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専門高校生による小中学生体験学習応援事業「小高産業技術高等学校体験実習」

 本日の午後、2年生を対象として、ふくしまの未来を拓く産業人材育成事業「専門高校生による小中学生体験学習応援事業」による体験実習が小高産業技術高校で行われました。あらかじめ選択した商業科と工業科の2グループに分かれての実習を行いました。

 開講式では、高校の校長先生より「普段学ぶ機会のない商工業について楽しく体験し、進路選択に生かしてほしい」とお話を頂きました。

 工業科チームは教室を移動し、「3D-CADによるモデリング体験」を行いました。高校生の先輩方が詳しく内容や作業について説明をしてもらいながら、パソコンと向かい合って「スマホスタンド付きペン立て」の図面を3Dで作りました。初めて使うソフトで緊張しながら作業を進めましたが、全員が製図を完成し、実際に同様の図面から3Dプリンタで作った作品を頂いて帰ってきました。

 商業科チームは、「あなたがPOP広告制作の担当者になったら」というタイトルで手書きのPOP制作を行いました。最初に高校生の先輩方の制作したPOPを紹介して頂き、その後、POPづくりのポイントを先輩方に優しく丁寧に教えてもらいながら、全員が下書きを完成することができました。

 今回の実習を通して、高校でも新しいものを創り上げる創造力が大切になることや自分で作る楽しさを実感できたようでした。