日々の出来事

2017年12月の記事一覧

生徒会本部役員選挙


 本日の5校時に、生徒会本部役員選挙の立会演説会が体育館で行われました。


    校長先生のお話

 校長先生のお話では、これまでの日本の選挙の歴史について、150年以上前に選挙制度がスタートしたこと、選挙がスタートした頃は国民の1%しか選挙権が与えられておらずほとんどの人が投票できなかったこと、現在の92歳前後の方まで女性には選挙権が与えられていなかったこと、今は高校3年生から選挙に参加できるようになったこと、これから行う生徒会本部役員選挙は、学校の生徒会の代表を決める大事な選挙なので、よく話を聞き、学校のリーダーを決めてほしいというお話をいただきました。
 
 
  選挙管理委員長のお話         演説上の注意

 その後は選挙管理委員長の話、演説上の注意があり、立会演説が行われました。
 演説は初めに応援者、その後立候補者という順番で行いました。現在、生徒会でスローガンとしてかかえ、進めている「あいさつ、返事、靴そろえ」を継続していきたいという内容や、現在の3年生の生徒会役員の、学校をよりよくするために貢献している姿を目指して、生徒会活動で学校のために貢献していきたいという内容、生徒会アピールであったいじめのない学校の推進など、どの生徒の演説も、この鹿島中学校をよりよい学校にしたいという気持ちが表れており、大変すばらしい内容でした。

 
             立会演説の様子 

 
    投票上の注意           投票用紙の受取

 
    投票用紙への記入          投票箱への投票

 今回の選挙では、会長1名、副会長2名、庶務4名、計7名のポストに11名の立候補がありました。選挙管理委員会が開票作業を進め、結果については来週報告されますが、今回の立候補者や応援者のような考えに基づき、鹿島中生一人一人が、鹿島中生であることに自信と誇りの持てる学校にしていこうという気持ちをもって学校生活することができれば、自然に生徒一人一人の品格が高まり、ひいてはこれからのよりよい生き方にもつながり、一生の財産になると思います。
 これからのよりよい鹿島中学校を生徒一人一人の力を合わせて作っていこうという気持ちを共有することができた、大変よい立会演説会となりました。


episode1:候補者あいさつ回り
 選挙運動の一環として、給食の時間帯を使って候補者が各学級を回って自分の考えを伝えるあいさつ回りを行っていた時のことです。あるクラスでは「いただきます」をして給食を食べ始めていました。下級生の候補者があいさつ回りで教室に入ってくると箸を置いて一旦給食を食べるのをやめ、候補者の話に耳を傾けて話をよく聞き、候補者の話が終わると一斉に候補者に拍手を送る姿がありました。教師からの指示で行うのではなく、自然と生徒が自分で判断して行動したこうした姿があったのは、このクラスだけではなかったのではないかと思います。

本日の給食


本日の給食をご紹介いたします。


     きなこ揚げパン、フレンチサラダ、ポトフ

 今日のポトフには冬が旬の野菜がたっぷり入っています。冬になると野菜は自分の体が凍ってしまわないように、蓄えたデンプンを糖分に変えています。冬になって、気温が下がると野菜が甘くなってくるといわれるのは、科学的にも本当のことなのです。今日のポトフにもサラダにもそうやって体を守った野菜が使われているので、いつもより甘い味がします。ぜひ野菜の優しい甘さを感じてみましょう。

第2回避難訓練



 本日の6校時に避難訓練を行いました。


            訓練 第二段階

 第一段階として、最近の北朝鮮の情勢を踏まえ、ミサイル発射に伴ってJアラートが発信され、ミサイルが近くに落下する可能性がある状況を想定した訓練を行いました。自分の頭を中心に体を守るために、机の下に頭を入れてかがみ込む姿勢を訓練に取り入れました。
 第二段階として、大きな揺れを伴う地震が発生したことを想定して、校舎内からグランドに避難する訓練を実施しました。外に出たら、つまずかないように注意しながら駆け足で集合地点に移動し、点呼を行いました。


            訓練 第三段階

 第三段階として、地震による津波が発生したことを想定した訓練を行いました。ここでは、グランドから校舎内の3階まで迅速に移動し、点呼を行いました。

 避難訓練後は体育館に移動し、校長先生からのお話を聞きました。
①ミサイルも含め、災害時には瞬時の判断が命の別れ目になることがあるので、普段から災害を想定して災害に対する知識を蓄え、実際に訓練してみることが大事であること。
②かがみ込む姿勢は、身体の中でも特に大事な頭や内臓を守ることが目的であること
③災害発生時には無駄話をしない習慣を身に付けることで、大事な情報を見逃さないようにすること。
 などをお聞きし、災害に対する知識を深めました。


           体育館での全体指導

 最後に、3.11時に校長先生が実際にいらっしゃった新地町の様子についてお話しいただきました。その時は避難した人が大勢、体育館に集まったそうです。自衛隊の方がおにぎりを渡しに来た際には、4人に3個程度のおにぎりしか届かなかったのですが、その少ないおにぎりをみんなで分け合っていただいたこと、届いた毛布が人数分に満たない際にはみんなで譲り合って夜をしのいだこと、日本人にはそうした美徳が備わっているというお話をいただきました。
 災害に対する常日頃の備え、気構えについて学ぶことができた避難訓練となりました。

本日の給食


本日の給食をご紹介いたします。


     五目うどん、かぶの柚香漬け、冬至かぼちゃ

 今日は冬至献立です。今年の冬至は22日ですが、給食では一足早く冬至かぼちゃを用意しました。冬至は1年の中で昼が一番短く、夜が一番長い日のことです。冬至には、これからの冬を元気に過ごせることを願い、冬至かぼちゃを食べて、ゆずを入れたお風呂に入る習慣があります。昔の人は野菜が少なくなる冬に、夏にとれた栄養たっぷりのかぼちゃを食べて、かぜの予防をしたそうです。かぼちゃからビタミンAをとって、かぜに負けない体をつくりましょう。

本日の給食


本日の給食をご紹介いたします。


    タコライス、ホウレン草サラダ、ラフランスゼリー

 今日の主食はタコライスです。タコライスは沖縄のお料理です。メキシコの郷土料理、タコスの具として用いられる挽肉・チーズ・レタス・トマトをご飯の上にのせて、辛みをつけたサルサをかけてかき混ぜて食べるお料理です。サルサとはスペイン語でソースの意味です。給食では味付けにチリパウダーとチリソースを使ってピリ辛に仕上げてあります。一見、ドライカレーみたいです。