出来事
ほめて認めて伸ばしていこう:家庭学習
11月の家庭学習チャレンジ週間の取組について、子ども達が自分の取組の様子を自己評価した結果が出ました。
全体的に見ると8割の子が自分の家庭学習の取組を頑張ったと評価していて、頑張りが足りなかったと自己評価している子は2割ということになります。今後は、家庭学習の習慣をしっかり定着させることと、さらに意欲的に取り組ませることの2点が課題だと思っています。
意欲的に取り組ませることの一つの方法が「ほめること」「認めること」です。昨日、各学級の自主学習ノート展覧会(2~6年生)で特に頑張ったと思われる子26名に、賞状をあげました。学校でも、家庭でも、ほめて認めて、子ども達の力を伸ばしていきましょう。
ところで、子ども達はどんなノートを作っているのか、例を紹介したいと思います。
↑問題を書き、課題に対する自分なりの考えを文章でまとめている例です。
↑計算や漢字などの基礎的な学習にしっかり取り組んでいる例です。
↑自分の興味関心のあることについて調べ、まとめている例です。
自主学習ノートは自分なりに考えて取り組むものです。苦手な部分を克服したり、興味関心のあることに一生懸命取り組んだり、本校の子ども達は工夫しながら取り組んでいます。この主体的な取組が、子ども達が大人になったときに生きて働く力になります。子ども達が積極的に取り組むよう、ほめて認めて伸ばしていきましょう。
頑張った子をみんなで認め合い:表彰式
全校集会において、様々な場面で活躍し、賞状等を頂いた子ども達の表彰を行いました。
(1)福島県発明展 奨励賞 6年生
(2)野馬追いの里南相馬子ども達が描くふるさと絵画展 総大賞など4名
(3)南相馬市行政区加入促進ポスターコンクール 優秀賞 5年生
(4)自主学習ノート展覧会表彰 2~6年生26名
(5)ひばりっ子読書祭り読書通帳読書冊数第1位 下学年2年生 上学年4年生
(6)スポ少大会で優勝 サッカー部、バレー部
日頃の学習や運動、絵画等に頑張っている子は他にもたくさんいます。ほめて伸ばしていけるようにしたいと思っています。
練習の成果を発揮して:アンコン壮行会
本日の昼、全校集会でアンサンブルコンテスト相双支部大会に出場する合奏部の皆さんの壮行会を行いました。
本校からは2チームが出場します。
①打楽器四重奏「パーカッション・パレード」…前列の2人がものすごい速さでマリンバ・ビブラフォンを演奏し、後列の2人が様々な打楽器を次から次へと移動しながらリズムに乗って演奏している姿を見て、心がワクワクしてきました。素晴らしい演奏です。
②管楽七重奏「悠久の花」…7人が息を一つに合わせ、温かいメロディを協力して奏でていく姿が印象的でした。一人一人が自分のパートをしっかり演奏しつつ、ゆったりとした曲調の中で目と目でテンポを合わせている姿を見て、みんなで作り上げている感じが強く伝わってきました。
普段教室では見せない姿が見られ、観客の子ども達も感心している子が多くいました。この経験を活かして、良い演奏ができますよう願っています。
まかせてね今日の食事:6年家庭
3階からにぎやかな声が聞こえてきました。6年生が調理実習をやっているようです。
単元名は「まかせてね今日の食事」という学習で、家族が喜ぶ一食分の食事作りを計画し、その一部を実習してみようという時間のようです。
6年生はグループごとに男女が協力しながら楽しく実習を進めていました。作っていたのは「コンビーフハッシュ」「具だくさんオムレツ」「きんぴら」など、栄養のバランスをしっかり考えた献立になっているようです。
ところで、私はコンビーフハッシュという料理を初めて見ました。コンビーフとジャガイモを使ってハンバーグのように形を整えて焼く料理のようです。
できあがった料理のお裾分けをいただき、人生初のコンビーフハッシュを試食させて頂きました。コンビーフの塩分が良い仕事をしています。とても美味しい料理でした。温かく柔らかい心のこもった料理ありがとうございました。ごちそうさまでした。
学校評議員会・いじめ防止対策委員会を開きました
昨日、学校評議員会・いじめ防止対策委員会を開きました。評議員の皆様には、今回、本校の通学路と学校評価の結果についての話し合いで、貴重なご意見を頂くことができました。
通学路については、より安全な道を選んで通学するとともに、一人一人の子ども達が注意して歩くことができるよう学校や家庭が協力し合って指導していくことが大切で、関係機関に対しても学校周辺の道路の整備を今後も継続してお願いしていく、という話でまとまりました。
学校評価については、コロナ渦の中ですが学校の様子を保護者に知ってもらうよう様々な機会を設定し、学校と保護者間の信頼関係を培っていくことの大切さや、先生方は頑張っているので自信を持って教育活動に取り組み、自信を持って評価して頂ければ、というお話を頂くことができました。
いじめ防止対策委員会では、資料を基に本校の現状について話し合いました。大きないじめはありませんが、小さないじめ・トラブルはたくさんあり、その都度先生方が話を聞いて丁寧に対応しています。今後、未然防止に向けて、心の教育の充実や学級活動の充実、毎時間の授業でお互いを認め合える雰囲気作りを積極的にしていく必要がある、という話になりました。委員の皆様、ありがとうございました。
お楽しみ会に何をするか話し合おう:3年学活
3校時目は3年生の学級会の話し合いの授業を参観しました。
2学期の最後にお楽しみ会をやるにあたって、何をどのようにやるのかをみんなで話し合おうという学習です。
計画委員の4人の子ども達が議長や書記などの役割を分担し、上手に話し合いを進めていました。他の子ども達は自分の意見を発表したり、友達の意見に質問したりして、内容をどんどん詳しくしていきました。
やりたいことがたくさん出てきたので、みんなで挙手をして何をやるかを決めました。多数決の経験を積ませることも重要です。
子ども達の話し合いの様子を見ていると、みんな前向きに話し合い、多数決の結果にも納得して会を終えることができていました。お楽しみ会が楽しみです。良いクラスですね、3年生。
冬場の体力作り:業間運動
