こんなことがありました!

カテゴリ:給食

1月15日の給食

今日は『豆腐』からクイズです。豆腐を日本に伝えた国はどこでしょうか?次の3つの国から選びましょう。

 1番 韓国
 2番 中国
 3番 インド

今日の献立:麦ご飯 マーボー豆腐 タコナゲット 小松菜の和え物 牛乳

 

 正解は、2番中国です。
 豆腐は、奈良時代から平安時代にかけて中国から日本に伝わったとされています。今日は、中華料理のピリッと辛いマーボー豆腐です。マーボー豆腐は、中国の四川省で生まれた料理です。四川料理に辛いものが多いのは、四川省は冬の寒さが厳しいので、体を温めるためだといわれています。給食のマーボー豆腐は、具だくさんで、みなさんがおいしく食べられるように辛さひかえめに作っています。さあ、マーボー豆腐を食べてみましょう。

 

1月12日の給食

 今日のポトフには冬が旬の野菜『根菜』が入っています。『根菜』とは根っこの野菜で、大根やかぶ、ごぼう、にんじんなど土の中で育つ野菜です。冬になると野菜は自分の体が凍ってしまわないように、蓄えたデンプンを糖分に変えています。冬になって気温が下がると、野菜が甘くなってくるといわれるのは、科学的にもわかってきていることです。今日のポトフには、冬の寒さと戦って体を守った野菜、「かぶ」や「にんじん」が入っています。ちなみに「かぶ」は、春の七草の「すずな」にあたります。今日は、ポトフを食べて、冬野菜のやさしい甘さを感じてみましょう。

 

今日の献立:セルフチキンサンド(鶏肉のハーブ焼き、添えレタス) ポトフ  牛乳

1月11日の給食

 今日は「お正月・七草献立」です。1月は『睦月』といい、親戚や友人が、おたがいに行き交って『仲睦まじくする』ことから名付けされたそうです。今日はそんなお正月にふさわしい献立です。主菜に使われている『ぶり』は出世魚で縁起良く、汁物の『七草』は春の七草で、年末年始のご馳走に疲れた胃を休める効果があります。せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。これぞ「春の七草」です。全部わかった人はすごいですね。今日の雑煮には「せり」と「すずしろ(大根)」が入っています。

今日の献立:麦ご飯 七草入り雑煮 ぶりの照り焼き なます 牛乳

1月10日の給食

 今日は『大学いも』のお話です。さつまいもを油で揚げて、甘いみつをからめて作る大学いもは、人気のさつまいも料理のひとつです。
 それではクイズです。大学いもの名前の由来は次の3つのうちどれでしょうか?

 1番 料理を考えた人が、大学の近くでその料理を売っていたから
 2番 材料となるさつまいもが、大学の中の農園で育てられていたから
 3番 大学生が、大学の研究中に発明した料理だから

 

 今日の献立:とんこつラーメン グリーンカールサラダ 大学いも 牛乳

 

 正解は、1番の料理を考えた人が、大学の近くでその料理を売っていたからです。
 東京の大学の近くにあったふかしいも屋がみつをからめたいもを売ったところ、大学生の間で人気をよび、大学いもと名付けられたそうです。また、外はカリカリ、中はホクホクの大学いもは、おかずにもおやつにもなります。

 

 

1月9日の給食

 3学期がスタートしました。冬休みはいかがでしたか?3学期初めの給食は『キーマカレー』です。では、今日はキーマカレーからクイズです。
 キーマカレーの「キーマ」とは、何のことでしょうか?次の3つの中から選びましょう

 1番 大豆
 2番 ひき肉
 3番 このカレーを考えたキーマさんの名前

 

今日の献立:キーマカレー 海藻サラダ 牛乳

 

 正解は、2番のひき肉です。
 キーマカレーは、ひき肉を使ったカレーです。今日の給食では、豚肉と鶏肉で作りました。3学期も「早ね・早起き・朝ごはん」を心がけ、体をしっかり動かして、寒さに負けずに元気に過ごしましょう。

12月21日の給食

 今日は『クリスマス献立』です。クリスマスは、国により様々な歴史や習慣があります。日本ではクリスマスを祝う行事として、世界の国々の様々なクリスマス料理が食べられています。アメリカ発祥の「ローストチキン」、ドイツの焼き菓子「シュトーレン」、フランスの薪の形をしたケーキ「ブッシュドノエル」などです。今日の給食ではチキンとクリスマスケーキを用意しました。一足早くクリスマス気分を味わいましょう。23日からは冬休みですね。冬休みも毎日、朝・昼・夕の3度の食事をしっかり食べて元気に過ごしてください。

