています。新鮮な南相馬の野菜をたっぷり使ったサラダを食べてみましょう。」

 今日の果物は、りんごでした。いつものように、1個1個手洗いで3回洗い、消毒をして、流水ですすぎました。それから、皮をむいて、1/6にカットして、芯を除きました。今日は66個のりんごを使用したので、大変でしたが、子どもたちのために一生懸命作業をしていました。おいしく食べてもらえるととてもうれしいですね。

11月14日の給食

 今日は、ハヤシライスに使われている『トマト』についてお話でした。
 「今日のハヤシライスには、福島県産のトマトと相馬農業高校の生徒さん特製の「トマトジュース」が使われています。トマトには、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。熟したトマトを食べると、みんなが健康になり、病院にいく必要がなくなってしまうと言われるぐらい、トマトには優れた栄養成分がたっぷりと含まれています。また、トマトには、昆布と同じ旨味成分”グルタミン酸”も多く含まれているので、料理の隠し味に使うと、おいしさがアップします。相馬農業高校のトマトジュースは、加熱加工して作られているため、甘味もアップしています。今日は、トマトのパワーたっぷりのハヤシライスを味わってみましょう。」

 

 
今日の献立:ハヤシライス 水菜のサラダ 牛乳

 

 今日のハヤシライスには、高平地区の美野里ファームで作られた「パプリカ」を使用しました。赤や黄色やオレンジ色の立派なパプリカが納品されました。ハヤシライスの中に入って、煮込まれたので、パプリカが苦手な子でも知らないうちに食べていたようです。「今日のハヤシライス、どうだった?」と話題にしてみてください。

11月13日の給食

 今日は、じゅうねんについてのお話でした。
 「今週は、福島県産・南相馬市産の食材をとりいれた「地場産物活用週間」です。そこで今日は、福島県で昔から長く親しまれている食材『じゅうねん』についてお話をします。じゅうねんとは方言で、”えごま”のことを言います。「食べると10年長生きする」という言い伝えから、「じゅうねん」と呼ばれています。じゅうねんには、血液をサラサラにする効果があり、健康食品として注目されています。今日は、旬野菜のほうれん草をじゅうねんで和えました。福島県の伝統的な郷土料理、『じゅうねん和え』を食べてみましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 サツマイモの味噌汁 鮭の塩焼き じゅうねん和え 牛乳

 今日の福島県内産の食材は、「ごはん、ほうれん草、もやし、豆腐、さつまいも、だいこん、こねぎ、トマトジュース(みそ汁に入ってました)」の8品目でした。今日の食材は、15品目だったので、53%の県産品を使用したことになります。地元の食材は、新鮮でおいしさが違います。これからの季節は、地元の冬野菜が多く出回るので、給食でも大活躍です。家庭でも、地元の食材を多く食べてみましょう。

11月10日の給食

 今日は、『手作り肉団子スープ』についてお話でした。
 「「肉団子」は、調理員さんが手作りしました。肉団子をおいしく作るために、刻んだねぎやおろししょうがを入れて、肉のくさみをとるように工夫しています。また、豚ひき肉の他に、水分をしぼった”豆腐”を使っています。豆腐を使うと、フワフワした食感になります。栄養的にも、肉だけの団子よりも、脂肪をおさえることができます。また、スープには、にんじん、白菜、もやし、ほうれん草、きくらげが入っています。これから寒い季節となりますね。具だくさんの汁物を食べて、体を温めましょう。」

 

今日の献立:食パン 県産桃ジャム 手作り肉団子スープ マカロニサラダ ミニトマト 牛乳

  具だくさんスープは、野菜をたくさん取ることができ、体も温めるので朝ごはんにぴったりの料理ですね。これからの季節は特に寒くなるので、おすすめします。朝忙しい、という方も、インスタントの汁物に、電子レンジで加熱した野菜を入れるだけでもいいと思います。前の日に多く作る事もいいかなと思います。体を温めて、子どもたちを学校へ登校させてもらえるといいなと思います。

11月9日の給食

 今日は、『バーベキューソース』についてお話でした。
 「今日のバーベキューソースの材料は、玉ねぎ、にんにく、しょうが、りんご、しょうゆ、砂糖、みりん、みそです。りんごが入っているので、さわやかな甘みがありますね。今日は、焼いた豚肉にかけていますが、肉以外にも、焼いた魚や唐揚げ、ゆでた野菜にかけてもおいしく食べられるソースです。果物は、そのまま食べても、もちろんおいしいですが、今日のように、料理の隠し味としても使われることも多いです。ソースやドレッシングなどを手作りにすると、料理のレパートリーが増えます。みなさんも、オリジナルのソースやドレッシングを作ってみてはいかがでしょうか。」

今日の献立:麦ご飯 ニラのとろみ汁 豚肉のバーベキューソース 添えキャベツ 牛乳

 

