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出来事

台風14号対応ありがとうございます

 台風14号は今朝、山形県や宮城県を通過し、南相馬市では大きな被害とならずにほっとしております。大型でゆっくり進む台風だったため、昨日から各ご家庭に連絡し、10時までの登校とさせていただきました。各ご家庭で台風の様子を見ながら安全に対応していただき、誠にありがとうございました。早めに登校したお子さんには、各学級で自習や復習の時間を設定し、対応してもらいました。

 今後、台風の吹き返しなども注意して、安全に下校できるように努めていきます。またご協力の程よろしくお願いします。

1日校長大活躍ver.2:ひばりっこ祭りの当たりくじ対応がんばりました

 今日はもう一人の1日校長、5年生男子が活躍する日です。

 朝はあいさつ運動を行い、合間に花壇の花の手入れを行いました。徐々に校長先生らしい風格が出てきました。

 朝の放送での就任あいさつ…「このたび、1日校長になった5年の○○○○です。せっかく1日校長になったので、いっしょうけんめいがんばりたいと思います。さて、わたしからみなさんに、今日1日、守ってもらいたいことがあります。それは、「仲よく、ゆずり合って生活しよう」ということです。わたしは原町二小を仲良しがたくさんいる楽しい学校にしたいと思っていますので、みなさん、守ってください。それでは、ひばりっ子のみなさん、今日1日よろしくお願いします。」…担任の先生がネクタイを貸してくださったので、ますます校長先生らしくなりました。

 就任のあいさつの後は、各学級を回り簡単な紹介。各学級の子ども達の前でも堂々とあいさつする1日校長。けっこう肝が据わっているのかもしれません。たいへん上手なあいさつでした。

 お昼の放送で所信表明演説「ひばりっ子のみなさん、一日校長の私のお話を食べながら聞いてください。けさ、みなさんにお話ししましたが、みなさん、ちょっとしたことで友だちに悪口を言ったり、けんかをしたりすることはありませんか。学校はいろいろな友だちがいるから楽しいのです。友だちの悪いところを見つけるのではなくて、良いところを見つけあって、仲よくゆずり合って生活していった方が楽しいと思うのです。私は、この原町二小を、仲良しがたくさんいる、楽しい学校にしていきたいと思っています。みなさん、ぜひ、楽しい学校づくりに協力して、仲よく生活してください。よろしくお願いします。」すばらしい演説で、拍手が起きました。立派でしたよ。

 終了後、1日校長の感想を聞いたところ、「校長先生は朝からあいさつしたり、校内放送したりしてたいへんでがんばっているなあと思いました」とのこと。分かってくれましたか。最後に「とても楽しかったです」と言っていただき、私もやって良かったなあと思いました。

 ミニひばりっこ祭りで行ったPTA役員のくじにより、様々な楽しい活動ができました。役員の皆様のアイデアに感謝申し上げます。また、校長・教頭が悪ノリで楽しくやり過ぎた感もありましたが、それに付き合ってくれた子ども達、ありがとう。最後に、そんな校長・教頭を温かく見守り、協力してくれた先生方に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

ちいちゃんのかげおくり:3年国語

 3校時に3年生の国語授業を参観しました。教材は「ちいちゃんのかげおくり」です。戦時中のお話で、大人になるにつれ、読めば読むほど涙が出てくる作品です。

 物語の中でかげおくりをする場面が2つあるので、そこを比較して読むことが本時の目的です。

 自分なりの考えをまとめているとき、担任の先生が静かに寄り添ってうなずいたり、励ましの言葉をかけたりして、子どもの学習を見取っていました。指導者としての力量がまた上がってきました。

 自分の考えをもとに友だちと話し合って、最初のかげおくりは「楽しいかげおくり」、後のかげおくりは「悲しいかげおくり」ということに気付いた子ども達。場面の違いを比較することができました。目的達成です。先生の指示をしっかり聞きながら、一生懸命がんばる3年生のよさを見つけることができました。

