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2023年3月の記事一覧

お世話になりました:原町二小に幸多かれ

 本日は年度末最終日。今日をもって本校を去る教職員は11名。私もその一人です。皆、たいへんステキな学校に勤めることができて幸せだった、と感じております。

 かわいくて素直な子ども達。協力的な保護者の皆様、地域の皆様。笑いと活力にあふれた職員室。私は今、最高の職場で退職できる幸せをかみしめております。ご家庭の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様、お世話になりました。これまでのご協力に感謝申し上げます。(上の写真は、朝、教頭先生にお願いして、パチリと撮って頂きました。思い出の一枚として大切に保管します。)

 校長室から校庭を眺めると、満開の桜が美しく、NTTの電波塔が輝いて見えます。原町二小の今後を象徴しているように感じます。原町二小の子ども達・先生方に幸多かれ。今までこのブログをご覧頂き、ありがとうございました。さようなら。

 

花いっぱいの功労者

 今回の異動で事務室の市事務さんが異動となりました。購買部などで触れ合った子ども達も多かったのですが、「花いっぱい活動」に向けて花壇整備を一生懸命して頂いた方です。

 せっかくなので丹精込めてきれいに咲かせたビオラの前でパチリ。お見送りの先生とおそろいで桜色の服。花いっぱいの陰の立役者が本校を去りました。今までありがとうございました。

 

離任式は寂しいものです

 昨日、職員室で職員の離任式を行いました。コロナ前は児童登校日にして児童達の前でお別れをしましたが、感染防止のため、今年も職員の中だけで行いました。児童の皆さん、保護者の皆様に対しては、先週末にお知らせし、動画であいさつさせて頂きました。昨日は、大人同士の別れのあいさつ。今までの感謝の気持ちや最後の思いを伝えようとしましたが、涙で声が出ませんでした。やっぱり、お別れは寂しいものですね。

 職員の皆様からお花を頂きました。お世話になりました。ありがとうございました。万感の気持ちを込めてのあいさつ。教師は言葉をたいせつにします。身に余るお言葉、ありがたいお言葉をたくさん頂きました。

 午後、学習支援員さんにお世話になったお子さんが、お礼に楽器の演奏を聞かせてくれました。支援員さんの愛情と熱意に支えられ、すくすくと成長してくれた様子を思いだし、またまた涙が出てきました。60になると涙もろくなるんですね。ステキなコンサートありがとうございました。

 

新しい校長先生と引継ぎを行いました

 本日、午前中、新しい校長先生に来ていただいて、引継ぎを行いました。途中、PTA会長さんにも入っていただき、PTAの活動などについても説明いたしました。

 主に、今までの本校の取り組みや来年度の見通しなどについて、お話ししました。新しい校長先生は今から20年ほど前に原町二小に6年間勤めた経験をお持ちです。地域のいろいろなことに詳しい方なので、私は安心してお任せできます。PTA会長さんと一緒に、来年も学校と家庭が協力し合って、更にステキな原町二小を作っていってほしいと思います。よろしくお願いいたします。

 

心に響くステキな卒業式でした

 3月23日。いよいよ卒業式です。朝、6年生の教室に行ってみると、黒板にメッセージが・・

 そうか、6年生は新世界へ行くんだね。今日は冒険の旅のはじまりですね。ステキなメッセージ、さすがです。

 会場に入る前に5年生からひまわりの記章をつけて頂きました。5年生の真剣なまなざしがステキです。今日が6年生にとって大切な日だということをわかっているんですね。最後は先生がしっかり点検。一生に一度の大切な式です。ぬかりはありません。

 厳かな中にも晴れやかな入場。一人一人ゆっくりと時間をかけての入場です。卒業式は6年生が主役です。みんな堂々と落ち着いて入場することができました。

 証書授与では、立派な態度で受け取ることができました。「おめでとう」と声をかけると、ニコッとしたり、「ありがとうございます」と言ったり、心温まる瞬間でした。

  その後、校長式辞。続いてPTA会長様から来賓祝辞を頂きました。祝辞の中の一節を皆様にお伝えします。

「…ところで、皆さんはなぜ二小の児童が『ひばりっこ』と呼ばれるのか知っていますか。ひばりは自分の巣へ戻るときに一旦離れた場所に舞い降りてから歩いて巣に戻る習性があります。天敵から大切なヒナを守るためと言われています。とても賢い鳥です。暖かな季節になると天高く飛び立ち、とてもかわいらしい鳴き声で、私たちに春の訪れを知らせてくれる愛らしい鳥です。『ひばりっこ』には、そんな元気な身体と、困難にもくじけない心、周りの人々を幸せにするパワーを持った子どもになってほしい、という願いが込められているのだと思います。…」