 今日は、子どもたちに人気の「豚肉のバーベキューソース」でした。豚肉も人気がありますが、今回のようなタレが子どもたちは大好きなようです。配缶後に残ったタレをおかわりしたがる子が多く、なかには、ごはんにタレをかけて食べている子もいます。給食室では、バーベキューソースの他に、生姜だれや甘辛醤油だれ、ねぎだれやリンゴソースなどいろいろなタレを手作りします。家庭でも特性ダレを作ってみませんか。

11月8日の給食

 今日は、秋の味覚『柿』のお話でした。
 「「柿が赤くなると医者が青くなる」という"ことわざ"があります。柿には、果物にはめずらしいカロテンが含まれています。皮膚や目を健康に保ち、病気に負けない丈夫な体を作ってくれる果物だからです。では、ここで食べ物クイズです。柿と同じ"ことわざ"の食べ物があります。それは次のうちどれでしょう?

 1番 トマト
 2番 いちご
 3番 すいか

今日の献立:スパゲッティミートソース グリーンサラダ 柿 牛乳

 

 正解は、1番トマトです。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざもあります。今日は、旬の果物『柿』を味わってみましょう。」

 

 今日は年に1度給食に出る「柿」でした。調理員さんは丁寧に洗ったあと消毒してすすぎ、皮をむいて、1/6にカットします。今日は65個の柿をむいてカットしました。とても手間がかかりますが、子どもたちのためにと一生懸命頑張っていました。子どもたちの中には、柿が苦手な子もいましたが、少しでも口をつけてほしいなと思って声をかけました。みなさんのお子さんはどうでしたか?ぜひ、家庭で聞いてみてください。

11月7日の給食

 今日は、食べ物クイズでした。
 「今日は、『豆腐』についてのクイズです。豆腐の数を数えるとき、何と数えるでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番「枚」
 2番「膳」
 3番「丁」

今日の献立:ポークカレー 豆腐のサラダ 牛乳

 

 正解は、3番の「丁」です。
 丁には、偶数の意味があります。以前は、豆腐一丁が豆腐2個分をあらわしていました。現在では、1パックの豆腐を一丁と呼ぶようになりました。これ以外にも「丁」は、市や街の区分をあらわしたり(1丁目)、本の紙(表裏2ページ分)を示したりします。豆腐は消化が良く、たんぱく質やカルシウムをたくさん含んでいます。給食ではいろいろな料理に使われています。今日は、サラダで豆腐を味わってみましょう。」

 子どもたちは、休み明けの給食が「カレーライス」だとテンションが上がるようです。学校のカレーはおいしいとアンケートを取っても、すきな献立ベスト3に必ず入ってきます。材料は家庭とあまり変わらないのですが、大量の材料を炒めて煮込んでいると、おいしいうまみが出てくるのかもしれませんね。今日は隠し味に、相馬農業高校の生徒さんが作った「トマトジュース」を入れています。今日も、子どもたちは、ニコニコ笑顔で食べていました。

11月2日

 今日は、『菊花和え』についてお話でした。
 「菊は秋を代表する花として、日本では古くから親しまれ、日本料理の飾りとしても使われています。食用の菊の花には、疲れ目を和らげる働きや、かぜのひきはじめにも効き目があると言われています。秋の季節、菊の花びらを使ったおひたしや和え物など、いろいろな菊料理が各地で食べられています。今日は、ほうれん草ともやし、糸かまぼこと一緒にごま和えにしました。秋の味覚「菊花和え」とともに、主食の「ごはん」、主菜の「鶏肉とごぼうのつくね」、汁物の「舞茸のすまし汁」の献立を秋の恵みに感謝しながらいただきましょう。」


今日の献立:麦ご飯 まいたけのすまし汁 鶏肉とごぼうのつくね 菊花和え 鉄っこひじき 牛乳

 

 11月に入り、給食では秋の食べ物が毎日のように取り入れられています。菊花あえは、給食で年に1回提供します。子どもたちは、菊の花を食べる機会があまりないのでびっくりしている子もいましたが、ほうれん草やもやし、かまぼこも一緒に入ったあえ物だったので、なんとか食べていたようです。給食では、食文化の継承も考え、昔から食べられている料理も提供していきたいと思っています。

 

11月1日

 今日は、食べ物クイズでした。
 「今日は、秋が旬の『さつまいも』からクイズです。さつまいもは次のどの部分を食べているのでしょうか?
 1番 葉っぱ
 2番 茎
 3番 根っこ

 

