出来事
前期児童会総会
4月17日(水)に4年生以上の児童が参加をして「前期児童会総会」が行われました。高平小学校には、放送委員会・保健委員会・図書委員会・ベルマーク委員会・体育委員会・ボランティア委員会があります。6つの委員会の役員任命後、各委員会の前期活動計画について話合いが行われました。たくさんの意見や質問が出され、活発な協議になったと思います。
6年生の各委員長さんが一生懸命に答弁する姿が素晴らしかったです。今年度も学校生活の充実のために活発な児童会活動が展開されることを大いに期待しています。
交通教室
4月16日(火)3校時、交通教室を行いました。
前半は、6年生に委嘱状の贈呈が行われました。堂々と胸を張って委嘱状を受け取る姿は、とても頼もしかったです。高平小学校の代表として、率先して交通規則を守り、安全な生活を送ってほしいと思います。
後半は、方部ごとに交通ルールや危険箇所を確認しながら、通学路を歩きました。1年生の歩調にあわせて歩き、道路の歩き方や横断の仕方など、上級生がお手本となって教えていました。本日確認したことを忘れずに、今年度も大きな事故無く元気に登校できることを願っています。
16名の新しいお友達
4月8日(月)に平成31年度入学式が行われました。16名の新入生が大きなランドセルを背負い、入学してきました。初々しく登校してきた16名ですが、入場、返事、聞くこと、退場を立派に行える16名でした。校長より、代表の新入生へ教科書が授与され、新しく高平小学校の仲間となりました。
高平小学校では、「進んで学習する子」「思いやりのある子」「力を合わせて働く子」「体をきたえる子」の育成を目指しております。さらに、今年度の重点目標は「しっかり聞いて、しっかり伝えよう」です。児童一人ひとりの良さを伸ばし、楽しく学校生活を送っていけるように教職員全員で支援に当たりたいと思います。
保護者の皆様、地域の皆様、今年度もよろしくお願いいたします。
20名の旅立ち
本日、9時より修・卒業証書授与式を行いました。
卒業証書授与では、卒業生は落ち着いていて凜々しい横顔でした。校長先生より卒業証書を受け取り、保護者の方へ手渡すその姿は、堂々としてとても立派でした。
校長式辞では、渡辺和子さんのベストセラーのタイトルでもある「置かれた場所で咲きなさい」という一節とともに、どんな環境であってもあなたらしく花を咲かせてほしいとお話を卒業生に送りました。教育委員会挨拶では、相田みつをさんの「夢はでっかく 根は深く」を引用し、困難なことに直面したときは、根を深くはるチャンスですとのお話をいただきました。来賓祝辞(PTA会長)では、平成も幕を閉じ、新しい時代を持ち前のガッツで力強く切り拓いていってくださいとメッセージがありました。
別れの言葉では、卒業生は学校生活での思い出を一つひとつ振り返り、育ててくださった保護者の方、地域のみなさん、教職員へ感謝の言葉、在校生へのメッセージを述べました。在校生からは、お世話になった卒業生へ心をひとつに感謝の気持ちを伝えました。式歌は、これまででいちばん上手でした。
卒業生20名は、晴れやかに旅立っていきました。卒業生の保護者のみなさま、本日は誠におめでとうございます。教職員一同、中学校でのさらなる活躍を祈っております。
明日より春休みとなります。事故・けがには十分気をつけて、有意義な春休みを過ごしてください。
あの日から8年
本日3校時目、第3回避難訓練と復興慰霊行事を行いました。
10:25、「訓練、訓練。ただいま、地震が発生しました。ドアを開けて避難路を確保し、机の下にもぐりなさい。」と、放送が流れました。10:27、非常ベルが鳴り、「訓練、訓練。地震により、給食室で火災が発生しました。体育館に避難します。全員、体育館に避難しなさい。」の放送を合図に、全校児童・教職員が一斉に体育館へ避難しました。(本日、雨のため避難先を体育館としました。本来は、校庭へ避難します。)10:31、全員の避難が完了しました。
つづけて、復興慰霊行事を行いました。東日本大震災で犠牲になられた方々に黙祷を捧げました。
校長先生から、「東日本大震災における死者1万5897人、行方不明者2533人。8年前に起きた地震によって、これだけ多くの犠牲者が出ました。高平小学校は、平成24年1月10日、この校舎に戻ってきました。記憶というものは時間とともに薄れていってしまいます。3月11日にはこうして思い出し、福島県民として語り継いでいくという役目があります。」と、お話がありました。
3・4・5・6学年代表児童の作文発表がありました。6学年代表の児童は、「地震が起きたのは、私が4歳のときです。保育園でお昼寝をしていたときで、すごく怖かったことを覚えています。災害はいつ起こるか分かりません。災害に備えて、正しい知識を身に付けたいです。そして何より、普段から家族・地域の人とコミュニケーションを取って、被害を最小限にとどめたいです。」と発表しました。
東日本大震災に限らず、災害を経験した人の心には、避難での大変な思い、先の見えない不安、そんな中で支えとなった人の存在、ふるさとの忘れられない記憶など、一人ひとりにあることと思います。平穏な日常というのは、当たり前のようでいて当たり前ではありません。災害が起こったときに、近くに大人がいるとは限りません。子どもたちが自分で判断し、自分の命を守ることができるよう、今後も学校では訓練を重ねてまいります。