出来事
性に関する指導を実施しています
本日11月30日(火)より、すべての学年・学級において、昨年度まで養護教諭として本校で勤務されていた濱名潤子先生を特別非常勤講師として招聘し、それぞれ2時間ずつ「性に関する指導」を実施しています。
子どもを取り巻く急激な環境の変化は、地域社会の結びつきの希薄化、スマホ・メール・SNSへの依存、規範意識、自尊感情・自己肯定感の低下など、様々な教育的課題を表面化させています。性の問題についても同様で、学校における性教育を充実させ、子ども達がこれからの未来をたくましく、そして「幸せに生きる」ための力を育むことが求められています。
そこで、本校では、
①人間尊重・男女平等の精神に基づき互いに豊かな人間関係を築く
②自分自身の心身を大切にするとともに他者の心身も大切にする
③幸せな将来に結びつく行動の選択ができる資質・能力を養う
ことをねらいとして、中学校3年間にわたり、計画的・継続的に性の指導・学習を実施しています。
授業は各学年それぞれに設定されたテーマ
・「生命誕生のしくみ・異性の理解と男女の関わり」(1年)
・「かけがえのない命」(2年)
・「自分の生き方を考える」(3年)
のもと、学級担任とのティームティーチングによりすすめます。
授業で、真剣に「命」に向き合い、これまでの生活や行動を見つめ、振り返ることを通して、これからの自己の生き方についての考えを深めてほしいと願っています。
三者面談を実施しています
11月25日(月)から12月1日(水)までの5日間、三者面談を実施しています。保護者の皆様には、お忙しい中ご来校いただきありがとうございます。
面談では、日頃の学習への取り組みや学校生活の様子のほか、受験まで100日をきった3年生だけでなく、1・2年生でも、現時点での中学校卒業後の進路についての話し合が行われています。
今回の面談を機に、今後ご家庭でも、自身の将来の夢や希望は何か、それを実現させるために今やるべきことは何かなどについて、じっくりと話し合う時間を設けていってほしいと思います。
2年生廊下にも進路コーナーがつくられました。
Discover Japan(3年生英語)
本日11月26日(金)、3年生の英語では、日本の魅力を伝えるパンフレットづくりに取り組んでいます。先日、シオン先生にジャマイカの文化を紹介していただいたので、そのお返しに日本の文化を紹介するのが目的です。生徒達は、紹介したい日本文化を選び、マインドマップでアイディを広げ、紹介文を作り、iPad のアプリに書き込んでいきました。インターネットで検索したり、友人と情報交換しながらオリジナリティあふれるパンフレットに仕上げました。
自主学習ノートコンクールを実施しました
先週、学習委員会による自主学習ノートコンクールを実施しました。現在、各学年の優秀ノートを正面玄関ホールに展示しています。これからの家庭学習や冬休みの学習に役立ててほしいと思います。
学習旅行(2年生)③
アクアマリンふくしまでは、マリンシアターにおいて水族館飼育員さんより、「飼育員は普段どのような仕事をしているか?」「どうしたら飼育員になれるのか?」についてスライドやクイズを使って説明していただきました。
◇学んだこと
(1)飼育員の仕事
・水槽の掃除=高い水槽や大きな水槽、変わった形の水槽があり道具を使い分けて清掃している。
・調餌=プランクトンや魚の切り身など、生き物の種類や大きさにあった餌を用意する。
・給餌=飼育員にとって大切な仕事。飼育員と生き物の距離が一番近くなる。病気はしていないか、動きはどうか、食べ方はどうかなどを見て、生き物の健康状態を瞬時に判断しなければならない。
・採集=鹿児島県、和歌山県、静岡県、北海道などの海に出かけ、生き物を採集してきて展示する。流氷の下に潜ってとることもある。
・研究=レントゲンを撮ったり、顕微鏡で観察したりしてパソコンにデータ化している。
詳細に記録することで生き物が絶滅しそうになった時でもデータをもとにして守ることができる。
・健康管理=獣医さんに話を聞きながら病気に対応する。
・教育普及=様々な人達に身につけた知識を紹介し、魅力を伝える。生き物を守ることにもつながる。
(2)飼育員の楽しさ
・様々な生き物の近くにいることができる。実際に世話をすることができる。
(3)飼育員になるには?
・中学校から普通高校、動物海洋専門学校(水産系の大学、水産大学校)に進む人が多い。
(4)持っていたほうがいい資格
・ダイビングライセンス、潜水士、普通自動車、一級小型船舶操縦士など
(5)大切にしてほしいこと
・「なぜ?」を大切にしてみる。
・「なぜこんな行動をする?」という疑問が、新種などの大きな発見につながることがある。日常生活でも、「なぜ〜ってあるんだろう」と、疑問に思ったり、知ろうとしたりすれば、新しい発見や改革につながる。
今日、広野町振興公社やアクアマリンふくしまで学んだことを、これから進路を選択していく際のヒントにしてほしいと思います。
〒979-2333
福島県南相馬市鹿島区
寺内字落合28番地
TEL.0244-46-2019
FAX.0244-46-2229
e-mail:kashima-j@fcs.ed.jp
〇お知らせ
・保護者及び地域のみなさまへ.pdf(教職員の働き方改革にご理解とご協力を)