こんなことがありました!

出来事

春の遠足(3~6年生)

 本日は遠足に行ってきました。子どもたちの願いが届いたのか、天候にも恵まれ、昨晩までの雨が嘘のようでした。晴天のなか子どもたちは元気いっぱいで目的地に向かいました。

 3~6年生は昨年と同じく、北泉海浜総合公園へと向かいました。公園で遊び、お弁当を食べて帰ってきました。帰る頃にはくたくたになるほど、たくさん遊び、たくさん歩き、充実した一日になりました。

避難訓練〈地震・津波〉

 本日2校時目に、学級活動で安全な避難の仕方を学び、3校時目に避難訓練を行いました。

 本校は、海抜9.8m、海から2.93kmという立地にあり、30分いないに津波到達と予想される場合は、校舎3階へ避難、30分以上後に津波到達と予想される場合は、JAやすらぎ会館(1年生の足で学校から30分)へと避難しています。

 今回の避難訓練は、『休み時間(業間)に地震発生、高い津波警報発令時の校舎3階への避難』を想定した訓練です。

 

 10時10分、地震発生の放送があり、訓練がはじまりました。校庭にいる児童は校庭の中央で姿勢を低くし、教室にいる児童は机の下にすばやく身を隠していました。どの児童も事前に学んでいたことを活かし、身の安全を守ることができていました。

 10時12分、「訓練、訓練。地震により、『高い津波』の警報が発令されました。全員校舎3階に避難しなさい。」という放送で、下学年は3階家庭科室へ、上学年は3階音楽室へ避難しました。約4分で避難を終え、避難解除の合図とともに、体育館へ向かい避難訓練全体会を行いました。

 避難訓練全体会では、係の先生から地震や津波から身を守るための2つの合い言葉(「あおあし」と「おかしもち」)を教えてもらいました。

 

  あ・・・安全なところで

  お・・・おちついて

  あ・・・あたまをかかえて

  し・・・しゃがむ

 

  お・・・おさない

  か・・・かけない

  し・・・しゃべらない

  も・・・もどらない

  ち・・・ちかづかない

 

 1年生にとっては高平小学校ではじめての避難訓練でしたが落ち着いて避難することができていました。これからも訓練をかさね、いつ災害が起きても命を守れるようにしていきたいところです。

1年生を迎える会

 本日、3校時目に「1年生を迎える会」を行いました。

 1年生は入場の際、6年生のお兄さん、お姉さんと手をつなぎながら元気よく入場しました。全校生に拍手で迎えられ、笑顔で会に臨むことができました。

 次に、高平小学校の紹介をスライドショーで行いました。遠足や運動会などの写真を上映しながら、6年生が活動について説明しました。1年生たちはスライドショーを見ながら、今後の活動に期待を膨らませていました。

 ゲームでは、6年生が企画・運営を行った、「じゃんけん列車」と「猛獣狩り(ペア作りゲーム)」を楽しみました。どちらのゲームも1年生から6年生まで一緒になって楽しめるものになっており、他学年と交流する貴重な機会となりました。

 会の終わりには、2年生から1年生へのプレゼントや全校生による校歌斉唱があり、学校全体で1年生を迎えようとする気持ちが見られました。

親子自転車教室

 4月19日(金)5校時、第4学年を対象に親子自転車教室が行われました。

 はじめに、指導員の方々にご指導をいただきながら自転車の点検を行いました。事前に学習していた「ぶたはしゃべる(ブレーキ、タイヤ、ハンドル、車体、ベル)」を合い言葉に、自分の自転車を丁寧に点検していました。

 点検が終わると、ヘルメットをしっかりとかぶって準備を整え、いよいよ自転車を走らせます。校庭に描かれた道路の上を、交通ルールを守りながら安全運転で走りました。うまく運転ができない児童も一生懸命練習し、どんどん上達していきました。

 これからも交通ルールの確認や自転車の点検を怠らず、安全に自転車に乗ってほしいです。

前期児童会総会

 4月17日(水)に4年生以上の児童が参加をして「前期児童会総会」が行われました。高平小学校には、放送委員会・保健委員会・図書委員会・ベルマーク委員会・体育委員会・ボランティア委員会があります。6つの委員会の役員任命後、各委員会の前期活動計画について話合いが行われました。たくさんの意見や質問が出され、活発な協議になったと思います。

 6年生の各委員長さんが一生懸命に答弁する姿が素晴らしかったです。今年度も学校生活の充実のために活発な児童会活動が展開されることを大いに期待しています。

 

交通教室

 4月16日(火)3校時、交通教室を行いました。

 前半は、6年生に委嘱状の贈呈が行われました。堂々と胸を張って委嘱状を受け取る姿は、とても頼もしかったです。高平小学校の代表として、率先して交通規則を守り、安全な生活を送ってほしいと思います。

 後半は、方部ごとに交通ルールや危険箇所を確認しながら、通学路を歩きました。1年生の歩調にあわせて歩き、道路の歩き方や横断の仕方など、上級生がお手本となって教えていました。本日確認したことを忘れずに、今年度も大きな事故無く元気に登校できることを願っています。

 

