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学校通信 

学校通信29年4月号アップしました。
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日赤支援「スキー教室」行ってきました。

昨日,31日(火),朝 6時20分,小高中学校の1年生,2年生を乗せた貸切りバスが2台,南相馬市道の駅を出発しました。
小高中学校,6時50分,そして,相馬の大野台,7時20分,と,各地に避難している生徒が集まったところで,いよいよバスは,「みやぎ蔵王白石スキー場」を目指します。

この日の朝に降った雪が心配されましたが,そんな心配は一気に解消!!
相馬と新地の境,大沢峠からは,道路は乾燥路面で,安全に白石まで進みました。

天気も上々,と期待していましたが,標高を400メートル過ぎたあたりから,風が出てきました。
いよいよ白石スキー場に到着~☆,
そこは,下界とは比べものにならないほどの,地吹雪状態でした。
強風が通り過ぎるまで,飛ばされないように体を固くして耐えなければなりません。
まさにその瞬間は「ホワイト・アウト」まあ,長くて2,3秒ですが,いつまでこの強風が続くのでしょう~。
リフトも強風のため動きません。

それでも,「子どもは風の子」!!
4~7人の班編成で,スキーのインストラクターによる,スキー教室が始まりました。
初心者コースでも,大丈夫!!

自然の厳しさを味わい,厳しいレッスンの後は,お楽しみ「スキー場の大盛カレーライス」です。

午後からは,自由滑走の時間です。なかなかリフトが動きません!
でも,ついに,中央クワットリフト,第3リフトが動き出しました。

自由滑走の時間の過ぎるのはアッ!という間。終了時刻には,皆さん,ほてった明るい表情で白石スキー場をあとにしました。

バスの中では,カラオケで大盛り上がり?と思いきや,生徒が本当に乗っているのか確かめたくなるぐらい静か,全員「夢の世界へ」~♪でした。きっと,名スキーヤーになった夢を見ていたのでしょう~☆



保健だより №10 アップしました~。 【保健室】

保健だより  №10 「あけましておめでとうございます」今年の健康,としはじめ~・

昨年末には,インフルエンザで小高中学校は危機感をつのらせ,皆様にはご心配をお掛けいたしました。
今年は,一年間の健康を願いまして,先ず自分自身のデータから,未来の健康の担保を手に入れましょう。

いよいよ小高帰還の時,心身ともに健康で,鉄筋コンクリートの大きな校舎,広いアリーナの体育館で,伸び伸びと活動できるのです。

「保健だより」№9号 アップしました。 【保健室から】

「保健だより」№9号は,「インフルエンザ・感染性胃腸炎に注意!」の感染症特集です。

小高中学校は,先週,インフルエンザに苦しめられ,その対応に追われました。
感染の発症が一気に見えたのが,先々週末です。こうなると既にキャリア数は確定で,次週の頭には発症のピークが予想されました。その前の週からの発症と,土日の発症,そして月曜日の新たな発症者を合わせるとかなりの人数に達し,単に,学級閉鎖の基準を罹患率だけで表せば,もう既に超えています。
感染対策をさらに強め,新たな罹患者を出さないことで,次の日からは回復傾向に戻しました。
そして,今週月曜日は,出席停止を含めた欠席を 「 0 」 とし,出席率 100%,達成です。

「マスク着用・うがい・手洗い」の徹底こそ,感染率をかなり低くします。
みなさんも,お正月をまえに,「感染症」にはくれぐれも後用心!!

学校評議委員会,小高校舎で開催。小高帰還へ向けて

昨日,(15日)第2回の「学校評議委員会」を,小高校舎で開催いたしました。

小高中学校は,来春4月の小高校舎による学校再開(帰還)に向けて,保護者の皆様を対象とした「小高校舎内覧会」を11月12日,そして,30日には,全校生徒の「見学会」を実施しました。
保護者の皆様から,感激の声がたくさん寄せられました。
そして,全校生からは,「自分たちの本当の校舎」に震災後に初めて対面する思いが詰まった,感嘆の声が,見学中ずっと沸きあがっていました。

いつの間にか何でも「仮設」が普通になってしまった生活。でも,心の中では,「鹿島小学校をお借りして,いつもご迷惑をかけている」という思いは常に感じながら遠慮しての学校生活。
「自分たちの本当の校舎」に対する大切さや,愛着心をこの時,小高中学校の生徒たちは,他の中学生の誰よりも強く強く感じたことでしょう。

「学校評議委員」の皆様方にも,小高校舎のすみずみをご案内し,その都度ご意見などを頂くことができました。

大地震に崩れた技術棟と柔道室跡は,これまでに撤去。西昇降口とフラットに舗装し,広大な駐車場が完備されました。

そして,南校舎の1,2階に2教室分のスペースを確保した新・「技術室」と新・「柔道室」は,小高校舎の「プロフ」の代表にあげられれます。


今は,「校舎」という,施設設備のみを皆様方に見て頂いております。「学校」として機能するまでは,「自動車」のように,何万という部品がその役割を果たし,ひとつの目標達成に向かうよう,これからその「部品」を揃えなければなりません。
6年間という,長い年月,眠らされた「小高校舎」。
学校評議員の皆様方から,
「生徒が普通に学校生活するうえで,普通に学ぶうえで必要なものについて,しっかりと準備していただきたい」
「学校外の生活についても,安全で,安心な生活ができるような街づくりが必要だ」
「この原発事故避難を経験した者だからこそ,学んだこと,そしてこれから学ぶべきものがある」
など,貴重なご意見をいただきました。