今日の献立:チャンポンメン キャベツとキュウリのレモン漬け 焼き芋 牛乳


 正解は、3番の根っこです。
 さつまいもはじゃがいもとちがう部分を食べています。ちなみにじゃがいもは地下の茎の部分を食べています。さつまいもが甘いのは、エネルギーのもとになる「デンプン」が加熱によって「糖」に変わるからです。さつまいもには、食物せんいが多く、お腹の環境を整える働きがあります。おやつなどでもたくさん食べてほしい食品です。今日の給食は、給食室のスチコンで焼いて”焼きいも”にしました。ほんのり甘い焼きいもをよく味わって食べましょう。」

 今日は、季節の食べ物、さつまいもを使った焼き芋でした。季節の食べ物は、おいしくて栄養価も高いものとなります。今日は、さつまいもの味が感じられるように、シンプルな料理になってます。口に詰め込みすぎないように、牛乳を飲みながら、子どもたちも味わって食べていました。

10月26日の給食

 今日は魚についてのお話でした。
 「今日は『いちおし献立』です。主菜は『いわしのかば焼き』です。小さな骨に気をつけながら食べましょう。みなさん魚は好きですか?魚には、たんぱく質だけでなく、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった体によい脂が多く含まれています。肉の脂は冷めてくると白く固まりますが、魚の脂は透明なままで固まりません。魚の脂はみなさんの体の中に入ると血液をサラサラにします。また、魚の脂は脳の働きをよくするといわれています。みなさんの朝ごはんや夕ごはんにも、魚料理を食べるとよいですね。」

今日の献立:麦ご飯 かき玉味噌汁 イワシの蒲焼き 油揚げのカリカリあえ 牛乳

 

 給食で魚が出るとき、特に低学年には、「魚が海を泳ぐためには骨がないと体がピーンとまっすぐにならないから泳げなくなるんだよ。だから魚には骨があるから気をつけて食べよう。」と伝えてます。最近は、骨があったよと見せてくれる子どももいます。「よくかんで食べると、骨があっても口から出すことができるね、えらいね」と褒めます。経験によって子どもたちは覚えていくんだなぁと感じることができます。ぜひ、家庭でも魚を食べて、子どもたちの食べる様子を見てください。

10月25日の給食

 今日は『ゆべし』のお話でした。
 「「ゆべし」は東北から北関東を中心に昔から伝わる郷土の和菓子です。もともとは柚子を使った和菓子が由来で「柚餅子」と書きます。柚子やくるみの実を使った餅菓子ですが全国各地でいろいろな形・味・作り方があるそうです。福島県ではあん入りの「ゆべし」がよく作られています。今日は、調理員さんの”手作りあんゆべし”です。スチームコンベクションで蒸しあげて作りました。調理員さんたちが、ひとつひとつ心をこめて作った郷土の和菓子をみんなで味わいましょう。」


今日の献立:わかめうどん キャベツのツナあえ 手作りあんゆべし 牛乳

 

 ゆべしの作り方を紹介します。鍋に少量の水と砂糖、醤油を入れて、砂糖を煮溶かします。火を止め、規定量の水を入れ、小麦粉をダマにならないように入れ混ぜます。そして、ざるでこします。アルミカップにあんこを入れて、こした液を入れて、蒸すとできあがります。ポイントは、液がダマにならないようによく混ぜることです。ミキサーを使うととてもなめらかになります。作ってみたい方、分量を知りたい方は学校へ連絡ください。

 

10月24日の給食

 今日は、『しょうが』についてのお話でした。
 「しょうがには体を温めてくれる働きがあります。加熱したしょうがは血液の流れをよくする作用があるため、体をぽかぽかにし、冷え性の改善や代謝向上などに効果があります。その他には、菌をやっつける殺菌作用やにおいを消す消臭効果、肉をやわらかくする働き、食欲をアップさせる効果などもあります。今日は「豚肉の生姜ダレかけ」に、隠し味にしょうがを使った「のっぺい汁」です。朝晩、寒くなってきました。食べる事は体温を上げる効果もあります。しっかり食べて体を温めましょう。」


今日の献立:ご飯 のっぺい汁 豚肉の生姜ダレかけ マカロニサラダ 牛乳

 

 今年の夏は長いなと思っていたら、急に寒い日がやってきました。体が追いつくのが大変なくらいでしたね。食べ物で体の調子を取り戻しましょう。秋はおいしい物がたくさん出回ります。そして、冬に向かって、体を温めてくれる食材も多くなります。家庭でも体がポカポカするおいしい料理を食べて、風邪などひかないように注意しましょう。

 

10月20日の給食

 今日は「ふくしま健康応援メニュー」についてのお話でした。
 「今月の健康応援メニューは、トマトを使った『トマトと豆の洋風スープ』です。では、食育クイズです。

 トマトには旨味を感じる成分がたくさん含まれています。トマトと同じ旨味成分を多く含む食べ物は次のうちどれでしょうか?