 PTA会長様は本校の卒業生。子どものころに先生方から聞いた話として、子ども達に伝えてくださいました。『ひばりっこ』の意味を再確認し、これからもそんなステキな子ども達を育てていくことを心がけていかなければならないと感じました。そして、この言葉とその意味を次世代まで引き継ぎ、卒業生の心の中にプライドとともに意識づけていきたいと感じました。会長さん、ありがとうございました。

 5年生代表児童による別れの言葉では、6年生への感謝の気持ちとこれからの原二小を背負って立つ5年生の決意が述べられました。たいへん力強く、しかも温かい言葉で、6年生の心にしっかり届いたことと思います。

 最後は6年生のよびかけと歌の披露です。人数は少ないのですが、高音部と低音部に分かれ、それぞれきれいに歌声を響き合わせていました。私は、思わず学習発表会の劇の練習のときに不覚にも泣いてしまったことを思い出しました。一生懸命な姿がぐんぐん伝わってくるから、心の中に染み渡りました。涙を必死にこらえ、6年生を見つめていました。私はたった2年の付き合いでしたが、2年前と比べるとものすごい成長です。6年生の皆さん、ステキな発表ありがとうございました。

 

  合奏部演奏による「栄光の架け橋」に見送られ、晴れやかな顔で退場する子ども達。一人一人の姿から、本当にすばらしい卒業式だったと感じることができました。6年生の皆さん、保護者の皆様、担任の先生方、ご卒業おめでとうございます。

 

すばらしい態度さすがです:修了式

 今日の1校時目は修了式。1年生から5年生の子ども達が体育館に集まって、修了証書授与を行います。

 朝、3年教室に行くと、先生がかいたメッセージが。「今日は3年生の最後として一番大きな返事よろしくね。3年生最高!大好きです!」うんうん、こんなメッセージ読んだら、子ども達が喜んじゃいます。

 修了証書授与では、3年生はもちろん、どの学年の子達も大きな声で返事することができました。さすがひばりっ子。代表の5年生に証書を渡しましたが、代表の姿勢もすばらしい。

 その後、私から子ども達にお話ししました。とても良い姿勢・態度で静かに聞いています。なんてすばらしいんだ。しっかり聞いてくれてありがとう。

 教室に帰ったあと、先生から通知票や賞状などを頂きました。先生方も子ども達の良さをご家庭に伝えようとがんばりました。良さを見取ってお子さんをほめて上げてください。

 今日はこの後卒業式がありました。・・・遅くなったので明日、報告いたします。<(_ _)>

 

 

いよいよ明日でお別れなんですね

 掃除の時間、いつも以上に一生懸命、教室の清掃に取り組む6年生。この教室とも明日でお別れ。心を込めてきれいにしていました。

 廊下などの掲示も、6年生の卒業を祝い、感謝する飾りが貼られてきました。卒業は喜ばしい出来事ですが、別れのときでもあります。校舎とのお別れ、下級生とのお別れ、先生方とのお別れ、友だちとのお別れ…。慣れ親しんだものにしっかり感謝を伝えて巣立っていきましょう。

 

 

立つ鳥跡を濁さず:6年生のボランティア活動

 6年生が花壇に集まって活動しています。何をやっているんだろう?

 雑草を抜くなど、花壇の手入れをしていました。6年間、活動の場となった130mの花壇。温かくなって、少々雑草も出てきたところで最後のご奉仕。卒業ボランティアを行っていたのでした。

 手を動かしながらも、楽しい思い出などを語り合いながら楽しく作業を進める6年生。お世話になった学校のため、一生懸命作業してくれました。

 花壇にはテントウムシもいました。6年生の楽しい会話につられて、出てきたんでしょうね。春ですねえ。

 6年生の皆さんは、花壇の除草以外にも、3階の特別教室の清掃や校庭の遊具磨きをしてくれました。立つ鳥跡を濁さず。ひばりっ子は巣立ちの準備を進めています。

 