 

    今日の献立:カラフルご飯 わかめスープ タンドリーチキン グリーンサラダ
          クリスマスセレクトケーキ 牛乳

 

 今日は、クリスマスケーキを選んで食べる、「セレクト給食」でした。子どもたちは給食でケーキを食べるだけでもワクワクなのですが、自分で選んだケーキを食べるということでとっても楽しみにしていたようです。ケーキをもらうときは、とてもニコニコ笑顔でした。
 さて、2学期の給食は今日で終了です。楽しい冬休みがやってきます。食生活や生活リズムが乱れがちになりますが、3学期が始まる時には、元気に登校できるように気をつけましょう。

12月20日の給食

 今日は『冬至』についてお話でした。
 「今年の冬至は、12月22日です。そこで今日は、少し早い冬至にちなんだ給食です。1年でいちばん日が短い冬至の日には、昔から「かぼちゃ」を食べて、「ゆず湯」に入る風習があります。かぼちゃは冬の野菜ではなく、本来は、夏の野菜です。栄養価が高く、冬まで保存がきくことから、昔の人は寒い冬を健康に過ごせるようにという願いを込めて、冬至にかぼちゃを食べていたようです。また、冬至には「ん」のつく食べ物を食べると幸運に恵まれるといわれています。かぼちゃも「なんきん」と呼ばれているので「ん」のつく食べ物に入ります。かぼちゃからビタミンAをとって、かぜに負けない体をつくりましょう。」

今日の献立:なめこうどん 冬至かぼちゃ みかん 牛乳

 

 

 冬至かぼちゃは、1年に1度必ず給食で出しています。給食では、季節の食べ物、行事食、郷土食を大切にしていこうと思っているからです。子どもたちには、あんこたっぷりでかぼちゃが入った冬至かぼちゃは苦手かもしれません。でも、去年よりも少しでも量が多く食べられたらいいなと思って、提供しています。家庭でも、季節の食べ物や料理を大切にしてほしいなと思います。

 

12月19日の給食

 今日は『日本型食生活の日』の献立です。主菜は「こがれいの唐揚げ」です。”かれい”は、相馬港でよく獲れる魚のひとつです。身がほくほくとしていて、油で揚げるととてもおいしく食べやすくなります。ヒレの部分のエンガワもカリカリとした食感でおいしいです。はしを上手に使って骨に気をつけながら食べましょう。汁物は、『ふくしま健康応援メニュー』から「野菜たっぷり豆乳豚汁」です。寒い冬は、空気も乾燥し、かぜをひきやすい季節です。そんな時に食べたいのが温かい汁物です。今日は、体を温めてくれる”冬野菜”とたんぱく質・ビタミンたっぷりの”豆乳”が入った、やさしい味わいの豚汁です。豚汁を食べて、寒い季節をのりきりましょう。


今日の献立:ご飯 野菜たっぷり豆乳汁 こがれいの唐揚げ 辛子和え 牛乳

 

 今日は「こがれいのから揚げ」でした。こがれいのじょうずな食べ方の資料を見ながら、子どもたちは食べていました。切り身ではなく、1匹そのままの魚を食べる機会は、給食では今日だけなので、少しでも、食べ方を覚えて、実践して、経験を積ませたいと思っています。家庭でも、さんまなど1匹そのままで食べる魚の食べ方に挑戦してみましょう。

 

12月18日の給食

 今日は『パリパリサラダ』についてお話でした。
 「パリパリサラダは、みなさんに好評なサラダです。シュウマイの皮とごぼうを油で揚げ、パリパリ感を出しました。野菜サラダの上にのせて、パリパリとした食感を楽しむ料理です。いつもとちがったサラダを味わってください。給食では野菜をおいしく食べられるように、いろいろ工夫しています。給食で食べて、おいしかった献立を、家の人に伝えて、家でも野菜をたくさん食べるようにしていきましょう。」

今日の献立:チキンカレー パリパリサラダ 牛乳

 

 今日のパリパリサラダは、シュウマイの皮やゴボウのパリパリ感も人気ですが、味も食べやすいと好評です。このサラダのドレッシングは手作りドレッシングです。オリーブオイル、米酢、レモン果汁、三温糖、塩、白こしょうで作っています。さっぱりとしているので、カレーにもぴったりです。市販のドレッシングもいいのですが、たまには手作りに挑戦してみませんか?

