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出来事

花いっぱいコンクール奨励賞を頂きました。

 子ども達が一生懸命取り組んできた花いっぱい活動。このたび県の花いっぱいコンクールにおいて「奨励賞」を頂きました。

 早速、環境委員会の子ども達を集めて記念写真を撮りました。

 環境委員の子ども達は「みんなで協力して活動してもらった賞なので、とてもうれしい。」「相馬農業高校の生徒の皆さんが育てた大切な苗をこれからも大事に育てていきたい。」「花苗の植え方や育て方をおぼえたので、おうちでもやっていきたい。」と感想を話していました。

 副賞として、盾などを頂きました。特に、チューリップやユリの球根などもたくさん頂き、活動の幅が広がっていきそうです。がんばった子ども達、支えてくれた職員の皆様、これからも花いっぱい活動をがんばりましょう。

 

たくさん本を読みました:11月読書月間

 11月は読書月間。本校図書室では「ひばりっ子読書祭り」を行い、読書通帳を使って読んだ本を記録して、冊数が貯まったらその都度楽しい景品をあげるイベントを行いました。

 最初は景品につられてきた子も、たくさん本を読むことが楽しくなって本をどんどん借りるようになってきたようです。学校司書の先生がまとめてくれた1ヶ月の貸出冊数は以下の通りです。

 なんと、昨年度同時期と比べて855冊増加、71%アップです。がんばりましたね。学校司書の分析によると、①景品の消しゴムやポスターなどが子ども達の心に火を付けた、②友達が熱心に図書室に通う姿を見て、他の友達も関心を寄せるようになった…等の要因があるようです。学校司書は「貸出冊数が増えてすごくうれしいです。普段なかなか来ない子も友達の影響を受けてたくさん来てくれました。活用層が広がったような気がします。」と話しています。

 ちなみに多く貸し出しされた本は以下の通りです。

 短編集などがたくさん読まれており、子ども達も冊数を増やそうと作戦を立てて取りくんだのでは、と思います。結果的に活字にたくさん触れる機会となったので、イベントは大成功だったと考えています。冬休みも引き続きたくさんの本を読んでほしいと願っています。

 

自分たちの力で学校をさらに良くしよう:5年学級活動

 お昼の放送で5年生からお知らせがありました。「学校をもっと良くするために、5年生でポスターを作りました。この後、各学級に5年生が行って説明しますので、聞いてください。」・・なになに?何が始まるんだ?私も気になって3年4年教室に行ってみました。

 5年生が訴えたかったのは「みんなを笑顔にしよう大作戦!!」で、あいさつや言葉遣いについてさらに良くしていこうという呼びかけでした。聞いている子ども達は静かに聞きながらうなずいていました。

 担任の先生からも、あいさつや言葉遣いを注意してステキな学校にしていきましょうというお話をして頂きました。自分たちの力で学校をよくしていこうと活動することは、やがて大人になって地域や会社などの組織の中できっと生きてくることと思います。みんなで話し合って活動に結びつけた5年生。すごいぞ。

 

ぼくおぼえました:2年算数九九

 昨日、ひばり学級の2年生の学習を見ていたときのこと、一人の子から「校長先生、ぼく九九おぼえたので、今度聞きに来てください」と言われました。そこで、早速今日の朝、九九の暗唱を聞きに行ってきました。

 すると、待ってましたとばかりに、黒板の前に行って、カードを手元に置きながら、すらすらはっきりと自信を持って披露してくれました。すばらしい。がんばりましたね。

 カードをよく見ると、間違いそうなところに印がついています。ここに注意しながら一生懸命練習したんですね。マスターおめでとう。寄り添いながら教えてくださった先生方、ありがとう。

 算数の九九は2年生の学習の山場ですが、これからの人生で使い続ける重要な基礎学力です。この時期にしっかり繰り返し練習し、確実にマスターできるよう、2年生の皆さん、がんばりましょう。

 

 

すばやく火から遠ざかろう:避難訓練

 今日の2校時目が終わろうとしたとき、突然、給食室から電話が・・。

 「給食室から火が出ました。燃え広がりそうです。」・・安心してください。これはもちろん訓練です。

 教頭先生から校長にすぐ報告が上がってきたので、「燃え広がりそうでは危険だ。まず、児童に避難するよう放送を。事務室からは消防署に通報を。」と、校長が指示を出し、避難訓練が始まりました。

