カテゴリ:今日の出来事

朝霧を突いて特設駅伝部の練習~!!

きょうは「特設駅伝部」の練習をご紹介いたします。
特設駅伝部の練習は,ソフトテニス部やサッカー部,バスケットボール部など,所属の部活動が9時からの練習開始を前に,練習を行います。
 
「なるほど,朝練みたいなもんかね。」  朝練にはまちがいなのですが,小高中学校の部員は,夏休みも部活動用のスクールバスで鹿島の仮設校舎に集まって練習します。そのため,・・・・・・
 

相馬,原町ともに朝,6時30分発のバスで,鹿島小学校に7時20分ごろに到着します。
7時30分から,特設駅伝部の練習が開始します。

鹿島小学校から東,右田浜の方角を目指し走りこみます。
朝日もすでに高く,気温がぐんぐん上がる中,特設駅伝部の練習熱も,日に日に燃え上がり,チームとしての統一感が強くかんじられるようになりました。

 

電子黒板にデジタル教科書!!今や時代はITからICTへ~

では,次の問題!。
「電子〇〇」5つ答えよ!!。ファイブ,ボンバー。

「え~と,電子オルガン。」  ピンポン♪
「電子計算機」   ピンポン ♪
「電子,ん~と,ん~と,電子レンジ」  ピンポン♪
「電子辞書ォ~!」 ピンポン♪,ピンポン♪
「えーと,えーと,えーと,,,,あと,なにあったっけかぁ~・・・・えっとォ~,,」・・・・ボッッカァ~ン!!!


実は,本校(小高本校)にも,電子黒板は既に1台整備され,震災前に活用されていました。
サイズは51インチで,当時の電子黒板では超高額品だったと思います。

このたび,南相馬市では,全ての小中学校の各クラスに電子黒板が配備されました。
製品はかなり改善されています。例えば,画面のセンサーと液晶パネルが始めから一体化され,スピーカーも内臓です。画面の大きさはなんと65インチ サイズ。縦の長さは,今使っている普通の黒板とほぼ同じ寸法です。

機能も改善され,性能も向上しています。
「やっぱり授業は,黒板とチョークでしょ!」
と言い切っていたベテラン先生も,「ん~,これはイイかも。」と授業への期待は高まります。

さらに,「デジタル教科書」とやらも!!。教科書といえば,裏に「文部科学省検定」と重々しく記載され,さらに,以前にはとっても安い値段も表記されていた時代もありました。


それが,教科書の挿絵が動いちゃうんですから~。まるで,魔法省の教科書みたい。もう,肖像画に落書きはできませんよ!。(まだ生徒用はありません)
学校も ICT を活用して各教科を学び,急速に進化する時代の先端を行く人材の育成を求められているのかもしれません。

学校評議員会開催

小高中学校のよりよい学校運営と,地域に開かれた学校のために,学校評議委員の皆さんに小高中学校をより詳しく見ていただき,さまざまなご意見をいただける機会として,学校評議員会を本日開催いたしました。

まずは生徒が毎日お世話になっている「給食の試食」からです。
きょうは,「夏野菜カレー」([配膳室]を参照してください)でしたので,評議員のみなさんも,全員「完食」されました。
さらに味わっていただいたのは,毎年暖かいご支援をいただいている「静岡市立清水両河内中学校」の生徒の皆さんと地域の皆さんのこころがこもっている「学校茶園」の「新茶」を味わっていただきました。清水両河内中学校の「学校茶園」については,たいへん興味をもっていただけました。

***本校では明日,生徒会主催「全校お茶会 GTT(Geen Tea Time)を実施します。***

その後,学校評議員のみなさんには,授業の実際を参観していただきました。
まずは,6組さんの総合学習の様子からです。

総合学習では,職場体験学習の事前学習として,接客マナーの実演を「喫茶」を通して学習していました。

次に参観したのは,3年生です。
3年生は,今日から「市学力教科推進事業」が始まりました。
塾の講師は,「仙台進学プラザ」の英語の講師です。

今日は,2クラスとも英語を学習しました。進学プラザの講師の先生は,学校評議員の皆さんの参観とあって,授業にとてとてもチカラが入っているように感じました。

2年生は総合学習「職場体験学習」の事前学習,「履歴書」の作成を通した学習です。

つづく

思春期保健教室【3年生】

南相馬市,健康づくり課 母子保健係り(原町市保健センター)が主催いたします,中学校3年生を対象にした「思春期保健教室」を行いました。

 


相手や自分を大切にしながら,充実した社会生活を営むことができるような,立派な社会人をめざして成長することを願っています。
この「未来の宝物達」に,願わくば,なんらかの形でも,地元に貢献できる機会があれば,活躍を期待したいとおもいます。

小高区からの生徒送迎バス運行,7:00発,7:50着

12日の避難区域解除を受け,小高区内から小高中学校仮設校舎に通学する生徒を乗せた送迎バスが,朝,7時50分に,到着しました。
7時00分に小高区内を出発,小高駅などを経由して,鹿島小学校校庭南側に到着するのが,7時50分ごろです。きょうは,小高小学校仮設で児童を降ろしてから小高中学校仮設にきたそうです。
どのように運行させると,時間を上手に使うことができるかを,今は調整中です。
新地,「がん小屋仮設,相馬大野台仮設」からくるバスと,「小高」からくるバスがきょうも無事に生徒を降ろし終わり,営業所へ戻って行きます。
運転手さん。毎日,朝早くから生徒のお迎え,ありがとうございます。
そして,朝早くにお子さんを送り出すご家族の皆さまのご苦労に,感謝もうしあげます。