12月15日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「私はだれでしょう?私は生でも食べられる野菜です。冬が旬です。古くから京都で栽培されています。次の3つの中から選びましょう。

 1番 小松菜
 2番 キャベツ
 3番 水菜

今日の献立:ココア揚げパン マロニースープ 水菜のサラダ ヨーグルト 牛乳

 

 正解は、3番 水菜です。
 水菜は、日本で生まれた野菜といわれています。古くから京都で栽培されていて、京菜とも呼ばれています。カルシウムや鉄、カロテン、ビタミンCが豊富な野菜です。鍋物や炒め物などでもおいしく食べられますが、サラダなどで生のまま食べると、栄養成分をそのままとることができます。今日は、水菜のサラダです。シャキシャキっとした歯ごたえを楽しみましょう。」

 今日は、久しぶりの「ココア揚げパン」でした。ココアの甘い香りがして、食欲がとてもそそられました。揚げパンは1個づつ袋に入れて食べやすいようにして提供しました。それでも、食べると口の周りにココアがついてしまっている子がいました。楽しそうに食べている子どもたちを見ると、給食を作っている調理員さんたちはとても嬉しくなります。「野菜もしっかり食べてね」と声をかけながら、子どもたちの食べている様子を見ていました。

 

12月14日の給食

 今日は『すいとん』についてお話でした。
 「すいとんは、日本各地で食べられている郷土料理です。小麦粉の生地を手で丸めたり、スプーンですくって、汁に入れて作ります。東北地方では、『ひっつみ』や『はっと』など、いろいろな名前で呼ばれ、古くから食べられています。昔はお米が貴重だったので、小麦粉で作れるすいとんで、お腹を満たすこともありました。今日は、小麦粉と白玉粉を合わせて作りました。たくさんの具材が入ったみそ味の汁に、形を整えながら、すいとんを入れました。すいとんは寒い季節においしい汁物です。みそすいとんをしっかり食べて、体を温めて、元気な体をつくっていきましょう。」

今日の献立:麦ご飯 味噌すいとん アジの塩麹焼き 海苔和え 牛乳

 

 今日はすいとん作りに調理員さんたちは大忙しでした。練った生地を、みんなに数が行き渡るようにちぎって、釜に入れていきました。釜の火がついているので、熱いのですが、やけどをしないように気をつけながら作業をしていました。子どもたちは、お餅みたいと言いながら、にこにこと食べていました。

 

12月13日の給食

 今日は、白菜についてのお話でした。
 「旬の野菜『白菜』についてお話しします。白菜は、これから寒さが増してくる冬の気候でますますおいしくなる野菜です。白菜は霜にあたると風味が増し、繊維がやわらかくなります。また、寒さから身を守るために糖分をためる性質があるので、甘みも増します。白菜を選ぶときには、一番外側の葉がしっかり巻いていて、株の切り口が白くてみずみずしいものを選びましょう。旬のおいしい白菜は、漬物、サラダ、汁物、鍋物と大活躍です。給食でも、冬の季節にはたくさん白菜が登場します。今日は、タンメンに入っています。おいしい旬の野菜をたっぷり食べましょう。」

今日の献立:タンメン 焼き餃子 中華サラダ 牛乳

 

 今年の白菜は、とても育ちがよく、給食でもきれいな白菜が納品されます。冬の料理に大活躍なので、家庭でもよく食べられていると思います。給食では、今日のような汁物だけでなく、炒め物、生サラダ、漬物で使用します。みなさんの家庭でも、いろいろな食べ方をしてください。

12月12日の給食

 今日は、「のまたん献立」についてのお話でした。
 「今日は、南相馬市産の野菜をたっぷり使ったメニュー『のまたん献立』です。今日の「けんちん汁」には、南相馬の「大根」、「ねぎ」が使われています。けんちん汁は、肉や魚を使わない精進料理の一種です。精進料理とは、お寺で食べられている料理です。けんちん汁は、豆腐・野菜・いも・きのこなどを油で炒め、素材の味を引き出して作ります。現在のけんちん汁は魚でだしをとることが多いですが、昔は昆布やしいたけでだしをとっていたそうです。今日のけんちん汁のだしは、魚のだしですが、具には肉や魚が入っていません。野菜のうまみたっぷりのけんちん汁を食べて、体を温めましょう。」

今日の献立:ご飯 けんちん汁 鶏肉の柚味噌掛け ニラのおひたし 牛乳

 