 すぐ、校内放送で給食室から出火した旨の放送を流し、避難準備をするよう指示が出ました。4年教室では帽子をかぶるとともに、窓を閉めるなど、短時間でできる対応をしていました。

 「火から遠ざかるように避難しなさい」という放送の後、5年生は慎重かつスピーディな避難をすることができました。

 教室を出る最後の子はきちんと教室の戸を閉めました。指導の成果ですね。

 校庭に出てから、短時間で係の先生が講評を行いました。子ども達はふざけることなく、みんな真剣に取り組んでいたところが素晴らしかったと思います。避難にかかった時間は前回は2分47秒でしたが、今回は2分22秒で、25秒も短縮することができました。すばらしい。さすがひばりっ子です。校庭に出てからの動きを早めれば、2分以内での避難も可能のような気もします。

 これからの季節、乾燥により火災が増える時期となってきます。みんなで火の用心に努めるとともに、いざとなったら命優先で速やかに避難できるよう心がけさせたいと思います。

 

 

正しいことと悪いこと:1年道徳

 1年生の道徳の授業を参観しました。「ぼくはいかない」というお話です。危ない川に行って遊ぼうと誘う友達に対してしんちゃんは「ぼくはいかない」と言いました。友達からは「弱虫」と言われましたが、しんちゃんはそれでも「いかない」ときっぱり言いました・・・というお話です。

 行くと楽しいことは分かっているけど、危ないから行ってはいけない。しんちゃんの気持ちをみんなで考えました。

 自分なりの考えを友達に話し、確かめ合う場面。子ども達は一生懸命話し合っていました。

 発表して自分の考えを堂々とお話しする子はもちろん素晴らしい。このときの他の子ども達の様子がまた素晴らしい。発表する子をしっかり見つめて聞き取ろうとしているじゃありませんか。成長したなあ、1年生。校長先生は本当にうれしいよ。

 

 

ことばを線で表そう:2年図画工作

 2校時に2年生の図画工作の学習を参観しました。みなさんは「にょろにょろ」という言葉からどんな形を思い浮かべますか?

 先生がいろいろな擬態語を掲示し、子ども達が画用紙に思い思いに線で表現していく活動でした。先生は「いいねえ」「すごいねえ」とほめながら、子ども達はどんどんイメージを膨らませていきました。

 全部で11枚の画用紙に線を書き終わった後、先生が子ども達を集めて、「描いた線をいかして、紙芝居や絵本を作ってみない」と話しかけると、子ども達は「やってみたーい」と乗ってきました。早速、いろいろなストーリーを考え始める姿に、楽しみながら学習に取り組む良さを感じました。

 次の時間は、線をうまく活用しての絵本づくり・紙芝居づくりです。楽しみながらがんばれ2年生。

 

少女像のなぞが解き明かされる(2)完結編

 今回は本校の少女像を製作してくださった山田武さんと、少女像の製作過程について、皆様にお知らせしたいと思います。

 この方が山田武さんです。山田さんは当時原町第三中学校の美術の先生でした。残念ながら数年前にお亡くなりになられたそうですが、今回、山田先生の奥様から情報提供者様を通して当時の製作の様子を綴ったアルバムをお借りすることができましたので、ご紹介したいと思います。

 この資料によると、製作期間は昭和54年1月15日~3月20日。約2ヶ月間。製作場所は原三中の美術室のようです。奥様の話によると、当時の卒業生の保護者さんから人づてに頼まれたのではないかとのこと。アルバムには製作工程の写真が細かく残されていました。

(1)構想

 構想の際のメモとして、「あこがれや希望」「自然に親しむ姿」「健康や愛情」…と書かれていました。当時の学校や保護者の願いを基に山田先生がミニチュアの試作品を4体作り、一番しっくりくる少女像を選ばれたようです。

(2)原型づくり

 早速、油粘土で型となる立像を作成。重みもあるので、中に芯を入れたり、かぎ棒をつけたりして支えたとのこと。少女の気持ちが伝わってくる見事な像。すばらしい腕前です。(実は山田先生はこの地域でたくさんの作品を残してくださっているとても有名な方でした。失礼いたしました。)