学校では2校時目の休み時間を「業間」と呼んでいます。業間休みは25分間あり、子ども達が自由に遊ぶのにちょうど良い時間です。でも、マラソン大会の練習後も、火曜日と木曜日の天気が良い日は5分間校庭を走るようにしています。今日の業間にも、みんなで校庭を走りました。
目的は冬場の体力作りです。寒いときこそ、走って、体を動かして温め、元気に生活してほしい・・という願いを込めて実施しています。
赤帽子の1年生も、上級生にまじって楽しく走っています。子ども達は飛ぶように走って行きます。
冬休みなども体を動かし、体力を付けて、丈夫な体を作ってほしいと願っています。
子どもの問いを引き出そう:社会科の授業づくり研修
先週の金曜日の放課後、校内研修で社会科の授業づくりについて研修を行いました。講師に相双教育事務所の國分指導主事をお迎えし、理論的な部分や実際の授業づくりに関わる部分まで、幅広く研修することができました。
新学習指導要領のポイントとなる部分を確認した後、演習として、ある授業の導入部分のあり方をグループ検討しました。要点は「子どもが主体的に問題解決に取り組むためには…」という視点を持つことです。グループ内で様々な方法を出し合い、よりよい導入のあり方を協議しました。
また、話の中で様々な教科書を比較する場面を設けて頂きました。例えば3年生や4年生の地域や県の学習の題材や、5年や6年の学習で資料提示をする際に参考とすることで、授業展開に幅ができると感じました。
社会の中にある地理や産業・政治、歴史などの事柄から、「なぜだろう?」「どのようにしているのだろう?」をたくさん掘り起こし、理由を考えたり、工夫や努力を知ったりして、物事の裏にある大切なことを学びとれるよう、子どもの問い「なぜ・どのように」を大切にした授業を進めていきたいと思います。
12月、楽しい授業
12月。クリスマス・冬休みが近づいてきて、子ども達も楽しい季節になります。学校でも、先生方がいろいろと工夫して、楽しい学習を進めてくれています。
ひばり2組の2年生はクリスマス用の飾り(モビール)を製作。細かい作業ですが、丁寧に取り組み上手に仕上げていました。クリスマスツリーなどに飾っても映えますね。素晴らしいできばえに思わずVサイン。楽しそうですね。
2年生の学級活動では、カラオケ集会で盛り上がっていました。大きな声ではやりの曲を歌う2年生。楽しそうです。
ちゃんと観客席もあり、わきにはダンスフロアもあり、歌ったり、踊ったり、応援したりできるようになっていました。友達と協力しながら楽しい時間を作り上げるというのも大切なお勉強ですね。
テンション急上昇 きなこ揚げパン
今朝は子ども達がざわついています。「今日の給食はきなこ揚げパンなんです」「えっ、すごい。ラッキーデーだね」。子ども達はきなこ揚げパンが大好き。もちろん、私も大好きです。「あれ?そういえば、最近の給食すごくないか?」
12月に入って、子ども達の大好きな「みそラーメン→カレー→きなこ揚げパン」が立て続けに出てきています。栄養士の先生に尋ねたところ、「12月は、先日のアンケートで人気だった3つのメニューを提供したんです。」とのこと。なるほど。それは素敵な企画です。子ども達は幸せですね。
給食の時間に3・4年の教室に行ってどれだけ人気か聞いてみたところ、きなこ揚げパンはやはり超人気でした。子ども達の美味しい顔をご覧ください。
給食室の調理員さんが、パンを一つ一つ揚げて、きなこ・砂糖・塩を秘伝の配合でまぶして作ってくださっています。美味しい給食ありがとうございます。
花いっぱいコンクール奨励賞を頂きました。
子ども達が一生懸命取り組んできた花いっぱい活動。このたび県の花いっぱいコンクールにおいて「奨励賞」を頂きました。
早速、環境委員会の子ども達を集めて記念写真を撮りました。
環境委員の子ども達は「みんなで協力して活動してもらった賞なので、とてもうれしい。」「相馬農業高校の生徒の皆さんが育てた大切な苗をこれからも大事に育てていきたい。」「花苗の植え方や育て方をおぼえたので、おうちでもやっていきたい。」と感想を話していました。
副賞として、盾などを頂きました。特に、チューリップやユリの球根などもたくさん頂き、活動の幅が広がっていきそうです。がんばった子ども達、支えてくれた職員の皆様、これからも花いっぱい活動をがんばりましょう。
たくさん本を読みました:11月読書月間
11月は読書月間。本校図書室では「ひばりっ子読書祭り」を行い、読書通帳を使って読んだ本を記録して、冊数が貯まったらその都度楽しい景品をあげるイベントを行いました。
最初は景品につられてきた子も、たくさん本を読むことが楽しくなって本をどんどん借りるようになってきたようです。学校司書の先生がまとめてくれた1ヶ月の貸出冊数は以下の通りです。
なんと、昨年度同時期と比べて855冊増加、71%アップです。がんばりましたね。学校司書の分析によると、①景品の消しゴムやポスターなどが子ども達の心に火を付けた、②友達が熱心に図書室に通う姿を見て、他の友達も関心を寄せるようになった…等の要因があるようです。学校司書は「貸出冊数が増えてすごくうれしいです。普段なかなか来ない子も友達の影響を受けてたくさん来てくれました。活用層が広がったような気がします。」と話しています。
ちなみに多く貸し出しされた本は以下の通りです。
短編集などがたくさん読まれており、子ども達も冊数を増やそうと作戦を立てて取りくんだのでは、と思います。結果的に活字にたくさん触れる機会となったので、イベントは大成功だったと考えています。冬休みも引き続きたくさんの本を読んでほしいと願っています。
自分たちの力で学校をさらに良くしよう:5年学級活動
お昼の放送で5年生からお知らせがありました。「学校をもっと良くするために、5年生でポスターを作りました。この後、各学級に5年生が行って説明しますので、聞いてください。」・・なになに?何が始まるんだ?私も気になって3年4年教室に行ってみました。
5年生が訴えたかったのは「みんなを笑顔にしよう大作戦!!」で、あいさつや言葉遣いについてさらに良くしていこうという呼びかけでした。聞いている子ども達は静かに聞きながらうなずいていました。