 1番 セロリ
 2番 りんご
 3番 昆布


 今日の献立:丸パン メンチカツ 添えレタス トマトとまめの洋風スープ レモンヨーグルト 牛乳

 

 正解は、3番の昆布です。
 トマトには昆布と同じ「グルタミン酸」という、旨味成分が多く含まれています。昆布は、給食では”だし”をとるためによく使われています。だしは旨味です。だしの旨味をひきだすことで、塩分も控えることができます。今日のスープの味はどうでしたか?」

 今日のスープの材料は、トマト・キャベツ・しめじ・とうふ・ベーコン・金時豆・大福豆・大豆でした。野菜と豆類が入った食べ応えのあるコンソメ味のスープでした。いつもより塩分を控えめにしたスープになりました。福島県は塩分取り過ぎなので、いつもの給食も、薄味になるように心がけています。家庭でも、塩分の取りすぎにならないように気をつけてみましょう。

10月19日の給食

 今日の献立についてのお話でした。
 「今日は『日本型食生活の日』の献立です。主食は、ほくほくとした「栗」と「さつまいも」が入った『栗いもごはん』です。「栗」は秋の味覚の代表としてもあげられます。栄養豊富でおいしい栗は、古くから食べられていて、日本では、縄文時代の遺跡からも発掘されています。栗にはエネルギーの源となる炭水化物、体の免疫力をアップさせるビタミンCや食物せんい、疲労回復効果のあるビタミンB1など、一粒に栄養素がバランスよく含まれています。「さつまいも」も秋が旬の食べ物です。秋はおいしい食べ物が収穫される季節です。バランスのよい食事をしっかり食べて、実りの秋を楽しみましょう。」

 

今日の献立:栗芋ご飯 根菜の味噌汁 鶏肉の香味ソースあえ カブとキュウリの漬物 牛乳

 

 今日は揚げた鶏肉に、手作り香味ソースをかけて提供しました。香味ソースの中身は、生姜・にんにく・ねぎを油で炒め、しょうゆ、砂糖、米酢、で味付けをしました。ごはんに合う、食欲をそそる味付けになってます。鶏肉だけでなく、魚やとうふなどいろいろな食材にあうソースになっています。家庭でも作ってみませんか。

10月17日の給食

 今日は「米」についてのクイズでした。
 「秋は日本の主食『米』の収穫の季節です。そこで今日は、『ごはん』からクイズです。

 茶わん1杯のごはん(150グラム)の「米」の数は何粒くらいでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番   約300粒
 2番  約3300粒
 3番 約33300粒


 今日の献立:ご飯 豚汁 サバのごま衣焼き 海苔あえ 牛乳

 

 正解は、2番の約3300粒です。
 米の品種などによっても違いはありますが、茶わん1杯のごはん150グラムの米の数は、約3300粒です。米は昔から日本人の食事には欠かすことのできない大切な食べ物です。ごはんは、体や脳のエネルギーになります。いろいろなおかずと組み合わせてしっかりごはんを食べましょう。」

 

 新米の季節ですね。今年は特に夏が暑かったので、稲の管理が大変だったと聞きます。米ができるまで、田おこし、代かき、田植え、稲刈りなど、たくさんの手間がかかっています。1粒1粒無駄にしないで、感謝して食べていきたいですね。

10月16日の給食

 今日は『食料自給率』についてのお話でした。
 「私たちが食べている食べ物のうち、どのくらい日本国内でつくっているかを示す割合のことを食料自給率といいます。日本の食料自給率は、およそ40パーセントで、ほとんどの食べ物を輸入に頼っています。では、食育クイズです。日本の食料自給率を上げるためにできることはどれでしょうか?次のうちから選びましょう。1番食べ残しをしない2番主食をごはんにする3番地元産や国産を選ぶ

 正解は、1番、2番、3番の全部になります。食料自給率を上げるために、すぐにできることは、食べ残しをしないことです。そして、ごはんを中心に野菜をたくさん使った食生活を心がけ、地元でとれる(または国産の)旬の食材を選びます。朝ごはんもしっかり食べましょう。」


今日の献立:チキンカレー(麦ご飯) げんきサラダ ビーンズカル 牛乳

 

 学校給食では、地産地消を心がけています。八百屋さんや青果市場の方と連携して、なるべく地元のものを使うようにしています。さらに、地元で手に入らない食材は、国産の物を使うようにして、どうしても手に入らないものは外国産の物を使っています。家庭ではどうでしょうか?身近にある食材を使用することは、より安全安心につながると思います。家庭での食量自給率を調べて、見直してみませんか?