(3)石膏ふりかけ

 隙間や空間がないように、石膏をしっかり付けていく作業。さらに重みが増していったのでさらに支えを増やすなどのご苦労があったようです。

(4)粘土抜き

 石膏が固まった後、所々に窓を開け、そこから中の粘土や芯を取り除く作業。驚いたのは中学生が行っているところ。おそらく美術部などの子だったのでしょう。結構たくさんの生徒さんが手伝ってくれています。

(5)鉄芯入れ

 ぽっかり空間ができた型の中心に鉄芯(12mm)を入れ、そのあとさらに細部に細い芯を入れていったようです。

(6)セメント流し込み

 セメント・砂・砂利を混ぜ合わせ、よくこねたものを低いところから注入。隙間ができないよう、入念な作業が続いたものと思われます。

(7)割り出し

 セメントを入れて1週間養生した後、いよいよまわりの型を取っていく作業です。傷を付けないよう細心の注意を払ってくださっています。

(8)補修

 型の石膏を取り除き、像をしっかり洗った後、全体をサンドペーパーでやすりがけ。作品につやが出てきたような気がします。

(9)塗装

 最後に塗料を塗って仕上げ。・・ここまで簡単に9つの工程で紹介しましたが、実際には倍の工程がありました。2ヶ月間、細かい作業を積み重ねて、少女像は完成したのです。

(10)設置

 原三中から軽トラで運ばれてきた少女像を関係者の皆さんで設置しているところです。やはり台座は古いままです。もとの像を取り除き、そこに新しい少女像を設置したようです。

 以上が少女像に関するレポートの一切です。今回、当時の情報にたくさん触れることによって、二小のことがいろいろと分かったのでうれしくなってレポートを続けました。私が一番感じたことは「いつの時代も親や地域の皆様は子ども達の健やかな成長を願っている」ということでした。その象徴としての少女像。やっぱり大切にしていきたいと、改めて感じました。

 貴重な情報を教えてくださった情報提供者様、そして資料を喜んで貸してくださった山田先生の奥様、本当にありがとうございました。

 

米粉だんごを作ろう:1年生活科

 朝、1年生の子が「今日は初めての調理実習なんです」とお話ししてくれました。「何を作るの?」「だんごー」「楽しみだねえ」というやりとりをしたので、ちょっとのぞいてみました。作り方を教えてくださるのは、今日もまたJAふくしま未来の田部さんです。

 まずは米粉をこねる作業から。1年生はグループに分かれて、協力をしながらこねこねしていました。

 次はだんごに丸める作業です。手をしっかりと消毒しながら、上手に丸めることができました。

 丸めた後はゆでて、あんこ、きなこ、みたらしをかけて出来上がり。いよいよ試食タイムです。「黙食ですよ」と注意されながら、笑顔で食べていました。感想を聞くと、小声で「美味しいです」と教えてくれました。

 私が感心したのは、子ども達がJAの方の話を聞くときの態度と返事です。話をしっかり聞こうとする姿がたくさん見られましたし、返事の声も大きく、成長の跡が伺えました。ともに学び、ともに育つ。1年生、がんばっていますね。

 

 

寒い朝:登校時のエピソード

 今朝の登校時。気温は7℃。冬の始まりを予感させる寒さ到来です。背中を丸めて「寒いです~」と言って登校してくる子がたくさんいました。

 また、朝7時過ぎ頃に来て、寒い中、学校が開くのをじっと待っていたお子さんもいました。昇降口の開門は7:20です。20分過ぎに登校するようお願いいたします。(ちなみに昇降口の扉を閉めるのは7:55です。)

 本校の昇降口は北向きなので、この季節は朝日も当たらず、ひときわ寒い感じがします。温かい手袋をして登校してくる子も増えてきました。保護者の皆様、そろそろ温かい上着・手袋・マフラー等のご準備よろしくお願いします。

 中には、寒さに負けず、元気なお子さんも・・・。5年生の男の子は元気な笑顔であいさつしてくれました。「子どもは風の子、元気な子」彼の明るく元気な姿を見習って、寒いときほど、元気を出していこうと校長も身を引き締めました。

 とは言っても、いつも立っている場所は冷たい風がものすごく吹いていて、寒さにまだ慣れていない老体にはつらいものがありました。明日以降は指先まで温かい手袋を持ってこようと考えています。