16名の新しいお友達

 4月8日(月)に平成31年度入学式が行われました。16名の新入生が大きなランドセルを背負い、入学してきました。初々しく登校してきた16名ですが、入場、返事、聞くこと、退場を立派に行える16名でした。校長より、代表の新入生へ教科書が授与され、新しく高平小学校の仲間となりました。

 高平小学校では、「進んで学習する子」「思いやりのある子」「力を合わせて働く子」「体をきたえる子」の育成を目指しております。さらに、今年度の重点目標は「しっかり聞いて、しっかり伝えよう」です。児童一人ひとりの良さを伸ばし、楽しく学校生活を送っていけるように教職員全員で支援に当たりたいと思います。

 保護者の皆様、地域の皆様、今年度もよろしくお願いいたします。

 

 

20名の旅立ち

 本日、9時より修・卒業証書授与式を行いました。

 卒業証書授与では、卒業生は落ち着いていて凜々しい横顔でした。校長先生より卒業証書を受け取り、保護者の方へ手渡すその姿は、堂々としてとても立派でした。

 校長式辞では、渡辺和子さんのベストセラーのタイトルでもある「置かれた場所で咲きなさい」という一節とともに、どんな環境であってもあなたらしく花を咲かせてほしいとお話を卒業生に送りました。教育委員会挨拶では、相田みつをさんの「夢はでっかく 根は深く」を引用し、困難なことに直面したときは、根を深くはるチャンスですとのお話をいただきました。来賓祝辞(PTA会長)では、平成も幕を閉じ、新しい時代を持ち前のガッツで力強く切り拓いていってくださいとメッセージがありました。

 別れの言葉では、卒業生は学校生活での思い出を一つひとつ振り返り、育ててくださった保護者の方、地域のみなさん、教職員へ感謝の言葉、在校生へのメッセージを述べました。在校生からは、お世話になった卒業生へ心をひとつに感謝の気持ちを伝えました。式歌は、これまででいちばん上手でした。

 卒業生20名は、晴れやかに旅立っていきました。卒業生の保護者のみなさま、本日は誠におめでとうございます。教職員一同、中学校でのさらなる活躍を祈っております。

 

 明日より春休みとなります。事故・けがには十分気をつけて、有意義な春休みを過ごしてください。

あの日から8年

 本日3校時目、第3回避難訓練と復興慰霊行事を行いました。

 10:25、「訓練、訓練。ただいま、地震が発生しました。ドアを開けて避難路を確保し、机の下にもぐりなさい。」と、放送が流れました。10:27、非常ベルが鳴り、「訓練、訓練。地震により、給食室で火災が発生しました。体育館に避難します。全員、体育館に避難しなさい。」の放送を合図に、全校児童・教職員が一斉に体育館へ避難しました。(本日、雨のため避難先を体育館としました。本来は、校庭へ避難します。)10:31、全員の避難が完了しました。

 

 つづけて、復興慰霊行事を行いました。東日本大震災で犠牲になられた方々に黙祷を捧げました。

 校長先生から、「東日本大震災における死者1万5897人、行方不明者2533人。8年前に起きた地震によって、これだけ多くの犠牲者が出ました。高平小学校は、平成24年1月10日、この校舎に戻ってきました。記憶というものは時間とともに薄れていってしまいます。3月11日にはこうして思い出し、福島県民として語り継いでいくという役目があります。」と、お話がありました。

 3・4・5・6学年代表児童の作文発表がありました。6学年代表の児童は、「地震が起きたのは、私が4歳のときです。保育園でお昼寝をしていたときで、すごく怖かったことを覚えています。災害はいつ起こるか分かりません。災害に備えて、正しい知識を身に付けたいです。そして何より、普段から家族・地域の人とコミュニケーションを取って、被害を最小限にとどめたいです。」と発表しました。

 

 東日本大震災に限らず、災害を経験した人の心には、避難での大変な思い、先の見えない不安、そんな中で支えとなった人の存在、ふるさとの忘れられない記憶など、一人ひとりにあることと思います。平穏な日常というのは、当たり前のようでいて当たり前ではありません。災害が起こったときに、近くに大人がいるとは限りません。子どもたちが自分で判断し、自分の命を守ることができるよう、今後も学校では訓練を重ねてまいります。

薬物乱用防止教室(6年)

 3月6日(水)5校時、薬物乱用防止教室を行いました。

 前半は、相双保健福祉事務所の後藤さんによる講義です。酒・タバコの害や「依存」・「乱用」が心身にもたらす害などを教わりました。平成29年、福島県で覚せい剤で検挙されたのは96人、その内相双の検挙者は15人なのだそうですが、実際の乱用者は、検挙者の30~90倍いるというお話に、児童は驚いた様子でした。

 後半は、ヤング健康推進委員(奥羽大学薬学部の学生さん9名)によるグループワークです。奥羽大学薬学部 薬物乱用ストップ委員会作成のすごろくについて説明を聞いた後、4人1組で取り組みました。すごろくは、なかなかゴールができない作りに工夫されていて、結局ゴールすることができたのは、1名のみでした。1回薬物に手を染めてしまうと、そのループから抜けたくても抜けられないことを、すごろくを通して知りました。

 最後に、児童から「薬物をすすめられても、強い気持ちではっきり断ろうと思います。」と感想が挙がりました。

 相双保健福祉事務所の後藤さん、奥羽大学薬学部の学生のみなさん、ありがとうございました。