今日のリモート集会は盛りだくさん

 今年度も残りわずか。今日のリモート集会は盛りだくさんの内容でした。

 まずは、スポ少テニスの表彰です。秋田で行われた東北大会で5位に入った4年生と市の大会で親子で出場し優勝した3年生の表彰です。

 テニスの表彰については、今年1年間、何度も表彰してきました。回を重ねるうちに、子ども達の態度が堂々としてきたように思います。人前に立つということは緊張するものですが、場数を踏むことが大切なんだろうと感じました。おめでとうございます。ますます頑張ってください。

 次に、多読賞の発表を行いました。本を読むことも大切な学習です。たくさん読んで表彰された皆さん。おめでとうございます。

 続いて、「花いっぱい活動」で行った各班の活動写真コンクールのグランプリ・準グランプリ・校長賞の発表を行いました。子ども達がiPadで撮影した画像ですが、とても上手に撮れていました。グランプリ・準グランプリは写真屋さんに選んで頂き、校長賞は校長が選びました。ステキな写真を校舎内に飾り、1年中花にあふれる校舎にしたいと考えています。

 続いて、なわとび記録会の合格証の表彰です。たくさんの合格者を代表し、6年生に授与しました。皆さん、頑張りましたね。

 そして、最後はSSS(スクールサポートスタッフ)さんが、今年度の勤務最終日となりましたので、ご挨拶頂きました。

 SSSさんからは「校舎内でも、皆さんが明るくあいさつしてくれたり、お礼の言葉を言ってもらったりして嬉しかったです。」という言葉がありました。ひばりっ子は挨拶じょうず。普段からお世話になっている方に、きちんと言葉で伝えることができていました。SSSさん、来年も本校勤務となり、かわいいひばりっ子達と一緒に生活できるよう祈ってます。よろしくお願いします。

 

頼もしい5年生の発表

 本日の昼のリモート集会では、5年生の発表がありました。内容は環境係の発表と合奏部からの呼びかけです。

 環境係の子ども達はSDGsについていろいろ調べたそうです。担任の先生が、せっかく頑張ったんだから全校生に聞いてもらおう、ということでリモート集会に登場となりました。

 SDGsという難しいテーマを、自分たちなりに理解し、イラストなどをかいて分かりやすくまとめた力作です。サスティナブルなどの難しい言葉もしっかりおさえているなど、高度な内容で立派でした。

 続いては合奏部の5年生が登場し、「楽しい合唱部に入りませんか?」と呼びかけました。いろいろ練習したようでお笑いの要素も取り入れた楽しい呼びかけでした。きっと楽しさが伝わったことと思います。

 5年生はあと半月で最高学年です。力のある6年生を送り出すのはさみしいけれど、次代を担う5年生が力強く活動してくれていることに頼もしさを感じます。5年生、よろしく頼みますよ。

 

 

卒業生へ造花のプレゼント

 本校の学校評議員である杉内様から、6年生に手作りの造花をいただきました。

 杉内様は、以前本校の教頭先生としてお勤め頂いたことがあり、しかもご近所にお住まいで、お子さんも本校を卒業されたことから「近所の者として、卒業生をお祝いしたくて作りました。卒業生にもらって頂けるとありがたいです」と言って、来校されました。せっかくですので、卒業式の練習を終えた6年生に紹介し、お祝いの言葉も頂きました。

 最後に代表児童がいただき、お礼の言葉を伝えました。先生が指示したわけでもないのに、自分の言葉でお礼を伝えた児童。うん、今までの学習や経験を活かしている。立派です。校長から子ども達に「こうやって皆さんの周りのたくさんの方が皆さんを応援してくれていることに感謝して卒業しよう」とお話ししました。杉内様、かわいいお花ありがとうございました。

 

来年度の主な行事予定(3/16現在)をお知らせします

 複数の保護者様から4月以降の行事予定について、「勤務の都合上、早めに知りたい」という問い合わせがありました。

 PDFで載せますので、ご確認ください。(なお、3月16日現在の予定です。)

R5 年間行事予定(3月16日現在).pdf 

 

 ※文字が細かく申し訳ありません。拡大してご覧ください。

 

おいしい給食ごちそうさまでした:今年度最後の給食

 今日の給食は、麦ごはん、サバのごま衣焼き、キャベツのゆかり和え、のっぺい汁、ミルメーク、牛乳です。原町二小では今日が今年度最後の給食。1年教室をのぞいてみました。