担任の先生からも、あいさつや言葉遣いを注意してステキな学校にしていきましょうというお話をして頂きました。自分たちの力で学校をよくしていこうと活動することは、やがて大人になって地域や会社などの組織の中できっと生きてくることと思います。みんなで話し合って活動に結びつけた5年生。すごいぞ。
ぼくおぼえました:2年算数九九
昨日、ひばり学級の2年生の学習を見ていたときのこと、一人の子から「校長先生、ぼく九九おぼえたので、今度聞きに来てください」と言われました。そこで、早速今日の朝、九九の暗唱を聞きに行ってきました。
すると、待ってましたとばかりに、黒板の前に行って、カードを手元に置きながら、すらすらはっきりと自信を持って披露してくれました。すばらしい。がんばりましたね。
カードをよく見ると、間違いそうなところに印がついています。ここに注意しながら一生懸命練習したんですね。マスターおめでとう。寄り添いながら教えてくださった先生方、ありがとう。
算数の九九は2年生の学習の山場ですが、これからの人生で使い続ける重要な基礎学力です。この時期にしっかり繰り返し練習し、確実にマスターできるよう、2年生の皆さん、がんばりましょう。
すばやく火から遠ざかろう:避難訓練
今日の2校時目が終わろうとしたとき、突然、給食室から電話が・・。
「給食室から火が出ました。燃え広がりそうです。」・・安心してください。これはもちろん訓練です。
教頭先生から校長にすぐ報告が上がってきたので、「燃え広がりそうでは危険だ。まず、児童に避難するよう放送を。事務室からは消防署に通報を。」と、校長が指示を出し、避難訓練が始まりました。
すぐ、校内放送で給食室から出火した旨の放送を流し、避難準備をするよう指示が出ました。4年教室では帽子をかぶるとともに、窓を閉めるなど、短時間でできる対応をしていました。
「火から遠ざかるように避難しなさい」という放送の後、5年生は慎重かつスピーディな避難をすることができました。
教室を出る最後の子はきちんと教室の戸を閉めました。指導の成果ですね。
校庭に出てから、短時間で係の先生が講評を行いました。子ども達はふざけることなく、みんな真剣に取り組んでいたところが素晴らしかったと思います。避難にかかった時間は前回は2分47秒でしたが、今回は2分22秒で、25秒も短縮することができました。すばらしい。さすがひばりっ子です。校庭に出てからの動きを早めれば、2分以内での避難も可能のような気もします。
これからの季節、乾燥により火災が増える時期となってきます。みんなで火の用心に努めるとともに、いざとなったら命優先で速やかに避難できるよう心がけさせたいと思います。
正しいことと悪いこと:1年道徳
1年生の道徳の授業を参観しました。「ぼくはいかない」というお話です。危ない川に行って遊ぼうと誘う友達に対してしんちゃんは「ぼくはいかない」と言いました。友達からは「弱虫」と言われましたが、しんちゃんはそれでも「いかない」ときっぱり言いました・・・というお話です。
行くと楽しいことは分かっているけど、危ないから行ってはいけない。しんちゃんの気持ちをみんなで考えました。
自分なりの考えを友達に話し、確かめ合う場面。子ども達は一生懸命話し合っていました。
発表して自分の考えを堂々とお話しする子はもちろん素晴らしい。このときの他の子ども達の様子がまた素晴らしい。発表する子をしっかり見つめて聞き取ろうとしているじゃありませんか。成長したなあ、1年生。校長先生は本当にうれしいよ。
ことばを線で表そう:2年図画工作
2校時に2年生の図画工作の学習を参観しました。みなさんは「にょろにょろ」という言葉からどんな形を思い浮かべますか?
先生がいろいろな擬態語を掲示し、子ども達が画用紙に思い思いに線で表現していく活動でした。先生は「いいねえ」「すごいねえ」とほめながら、子ども達はどんどんイメージを膨らませていきました。
全部で11枚の画用紙に線を書き終わった後、先生が子ども達を集めて、「描いた線をいかして、紙芝居や絵本を作ってみない」と話しかけると、子ども達は「やってみたーい」と乗ってきました。早速、いろいろなストーリーを考え始める姿に、楽しみながら学習に取り組む良さを感じました。
次の時間は、線をうまく活用しての絵本づくり・紙芝居づくりです。楽しみながらがんばれ2年生。
少女像のなぞが解き明かされる(2)完結編
今回は本校の少女像を製作してくださった山田武さんと、少女像の製作過程について、皆様にお知らせしたいと思います。
この方が山田武さんです。山田さんは当時原町第三中学校の美術の先生でした。残念ながら数年前にお亡くなりになられたそうですが、今回、山田先生の奥様から情報提供者様を通して当時の製作の様子を綴ったアルバムをお借りすることができましたので、ご紹介したいと思います。
この資料によると、製作期間は昭和54年1月15日~3月20日。約2ヶ月間。製作場所は原三中の美術室のようです。奥様の話によると、当時の卒業生の保護者さんから人づてに頼まれたのではないかとのこと。アルバムには製作工程の写真が細かく残されていました。
(1)構想
構想の際のメモとして、「あこがれや希望」「自然に親しむ姿」「健康や愛情」…と書かれていました。当時の学校や保護者の願いを基に山田先生がミニチュアの試作品を4体作り、一番しっくりくる少女像を選ばれたようです。
(2)原型づくり
早速、油粘土で型となる立像を作成。重みもあるので、中に芯を入れたり、かぎ棒をつけたりして支えたとのこと。少女の気持ちが伝わってくる見事な像。すばらしい腕前です。(実は山田先生はこの地域でたくさんの作品を残してくださっているとても有名な方でした。失礼いたしました。)
(3)石膏ふりかけ
隙間や空間がないように、石膏をしっかり付けていく作業。さらに重みが増していったのでさらに支えを増やすなどのご苦労があったようです。
(4)粘土抜き
石膏が固まった後、所々に窓を開け、そこから中の粘土や芯を取り除く作業。驚いたのは中学生が行っているところ。おそらく美術部などの子だったのでしょう。結構たくさんの生徒さんが手伝ってくれています。