 ある6年生に「寒くないですか」と尋ねたところ、「校長先生こそ、寒くないですか。お疲れさまです」と言って頂きました。心の中が温かくなりました。徐々に寒さに慣れていき、子ども達と元気にあいさつできるようがんばります。

 

少女像のなぞが解き明かされる(1)

先週の少女像の記事を見て、二小の卒業生の方から、次のような情報を頂きました。

 

「今から40年前は、あの場所を「交通公園」と言い、そこに立つ像は「あふるるのぞみ」と呼んでいました。石こうで作られたもので、だいぶ老朽化していたのを覚えています。写真で載っていたもの、そのものでした。」

 なるほど。以前、立っていた像は石膏像だったようです。もう少しはっきりした写真はないかと、過去の卒業アルバムを見ていたところ、昭和46年度の卒業写真に以下のような写真が残っていました。

  まさに「あふるるのぞみ」「希望の像」ですね。この像は石膏像だったため、おそらく年月を経て石膏が劣化し、老朽化したため「交代」となった・・という仮説が成り立ちました。情報提供者様は当時二小に通っていた小学生でしたので確かな情報です。情報提供ありがとうございました。

 ところで、情報提供者様からは、以下のような情報もいただきました。

「当時の校舎の正面玄関に球体の石像がありました。これを「きよらにすめり」と書いていないでしょうか?今の校舎の玄関付近にあるかと思います。合わせて、旧体育館前に白鳥が数羽、石こうで作成された像がありました。これを「ゆたかにひろし」と言っていました。校歌の1番・2番・3番の和田甫氏の校歌と同調するようになっていたかと思います。「きよらにすめり」と「ゆたかにひろし」は反対かもしれません参考にまでお知らせいたします。」

 これも、卒業アルバムで確かめてみました。

 確かに、球体の石像は校舎北側に現存します。白鳥は旧体育館の南側にあったようですが、これも希望の像とともに、今はありません。ただ、どちらにしても、校歌の一節と合わせて呼んでいたり、卒業生がそれらの像のまわりで写真撮影を行っていたりしているので、当時の原二小にとって大切なシンボルだったのだと思います。

 

 以上、今回のリポートはここまで。実は、「少女像」のなぞの核心に迫る情報をもう1件頂いております。資料を整理して、後日、お伝えします。少女像を作った方はどのような方なのか?どんな思いで製作されたのか?乞うご期待。To be continued.

 

 

SDGsについて考えました:6年生総合

 6年生はSDGs(持続可能な開発目標)について、調べ、自分なりの考えをまとめ、発表する学習に取り組んでいます。発表にあたっては、ペッパーにプログラミングして効果的に伝えることができるようにしたり、伝える内容をパワーポイントにまとめて聞いている人に分かりやすくしたりして、いろいろと工夫していました。

 SDGsは難しい題材だと思いますが、こうやって子どものうちから意識することによって、未来の社会がより良い方向に進んでいくのではないかと感じました。

 この学習はプログラミング学習の一環で取り組んでいるものです。ペッパーを思い通りに動かすには、指示や条件を考慮して、一つ一つプログラミングをしていく必要があります。プログラミング学習は論理的思考力を高めることにつながります。これをきっかけに、電化製品などに入っている機械やゲームなどのプログラミングなどについて興味を持つお子さんもいるかもしれません。

 

少女像の土台工事:少女像のなぞを追究してみました

 昨日、校庭東の交通公園に設置している少女像の台座の工事を行いました。先月の安全点検の折、この少女像がぐらぐらしていることに本校職員が気付きました。確認してみると、像の台座と土台を接着しているモルタルが劣化のために剥がれてきているようでした。早速、市教育委員会に報告したところ、急遽工事をして頂くことになりました。

 業者さんがクレーンで少女像を移動させた後、土台上部を新しくするとともに、中に芯を入れて補強して頂きました。その後、土台と少女像の台座を接着させ、工事が終了しました。これで一安心です。

 ところで、この少女像については、以前から疑問に感じる点がありました。

 台座についている銘板には「希望 贈 昭和三十九年度卒業生」とあるのに、像の足下には「贈 立像 昭和53年度卒業生一同」と別の銘板があるのです。「もしかしたら、この土台には別の物がのっていたのかもしれない・・」と感じ、学校に残っている古い資料を見てみました。すると、昭和40年3月のPTA新聞に以下のような記事が載っていました。 