 

10月12日の給食

 今日は、「食品ロス」についてのお話でした。
 「10月は『食品ロス削減月間』です。食品ロスとは、まだ食べられるのに捨ててしまう食べ物のことです。食べ物を捨てることは、もったいない上に、環境にも悪い影響を与えてしまいます。食品ロスは身近な問題で、日本では年間、約520万トンの食品ロスが発生しています。これは、1人あたり毎日茶わん一杯分のごはんを捨てている量に相当します。食べ残しや賞味期限切れなどによって捨てられる食品があります。食品ロスは一人ひとりの意識で減らすことができます。食品ロス削減月間を機会に、食品ロスを減らすために自分ができることは何かを考えて実践してみましょう。」

今日の献立:麦ご飯 なめこの味噌汁 ハンバーグの甘酢がけ もやしのカレーあえ 牛乳

 

 給食での食品ロスも時々話題になります。作る段階では、野菜の下処理の仕方や、子どもたちの食べやすい大きさに切ることで、残しを減らそうとか、食品を無駄なく使おうと心がけています。夏休みの宿題に出した「ごはんコンテスト」の作品を見ても、にんじんの皮を使用したりと工夫が見られる物もあり、家庭でも食品ロスについて考えていることがわかりました。これからも、身近な食品ロスをなくしていきましょう。

 

10月11日の給食

 今日は、かむことについてのお話でした。
 「今日は、「かみかみ献立の日」です。今回は『ひみこのはがい~ぜ』から、3番目の「こ」を紹介します。「こ」は「言葉の発音がはっきり」の「こ」です。よくかむことは口のまわりの筋肉を使うので、表情が豊かになり、口の動きがスムーズになります。また、口のまわりの筋肉を使うと発音よく話をすることができるようになります。はっきりとした発音はとても聞きやすいですね。毎日の食事で、よくかんで食べることを意識してみましょう。」

 

今日の献立:クリームスパゲッティ まめまめサラダ なし 牛乳

 

 今日の果物の「梨」は南相馬市のものでした。とてもみずみずしくて、おいしかったです。梨の品種は、幸水から始まりいろいろな種類があり、時期によっていろいろな味が楽しめます。

10月10日の給食

 今日は「目の愛護デー」についてのお話でした。
 「10月10日は目の愛護デーです。そこで今日は『目の愛護デー献立』です。目によい食べ物として、色のこい野菜「緑黄色野菜」があげられます。今日の給食には、緑黄色野菜の仲間のにんじん、ほうれん草、水菜が入っています。緑黄色野菜に含まれるカロテンは体の中でビタミンAになります。ビタミンAは、目や皮ふの粘膜の健康を保つのに大切な栄養素です。また、紫色の植物に含まれている色素「アントシアニン」は、目の疲れを和らげたり、視力低下を予防してくれます。目の健康のためには、食事から栄養を補うとともに、早く寝て、疲れた目をゆっくりと休めましょう。」

今日の献立:ご飯 サツマイモの味噌汁 鮭の塩焼き アントシアニンサラダ 牛乳

 

 今日は、季節の野菜をたくさん使いました。サラダには、白菜、みそ汁には、さつまいも、大根、ねぎです。旬の野菜は、みずみずしくて、味もとてもおいしいですね。さらには、栄養価も高くなります。これから涼しくなり、おいしい野菜も増えてきます。家庭でも、旬の新鮮な野菜を味わってみましょう。

 

10月5日の給食

 今日は、『煮しめ』についてのお話でした。
 「煮しめは日本の伝統的な家庭料理です。煮汁が残らないように時間をかけてじっくり煮ることから「煮しめ」といわれるようになりました。煮しめに使われる具材は地域や季節によって様々です。今日の煮しめには、肉・野菜・いも・昆布・魚の加工品のさつま揚げが入っていますので、炭水化物、たんぱく質、ビタミンやミネラルをまるごと体にとりいれることができます。秋野菜のだいこん、ごぼうのおいしさを楽しみながら食べてみましょう。」


今日の献立:麦ご飯 煮染め 五目納豆 一口りんごゼリー 牛乳

 

 今日は、「五目納豆」の具についてお知らせします。にんじん・ねぎ・キャベツ・ほうれん草・チーズ・ゆかりの素・糸かつお節でした。野菜やチーズが入り、納豆にさらに栄養がプラスされました。学校は、納豆と具をセルフで混ぜて食べますが、家庭では納豆に具を入れてよーくかき混ぜて食べるとさらにおいしいと思います。家にある野菜や、玉子焼きを入れてもおいしいですよ。試してみてください。

10月4日の給食

 今日は、『春巻き』についてのお話でした。
 「春巻きは、中国料理の点心のひとつです。点心とは、中国語で「軽食」や「間食」という意味で、主菜とスープ以外の料理を点心と呼びます。他にも、シュウマイ、餃子、小籠包も点心の仲間です。給食の春巻きは、調理員さん手作りの春巻きです。豚肉、たけのこ、干し椎茸、春雨を炒めて具を作り、一つ一つ丁寧に春巻きの皮で包んで、油でカリッと揚げました。春巻きの皮のサクサクの食感と具材のおいしさを味わってみましょう。」

