カテゴリ:総合学習
【校外体験学習③】1年「地域を学ぶ」
1年生は、1日目は小高小6年生とともに区内商業施設を見学し、現在の商店街の復興状況や今後のまちづくりのアイディアなどについて考える機会としました。また、午後は再び6年生とともに小高区を彩り美しく飾るイルミネーションの製作にあたりました。見慣れた町並みでも実際に友人たちと歩くことで新たな発見につながることができたことと思います。
2日目は原町区の「ロボットテストフィールド」施設見学を行いました。
日本だけでなく世界最先端の技術を競う実験場として活用される本施設のスケールに、初めて訪れた生徒たちは感嘆の声をあげていました。また、プログラム学習では小型ロボットを自身が組み立てたプログラムで実際に動かしていました。小学校で経験した知識をさらにレベルアップし、今回はセンサーで動く仕組みについて真剣な表情で取り組んでいました。2日間を通して、様々な視点から本地区、地域を学ぶ生徒たちでした。
養蚕とはた織りのまち おだか
現在、3年1組と2年1組教室の間の廊下に「蚕(かいこ)」の観察スペースを設けています。
これは地域の方から養蚕について理解を深めてほしいと、実際に飼育している蚕をお借りしたものです。
古くから小高区(旧小高町)は養蚕の盛んなまちで、小高の絹織物「軽目羽二重」は川俣、飯野と並び国内外に名を馳せるほどの産地となっていました。その後大正時代に最盛期を迎えましたが、貿易自由化や輸出制限などにより徐々に生産数は落ち込み、養蚕業は衰退の一途を辿ることとなりました。
しかし「小高の養蚕をなくしてはならない」と、地域の方々が養蚕業復活に向け協力して取り組んでいます。昨年度の卒業生にプレゼントされたブローチは、こうした方々の協力の結晶とも言える、小高の絹と藍染めで作られたものです。蚕はまもなく繭となる時期を迎えています。登校後、蚕の劇的な変化に驚く生徒の顔を見るのが今から楽しみです。
伝統工芸品づくり体験「大堀相馬焼」
10月13日(木)、校外学習の一環として伝統工芸品づくり「大堀相馬焼」体験に生徒2名が参加しました。生徒たちはそれぞれ「お皿&箸置き」、「スープカップ&箸置き」づくりに粘土から制作に取り組みました。このたび、ようやく作品が焼き上がり、生徒たちの手元に届きました。早速家庭へ持ち帰り、調理実習の実践をかねて卵焼きなどを自分でつくり、 作品に盛り付けました。(※料理画像提供は生徒家庭から)
お皿やカップの完成度はもちろんのこと料理も大変上手にできました。自分で作った食器で食べる食事は、何ものにも代えることのできないほど美味しかったことと思います。
地元企業を見学
秋の職場体験学習(勤労体験)を前に,職場見学学習として,シマ商会へ工場見学に行ってきました。
日頃の業務でたいへんお忙しい工場のみなさんにも関わらず,受け入れの準備から案内,説明,さらに実演まで,とてもて丁寧な対応で,たくさん学ぶことができました。
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