 この土台には元々白い像が建っていたようです。当時の人々の思いが詰まった希望の像。それが昭和53年度に何らかの理由でこの少女像に替わってしまったようです。「昭和54年3月20日に除幕式及び寄贈式を行った」という記録も見つかりました。しかし、どんな理由で白い像がお役御免になったのかについては記録を見つけることができませんでした。

 少女像の足下裏側には「制作者 山田 武」とありました。どこの方かは分かりません。手元の資料で調べることができたのはここまででした。

 最後に今回の工事を行ってくれた業者さんから次のようなお話を聞くことができました。「この像は良い像ですよ。視線が斜め上を向いている。そして、向いている方向が良い。校舎の子ども達を見守っているかのようだ。」

 確かに、少女像の視線の先には原町二小の校舎があり、二小の子ども達を見守ってくれているように見えます。その話を聞いた私は「この少女像は子ども達を見守る女神像なのかもしれない。大切にしていこう。」と思いました。業者さん、ありがとうございました。新たな視点を持つことができました。

※この少女像について詳細をご存じの方は、校長まで情報をお寄せください。 To be continued.

 

 

日光の力はすごい:3年理科

 3年生が校庭でしゃがんで何かをやっています。あちこちからたくさんの歓声が聞こえてきます。珍しい光景なので近寄ってみました。

 手に虫眼鏡を持って「すごい、すごい」と喜んでいます。

 「太陽の光を調べよう」の単元で、虫眼鏡を使って太陽光を集め黒い紙を焦がしているところでした。なるほど、これは子ども達にとって「すごい」活動です。

「こげてるー」「燃えたー」とキャアキャア喜びながら実験しています。中には、「こんなに穴が開きました」と見せてくれたお子さんも。「どうして焦げたの?」と聞くと、「日光が集まって熱くなったからだと思います」と自分なりに考えをしっかり話すことができました。

 先生から「火事にならないように十分注意するんだよ」と指導を受けながら、安全に注意して実験を進める子ども達。昔と違って「物を燃やす」という体験がほとんどない今の子ども達にとっては貴重な経験となったようです。空気が乾燥してくる時期ですので、火遊びは厳禁です。ご家庭で実験する場合には、大人の人と一緒に実験しましょう。

 

 

おいしいスイートポテトを作ったよ

 ひばり学級では自分たちで作ったサツマイモを使ってスイートポテト作りに挑戦しました。作り方を教えてくださるのはJAふくしま未来の田部さんです。

 まずはみんなで協力してたねを作りました。味を調えた後、整形し、上からスティックシュガーをふりかけ、バーナーで焦がしました。子ども達は大喜び。あたりに美味しい香りが充満していきます。

 もちろん味もばっちり。みんなで協力して美味しいスイートポテトを作ることができました。田部さんありがとうございました。

 校長室や職員室にもお裾分けが来ました。甘いだけでなく、食感も味わえ、美味しく頂きました。ひばりの皆さん、ごちそうさまでした。

 

園児の皆さんありがとう:感謝訪問

 原町聖愛こども園様から素敵な羊毛フェルト額を頂きました。今年のテーマは「森」で、園児の皆さんが森にすむ動物たちを一生懸命チクチクして作り上げたそうです。

 例年は園児の皆さんが届けてくださるそうなのですが、コロナのこともあり、本日は代表して猪狩先生が届けてくださいました。本校においてもこの取り組みを見習って、近隣の皆様に感謝の意を届ける活動を進めていきたいなあと感じました。原町聖愛こども園の皆様、ありがとうございました。

 

 

用務員さんが手入れしています:生け垣の剪定

 プール西側の生け垣で何やら作業しています。行ってみたら本校の用務員さんでした。

 本校プール西側の生け垣は50m以上の長さがあります。道路からの視線を遮ってくれるのでありがたい生け垣なのですが、夏場は枝葉が茂り、通行される方の迷惑になっていました。そこで用務員さんが9月以降、剪定を行ってくれていました。