選手壮行会「県陸上競技大会」

ここしばらくの天気は,「晴れ」の日と,「雨」の日が一日ごとに交互に繰り返されるようです。
ひとりひとりの体調管理が大切ですね。

蒸し暑い中,仮設校舎2階の多目的教室で,「県陸上競技大会出場選手壮行会」を行いました。
 

県陸上大会は,7月5日(火),から3日間,とうほうみんなのスタジアム(吾妻運動公園)で開催されます。(競技は6日・7日)
選手生徒のみなさん。福島県を代表する施設設備の競技場でのプレーを十分に味わいながら,練習の成果を十分に発揮できることを願いながら,こころより応援しています。

市中学校キャリア教育支援事業「職場体験学習マナー教室」2年総合学習

こちら,2年生は「市の中学校キャリア教育支援事業」より,職場体験学習に関連付けた「社会で・職場で求められる力を身につけよう」の講座で学習しました。


めざす職業,なりたい職種や,特技を生かすこと,そして何よりも「向き,不向き」はあると思いますが,予備校講師の「林 修先生」は,自分の挫折から這い上がった(失敗から学ぶ)自らの人生観から,「不得意なところを必死に克服しようと努力してみることも,意味の無いことでもないが,自分の好きなこと,得意とするところで,精一杯努力する。」というような話をしていました。

「学生という枠をもっているから,社会人としてのスキルを高める必要がない」わけではなく,誰しもが,学生から社会人への移行は≪ある日を境に≫唐突にやってくるのです。

きょうの講座では,「社会人としてスキルアップ」するための様々な基本的,でも大切な点を確認しながら,演習を交えてすすめられました。

基本編では,「あいさつ」はしっかり行ってこそ目立たず,恥ずかしさや気後れな気持ちがあいさつにあらわれると,「すごく目立つ」。そして,あいさつの後に,「ひとこと」つけると,よりこころがかよった挨拶になる。や,立ち姿勢,などです。

あいさつは社会人の基本,しっかりできてあたり前。当たり前が一人前ということ。



きょう教えていただいたことが,すでに身につけていると思っている生徒は,こころのこもった,人や社会に通じるマナーを磨いてください。
またまだ,自立できないなぁ,と思っている生徒は,何かしらひとつでイイので,学校の中で意識して繰り返し,秋の職場体験学習で実践するとともに,日常の社会生活でも活用して欲しいと思います。
 
 

弁護士は儲かるか~?「キャリア推進教育」1,3年生総合学習

1年生と3年生を対象に「キャリア推進教室」(弘済会支援事業)を開催しました。
お話をしてくださったのは「相馬ひまわり基金法律事務所」の現役弁護士の方です。


弁護士の業務の内容や,わたしたちの日常生活のさ細なことから生じる問題についての「法律相談」について,わかりやすく説明がありました。

また,弁護士の仕事の内容を例にあげながら,「弁護士」という職業をめざしたきっかけや,「弁護士」になるための道のりについてのお話をしていただきました。
「学校はもちろんだけれども,見習い期間を経てはじめて仕事ができるようになる。」ということで,司法試験に合格することだけや,頭脳優秀,かつ記憶力に優れることだけで,人を裁く職業につくことができるわけでないこを,学ぶことができました。

三重県松坂市嬉野アイリスご一行様,仮設校舎を視察

未だ復興の道中半の南相・双葉地区の状況に,たいへんこころを動かされ,直接お尋ねしたいと,三重県松坂市より,嬉野アイリスという「男女共同参画の視点で街づくりを考え,行動しているグループ」の皆さまが,遠くこの南相馬の地,小高中学校仮設校舎をご訪問されました。
 
仮設校舎で学ぶ生徒たちに優しく声を掛けてくださったり,遠く小高吉名の丘(小高中本校の場所)や学区内の震災からの話に真剣に耳を傾けてくださったりと,「嬉野アイリス」の皆さまが滞在したひと時は,冷たい鉄板むき出しの仮設校舎も暖かい雰囲気に包まれました。
 
「避難して勉強している生徒さんを少しでも元気付けてあげたい」と三重県,「松坂のおいしい水」を
を全校生徒分の本数を運んできてくださいました。

品質表示には,「水」(水道水)と表記されており,こんなに美味しいお水が水道水だなんて,日本の自然を未来いつまでも守らなければならないと思いました。

小高区は,今月12日(火),小高区の一部を除き,避難指示が解除されます。

原発事故以前のように,全国に誇れる伝統文化と豊かな自然を取り戻すことができることを願って,
「復興」を「復幸」としてご訪問いただいた「嬉野アイリス」のみな様に,こころより御礼申し上げます。

これから,小高中では「火の玉」を作るのです。


小高区の連合婦人会の皆さんによる,「火の玉」を全校生徒でつくります。
「相馬野馬追祭り」の2日目,武者達が勇壮に小高郷に凱旋するのを,松明(たいまつ)の明かりで迎えたのが始まりで,今では,小高川の堤防に,3000個の「火の玉」をぶら下げ,「火の祭り」をおこなうのだそうです。
今日の目標は,全校生徒88名で300個です。ひとり,3個とちょっと,がんばります。
外見はいたってシンプルですが,長時間燃え続ける工夫がしてあります。
中心には,燃料としてろうそくの「ろう」の塊,小さい布,30センチ四方の布,そしてタオルと,3枚使います。

*制作の様子と,詳しい”お話”については,「生徒会室」でこれからご紹介いたします。