カテゴリ:配膳室

ホタテの貝柱ごはん,カツオの揚げ煮,エノキたっぷりのすまし汁,かち栗

  と,キュウリの昆布漬けまでついた,きょうは豪華給食です。


エノキダケは,養殖で手軽に手にはいり,また調理も手軽でどんな料理でもおいしくいただける,優れものの食材ですね。

ビン詰めで,”なめたけ”として冷蔵庫の定番みたいに親しまれているこのエノキダケ,じつは生徒の皆さんにも簡単においしく料理ができちゃうんです。

エノキダケは,袋から出したら,根のようのところ(石づき)の部分を1.5cmほど切り落とします。全体を3分の1程の長さに切りましょう。それをパラパラと耐熱食器に入れて電子レンジで1分半ぐらい,しんなりしたら,しょう油を少々,みりん,そばつゆなどで味付けします。(味のバリエーションは,様々。オリジナルな味を創作してみては!)それをもう一度電子レンジで2分ほど,全体に火が通ったのを確認したら,器に移して(耐熱食器のままでもOK)冷まします。

エノキダケは調理をするととろみがつきますから,なんと,ビン詰めで売っている”なめたけ”の出来上がりです。
アツアツごはんにかけて,どうぞ召し上がれ~!!

スライスマッシュルームたっぷり合挽肉のミートソーススパゲティ

きょうの献立は,「スパゲッティメン」とあります。いつもは「ソフト・メン」ですが,ミートソースには,「スパゲティ・メン」でしょう。



スパゲティを茹で上げたら,メンが団子にならないように,サラダオイルなどでメンの表面をオイルコーティングして,つやつやのスパゲティをフォークに巻いていただく。これを,最近は給食でも実現できるように,ずいぶんと工夫されているようです。

以前より美味しさを増した給食スパゲティ・ミートソース。夏は白の半そでシャツにソースをはじかないよう,美味しくてもても落ち着いてゆっくりと味わいましょうね。

配膳の様子 ① 「 運搬編 」


まつながミルクさんから,牛乳が届きました。


鹿島給食センターから,小高中学校用のワゴンを乗せた給食運搬車が,小高中学校仮設校舎に到着しました。

いつも,大事に運んできてくだっさって,ありがとうございます。仮設校舎なので,段差があって大変。さまざまな工夫で,乗り越えていきます。


正面玄関,兼昇降口,兼休職搬入口の段差用のカバーを設置。給食ワゴンが通るたびに,設置したり外したりします。


仮設校舎内では,本校職員にワゴンがバトンタッチ。洗面スペースが,配膳室の代わりです。
いつも,山本先生が,給食当番が持って行きやすいように,セッティングしてくれます。

震災前は,14クラスあった小高中学校も,いまでは,6クラス。このワゴンひとつで収まってしまいます。
クラスは半分以下でも,生徒数は,26パーセント。つまり,3割にも満たないのです。(・・・涙・・・涙。。。)

ワゴンの中は,こんな感じです。4校時が終了すると,各クラスの給食当番が,お楽しみの給食を自分のクラスへと運んでいきます。

月に一度の「カレーの日」

今日は貴重な貴重な,月いちペースの「カレーの日」です。

カレーには,みなさんの大好きな風味に仕上がるように,たくさんの種類のスパイスが組み合わされ,互いを引き立てながらそして全体を素晴らしい味に盛り上げますね。まるで,ひとりひとりの技を組み合わせて勝利を目指すスポーツチームや,ひとりひとりの演奏技量を発揮して奏でるオーケストラのように,白いご飯がスタジアム,コンサートホールのよう~!!


さて,カレーのスパイス,ターメリックやウコンなどには”クルクミン”という成分が含まれていて,これがまた素晴らしい働きをするそうです。【脳】に働きかける,というものらしいので,みなさんもぜひ詳しく調べてみてください。
「カレーを食べて,成績アップ」なんてことも~。やったぁ!!

カラッと「ホキ」白身魚フライ,細切りベーコンのコンソメスープ

カリッとした衣とほんのり磯の香りとふわっとした触感で,定食によし,サンドでもよしの「白身魚のフライ」。今日は,「ホキ」??という魚。
みなさんは,「ホキ」を知っていましたか?ななんと,体長は1メートルを超え,推進200~700メートルものもの深海に生息し,欧米では食用に人気があり冷凍魚としては高価。なによりもフライにすると美味で,ムニエルもいけるらしい,と「市場魚介類図鑑」で,高知大学の町田吉彦先生はおっしゃっております。
「いやー,知らなかった。」という方,管理人もおそらく初めて食べましたが,美味しかったです。
細切りベーコンが入った上品な風味のコンソメスープで,パンと白身魚のフライ,そしてレタス,時々プチトマト。
今日は,給食初めて物語りでした。