 給食では「地産地消」を心がけているので、たびたび「のまたん献立」と名称がつきます。震災の時は、地元の物が食べられず、遠くから取り寄せた、少ししなびかけた野菜を使用したこともありました。味もいまいちだった事を思い出します。今は、近くの新鮮な野菜を食べることができ、本当に幸せだと思います。家庭でも、おいしい地元の野菜をたくさん食べましょう。

12月11日の給食

 今日は、給食のごはんについてお知らせでした。
 「12月から給食のお米は新米に変わりました。今年の秋に収穫したお米のことを新米と呼びます。炊きあがった新米は見た目がツヤツヤしていて、食べると甘みがあっておいしいです。おいしいお米を食べることができるのは、農家の方が手間をかけて作ってくださっているおかげです。お米を作るためには、八十八の手間がかかることから、「米」という漢字ができたともいわれています。給食のお米は、南相馬市産の「コシヒカリ」です。農家のみなさんに感謝して、新米のごはんをいただきましょう。」

今日の献立:麦ご飯 すき焼き煮 厚焼きタマゴ 切り干し大根のハリハリ和え 牛乳

 

 今年は夏の異常な暑さのために、米作りが本当に大変だったようです。苦労して作ったお米を感謝して食べるように、子どもたちには伝えていきたいなと思います。家庭でも、ご飯茶わんにご飯粒を残さず食べるなど、感謝の気持ちを持って食べるようにしていきたいですね。

12月7日の給食

 今日は、「手作りふりかけ」についてのお話でした。
 「今日は、調理員さん手作りの『SDGsふりかけ』です。材料には、昨日の給食のうどん汁の”だし”として使用した「かつお節」と「昆布」を活用しています。『SDGs』という言葉は、日本語では「持続可能な開発目標」と言います。今、世界では「貧困」や「飢餓」と言って、食べるものがなくて困っている人がたくさんいます。また、世界の気温が高くなる「地球温暖化」が進み、いろいろな異常気象が起こっています。これらの問題を解消して、よりよい世界をつくるために定められた目標が、「SDGs」です。持続可能な食生活を送るためには、一人ひとりが食品やエネルギーなどの資源を無駄にしないような工夫を考えて、継続的に取り組むことが大切です。食生活を通して身近な環境問題に気づき、自分ができることを実行しましょう。」

 

今日の献立:麦ご飯 筑前煮 手作りSDGsふりかけ 小松菜の錦糸和え 牛乳

 

 給食でできるSDGsの1つとして、だしを取り終えた昆布と厚削り節を利用し、挽肉を少し加え食べやすくしました。家庭でも、食品のむだや食べ残しをなくすなどできることがあると思います。この給食をきっかけに、みんなでSDGsについて考え、取り組んでいきたいと感じました。

12月6日の給食

 今日は、食育クイズでした。
 「今日は人気メニュー『ごぼうチップ』の登場です。では、ここで『ごぼう』から食育クイズです。ごぼうを食べている国はどこでしょう?次の3つの中から選びましょう。

 1番 アジアの国々
 2番 アメリカ
 3番 日本だけ

 

今日の献立:ほうとううどん ごぼうチップ 牛乳

 

 

 正解は、3番日本だけです。
 ごぼうを料理して食べているのは、日本だけといわれています。ごぼうは冬が旬の野菜で”食物せんい”がたくさん含まれています。食物せんいは腸の調子を整えます。最近の日本人の食生活では食物せんいが不足しているそうです。食物せんいを含む飲み物やサプリメントが出回っていますが、やはり食事からきちんととりたいですね。今日は、ごぼうチップをよくかんで食べて、しっかりと食物せんいをとっていきましょう。」

 今日のごぼうチップは、洗いゴボウを約13kgも使用しました。1本1本丁寧に洗い、皮を削り、縦半分にして薄めの斜め切りにしました。量が多く、大変な作業でした。その後、あく抜きをしていたので、水を切り、小麦粉をまぶして油でカリッとするように揚げました。そして、大きなタライに入れ、塩・こしょう・白いりごまと混ぜ合わせました。子どもたちがおいしそうに食べてくれたので、調理員さんたちもとても喜んでいました。

12月5日の給食

 今日は日本の食事についてお話でした。
 「日本の食事と言えば『箸に始まり、箸で終わる』と言われるほど、切っても切れないものが『箸』です。箸は、はさむ・つまむ・運ぶ・切る・押さえる・ほぐす・さく・まぜる・分ける・ささえるなどの機能を持った、食べ物を口に運ぶ道具です。この道具である箸を上手に使うことで自分だけでなく、食卓を囲む周りの人たちも気持ちよく食事をすることが出来ます。上手に使えるように毎日の食事の中で、まずは「いただきます」をした後に、正しい箸の持ち方をしてから食べ始めましょう。」