 すると、1年生はもう食べ始まっていました。準備がスムーズにできたようです。1年間で、いろいろな役割を覚え、短時間で準備することができるようになったんですね。すばらしい。

 今日の献立を栄養士さんが書いてくださったので、1年生に持ってもらいパチリ。今日のメインはサバのごま衣焼き。ごまみその部分が甘くておいしいんですよ。

 思わず子ども達も笑顔になります。

 ごはんも、お汁もとてもおいしい。しかも、今日はミルメーク!!今日も最高の給食でした。1年生も大満足。準備も食事もお片付けも立派です。もうすぐ2年生になれますね。上手に食べて大きくなれよ。

 最後に、サバはALTのエリカ先生の大好物。おいしい顔をしてみて、と頼んだら、とってもキュートな顔をしてくれました。はい、パチリ。

 みんなを幸せにしてくれた学校給食。調理員の皆様、ごちそうさまでした。また来年もよろしくお願いします。

 

原二小卒業生としての自覚と誇り:同窓会入会式

 本日の3校時目、卒業式の練習の後に、6年生の同窓会入会式を行いました。

 校長の話では、「同窓生は皆さんを含めて8324人。」「先輩方は原町や南相馬のために一生懸命頑張ってきた人がたくさんいる。」「先輩の伝統を受け継ぎ、原二小同窓生としてのプライドを胸に頑張って、ステキな大人になってほしい。」という話をしました。

 

 また、代表児童からは「私たち6年生は、もうすぐ卒業します。卒業後も、原町第二小学校の卒業生としての自覚と誇りをもち、中学校でも頑張っていきます。今日はありがとうございました。」と堂々としたあいさつを頂きました。

 

 一つ一つの行事を経て、確実に成長している子ども達。すばらしい原町二小の卒業生にふさわしい態度が身についてきました。なお、同窓会からはクリアファイルを頂きました。大切に使ってください。

 

すごく立派です:証書授与の練習

 4時間目は体育館で6年生の卒業式練習に参加しました。

 証書を頂く際のルートや作法等はもうすでに仕上がっていました。さすが6年生。私からは頂くときに目をしっかり合わせることなど、ポイントを幾つかお話ししました。

 子ども達一人一人が真剣に練習に臨んでおり、今までの学習の成果を随所に発揮しています。卒業式もきっと立派なものになることでしょう。

 練習を終えて、給食を食べた後の昼休み。6年生が突然やってきて、手作りコースターとお手紙を頂きました。家庭科の学習の一環だと思いますが、心温まる内容が書かれており、ジーンときました。他の教職員も頂いたようです。6年生の皆さん、ありがとうございました。

 

最高です:カレーとフルーツヨーグルト

 今年度の給食も残り3食。今日の献立はポークカレーとミカンヨーグルトあえ、ビーンズカル、牛乳です。カレーとフルーツヨーグルト。給食のゴールデンコンビです。子ども達はもちろん。教職員も大好物。大盛りカレーに自然と笑みがこぼれます。

 こんな素敵な献立を子ども達はどんな表情でいただいているのか、2年教室に潜入してみました。

「おいしい」「最高です」「カレー大好き」…みんな喜んでカレーを食べています。やっぱりカレーはキングオブ給食です。そして、その付け合わせはフルーツヨーグルト。給食調理員の皆様、本当にごちそうさまです。あと2食。よろしくお願いします。

 

いろいろな春の訪れ

 金曜日に原町高校の3年生が来校されました。2月に、大学受験の練習のため、校庭の鉄棒を貸してあげたお子さんです。志望した大学に合格できたということで、わざわざ挨拶に来てくださったのです。

 彼女は、体育教師になるのが夢で、教育学部を受験。試験科目にあった苦手な鉄棒を出身校の鉄棒で練習したわけです。鉄棒を貸すにあたっては、わざわざ高校の校長先生が私の所にお電話をくださり、直々にお願いされました。ひばりっ子の先輩ですので、もちろん承諾しました。2月の厳冬期、高校の体育の先生と一緒に校庭で一生懸命練習する姿を私も見かけました。本人の熱意や努力はもちろんのこと、周りで支える先生方の素晴らしさに感銘を受けました。サクラサク。本当に良かったです。有意義な大学生活を送り、夢を叶えてほしいと願っています。

