第2回避難訓練
本日の6校時に避難訓練を行いました。
訓練 第二段階
第一段階として、最近の北朝鮮の情勢を踏まえ、ミサイル発射に伴ってJアラートが発信され、ミサイルが近くに落下する可能性がある状況を想定した訓練を行いました。自分の頭を中心に体を守るために、机の下に頭を入れてかがみ込む姿勢を訓練に取り入れました。
第二段階として、大きな揺れを伴う地震が発生したことを想定して、校舎内からグランドに避難する訓練を実施しました。外に出たら、つまずかないように注意しながら駆け足で集合地点に移動し、点呼を行いました。
訓練 第三段階
第三段階として、地震による津波が発生したことを想定した訓練を行いました。ここでは、グランドから校舎内の3階まで迅速に移動し、点呼を行いました。
避難訓練後は体育館に移動し、校長先生からのお話を聞きました。
①ミサイルも含め、災害時には瞬時の判断が命の別れ目になることがあるので、普段から災害を想定して災害に対する知識を蓄え、実際に訓練してみることが大事であること。
②かがみ込む姿勢は、身体の中でも特に大事な頭や内臓を守ることが目的であること
③災害発生時には無駄話をしない習慣を身に付けることで、大事な情報を見逃さないようにすること。
などをお聞きし、災害に対する知識を深めました。
体育館での全体指導
最後に、3.11時に校長先生が実際にいらっしゃった新地町の様子についてお話しいただきました。その時は避難した人が大勢、体育館に集まったそうです。自衛隊の方がおにぎりを渡しに来た際には、4人に3個程度のおにぎりしか届かなかったのですが、その少ないおにぎりをみんなで分け合っていただいたこと、届いた毛布が人数分に満たない際にはみんなで譲り合って夜をしのいだこと、日本人にはそうした美徳が備わっているというお話をいただきました。
災害に対する常日頃の備え、気構えについて学ぶことができた避難訓練となりました。
〒979-2333
福島県南相馬市鹿島区
寺内字落合28番地
TEL.0244-46-2019
FAX.0244-46-2229
e-mail:kashima-j@fcs.ed.jp
〇お知らせ
・保護者及び地域のみなさまへ.pdf(教職員の働き方改革にご理解とご協力を)