今日の献立:タンメン 手作り春巻き グリーンカールレタス 牛乳

 

 手作り春巻きは給食の中で人気があるメニューです。給食室では、忙しいメニューなので、とても気合いを入れて、給食作りに臨みます。手をかけて作った分、皮がパリパリ、中の具の具合もちょうどよく仕上げて子どもたちへ提供できると、調理員さんたちはホッとします。そして、子どもたちから「おいしかった」の声が聞こえると、とても嬉しくなります。家庭でも「給食どうだった?」と感想を聞いてみてください。

10月2日の給食

 今日は麦ごはんについてのお話でした。
 「10月から給食のごはんには、月曜日と木曜日の週2回”麦”が登場します。麦には、白いお米には足りない栄養が含まれています。ごはんを炊くときに麦を混ぜると栄養がアップします。その栄養はビタミンB1です。麦の黒いみぞの部分に多くあります。他にも、お米よりも食物せんいが多く含まれています。食物せんいは、私たちの体の中の、いらないものを体の外へ出し、お腹の調子を整えてくれます。私たちが健康でいるために、食物せんいは必要なものです。よくかんで、麦ごはんを食べましょう。」

今日の献立:麦ご飯 味噌けんちん汁 アジフライ コーンとハムのサラダ 牛乳

 

 子どもたちに好きな献立アンケートを行うと、麦ごはんがあがってきます。ちょっと意外なのですが、「麦ごはんは体にいいんだよね。」という子もいます。きっと、家庭でそんな話題が出ることがあるのかなと思いながら、子どもたちの話を聞くことがあります。給食のごはんの量は家庭で食べるごはんの量よりも多いかもしれません。でも、子どもたちが成長するために必要な量なのでしっかりと食べてほしいなと思います。

9月29日の給食

 今日は、「のまたん献立」についてのお話でした。
 「今日は、南相馬市食材活用デー『のまたん献立の日』です。南相馬市産の食材は、ベーコンサラダの「グリーンカールレタス」です。そこで今日は「グリーンカールレタス」のお話です。グリーンカールは、球状にならない葉レタスです。葉先が緑色でフリルのようにヒラヒラしていることから名づけられました。「グリーンリーフ」や「カールレタス」とも呼ばれています。シャキッとした食感で葉先はやわらかく、苦みはほとんどありません。クセのない味で、鮮やかな緑色から、料理のアクセントやサラダによく使われます。肉や魚の料理にグリーンカールレタスを添えると、料理がパッと華やかに変身します。今日は、南相馬市産の「グリーンカールレタス」で作った「ベーコンサラダ」を、フワッとやわらかな食感とみずみずしいシャキッとした歯ごたえを楽しみながら食べましょう。」

 


今日の献立:きなこ揚げパン ミネストローネ ベーコンサラダ 牛乳

 今日は、子どもたちの待ちに待った「きなこ揚げパン」の給食でした。昨日から楽しみにしていた子もいて、「明日は、きなこ揚げパンだよね。」と話しかけてくる子もいたほどです。給食室では、とても忙しい献立の日になりましたが、喜んで食べる子どもたちを思いながら、一生懸命作りました。子どもたちの「おいしかった!」の声に調理員さんもニコニコ笑顔になりました。

 

9月28日の給食

 今日は『錦糸あえ』のお話でした。
 「錦糸あえの”錦糸”とは”錦糸たまご”のことで、薄く焼いたたまごを細く糸状に刻んだものです。色鮮やかな黄色の細いたまごの様子が、黄金色に輝く「錦」の「糸」のように見えることからその名がついたといわれます。”錦糸たまご”は、料理を彩るのに用いられ、『錦糸あえ』は字の通り、鮮やかに美しく仕上げたあえ物となっています。同じあえ物でも、あえる食材や調味料の組み合わせによって、様々な味を感じることができます。また、彩りがよいと食欲がわいてきます。今日の副菜は、彩りきれいな「小松菜の錦糸あえ」です。さあ、食べてみましょう。

 

今日の献立:ご飯 えのき入り味噌汁 国産キャベツメンチカツ 小松菜の錦糸あえ 牛乳

 

 学校給食での「おひたし」にはいろいろな物が入ります。今日は錦糸卵が入ったので、錦糸あえでした。他にも、かつお節が入ったおかかあえ、ゆかりごはんの素が入ったゆかりあえ、きざみのりが入ったのりあえなど、同じ茹で野菜でも味が変わることで飽きることなく提供することができます。家庭でも、ちょっとしたゆで野菜を、味変で食卓に出してみてはどうでしょうか。 