 

1日校長先生がんばりました

 今日は6年生女子の1日校長先生が、学校内でいろいろなことに取り組んでくれました。

「このたび、1日校長になった6年の○○○○です。せっかく1日校長になったので、いっしょうけんめいがんばりたいと思います。さて、わたしからみなさんに、今日1日、守ってもらいたいことがあります。それは、『ろうかを走らないようにしよう』ということです。わたしは原町二小を安全な学校にしたいと思っていますので、みなさん、守ってください。それでは、ひばりっ子のみなさん、今日1日よろしくお願いします。」

「おいしい給食を食べているところかと思います。ひばりっ子のみなさん、一日校長の私のお話を食べながら聞いてくださいね。けさ、みなさんにお話ししましたが、最近、ろうかを走っている友だちを見かけることがあります。みんなが使うろうかです。走る人とぶつかったらけがをする可能性もあります。みなさん、ろうかは静かに歩くように注意してください。私は、この原町二小を、安全で、だれもが安心できる学校にしていきたいと思っています。みなさん、ぜひ、安全・安心な学校づくりに協力してください。よろしくお願いします。」

 

 最後に、1日校長先生となった感想を本人に聞いてみると、「あいさつ運動のとき大きな声で返してくれたのが嬉しかった」「各学級を回って、他のクラスを見られたのがおもしろかった」と感じたそうです。原二小の友だちに安全を訴えてくれた1日校長。ありがとうございました。お疲れさまでした。

 

教習所や警察署の協力を受けて:交通教室

 9月21日からの「秋の全国交通安全運動」に先駆けて、交通教室を開きました。今回は原町中央自動車教習所様や南相馬警察署様の多大なるご協力の下、たくさんのメニューを揃えて実施することができました。

(1)1・2年生のDVD学習(道路横断の方法)

 原町中央自動車教習所の先生から、DVD視聴を通して、道路横断の注意点を教えていただきました。大切なことは「走ってくる車の運転手さんと目と目で合図すること」と学びました。確かに、運転手さんが見ていないときには、渡らない方が安全です。

(2)1・2年生の歩行実地練習

 原町中央自動車学校の教職員の皆様と南相馬警察署署員の方から、横断歩道の渡り方の実地練習を受けました。校庭東側にある交通公園を活用し、グループ毎に渡り方の練習を行いました。

 交通公園内を自動車学校の先生方が車やバイクで通行する中、信号を見ながら横断したり、信号のない横断歩道を渡ったりする訓練を行いました。信号機はミニサイズでしたが、本物の自動車が通っていることから、子ども達からは「リアルだ」「気をつけなくっちゃ」という言葉が聞かれました。

(3)3~6年生の自転車シミュレーター体験

 南相馬警察署から自転車シミュレーターをお借りして、代表児童が挑戦しました。脇道から車や人が飛び出してくる可能性に気付くことができました。

(4)3~6年生の運転席からの見え方体験

 原町中央自動車教習所から6台の車をお借りして、それぞれドライバーの位置から見えるところと見えないところなどを体験的に学習する「見え方体験」を実施しました。

 形や大きさが様々な車から、自分たちはどのように見えるのか。全然見られていない場所はどこなのか。子どもだけでなく、車を運転している私も「死角」が意外と広いことに驚きました。それぞれの車で教えていただいた教習所の先生方は、子ども達にも分かるように丁寧に教えてくださいました。

 日頃から、子ども達の教育に地域の教育力を活用したいと考えていました。今回、教習所様や警察署様に相談したところ、たいへん積極的に関わっていただき、本日の交通教室を実施することができました。子ども達は交通安全の意識を強くしたことと思いますが、学校もコロナ禍において地域に協力いただきながらこのような積極的な活動ができたことを本当に嬉しく思います。皆様、ありがとうございました。

 なお、原町中央自動車教習所様からは、本日の学習テキストだけでなく、児童一人一人にボールペンや反射材などのプレゼントもいただきました。重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。