日々の出来事

性に関する指導を実施しています

本日11月30日(火)より、すべての学年・学級において、昨年度まで養護教諭として本校で勤務されていた濱名潤子先生を特別非常勤講師として招聘し、それぞれ2時間ずつ「性に関する指導」を実施しています。


子どもを取り巻く急激な環境の変化は、地域社会の結びつきの希薄化、スマホ・メール・SNSへの依存、規範意識、自尊感情・自己肯定感の低下など、様々な教育的課題を表面化させています。性の問題についても同様で、学校における性教育を充実させ、子ども達がこれからの未来をたくましく、そして「幸せに生きる」ための力を育むことが求められています。

そこで、本校では、
 ①人間尊重・男女平等の精神に基づき互いに豊かな人間関係を築く
 ②自分自身の心身を大切にするとともに他者の心身も大切にする
 ③幸せな将来に結びつく行動の選択ができる資質・能力を養う
ことをねらいとして、中学校3年間にわたり、計画的・継続的に性の指導・学習を実施しています。

授業は各学年それぞれに設定されたテーマ
 ・「生命誕生のしくみ・異性の理解と男女の関わり」(1年)
 ・「かけがえのない命」(2年)
 ・「自分の生き方を考える」(3年)
のもと、学級担任とのティームティーチングによりすすめます。

授業で、真剣に「命」に向き合い、これまでの生活や行動を見つめ、振り返ることを通して、これからの自己の生き方についての考えを深めてほしいと願っています。