日々の出来事

出来事

やさしさと思いやりの輪を広げよう

本日9月23日(水)、朝の放送での生徒会長の呼びかけにより、シトラスリボン・プロジェクトが始まりました。このプロジェクトをとおして、鹿島中生みんなで「やさしさと思いやりの輪」を広げ、これまで以上に居心地の良い学級・学校にしていきましょう。

「シトラスリボン・プロジェクト」がスタート

このプロジェクトは、愛媛県から全国に発信している活動で、新型コロナウイルス禍の中、「ただいま」「おかえり」と言い合える安心・安全な地域、職場、学校、そして人の輪を作りたいという願いから始まりました。

愛媛の柑橘にちなんだシトラス色のリボンの3つの輪は、地域、家庭、学校・職場を示しています。新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐとともに、感染者や回復した人、濃厚接触者、医療従事者やその家族などへの差別や偏見の心を持たない人が増えるように、本校でも生徒会が中心となり、全校生でこの「シトラスリボン・プロジェクト」を実践していきたいと思います。

 

生徒も教職員もプロジェクトに賛同していることを表すカードを身につけて学校生活を送ります。

カードには生徒会で話し合って決めたスローガンが書かれています。

 <生徒会長から全校生へのメッセージ(抜粋)>


私達鹿島中生も、この「シトラスリボン・プロジェクト」に賛同し、実践していきます。生徒会では、まず、誰もが安心して登校できるようにと思い、スローガンを考えました。生徒会が掲げるスローガンは、「私達、鹿島中生は差別をせず、今まで通り仲良く笑い合える空気をつくります」です。9月23日から10月2日までの約2週間、スローガンが書かれたパスケースを首から提げて学校生活を送ってください。これからの2週間、全校生で「シトラスリボン・プロジェクト」を実践し、掲げたスローガンのように、仲良く笑い合える空気を一緒につくっていきましょう。

 

新型コロナウイルスによる3つの感染症を防ぐには?

今週の各学級の道徳では、新聞記事や日本赤十字社のスライド資料「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう」を通して、新型コロナウイルスがもたらす感染症には「病気」「不安と恐れ」そして「嫌悪・差別・偏見」の3つがあることを学び、あらためて、コロナ禍の社会における感染症を防ぐための方策や感染した人、濃厚接触者、医療関係者などに対する言動を考え直しました。

・この記事を読んで、驚いて、ひどいなと思った。この状況で、いじめを行ったり、差別しても意味が無いので、「コロナに負けない」という気持で過ごしていきたいと思う。
・差別するような言動は絶対にせずに、逆に励ましの言葉をかけて、あまり気にしすぎないように過ごす。
・日々、コロナへの危機感を持ち、うその情報(デマ)に惑わされないで、今まで通り生活したいです。

・笑顔で挨拶したり、相手が嫌な気持ちにならないように普通に接したい。
・明るく「おかえり」って言ってあげたい。
・いつも通りに対応したい。コロナのことなんて忘れてたって感じで。

・不安があるかもしれないけれど、みんな待ってるから安心して帰ってきてね。
・一人で抱え込まなくて大丈夫だよ。
・不安かもし得ないけれど、君なら大丈夫だ。

新型コロナウイルス感染症は決して他人事ではなく私たちの身近にあるものです。一人一人がそのことを自覚し、感染症に対する差別や偏見のない、皆が安心して生活できる学校や社会を築いていってほしいと思います。

今日の給食

今日の給食メニューは、牛乳、カレーうどん、こんにゃくサラダ、そして県内伊達市産の「巨峰」という品種のぶどうです。ぶどうは世界で最も多く栽培されている果物です。世界的にはワイン用に栽培されるものが多いですが、日本ではそのまま食べるものが多いようです。ぶどうには糖とビタミンB1が多く含まれているので体の疲れをとる効果があります。また皮や種に含まれているポリフェノールやアントシアニンには病気の予防や肌をツルツルにする効果があります。「ぶどうの王様」といわれている巨峰を大変美味しくいただきました。