9月27日の給食

 今日はお月見献立についてのお話でした。
 「9月29日は十五夜です。そこで今日は、少し早い「お月見献立」です。十五夜は、旧暦の毎月15日のことで、中でも旧暦の8月15日は『中秋の名月』と呼ばれています。空が澄み、一年の中で月が一番きれいに見える日です。十五夜には、団子や、収穫したての里いもなどの作物をお供えし、秋の収穫への感謝と健康を祈ります。また、稲の穂に似ている「すすき」をかざり、豊作を願います。給食では月見団子を用意しました。きれいな夜空を思い浮かべながら食べましょう。自然の恵みや美しさ、生産者の方々への感謝の気持ちを大切にしていきたいですね。」

今日の献立:カレーうどん かんてんサラダ 月見団子 牛乳

 

 今日は、お月見の行事食でした。毎年恒例の月見団子を給食でだしました。砂糖、しょうゆ、水、でん粉でおいしいみたらし餡を調理員さんに仕上げてもらいました。
 今年は29日が十五夜なので、家庭でも、すすきを飾ってみたり、団子などを食べて、お月見をしてみましょう。晴れてきれいな月が見れるといいですね。

 

9月26日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「『はりはり漬け』は、干した大根を醤油や酢などで味をつけて作る宮崎県が発祥の漬物です。では、はりはり漬けの「はりはり」の由来は何でしょうか?次の3つのうちから選びましょう。
1番 大根を干す時に家の「梁」に括り付けるから
2番 食べた時に「はりはり」という音がするから
3番最初に作った人の苗字が「はり」さんだったから 

今日の献立:ご飯 肉じゃが 県産厚焼きタマゴ はりはり漬け 牛乳

 

 正解は、2番の食べた時に「はりはり」という音がするからです。
 干した大根は、歯ごたえがよく、かむと「はりはり」と音がするのでこの名がつきました。今日は、はりはり漬けを食べた時の音にも注目して食べてみましょう。」

 学校では「切り干し大根」をよく使用します。煮物にも使用しますが、サラダで使用する方が多いです。子どもたちも、切り干し大根のサラダは食べやすいようで、よく食べてくれます。切り干し大根は、茹ですぎると歯ごたえがなくなるので、さっと洗って、スチコンでスチームにかけて使います。粗熱がとれたら、ドレッシングで下味を付けることもポイントになります。家庭でも、試してみてはどうでしょうか。

 

9月25日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「世界でいちばん平均寿命が長い国はどこでしょうか?次の3つの中から選びましょう。


1番 ギリシャ
2番 中国
3番 日本

今日の献立:ご飯 具だくさん味噌汁 鶏肉の唐揚げ キャベツのゆかり和え 牛乳

 

 正解は、3番日本です。
 2023年版の世界保健統計によると、平均寿命がいちばん長い国は日本で、84.3歳です。続いてスイスの83.4歳、韓国の83.3歳になります。ちなみに、ギリシャは81.1歳、中国は77.4歳です。日本が長寿国である理由は、和食を中心とした食生活や医療制度の充実などがあげられています。ごはんを中心とした和食の献立スタイルは、栄養バランスも良く、和食の文化は、日本が世界に誇る文化の一つです。和食の良さを再認識したいですね。」

 今日は子どもたちの大好きな「鶏肉のから揚げ」でした。今日は食べやすいように、小さめの鶏肉を2個付けにして給食に出しました。食べ方を見ると、から揚げとごはんのバランスを考えて食べている子、から揚げを取っておいて最後に食べている子、1個は食べて、1個は最後に食べている子など、個性が出ていました。家庭で、お子さんはどんな食べ方をしていますか?観察してみると面白いかもしれませんね。

9月22日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「食べ物が、体の中をつうかする時間はどれくらいでしょうか?
1番 3~8時間(半日くらい)
2番 16~24時間(半日~1日くらい)
3番 30時間(1日半)

 

今日の献立:コッペパン ハヤシシチュー 豆腐のサラダ 青リンゴゼリー 牛乳

 

 正解は、2番16~24時間(半日~1日)です。
 食べ物は口から入って、ふつうの人でおよそ1日くらいで体の中をつうかします。胃の中では2~4時間、つぎに小腸の中で4~5時間、さいごは大腸の中で9~16時間つうかするのにかかります。食べ物の栄養が、胃や腸でしっかり吸収されるように、よくかんで食べましょう。」

 今日は2日間続いた弁当のあとの給食だったので、子どもたちも喜んでいたようです。特に、1階の給食室前には、給食のサンプルが置いてあるので、4校時の授業が終わるとすぐに見に来た子がいました。デザートのゼリーもあったのでとてもワクワクして「今日は完食する!」と言ってた子もいました。