(5)鉄芯入れ
ぽっかり空間ができた型の中心に鉄芯(12mm)を入れ、そのあとさらに細部に細い芯を入れていったようです。
(6)セメント流し込み
セメント・砂・砂利を混ぜ合わせ、よくこねたものを低いところから注入。隙間ができないよう、入念な作業が続いたものと思われます。
(7)割り出し
セメントを入れて1週間養生した後、いよいよまわりの型を取っていく作業です。傷を付けないよう細心の注意を払ってくださっています。
(8)補修
型の石膏を取り除き、像をしっかり洗った後、全体をサンドペーパーでやすりがけ。作品につやが出てきたような気がします。
(9)塗装
最後に塗料を塗って仕上げ。・・ここまで簡単に9つの工程で紹介しましたが、実際には倍の工程がありました。2ヶ月間、細かい作業を積み重ねて、少女像は完成したのです。
(10)設置
原三中から軽トラで運ばれてきた少女像を関係者の皆さんで設置しているところです。やはり台座は古いままです。もとの像を取り除き、そこに新しい少女像を設置したようです。
以上が少女像に関するレポートの一切です。今回、当時の情報にたくさん触れることによって、二小のことがいろいろと分かったのでうれしくなってレポートを続けました。私が一番感じたことは「いつの時代も親や地域の皆様は子ども達の健やかな成長を願っている」ということでした。その象徴としての少女像。やっぱり大切にしていきたいと、改めて感じました。
貴重な情報を教えてくださった情報提供者様、そして資料を喜んで貸してくださった山田先生の奥様、本当にありがとうございました。
米粉だんごを作ろう:1年生活科
朝、1年生の子が「今日は初めての調理実習なんです」とお話ししてくれました。「何を作るの?」「だんごー」「楽しみだねえ」というやりとりをしたので、ちょっとのぞいてみました。作り方を教えてくださるのは、今日もまたJAふくしま未来の田部さんです。
まずは米粉をこねる作業から。1年生はグループに分かれて、協力をしながらこねこねしていました。
次はだんごに丸める作業です。手をしっかりと消毒しながら、上手に丸めることができました。
丸めた後はゆでて、あんこ、きなこ、みたらしをかけて出来上がり。いよいよ試食タイムです。「黙食ですよ」と注意されながら、笑顔で食べていました。感想を聞くと、小声で「美味しいです」と教えてくれました。
私が感心したのは、子ども達がJAの方の話を聞くときの態度と返事です。話をしっかり聞こうとする姿がたくさん見られましたし、返事の声も大きく、成長の跡が伺えました。ともに学び、ともに育つ。1年生、がんばっていますね。
寒い朝:登校時のエピソード
今朝の登校時。気温は7℃。冬の始まりを予感させる寒さ到来です。背中を丸めて「寒いです~」と言って登校してくる子がたくさんいました。
また、朝7時過ぎ頃に来て、寒い中、学校が開くのをじっと待っていたお子さんもいました。昇降口の開門は7:20です。20分過ぎに登校するようお願いいたします。(ちなみに昇降口の扉を閉めるのは7:55です。)
本校の昇降口は北向きなので、この季節は朝日も当たらず、ひときわ寒い感じがします。温かい手袋をして登校してくる子も増えてきました。保護者の皆様、そろそろ温かい上着・手袋・マフラー等のご準備よろしくお願いします。
中には、寒さに負けず、元気なお子さんも・・・。5年生の男の子は元気な笑顔であいさつしてくれました。「子どもは風の子、元気な子」彼の明るく元気な姿を見習って、寒いときほど、元気を出していこうと校長も身を引き締めました。
とは言っても、いつも立っている場所は冷たい風がものすごく吹いていて、寒さにまだ慣れていない老体にはつらいものがありました。明日以降は指先まで温かい手袋を持ってこようと考えています。
ある6年生に「寒くないですか」と尋ねたところ、「校長先生こそ、寒くないですか。お疲れさまです」と言って頂きました。心の中が温かくなりました。徐々に寒さに慣れていき、子ども達と元気にあいさつできるようがんばります。
少女像のなぞが解き明かされる(1)
先週の少女像の記事を見て、二小の卒業生の方から、次のような情報を頂きました。
「今から40年前は、あの場所を「交通公園」と言い、そこに立つ像は「あふるるのぞみ」と呼んでいました。石こうで作られたもので、だいぶ老朽化していたのを覚えています。写真で載っていたもの、そのものでした。」
なるほど。以前、立っていた像は石膏像だったようです。もう少しはっきりした写真はないかと、過去の卒業アルバムを見ていたところ、昭和46年度の卒業写真に以下のような写真が残っていました。
まさに「あふるるのぞみ」「希望の像」ですね。この像は石膏像だったため、おそらく年月を経て石膏が劣化し、老朽化したため「交代」となった・・という仮説が成り立ちました。情報提供者様は当時二小に通っていた小学生でしたので確かな情報です。情報提供ありがとうございました。
ところで、情報提供者様からは、以下のような情報もいただきました。
「当時の校舎の正面玄関に球体の石像がありました。これを「きよらにすめり」と書いていないでしょうか?今の校舎の玄関付近にあるかと思います。合わせて、旧体育館前に白鳥が数羽、石こうで作成された像がありました。これを「ゆたかにひろし」と言っていました。校歌の1番・2番・3番の和田甫氏の校歌と同調するようになっていたかと思います。「きよらにすめり」と「ゆたかにひろし」は反対かもしれません参考にまでお知らせいたします。」
これも、卒業アルバムで確かめてみました。
確かに、球体の石像は校舎北側に現存します。白鳥は旧体育館の南側にあったようですが、これも希望の像とともに、今はありません。ただ、どちらにしても、校歌の一節と合わせて呼んでいたり、卒業生がそれらの像のまわりで写真撮影を行っていたりしているので、当時の原二小にとって大切なシンボルだったのだと思います。
以上、今回のリポートはここまで。実は、「少女像」のなぞの核心に迫る情報をもう1件頂いております。資料を整理して、後日、お伝えします。少女像を作った方はどのような方なのか?どんな思いで製作されたのか?乞うご期待。To be continued.
