生徒会本部役員選挙
本日の5校時に、生徒会本部役員選挙の立会演説会が体育館で行われました。
校長先生のお話
校長先生のお話では、これまでの日本の選挙の歴史について、150年以上前に選挙制度がスタートしたこと、選挙がスタートした頃は国民の1%しか選挙権が与えられておらずほとんどの人が投票できなかったこと、現在の92歳前後の方まで女性には選挙権が与えられていなかったこと、今は高校3年生から選挙に参加できるようになったこと、これから行う生徒会本部役員選挙は、学校の生徒会の代表を決める大事な選挙なので、よく話を聞き、学校のリーダーを決めてほしいというお話をいただきました。
選挙管理委員長のお話 演説上の注意
その後は選挙管理委員長の話、演説上の注意があり、立会演説が行われました。
演説は初めに応援者、その後立候補者という順番で行いました。現在、生徒会でスローガンとしてかかえ、進めている「あいさつ、返事、靴そろえ」を継続していきたいという内容や、現在の3年生の生徒会役員の、学校をよりよくするために貢献している姿を目指して、生徒会活動で学校のために貢献していきたいという内容、生徒会アピールであったいじめのない学校の推進など、どの生徒の演説も、この鹿島中学校をよりよい学校にしたいという気持ちが表れており、大変すばらしい内容でした。
立会演説の様子
投票上の注意 投票用紙の受取
投票用紙への記入 投票箱への投票
今回の選挙では、会長1名、副会長2名、庶務4名、計7名のポストに11名の立候補がありました。選挙管理委員会が開票作業を進め、結果については来週報告されますが、今回の立候補者や応援者のような考えに基づき、鹿島中生一人一人が、鹿島中生であることに自信と誇りの持てる学校にしていこうという気持ちをもって学校生活することができれば、自然に生徒一人一人の品格が高まり、ひいてはこれからのよりよい生き方にもつながり、一生の財産になると思います。
これからのよりよい鹿島中学校を生徒一人一人の力を合わせて作っていこうという気持ちを共有することができた、大変よい立会演説会となりました。
episode1:候補者あいさつ回り
選挙運動の一環として、給食の時間帯を使って候補者が各学級を回って自分の考えを伝えるあいさつ回りを行っていた時のことです。あるクラスでは「いただきます」をして給食を食べ始めていました。下級生の候補者があいさつ回りで教室に入ってくると箸を置いて一旦給食を食べるのをやめ、候補者の話に耳を傾けて話をよく聞き、候補者の話が終わると一斉に候補者に拍手を送る姿がありました。教師からの指示で行うのではなく、自然と生徒が自分で判断して行動したこうした姿があったのは、このクラスだけではなかったのではないかと思います。
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