日々の出来事

学習旅行(2年生)③

アクアマリンふくしまでは、マリンシアターにおいて水族館飼育員さんより、「飼育員は普段どのような仕事をしているか?」「どうしたら飼育員になれるのか?」についてスライドやクイズを使って説明していただきました。

◇学んだこと
(1)飼育員の仕事
・水槽の掃除=高い水槽や大きな水槽、変わった形の水槽があり道具を使い分けて清掃している。
・調餌=プランクトンや魚の切り身など、生き物の種類や大きさにあった餌を用意する。
・給餌=飼育員にとって大切な仕事。飼育員と生き物の距離が一番近くなる。病気はしていないか、動きはどうか、食べ方はどうかなどを見て、生き物の健康状態を瞬時に判断しなければならない。
・採集=鹿児島県、和歌山県、静岡県、北海道などの海に出かけ、生き物を採集してきて展示する。流氷の下に潜ってとることもある。
・研究=レントゲンを撮ったり、顕微鏡で観察したりしてパソコンにデータ化している。
詳細に記録することで生き物が絶滅しそうになった時でもデータをもとにして守ることができる。
・健康管理=獣医さんに話を聞きながら病気に対応する。
・教育普及=様々な人達に身につけた知識を紹介し、魅力を伝える。生き物を守ることにもつながる。
(2)飼育員の楽しさ
・様々な生き物の近くにいることができる。実際に世話をすることができる。
(3)飼育員になるには?
・中学校から普通高校、動物海洋専門学校(水産系の大学、水産大学校)に進む人が多い。
(4)持っていたほうがいい資格
・ダイビングライセンス、潜水士、普通自動車、一級小型船舶操縦士など
(5)大切にしてほしいこと
・「なぜ?」を大切にしてみる。
・「なぜこんな行動をする?」という疑問が、新種などの大きな発見につながることがある。日常生活でも、「なぜ〜ってあるんだろう」と、疑問に思ったり、知ろうとしたりすれば、新しい発見や改革につながる。

今日、広野町振興公社やアクアマリンふくしまで学んだことを、これから進路を選択していく際のヒントにしてほしいと思います。