SDGsについて考えました:6年生総合
6年生はSDGs(持続可能な開発目標)について、調べ、自分なりの考えをまとめ、発表する学習に取り組んでいます。発表にあたっては、ペッパーにプログラミングして効果的に伝えることができるようにしたり、伝える内容をパワーポイントにまとめて聞いている人に分かりやすくしたりして、いろいろと工夫していました。
SDGsは難しい題材だと思いますが、こうやって子どものうちから意識することによって、未来の社会がより良い方向に進んでいくのではないかと感じました。
この学習はプログラミング学習の一環で取り組んでいるものです。ペッパーを思い通りに動かすには、指示や条件を考慮して、一つ一つプログラミングをしていく必要があります。プログラミング学習は論理的思考力を高めることにつながります。これをきっかけに、電化製品などに入っている機械やゲームなどのプログラミングなどについて興味を持つお子さんもいるかもしれません。
少女像の土台工事:少女像のなぞを追究してみました
昨日、校庭東の交通公園に設置している少女像の台座の工事を行いました。先月の安全点検の折、この少女像がぐらぐらしていることに本校職員が気付きました。確認してみると、像の台座と土台を接着しているモルタルが劣化のために剥がれてきているようでした。早速、市教育委員会に報告したところ、急遽工事をして頂くことになりました。
業者さんがクレーンで少女像を移動させた後、土台上部を新しくするとともに、中に芯を入れて補強して頂きました。その後、土台と少女像の台座を接着させ、工事が終了しました。これで一安心です。
ところで、この少女像については、以前から疑問に感じる点がありました。
台座についている銘板には「希望 贈 昭和三十九年度卒業生」とあるのに、像の足下には「贈 立像 昭和53年度卒業生一同」と別の銘板があるのです。「もしかしたら、この土台には別の物がのっていたのかもしれない・・」と感じ、学校に残っている古い資料を見てみました。すると、昭和40年3月のPTA新聞に以下のような記事が載っていました。
この土台には元々白い像が建っていたようです。当時の人々の思いが詰まった希望の像。それが昭和53年度に何らかの理由でこの少女像に替わってしまったようです。「昭和54年3月20日に除幕式及び寄贈式を行った」という記録も見つかりました。しかし、どんな理由で白い像がお役御免になったのかについては記録を見つけることができませんでした。
少女像の足下裏側には「制作者 山田 武」とありました。どこの方かは分かりません。手元の資料で調べることができたのはここまででした。
最後に今回の工事を行ってくれた業者さんから次のようなお話を聞くことができました。「この像は良い像ですよ。視線が斜め上を向いている。そして、向いている方向が良い。校舎の子ども達を見守っているかのようだ。」
確かに、少女像の視線の先には原町二小の校舎があり、二小の子ども達を見守ってくれているように見えます。その話を聞いた私は「この少女像は子ども達を見守る女神像なのかもしれない。大切にしていこう。」と思いました。業者さん、ありがとうございました。新たな視点を持つことができました。
※この少女像について詳細をご存じの方は、校長まで情報をお寄せください。 To be continued.
日光の力はすごい:3年理科
3年生が校庭でしゃがんで何かをやっています。あちこちからたくさんの歓声が聞こえてきます。珍しい光景なので近寄ってみました。
手に虫眼鏡を持って「すごい、すごい」と喜んでいます。
「太陽の光を調べよう」の単元で、虫眼鏡を使って太陽光を集め黒い紙を焦がしているところでした。なるほど、これは子ども達にとって「すごい」活動です。
「こげてるー」「燃えたー」とキャアキャア喜びながら実験しています。中には、「こんなに穴が開きました」と見せてくれたお子さんも。「どうして焦げたの?」と聞くと、「日光が集まって熱くなったからだと思います」と自分なりに考えをしっかり話すことができました。
先生から「火事にならないように十分注意するんだよ」と指導を受けながら、安全に注意して実験を進める子ども達。昔と違って「物を燃やす」という体験がほとんどない今の子ども達にとっては貴重な経験となったようです。空気が乾燥してくる時期ですので、火遊びは厳禁です。ご家庭で実験する場合には、大人の人と一緒に実験しましょう。
おいしいスイートポテトを作ったよ
ひばり学級では自分たちで作ったサツマイモを使ってスイートポテト作りに挑戦しました。作り方を教えてくださるのはJAふくしま未来の田部さんです。
まずはみんなで協力してたねを作りました。味を調えた後、整形し、上からスティックシュガーをふりかけ、バーナーで焦がしました。子ども達は大喜び。あたりに美味しい香りが充満していきます。
もちろん味もばっちり。みんなで協力して美味しいスイートポテトを作ることができました。田部さんありがとうございました。
校長室や職員室にもお裾分けが来ました。甘いだけでなく、食感も味わえ、美味しく頂きました。ひばりの皆さん、ごちそうさまでした。
園児の皆さんありがとう:感謝訪問
原町聖愛こども園様から素敵な羊毛フェルト額を頂きました。今年のテーマは「森」で、園児の皆さんが森にすむ動物たちを一生懸命チクチクして作り上げたそうです。
例年は園児の皆さんが届けてくださるそうなのですが、コロナのこともあり、本日は代表して猪狩先生が届けてくださいました。本校においてもこの取り組みを見習って、近隣の皆様に感謝の意を届ける活動を進めていきたいなあと感じました。原町聖愛こども園の皆様、ありがとうございました。
用務員さんが手入れしています:生け垣の剪定
プール西側の生け垣で何やら作業しています。行ってみたら本校の用務員さんでした。
本校プール西側の生け垣は50m以上の長さがあります。道路からの視線を遮ってくれるのでありがたい生け垣なのですが、夏場は枝葉が茂り、通行される方の迷惑になっていました。そこで用務員さんが9月以降、剪定を行ってくれていました。
今日は生け垣の上の部分を電動バリカンできれいにする作業をしてくださっていました。道路にブルーシートを敷いて、刈り取った後の清掃にも気を遣いながらの作業です。また、高所のため三脚を移動しながら丁寧に剪定してくださっていました。生け垣がすっきりとして、通行する方も気持ちが良くなると思います。
学校はいろいろな方に支えて頂いて運営しています。特に外回りの環境整備に用務員さんは欠かせません。原町二小は敷地が広く、樹木も多いので、用務員さんには毎日忙しく働いて頂いています。本当に感謝です。
自分の力を高める学習を:自習学習ノート展覧会
2年生以上の各教室の廊下に自主学習ノートが置いてあります。今日からの個別面談でいらっしゃった保護者の皆様にも見て頂けるよう「自主学習ノート展覧会」を実施しております。
ノートを見てみると、内容は様々です。自分に合った復習に取り組んで定着を図ろうとしているお子さん、勉強したことを基にさらに発展的に学習を進めようとしているお子さん等のノートは、学力の伸びがうかがえます。一方、形式的で簡単な内容のお子さんもいらっしゃいます。覚えるのに時間がかかるようなお子さんは簡単な内容に毎日取り組むだけでも意味はあります。でも、中には、力があるにもかかわらず簡単に済ましているお子さんもいるようです。自分の力を高めようとする自主学習に取り組んでほしいなあと思います。何をどのように進めたら良いのか分からないお子さんは担任の先生に相談してみると良いのではないでしょうか。