 そういえば、体育館のわきのあじさいが芽吹いてきました。2年生の子が見つけてくれました。

 緑色の柔らかな葉っぱが開き始まりました。これも春の訪れですね。

 花壇のところでは、1年生の子達がペットボトルを使って、ビオラに水掛けをしていました。

 何度も行ったり来たりしながら頑張っている1年生たち。走り回って、かなり広い範囲に水をあげています。校長が何も言わなくても、進んで始まった活動。1年生も立派な2年生になれそうです。

 

12年前は当たり前のことができなかったんだよ:リモート集会

 今日のリモート集会では、紹介と校長のお話を行いました。

 紹介は、漢検5級に合格した6年生の紹介です。昨年までは学校を会場にして実施していましたが、今年から漢字チャレンジに移行したため、個人での受検となりました。

 頑張って練習し、見事合格したことを讃え、みんなに紹介しました。何かに打ち込んでいるお子さんがいましたら、是非お知らせください。リモート集会で紹介します。

 今日の校長のお話は、東日本大震災のことを話しました。今の6年生のうち18名は生まれていましたが、残り4名の6年生と5年生以下の全ての子は「生まれる前の話」です。あのとき、原町二小がいかにたいへんだったかをお話ししました。

 4月22日から始まった第1学期。でも、放射能の関係で原町二小で授業をすることはできず、鹿島区の八沢小に行って勉強していたことを知らせました。

 鹿島区に集まった児童生徒・教職員2500人分の給食は、たくさんの人の努力による「炊き出し給食」だったことを伝えました。必死になって食材をかき集め、集まった食材を工夫して昼食を作る。今の給食と比べると不十分な内容だったけど、その当時、「食べられるだけでありがたい」「みんなと食べられるだけで嬉しい」と言って、みんな喜んで食べていたそうです。

 子ども達が大好きなカレーを提供するまで約1ヶ月もかかりました。肉が入っていないツナカレー。でもおいしい、おいしいと言って食べた・・・。あの当時を知っている大人は簡単に理解できることですが、子ども達にどれぐらい伝わったか・・。

 当たり前のことが当たり前でなかった12年前。そのことを感じ取ってほしくて、頑張ってお話ししました。ご家庭でも話題にしていただき、あの震災を次の世代に語り継いでいく必要があると感じています。

 お話しをするにあたって、校長室にあるたくさんの資料に目を通しました。いろいろと資料を読めば読むほど、涙が出そうになってきます。震災で亡くなった方、遠くに引っ越しされた方など、会うことができなくなった方がたくさんいます。自分の人生もいろいろな面で紆余曲折したような気がします。次にいつ大きな災害が起きるかわかりません。一日一日をたいせつにして過ごしていきましょう。

 

どうぞ学校に相談してください:文科省からのメッセージ

 本日、子ども達に「小学生の皆さんへ ~不安や悩みがあったら話してみよう~」という文部科学省で作成したプリントを配布しました。児童生徒の自殺者数が増えている昨今、新年度に向かって子ども達の環境が大きく変わることから、「悩みがある場合にはいろいろな人に相談してみよう」と呼びかけるプリントです。

 文部科学省からは、保護者・教職員宛にもメッセージが届いていますので、以下に掲載いたします。子ども達の様子で気になることがある場合には、どうぞ学校にご相談ください。よろしくお願いします。

トルコ地震募金を福島民報さんに預けました:6年生

 3月1日~3日まで実施したトルコ地震に対する募金活動。6年生が全校生に呼びかけ、たくさんのご家庭、そして教職員から募金が寄せられました。

 その結果、61,563円ものお金が集まりました。募金に協力してくださった皆様、ありがとうございました。

 昨日、福島民報の支社長さんに来ていただき、募金を受け取っていただきました。(民報新聞社さんを通じて日本赤十字社に届けていただく予定です。)今朝の朝刊にも記事を掲載していただきました。

 取材では、代表の6年生が、「東日本大震災のときにお世話になったトルコに恩返しをしたくて募金活動を始めました。」「トルコのこまっている人のために使ってください。」とお話しすることができました。

 私たちはみなやさしい心を持っていますが、それを形に表すことは難しいような気がします。強く熱い気持ちをもって行動に移してくれた6年生。すばらしいと感じています。