日々の出来事

出来事

本日の給食

本日の給食をご紹介いたします。

 

 

 今日は「ほうれん草の白和え」です。『白和え』は、白い衣をまとったような和え物料理をいいます。とうふと白ごまなどをすりまぜ味をつけた"和え衣"と、ゆでた野菜に、下味をつけたこんにゃくなどの具材をあわせて作る、たいへん手のこんだ料理です。白和えの他にも、和食にはいろいろな和え物があります。給食では、おかか和え、のり和え、じゅうねん和えなどがあります。今日は甘くてやさしい味わいの白和えを味わってみましょう。

「報徳仕法って何だろう」~1年ふるさと教育~

 本日の6校時に1年生を対象に、NPO法人南相馬サイエンスラボの齋藤実先生を講師としてお招きし、「報徳仕法って何だろう」~1年ふるさと教育~を実施いたしました。

 

サブテーマは「二度の大飢饉からこの地を救った二人の名君」です。

 

  衣装や道具を借り、登場人物になり切って演じました。

 

 予め決められた生徒が、衣装や道具を借りて台本を元にセリフを言い、相馬藩主や家老、富田高慶や二宮尊徳を演じながら、学習を進めました。

 

    途中で質問を交えながら、理解を深めました。

 

   浅間山の大噴火により天明の飢饉が発生しました。

 

天明の飢饉では、死んだ人の体の一部を食べるなどの惨状が起きました。

 

 この大災害で相馬藩では人口が半減し、年貢収納高も大きく落ち込みました。この状況を乗り越えるために、17歳で藩主となった相馬益胤は、家臣の給与を6分の1にするとともに自らも節約し、借金をなくす政策を断行し、借金をなくすことに成功しました。

 

 

人口を増やすために加賀藩から「浄土真宗移民」を受け入れました。

 

 借金がなくなり、相馬益胤は藩主の座を息子の相馬充胤に譲りましたが、今度は天明の飢饉を上回る天保の大飢饉が起きました。相馬藩ではこの時、備蓄米を活用したり、藩の財宝を売ったりして藩から一人の餓死者を出さずに済みましたが、莫大な借金が再び発生しました。

 この危機を乗り切るために、相馬藩の富田高慶が数々の村を復興させている二宮尊徳に弟子入りをお願いし、断られながらも4カ月後には認められ、最終的には二宮尊徳の一番弟子となり、相馬藩の復興に貢献しました。

 

富田高慶の弟子の荒至重が測量技術でため息や用水路を作りました。

 

 報徳仕法が相馬藩に浸透し始め、相馬藩の人々の生活は徐々によくなりました。

 

 本校には、報徳仕法の教えを表す言葉が校舎内のあちこちに掲示されています。一つ一つの言葉が表す意味についても確認しました。

 

 最後に報徳訓を全員で読み、その意味についても学びました。

 

 1年生では総合的な学習の時間に「地域学習」としてこれまでも、地域について学んできました。今回の講義では鹿島区も含めた相馬藩の歴史、報徳仕法の具体的な中身について、改めて学ぶ大変よい機会となりました。

 先人の様々な努力の上に「今」があること知り、この地に根づいた「報徳仕法」を実践し、自分たちの力でこのふるさとをさらにすばらしいものにしていこうという気持ちを高める機会となりました。

 南相馬サイエンスラボの皆様には様々な準備をして本日の講義を行っていただきました。大変お世話になりました。有り難うございました。

食育(3年)

 本日の5校時、体育館において3年生を対象に、本校栄養教諭による食育講座「朝食を摂取することの良さを生かそう」を実施いたしました。

 

  学習プリント、スクリーンを用いて学習を進めました。

 

 受験を控える3年生にとって、これから役に立つ内容を多く教わりました。

 特に朝食を摂ることに関しては、「食べない」、「おにぎりのみ」、「バランスのよい食事」の中で、 「バランスのよい食事」を朝しっかり取ることが、体温を保ち、長時間、集中力を持続できるようになることについて、実際のデータをもとに学びました。

 

 毎日寒さが厳しくなってきています。集中して学習に取り組むことに加え、かぜやインフルエンザにかかりにくい体づくりをするためにも、毎朝、朝食を欠かさず採るようにしてほしいと思います。

本日の給食

本日の給食をご紹介いたします。

 

 今日のサラダはスイートポテトサラダです。さつまいものサラダです。では食べ物クイズです。Q さつまいもは次のどの部分を食べているのでしょうか? ①葉っぱ ②茎 ③根っこ 答え ③番の根っこです。じゃがいもと違う部分を食べています。ちなみにじゃがいもは地下の茎を食べています。さつまいもが甘いのは、エネルギーのもとになる「デンプン」が加熱によって「糖」に変わるからです。さつまいもはおかずにもおやつにもなる優れた食べ物です。また、カリウムや食物繊維も多く含むのでお腹の環境を整えてくれる働きもあります。

第2回いじめ問題対策連絡協議会

本日、委員の方にお集まりいただき、第2回いじめ問題対策連絡協議会を実施しました。

 

          資料をもとにした説明

 

初めに学校におけるいじめの現状について説明した後、協議を行いました。

 

協議内容の一部につきましてご紹介いたします。

 

<委員の方からのご意見>

・先日、区の敬老会に行ってきました。そこでは、ボランティアとして鹿島中の3年生が、本当に見ていて気持ちよく、お年寄りに優しく声を掛けて接してくれる姿を見て、すばらしいなあと思いました。

・文化祭の様子を見ても、子どもたちが本当に生き生きと活動し、また、卒業生たちも来ていて、懐かしく中学校の様子を見ている姿を拝見し、よい雰囲気の中で学校運営がされているからこそ、こうした姿が見られると感じました。

・毎月のアンケートと、事案に対する対応の話を聞き、子どもたちは昔と比べ、大変、こうした問題に敏感となっていると感じたし、先生方もしっかりとアンケートを受け止め、丁寧に対応され、大変ご苦労様なことと思いました。

 

<スクールカウンセラーのご意見>

・学校では先生方が担任、顧問、教科等、様々な立場、場面で複数の目で多面的に子どもたちのことを見て、すばやく動いており、そうしたことについて子どもたちにも伝わっている。

・子どもたちは若さあふれる年代であり、元気過ぎてボディタッチ一つとっても、捉え方によっては叩かれたと感じてしまうこともしばしば見受けられる。

・子どもたちに身に付けてほしいと感じていることに、「たくましさ」、「打たれ強さ」がある。同じことを何かされても捉え方は子どもによって様々である。そうした時に「このくらいであれば大丈夫。」と受け流せるような強さも必要だと感じている。

・そうしたことは身に付けるには、例えば、大人も含めた違った年代の人とかかわる機会を持つなど、子どもの経験を豊かにすることで、突き出た過敏さがならされていくような感じで、身に付いてくると思う。

 

 いただいた様々なご意見を生かし、今後もいじめを防止できるような指導・支援に努めて参りたいと思います。