なお、保護者の温かいコメントが書かれているノートもありましたので、以下に掲載させて頂きます。家庭学習は「ほめて伸ばす」がコツです。おうちの方からの励ましの言葉が一番の特効薬です。
けがしたらどうすればいいの? 5年保健
4校時は5年で体育の保健学習でした。今日は養護教諭の先生から、けがの手当について学びます。
本校で多いけがは擦り傷、切り傷、鼻血、打撲です。こんなけがをした場合、自分でどのようにしたら良いか、考えました。
その後、自分の考えをグループで話し合ってまとめました。養護教諭が質問に答えたり、賞賛したりして、グループ活動をサポートしていました。
子ども達の発表を下に、3つの方法(傷口を清潔にする、圧迫して止血する、患部を冷やす)について、養護教諭から具体的な話を聞きました。
最後は軽いけがのときの対処法だけでなく、大きなけがの対処法についても考え、話し合いました。養護教諭から「一番大切なことはけがをしないように注意して生活することです」と話を受け、納得する5年生でした。良い学習ができました。
久しぶりに全校集会ができました
コロナの感染状況が落ち着いてきているので、全校集会を行いました。まずは表彰です。
1 県の読書感想文コンクールで特選となった6年生。自分の想いをしっかり表すとともに、自分の生き方も考える内容となっている素晴らしい感想文でした。県で特選となるのは本当に難しいのです。おめでとう。
2 相馬地方の作文コンクールで入選となった6年生と5年生・1年生の表彰です。どの作文も自分の想いがしっかり書かれている素晴らしい作文でした。おめでとう。
3 10月に行った読書ビンゴでたくさん本を読んだ17名を校長賞として表彰しました。壇上に上がった代表児童の2年生は読書ビンゴカードを6枚も達成するという偉業でした。おめでとう。
4 昨日のマラソン大会で各学年男女1位となった児童を表彰しました。壇上には小学校生活最後の大会で1位となった6年生の2人に代表で上がってもらいました。おめでとう。
続いて、校長の話として、朝のあいさつについてお話ししました。いつも非常に良いあいさつをしてくれる6年生の男の子に協力してもらって、あいさつがしっかりできていないときの相手の気持ちを考えてもらいました。
この6年生は普段からあいさつが上手ですので、全校生にそのことを紹介したところ、温かい拍手が鳴りました。良いところを素直に認め合える。素晴らしい子ども達です。
最後にあいさつするときに気をつけさせたいことを「目を見て、明るく、自分から」の3点にまとめてお話ししました。子ども達のあいさつがさらに上手になることを期待しています。
全校集会は子ども達の一体感を醸成するとともに、違う学年の子ども達の活躍に気づき、互いに認め合い励まし合うことができる場です。コロナやインフルの感染状況をよく見ながら、可能であれば実施していきたいと思っています。
マラソン大会1位の子の喜びの声をお伝えします
1年生:1位になれてうれしかったです。競争するのが大好きなので楽しかったです。
2年生:疲れたけど1位になれてうれしかったです。おじいちゃんおばあちゃんに見てもらえてうれしかったです。
3年生:2年連続で1位になることができてとてもうれしかったです。来年も1位を取りたいです。
4年生:1位になってうれしかったです。がんばったかいがありました。
5年生:最後まで油断しないでゴールして、1位になって良かったです。5年連続なのでうれしかったです。
6年生:抜かされそうになってもスパートをかけて踏ん張ることで1位になることができました。小学校生活最後のマラソン大会で1位になれて良かったです。
皆さん、がんばりましたね。他にも今日の大会で自己新記録を出した子がたくさんいます。それぞれ自分の力を振り絞って走った子ども達、おめでとう。
晴天の下がんばって走りました:マラソン大会
本日の2校時目は1~4年生、3校時目は5・6年生のマラソン大会でした。昨年度は新型コロナ対応のため雲雀ヶ原陸上競技場で行いましたが、今年は以前のように学校敷地内での大会に戻しました。ただ、車との接触がないよう、校舎東側の倉庫前を通るルートに変更して開催です。
◆2校時(2年→1年→3年→4年)
◆3校時(5年→6年)
子ども達は最後まで走り続け、それぞれ力を出し切ってがんばれたようです。PTAの育成委員と本部役員の皆様には沿道における監察係になっていただき、子ども達の安全を見守っていただきました。ところどころ危険な場所を注意していただいたり、応援していただいたり、本当に助かりました。ありがとうございました。
本日、マラソン大会実施します
朝のうちに体育主任の先生が一生懸命校庭整備をしてくれました。天候も良く、絶好のマラソン日和です。
スタート予定時刻は以下の通りです。
2年 9:15
1年 9:25
3年 9:35
4年 9:45
5年10:25
6年10:45
参観される方は、寒さ対策・コロナ対策の上、応援よろしくお願いいたします。
水鉄砲と空気鉄砲を使って考えた:4年理科
4年生は理科で「閉じ込めた空気と水」の単元のまとめを楽しく行っていました。
ただ遊んでいるわけではありません。実験で使った空気鉄砲や水鉄砲を利用して、発展的にいろいろとチャレンジしているところです。
的あてゲームをしながらも、閉じ込められた空気の力を上手に使って勢いよくまっすぐ飛ばしていました。見事真ん中に命中。すごい。
注射のように使って水を飛ばしている子。飛び出す水の放物線を見ながら楽しそうに活動していました。
注射器を2つつないで、中に水を入れたら、あら不思議、片方を押すともう片方が勝手に浮き上がります。「校長先生、見て見て」と言ってくる自慢げな4年生。不思議な現象がなぜ起こるのか、考えながら楽しんでいました。
こちらも不思議な現象。水で満たされたホースの先を上下すると、水が出てきたり、出てこなかったり。「どうも、もう片方の水面の高さと関係があるようです」と報告してくれた4年生。このような楽しい活動の中から考えが深まったり、広がったりするのですね。
延期します:校内マラソン大会
先ほどの強雨で校庭一面が水浸しとなりました。子ども達がマラソン大会で走ろうとしているコースがかなり濡れてしまいました。
水はけの良い場所もありますが、かなりの部分で軟弱なグランドコンディションとなることが予想されます。まちこみメールでお知らせしましたように、明日のマラソン大会を明後日11日に順延することにしました。参観を予定されていた皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、より良いコンディションの中で走らせたいと思いますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
4kgってどれぐらい重いの?:3年算数
3年生の算数の授業を参観しました。重さの授業です。
身の回りにあるものの重さをいろいろ量って、1kgや4kgに近いものを探そう!という学習です。1kgより重いものは4kgのはかりで量ることなど、注意事項を確認してから、いよいよ量り方開始!!