 

今日の献立:ご飯 すまし汁 ホッケの塩焼き スィートポテトサラダ 牛乳

 

 小さい頃に覚えた習慣的な事は、大人になってから変えようと思ってもなかなか変えることは難しいですね。お箸の持ち方もその一つです。できれば、小学校に入る前にきちんと持てるといいなと思います。家庭で、食事の時間だけではなく、豆つかみなどの遊びを通じて、親子で楽しく覚えていけたらと思います。

12月4日の給食

 今日は、汁物などによく使われる『麩』から食育クイズでした。
 「麩」は、何から作られているのでしょうか?次の3つの中から選びましょう。

 1番 大豆
 2番 小麦
 3番 米

今日の献立:麦ご飯 仙台麩の味噌汁 おからハンバーグ もやしのナムル 牛乳

 正解は、2番小麦です。
 小麦粉のたんぱく質(グルテン)から作られています。麩は、もともとは、肉を食べないお坊さんのために考え出された食品です。今では、全国各地で作られています。京都の京小町麩、石川県の加賀麩、山形県の庄内麩、新潟県の車麩などがあります。今日のみそ汁に使われている”仙台麩”は、宮城県の特産品で、別名「あぶら麩」とも呼ばれています。コクのある味わいが特徴です。麩は、煮物・汁物・炒め物など、様々な料理に使われます。今日は、”仙台麩”をみそ汁で味わってみましょう。」

 今日のおからハンバーグは、普通のハンバーグのタネの中に、おからパウダーをまぜこみました。肉だけのハンバーグよりは少しあっさりとした感じがしました。ハンバーグは、混ぜ込む物のバリエーションが多く、作るのも楽しいですね。家庭でも、休日に親子で一緒に作ってみてはどうでしょうか。

 

12月1日の給食

 今日は、生活で気をつけることについてのお話でした。
 「今日から12月に入りました。かぜをひいている人はいませんか?かぜ予防のポイントは、「栄養」「休養」「運動」の3つです。1つ目の「栄養」は、3度の食事をしっかり食べること、2つ目の「休養」は、夜はゆっくり睡眠をとって、体の疲れをとります。3つ目の「運動」は、昼間はよく体を動かすことも大切です。栄養のポイントの中で実践してほしいことは、2つあります。1つ目は、卵や肉、魚などのたんぱく質をしっかりとること。2つ目は、野菜やきのこ、果物などのビタミン類をとり、たんぱく質をじゅうぶん体に吸収させること。この実践してほしい2つのポイントに気をつけて、バランスよく食事をとることが大切です。12月もかぜなどの病気に負けない体づくりをして、元気に生活をしていきましょう。」

今日の献立:コッペパン 相農のぶどうジャム ホワイトシチュー ビタミンたっぷりサラダ 牛乳

 

 今日は、相馬農業高校で作った「ぶどうジャム」を使用しました。瓶に入ったジャムをスプーンで配食して食べましたが、子どもたちは「おいしい!」とニコニコ顔でした。地元の高校生が作ったものを食べられることはとても幸せなことですね。子どもたちに今日の給食の感想を聞いてみてください。

 

11月30日の給食

 今日は、かむことについてのお話でした。
 「かむことの良さを表すことば『ひみこのはがいーぜ』から、「が」についてお話しします。「が」は「がんを防ぐ」の「が」です。だ液には、がんを引き起こす物質のはたらきをおさえるはたらきがあります。それは食べ物を30秒くらいだ液につけることで、効果があると言われています。よくかむとだ液がたくさん出てくるので、食べ物がだ液と混ざりやすくなります。そうすることで、食べ物が体にとってよい状態で吸収されるので、体を健康にすることができます。今日は、かみかみ献立です。「豆みそ」をごはんと一緒によくかんで食べましょう。」

今日の献立:麦ご飯 おでん 小松菜海苔和え 豆味噌 牛乳

 

 豆みその作り方を紹介します。大豆は乾燥なら十分に水戻しをして使います。大豆を低温の油でじっくりと揚げます。(カリッと揚げるとおいしいです)鍋でみそと砂糖、みりんを火にかけ、とろっとするまで煮詰めます。そこへ、揚げた大豆と白炒りごま・白すりごまを混ぜ合わせ、味を調えるとできあがりです。ごはんがすすむ1品なので、作ってみてはどうでしょうか。