日々の出来事

出来事

進路について考える〈1年生)

3月16日(火)、1年生では学級活動の時間に2年後の進路について考えました。担任の先生の説明やインターネットを通して相馬地方の各高等学校の特色や選抜方法などについて学び、将来就きたい職業と関連させたり、友人の進路についての考え方を参考にしたりしながら自分自身の現時点での進路希望先を検討しました。
昨日は県立高校前期選抜の合格発表がありました。現在、廊下には高校入試関連の新聞記事や入試問題、出題のポイントも掲示されていて、生徒たちの進路への意識も高まってきています。今日の授業でも生徒達は積極的に疑問点について質問していました。

新年度に向けて気持と行動の準備を

本日3月15日(月)朝に放送による集会を実施しました。
<放送の内容(抜粋)>
・先週金曜日に3年生が卒業しました。
・卒業式に向けて、先月からの「旅立ちの日に」の録音や掲示物の準備、前日の1年生の校舎内外美化作業、2年生の式場作成など、皆さんの心を込めた準備のおかげで3年生はきれいな環境の中で中学校生活最後の日を送ることができました。厳粛で感動的な卒業式を行うことができ、立派に卒業していくことができました。本当にありがとうございました。

・今日からしばらくの間は2年生と1年生だけでの学校生活となります。
・今日からは2年生が最上級生です。4月からは3年生として、この鹿島中の顔として、学習面、生活面、部活動で下級生を引っ張るんだという意気込みをもって、少しずつ日々の取り組みをレベルアップさせていってください。
・1年生もあと3週間で2年生となります。新入生の良いお手本となれるように、この一年間で学んだことをしっかりまとめていってください。
・それぞれの学年、学級で一年間のまとめと新しい年度に向けての気持ちや行動の準備をしっかりしていってください。

<卒業式会場後片付けの様子>
式場の後片付けの様子です。短時間でてきぱきと動いて片付けを終えることができました。

第38回卒業証書授与式

 本日3月12日(金)本校体育館において令和2年度第38回卒業証書授与式を行いました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、限られた諸条件のもと教職員、在校生で創意工夫し、心を込めて準備を進めてきました。式場では教職員と保護者の皆様が、各教室では在校生がリモートで、卒業生の門出を祝福しました。


 生徒会長が「先輩が築き上げた『困難な状況でも最後まで諦めず新たな価値を創造する』という鹿島中学校の新しい伝統を引き継ぎ、鹿島中学校をよりよくしていきます。」と送辞を述べ、前生徒会長が「生徒会活動や部活動を通して深い絆をつくることができた在校生の皆さんのこれからの活躍を心から応援します。」と答辞を述べ、さらに「新型コロナウイルスの影響で、日々我慢しなければならないことが増えていきましたが、思い出すととても幸福で満たされた気持ちになれるのは、誰も経験しなかったこの時代を、私たちが誰よりも強く乗り越えた証であると思います。」「私たちは、逆境の中で友と手を握り合いながら、寒さに耐える術を学びました。」と、中学生最後の一年間を振り返りました。
 在校生による式歌「旅立ちの日に」は、事前に6クラスの合唱とピアノ伴奏を収録し、それらを重ね合わせて感謝の気持ちを込めた200人の合唱の動画にして届けました。
 卒業生による式歌「卒業の唄 アリガトウは何度も言わせて」は、感染症対策のためマスク着用のまま、正面を向いての合唱となりましたが、3年間の中学校生活に対する思いが込められた歌声が会場を包み込みました。

 卒業生の皆さん、皆さんの未来には大きな障壁が立ちはだかるかもしれませんが、「現状を変えたい」という強い思いを抱き、この鹿島中学校で培われた「逆境を跳ね返す力」を発揮し、自らの人生を自らの力で切り拓いていってください。
 保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。また、これまでの数々のご支援とご協力ありがとうございました。今後のお子様のさらなる成長を心からお祈り申し上げます。

卒業式準備

明日の卒業式に向けて在校生が校舎内外の美化作業と会場作成を行いました。当日、在校生は新型コロナウイルス感染予防のため教室でリーモートによる参加となりますが、これまでお世話になった3年生に感謝の気持ちを込めて一生懸命に準備をしました。

東日本大震災から10年

東日本大震災から10年となる本日3月11日(木)、放送による集会を行いました。

・10年前、鹿島区は地震そして津波で大きな被害を受けたこと
・その後発生した福島第一原子力発電所の事故で多くの人達が避難も経験したこと
・鹿島中の体育館にもたくさんの地域の方々が避難してきたこと
・震災後、原町区と小高区の小中学生も鹿島中の校舎や校庭に建てられた仮設校舎で勉強していたこと
・市内の小中学生がこの鹿島中で力を合わせて厳しい状況を乗り越えたこと
・自衛隊、消防、警察、医療、福祉、関係機関の方々、国内外のたくさんの人達、スポーツ界や芸能界の皆さんなどたくさんの人々が支援してくれたこと
・私たちの命はたくさんの人々の力によって支えられ、そして今があること・・・など

たくさんの人達によって自分の命が守り支えられてきたことや人と人とのつながりを大切にして力を合わせて厳しい状況をのりこえてきたことを振り返りました。
そして、自然災害や感染症などの課題が山積する時代を生き抜いていくために、これから先も自分や周りの人達の命を大切にして皆で困難を跳ね返して未来を作り上げていくことを確認し合いました。

今日は玄関前に弔旗を掲げ被災され亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに地震発生時刻14:46に黙祷をささげました。