日々の出来事

第38回卒業証書授与式

 本日3月12日(金)本校体育館において令和2年度第38回卒業証書授与式を行いました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、限られた諸条件のもと教職員、在校生で創意工夫し、心を込めて準備を進めてきました。式場では教職員と保護者の皆様が、各教室では在校生がリモートで、卒業生の門出を祝福しました。


 生徒会長が「先輩が築き上げた『困難な状況でも最後まで諦めず新たな価値を創造する』という鹿島中学校の新しい伝統を引き継ぎ、鹿島中学校をよりよくしていきます。」と送辞を述べ、前生徒会長が「生徒会活動や部活動を通して深い絆をつくることができた在校生の皆さんのこれからの活躍を心から応援します。」と答辞を述べ、さらに「新型コロナウイルスの影響で、日々我慢しなければならないことが増えていきましたが、思い出すととても幸福で満たされた気持ちになれるのは、誰も経験しなかったこの時代を、私たちが誰よりも強く乗り越えた証であると思います。」「私たちは、逆境の中で友と手を握り合いながら、寒さに耐える術を学びました。」と、中学生最後の一年間を振り返りました。
 在校生による式歌「旅立ちの日に」は、事前に6クラスの合唱とピアノ伴奏を収録し、それらを重ね合わせて感謝の気持ちを込めた200人の合唱の動画にして届けました。
 卒業生による式歌「卒業の唄 アリガトウは何度も言わせて」は、感染症対策のためマスク着用のまま、正面を向いての合唱となりましたが、3年間の中学校生活に対する思いが込められた歌声が会場を包み込みました。

 卒業生の皆さん、皆さんの未来には大きな障壁が立ちはだかるかもしれませんが、「現状を変えたい」という強い思いを抱き、この鹿島中学校で培われた「逆境を跳ね返す力」を発揮し、自らの人生を自らの力で切り拓いていってください。
 保護者の皆様、お子様のご卒業おめでとうございます。また、これまでの数々のご支援とご協力ありがとうございました。今後のお子様のさらなる成長を心からお祈り申し上げます。