 今日は生け垣の上の部分を電動バリカンできれいにする作業をしてくださっていました。道路にブルーシートを敷いて、刈り取った後の清掃にも気を遣いながらの作業です。また、高所のため三脚を移動しながら丁寧に剪定してくださっていました。生け垣がすっきりとして、通行する方も気持ちが良くなると思います。

 学校はいろいろな方に支えて頂いて運営しています。特に外回りの環境整備に用務員さんは欠かせません。原町二小は敷地が広く、樹木も多いので、用務員さんには毎日忙しく働いて頂いています。本当に感謝です。

 

自分の力を高める学習を:自習学習ノート展覧会

 2年生以上の各教室の廊下に自主学習ノートが置いてあります。今日からの個別面談でいらっしゃった保護者の皆様にも見て頂けるよう「自主学習ノート展覧会」を実施しております。

 ノートを見てみると、内容は様々です。自分に合った復習に取り組んで定着を図ろうとしているお子さん、勉強したことを基にさらに発展的に学習を進めようとしているお子さん等のノートは、学力の伸びがうかがえます。一方、形式的で簡単な内容のお子さんもいらっしゃいます。覚えるのに時間がかかるようなお子さんは簡単な内容に毎日取り組むだけでも意味はあります。でも、中には、力があるにもかかわらず簡単に済ましているお子さんもいるようです。自分の力を高めようとする自主学習に取り組んでほしいなあと思います。何をどのように進めたら良いのか分からないお子さんは担任の先生に相談してみると良いのではないでしょうか。

 なお、保護者の温かいコメントが書かれているノートもありましたので、以下に掲載させて頂きます。家庭学習は「ほめて伸ばす」がコツです。おうちの方からの励ましの言葉が一番の特効薬です。

 

けがしたらどうすればいいの? 5年保健

 4校時は5年で体育の保健学習でした。今日は養護教諭の先生から、けがの手当について学びます。

 本校で多いけがは擦り傷、切り傷、鼻血、打撲です。こんなけがをした場合、自分でどのようにしたら良いか、考えました。

 その後、自分の考えをグループで話し合ってまとめました。養護教諭が質問に答えたり、賞賛したりして、グループ活動をサポートしていました。

 子ども達の発表を下に、3つの方法(傷口を清潔にする、圧迫して止血する、患部を冷やす)について、養護教諭から具体的な話を聞きました。

 最後は軽いけがのときの対処法だけでなく、大きなけがの対処法についても考え、話し合いました。養護教諭から「一番大切なことはけがをしないように注意して生活することです」と話を受け、納得する5年生でした。良い学習ができました。

 

久しぶりに全校集会ができました

 コロナの感染状況が落ち着いてきているので、全校集会を行いました。まずは表彰です。

1 県の読書感想文コンクールで特選となった6年生。自分の想いをしっかり表すとともに、自分の生き方も考える内容となっている素晴らしい感想文でした。県で特選となるのは本当に難しいのです。おめでとう。

2 相馬地方の作文コンクールで入選となった6年生と5年生・1年生の表彰です。どの作文も自分の想いがしっかり書かれている素晴らしい作文でした。おめでとう。

3 10月に行った読書ビンゴでたくさん本を読んだ17名を校長賞として表彰しました。壇上に上がった代表児童の2年生は読書ビンゴカードを6枚も達成するという偉業でした。おめでとう。

4 昨日のマラソン大会で各学年男女1位となった児童を表彰しました。壇上には小学校生活最後の大会で1位となった6年生の2人に代表で上がってもらいました。おめでとう。

 続いて、校長の話として、朝のあいさつについてお話ししました。いつも非常に良いあいさつをしてくれる6年生の男の子に協力してもらって、あいさつがしっかりできていないときの相手の気持ちを考えてもらいました。

 この6年生は普段からあいさつが上手ですので、全校生にそのことを紹介したところ、温かい拍手が鳴りました。良いところを素直に認め合える。素晴らしい子ども達です。

 最後にあいさつするときに気をつけさせたいことを「目を見て、明るく、自分から」の3点にまとめてお話ししました。子ども達のあいさつがさらに上手になることを期待しています。

 全校集会は子ども達の一体感を醸成するとともに、違う学年の子ども達の活躍に気づき、互いに認め合い励まし合うことができる場です。コロナやインフルの感染状況をよく見ながら、可能であれば実施していきたいと思っています。