水筒は1kgちょっとあるなあ。
セロテープは1kgじゃないかなあ。黒板消しは軽いなあ。
サーキュレーターは重いんじゃない。
CDラジカセは4kgぐらいあるんじゃない。
ボールははかりの台に乗せるだけでたいへんだ。
傘4本でちょうど1kgだー。
「長さ」や「広さ」とは違って、「重さ」は視覚的にわかりにくく、量感をつかむことが難しいのですが、このように様々な物を量る活動を十分に行うことにより、重さを実感することができるようなります。教室中のいろいろな物を図り取った後の子ども達はとても満足そう。3年生、楽しみながらしっかり勉強してますね。
10月にたくさんの本を読みました:学校図書室
学校司書の先生から10月の図書室利用のデータが上がってきました。1ヶ月間で1982冊の図書貸し出しがありました。読書ビンゴのイベントを実施し、たくさんの子ども達が参加したため、利用者数が増えました。
どのぐらい増えたのかは、上のグラフにあるとおりです。昨年度の10月は読書ビンゴを行わないで約千冊の貸し出しがありました。今年はその9割増しです。すごいです。読書ビンゴの楽しさはもちろんですが、学校司書の先生が図書室の環境を整え、読みたくなるような仕掛けをしてくれていることが、功を奏したと思っています。
学校司書の先生は「たくさん読んでもらえて、とてもうれしく思っています。読書ビンゴをやった甲斐がありました。11月は「読書通帳」に取り組んでいるので、引き続きたくさんの本を読んでほしいです。」とおっしゃっていました。11月もどんどん本を読みましょう。
なぜ浮世絵が親しまれたのか 6年社会科
今日の5校時目は6年生社会科の授業研究を行いました。
江戸時代後半に浮世絵や歌舞伎が親しまれたわけを考える授業でした。子ども達は授業に先立ち、家庭学習で調べたり考えたりして、自分なりの答えをもって学習に取り組みました。予習プリントには結構良い考えがたくさん書かれていました。
まずは本時の学習の仕方を先生から聞いた後、グループで話し合いました。その後、考えをまとめ、発表する準備を行いました。
自分たちの考えを電子黒板を使って発表。難しい言葉を巧みに使いながら、ポイントをまとめ、上手に発表できました。
社会科の授業では、ある事柄・現象が起きたわけをみんなでいろいろと考えていくところで、様々な考え方に触れることができる点がおもしろいところです。社会も頑張れ、6年生。
原二小をもっとステキにするポスター 6年書写
中央玄関にたくさんのポスターが貼られていました。6年生の書写の時間の作品です。
文字を丁寧に書くことはもちろん、相手に伝わるように大きさや太さ・色に気をつけるとともに、絵も添えて素晴らしいポスターを作りました。以下、そのポスターと作者の子ども達です。どうぞご覧ください。
学校全体のことを考えながら丁寧に作ってくれた6年生。力を持っていますね。学校をますますステキにするようがんばりましょう。
校庭がさらに運動しやすい環境になりました
土曜日のPTA奉仕作業ありがとうございました。爽やかな秋空の下、子ども達は元気に校庭を使って運動しています。
マラソン大会も近く、今日の業間時には子ども達が5分間走に挑戦しました。奉仕作業の草むしりや用務員さんによる草刈り等により、校庭がますます走りやすい状況になっています。皆様のおかげです。
体育の時間には、校舎周辺コースを使っての試走も始まりました。1年生も元気にスタートしていきました。
また、校庭南側では、先日の奉仕作業時に動かして頂いたサッカーゴールを使って、休み時間には子ども達がサッカーを楽しんでいます。今までは蹴ったボールが校地外の民家に入っていってご迷惑をおかけしていましたので、今回、少し距離を離してみました。
交通公園も大人気。今子ども達の中ではやっているのは、虫取り網を持っていってトンボを捕まえることと、カナチョロ探しです。身近なところで自然と触れ合うことができる環境は本校の自慢の一つです。
校庭も大切な教育施設です。運動や自然観察などに子ども達が一生懸命取り組むことができるよう、学校としても整備していきたいと考えています。
読書の秋 読書まつりに参加しよう
10月は読書ビンゴに挑戦し、たくさんの本を読んだ子ども達。11月も図書室では読書イベントを実施します。その名も「ひばりっこ読書まつり2021」。11月1日から30日までの間で、たくさんの本を読む意欲を持たせるため、「読書通帳」を使います。
読書通帳1冊に20冊分記入可能で、どんどん読んだ本を記録していくと、ついついもっと読みたくなる人間の心理をうまく活用した取組です。おもしろかった度合いを★で記録していくところなど、工夫もされています。
また、5冊目、10冊目、20冊目にしおりやシールなどの楽しい景品がもらえる仕組みとなっています。中には「一度に4冊借りられる券」という工夫された景品もあります。
なお、10月の読書ビンゴも、11月の読書まつりも、特に多く読んだ児童を表彰したいと考えています。11月の1ヶ月でどれぐらい読めるか、子ども達には意欲的に取り組んでほしいですね。
早朝からの奉仕作業 ありがとうございました
本日は朝早くからPTA会員の皆様にお集まりいただき、校庭の除草作業をやっていただきました。ちょうど朝日が上がってくる頃で、放射冷却のため冷え切った空気の中、約100名のお父さん・お母さん、そして学校の教職員が、子ども達のために一生懸命草むしりを行いました。
特にグラウンドは、マラソン大会の練習に向けて子ども達が走っていますので、この機会に草をむしって頂いて大変ありがたかったです。
草刈り機を持参していただいた方には、交通公園や校庭南側の草地の草刈りをお願いしました。子ども達がけっこう走り回って遊ぶところなので、草を刈ってもらってすっきりしました。
PTA会員の皆様、朝早くからの奉仕作業、本当にありがとうございました。
職員の異動のお知らせ
産休補充で7月から勤務いただいた学習支援員の遠藤先生が、本日で勤務最終となりました。見送りにはお世話になった子ども達が駆けつけ、涙が出るシーンがありました。
遠藤先生には、教室で子ども達のことを見守っていただくとともに、休み時間には校庭で子ども達と仲良く遊んでいただきました。たくさんの支援をしていただきありがとうございました。お世話になりました。