9月19日の給食

 今日は、『ふくしま健康応援メニュー』についてのお話でした。
 「ふくしま健康応援メニューとは、福島県食育応援企業と県が連携して、健康づくりを応援するオリジナルメニューです。その中から今回は、「いろいろ野菜と豚肉のごまみそスープ」を取り入れました。かつお節で”だし”をとり、旬のピーマンをはじめ、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、コーンの5種類の野菜を使った、塩分少なめの具だくさんスープです。ふくしま健康応援メニューのレシピは、福島県のホームページにたくさんのメニューが載っています。朝ごはんや夕ごはんにも、ふくしま健康応援メニューを参考に、旬の野菜とだしの旨味を生かして、減塩を心がけていきましょう。」

今日の献立:ご飯 いろいろ野菜と豚肉のごま味噌スープ サバの生姜煮 ブロッコリーサラダ 牛乳

 今日のごまみそスープには、豚肉、ピーマン、玉ねぎ、にんじん、キャベツ、コーンが入っていました。1人あたりの野菜の量は、63gも入っています。このたくさんの野菜も、煮て加熱することでかさが減り食べやすくなります。今日はかつお節でだしを取り、みそ味ですが、たっぷりの白すりごまも入りました。ごまの風味で、みその使用量も抑えることができています。家庭でも、減塩しながら野菜たっぷりの汁物を作ってみてはいかがでしょうか。

9月15日の給食

 今日は『ウィンナー』についてお話でした。
 「食育クイズです。日本でよく食べられているソーセージを「ウィンナー」と呼んでいますが、なぜ、「ウィンナー」と呼ばれているのでしょうか?

 1番 ウィーンさんという人が最初に作ったから
 2番 ウィンナーが生まれた国が関係しているから

 

今日の献立:食パン 大豆のチョコクリーム 鶏肉と野菜のスープ ウィンナーのパセリソース焼き 牛乳

 正解は、2番のウィンナーが生まれた国が関係しているからです。
 ウィンナーは、オーストリアのウィーン地方で作り始められたことから名前がついたそうです。今日の主菜は、「ウィンナーのパセリソース焼き」です。いつもとは違ったウィンナー料理となっています。よく味わいながら食べましょう。」

 

 ウィンナーのパセリソース焼きの作り方を紹介します。材料は、ウィンナー(輪切り)、玉ねぎ(みじん切り)、コーン、パン粉、乾燥パセリ、チーズ(5mm角切り)、にんにく(すりおろす)、オリーブ油です。
 作り方は①切った玉ねぎをよく炒める。②チーズ、にんにく、パセリを混ぜる。さらにオリーブ油を入れ混ぜ、パン粉を加えて衣を作る。③炒めた玉ねぎ、コーンを混ぜる。④アルミカップにウィンナーを入れ、上に③をのせ、さらに②の衣をのせる。⑤オーブンで焼く。
 家庭でも試してみてください。

9月13日の給食

 今日は『ぶどう』のお話でした。
 「世界の果物の中で一番たくさん作られているのが、ぶどうです。その半分以上は、加工されてワインの材料になっています。日本では、生でそのまま食べることが多いです。たくさんの種類があり、粒が小さく種のないデラウエア、大粒で甘みの強い巨峰やピオーネ、色が緑でさわやかな味のマスカットなど、他にもいろいろな種類があります。ぶどうの皮や種に多く含まれている「ポリフェノール」には、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。今日は、旬の果物「ぶどう」の実をしっかりかんで、美味しい果汁を味わってみましょう。」

今日の献立:きつねうどん こんにゃくサラダ 巨峰 牛乳

 

 実りの秋になり、給食でも、梨やぶどうといった秋においしくなる果物が出るようになりました。今年は、水不足、日照りなど気象条件が厳しかったようですね。給食でも、丁寧に果物を洗い、切ったり数えたりして、みんなにおいしく食べてもらえるよう丁寧に仕事をしています。給食で毎回果物を提供することは難しいので、家庭でも秋においしくなる果物を取り入れてほしいと思います。

9月12日の給食

 今日は『豚汁』のお話でした。
 「豚汁は、みなさんにとって大切な栄養がたくさん詰まった料理です。豚汁には、体を作るもとになる豚肉や豆腐が入っています。また、体の調子を整えてくれる、にんじんやごぼうなどの野菜類もたくさん入っています。さらに、豚汁に使われている発酵食品のみそには、免疫力を高める効果があります。豚肉には、疲労回復効果もあります。今日は、具材たっぷりの汁物料理『豚汁』を食べて、体の中に食べ物のパワーを取り入れましょう。」

今日の献立:ご飯 豚汁 赤魚の香り揚げ キャベツの浅漬け 牛乳

 

 学校給食の豚汁は、いろいろな食材のだしが出て、とてもおいしく感じます。みそ汁の中でも人気があります。今日は、豚肉、生姜、豆腐、にんじん、大根、じゃがいも、ごぼう、こんにゃく、ねぎが入りました。また今日は、あごだしでだし汁を作りました。子どもたちもおいしそうに食べていました。