また、来週から新しいALTの先生が配置されます。ナタリー先生です。昨日、研修のため1日勤務していただきました。
子ども達のため、活躍してほしいと願っております。よろしくお願いします。
力を合わせて収穫 さつまいも
秋空の晴天の下、ひばり学級や2学年でサツマイモの収穫が行われました。友達と協力しながら、たくさんのつるを引っ張ったり、土を掻き出したり、いい体験活動ができました。
狭い区画の中でしたが、中には大きく育ったいももあり、子ども達は収穫の喜びを味わうことができたようです。
収穫後は、調理したり、お世話になった方に差し上げたり、つるを使ってリースを作ったり、さらに発展的に学習を進めます。これらの体験は将来必ず何かの役に立つでしょう。さらにがんばってください。
秋花壇づくり 花いっぱい活動
今日の3校時目は全校生で花いっぱい活動を行いました。本来は、火曜日に相馬農業高等学校の生徒の皆さんに教えてもらいながら花を植える計画でしたが、残念ながら大雨のため、本日に延期。高校生の皆さんは今日は都合が合わず、一緒に活動することができませんでした。残念。しかし、子ども達は学級の先生に教えていただきながら、上手に花を植えることができました。
1年生は6年生のお兄さんお姉さんに教わりながら植えることができました。ペアで組んだ1年生と6年生が仲良く活動する姿もこの活動ならではです。
植え終わったら、次は水かけです。2年生以上の子達は段取りも分かっているようで、流れるように働いてくれました。
最後に学年の代表児童が感想発表を行いました。「楽しかった」「きれいにできてうれしかった」「1年生と仲良く活動できて良かった」など、大きな声で発表することができました。
この活動を通して、子ども達には、花を愛する気持ちや学校を愛する気持ちを味わってほしいと願っています。また、働くことの素晴らしさや友達と協力して活動することの素晴らしさ、自分が学校の環境美化に役立っているということなども感じてほしいと思っています。みんなのおかげできれいな秋花壇が完成しました。ありがとう、みんな。
係の仕事を知らせよう:2年特活
2年教室をのぞいてみたら、子ども達がグループごとに何やら活動をしていました。
係ごとの話し合いのようです。
子ども達は自分の係のお仕事をみんなに伝えるため、一生懸命話し合っていました。
2年生の係は「わくわくあそび」「おしらせ」「おわらい」「ニコニコ」「ハッピーバースデー」「イラスト」となっています。学級の係活動は子ども達の自主性や主体性を育むためのものです。楽しくおもしろく活動できると良いのです。2年生の係はおもしろそうなものがそろっていて良いなあと思いました。
学級の友達のために、楽しい活動をガンガンやってがんばってください。
ボッチャを体験しました 4年生
4年生の学年行事が本日体育館で行われました。NPO法人はらまちクラブから5名の講師の方に来て頂いて、「ボッチャ」体験教室を行いました。
先日のパラリンピックでも話題になったボッチャ。ニュースポーツで、大人でも子どもでも誰でも参加できるところが魅力ではないかと思います。まさに親子での学年行事にはうってつけ。皆さん楽しそうにプレーしていました。
才能は人それぞれ。この種目が合っている子もいれば、苦手な子もいるのが当たり前。いろいろなスポーツにチャレンジして、自分に合ったスポーツを見つけられると良いですね。
学んだことを活かして再表現しよう:3年図画工作
3年生は土曜日の学習発表会で「モチモチの木」を演じ、大きな声で台詞を言ったり、歌を歌ったり、たいへん上手に表現することができました。今日、教室を見に行ったところ、今度は「モチモチの木」を絵で表現することに取り組んでいました。
夜の大木を表現するため、子ども達は木の幹や枝を工夫しながら描いていました。
子ども達が発表のために何度も何度も読み返した「モチモチの木」。まめ太が見たモチモチの木が光り輝いている様子を今度は絵で表現する子ども達。とても意義深い活動だと思います。想像を膨らませてきれいに輝くモチモチの木をがんばって完成させましょう。
学習発表会への応援ありがとうございました
本日、無事に学習発表会を開くことができました。新型コロナのために学年ごとの発表参観となり、ご家庭の皆様にはご不便をおかけしました。子ども達はおうちの方に見てもらうということで、張り切って発表に取り組んでいました。やはり、誰かに見てもらうという経験は子どもを育てますね。
№1:合奏部:届け!原二小サウンド
№2:3学年:モチモチの木
№3:1学年:ひばりっこリズムフェスティバル2021
№4:4学年:White Rabbits of Inaba
№5:5学年:ノーダウト、We Are Confidence Man
№6:2学年:じゅげむ
№7:6学年:村の子どもと雪ん子
№8:6学年:閉幕の言葉
練習から一生懸命に取り組んだ子ども達。いろいろな力を身につけ、大きな成果を上げることができたと思います。もちろん、逆にうまくいかないこともありました。今日の本番でも、決してすべてがうまくいったわけではなく、練習や本番を通して見えた課題については、今後の学校生活で改善に努めていく必要があると思っています。
ご家庭の皆様、本日はご参観ありがとうございました。今後も本校教育活動にご理解・ご協力を頂きますようお願い申し上げます。
学習発表会の準備が整いました
いよいよ明日は学習発表会。放課後、体育館では合奏部の最後の練習が行われました。
その他、準備も行いました。いろいろとご協力頂くことがありますので、よろしくお願いします。
明日の午前中の気温は13~15℃という予報が出ています。体育館内は幕間に換気を行いますので、館内は肌寒いことが予想されます。温かい工夫をして参観頂きますようお願いいたします。
各教室には体育館の様子をライブ中継する予定です。そのセッティングもICT支援員さんが工夫してくれました。
また、用務員さんが参観に来られる保護者の皆様のために、駐車場入口の花壇の花苗を植えてくださいました。
全児童・全職員で学習発表会成功に向けてがんばりました。明日はよろしくお願いします。