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2022年11月の記事一覧

環境委員は活動を怠らない

 2校時の休み時間、校舎北側の「ひばりっこ花壇」に水掛をする子ども達の姿が。環境委員会の6年生と4年生です。長い130mの花壇を4人で一生懸命水掛けしています。

 昨日、みんなで植えたパンジーが元気に根付くようにやさしく水掛をしています。休み時間で、遊びたい気持ちもあるのでしょうが、一生懸命委員会の仕事に打ち込む姿、立派です。

 6年生の環境委員長さんは、「今、体育で2km走ってきたところなんです。たいへんなんです。」と言いながら、花壇の端の方まで走って水掛をしていました。自分の役割をしっかり果たす。ひばりっ子の素晴らしさを、また発見できました。

 

観察しましたよ:月食

 仲よく登校している3人組の4年生。「昨日の夜は月食を見ることができたかな?」「はい、観察したことをまとめてみました。」おー、すごい。観察記録と、月食になる理由まで調べている。

 自然に興味を持って観察したり、調べたり。とても良いことですね。何事にも興味関心を持って取り組むことはすばらしいことです。主体的な取り組みに拍手です。

 

花いっぱい活動で「輝く花だんにしよう!」

 今回の花いっぱい活動は、相馬農業高校の生徒さんと一緒に行いました。いつも花壇の花苗を育ててくださっている高校生です。まずは、6年生の環境委員長さんから「みんなで助け合って、輝く花壇にしよう」と、委員会の子ども達が考えた活動のテーマの発表がありました。

 続いて、高校生の皆さんから「上手な植え方」を教えていただきました。根を傷つけないようにやさしく植えるのがポイントだそうです。「なるほど。やっぱりそうだよね。」…これまでもお花を傷つけないように気をつけて活動してきましたが、お話を聞いてあらためて納得している様子の子ども達でした。

 さあ、いよいよ活動開始です。協力してパンジーを運びます。

 お兄さんに優しく教えていただいたり、笑顔で楽しんだりする、子ども達のほほえましい姿が、あちらこちらで見られました。

 高校生のお姉さんが見守る中、水やりもがんばりました。「とっても上手だよ。」というお姉さんの優しい声が聞こえてくるようです。子ども達も一緒に活動できることが、本当に嬉しそうです。

 最後は、代表の子ども達が感想を発表しました。「高校生のお兄さん達と一緒にできて嬉しかったです。」「分からないことを質問すると優しく教えてくれました。」など、心がほっこりする感想が聞かれました。

 これからますます寒くなりますが、みんなで心を込めて水やりなどのお世話をがんばっていきます。どうぞ近くにいらした際は、是非「ひばりっこ花壇」をご覧になってください。輝く花壇に、きっと元気な気持ちになれるはずです。

 

校長先生にお伝えしたいことが・・

 お昼休みに4年生の女子2名が校長室に来て、「校長先生にお伝えしたいことがあります」と切り出してきました。

 一体何事?と思って、聞いてみると、「今日の夜、月食があるんです」とのこと。そうそう、今日は月食。それも皆既月食。しかも、一緒に天王星も隠れてしまうという、442年ぶりの天体ショーの日なんです。

 「この時間に月食するので、お伝えします」と言ってメモを見せてくれました。うんうん。442年に1回の出来事だし、是非見ておいた方が良いよね。情報ありがとう。今夜は天気も良さそうだし、皆様も天体観測してみてはいかがでしょう。二人の小さな天文学者さん、情報をありがとうございました。

 

力を合わせて!読書パズル:ひばりっ子読書祭り

 お昼の放送で、図書委員の児童が告知をしていました。

「図書委員会よりお知らせします。ひばりっ子読書祭り『力を合わせて!読書パズル』が始まりました。」おー、読書の秋、たくさんの本を読んでもらおうと、図書委員会頑張っていますね。

「ルールを説明します。図書館で本を借りると、1日一人1枚パズルのピースがもらえます。」

「ピースをもらったら、図書館にあるクラス毎に用意されたパズルにピースを貼ります。」

「パズルができあがると、本の表紙が浮かび上がります。クラスみんなで力を合わせてパズルを完成しましょう。」

 なるほど。学級の友だちと協力してパズルを完成させる。団体戦ですな。いろいろと考えていますね。おー、1年生は既に2枚目に突入している。やりますねえ。

 さあ、みなさん、たくさん本を読んで、パズルをたくさん完成させてください。読書祭りは11月いっぱい実施中です。業間・昼休みは図書室へレッツゴー!!

 

「人権の花運動」で地域にやさしい心を届けよう

 今日は、原町区人権擁護員と南相馬市役所市民生活部の皆さんをお迎えし、環境委員会の4~6年生の子ども達がプランターに花を植える活動を行いました。

 はじめに、人権擁護員の方から「皆さんの花を育てる活動を通して、やさしい心をたくさんの人に届けてくださいね。」とお話をいただきました。

 みんなで植えるパンジーの花言葉は「私を想って…。」だそうです。とても素敵な花言葉ですね。子ども達は、プランターに自分が植える花の色を選びました。

 心を込めながら上手に花を植えました。しっかりと根付いたら、日頃からお世話になっている施設に子ども達とプランターを届ける計画をしています。

 最後に、6年生の委員長さんから「花を育てることを通して人権の花の活動を広めていきます。」という、心のこもったあいさつがありました。

 「全校の皆さんに」と鉛筆のプレゼントをいただいています。大切に使わせていただきたいと思います。

原町区人権擁護員、そして南相馬市役所市民生活部の皆様、ありがとうございました。

 

秋の深まり

 今朝7時の気温は6℃。体育館横は日差しがあたらず、寒さを感じる季節となりました。でも、子ども達は元気にあいさつをしてくれます。

 最近特に元気なのは、お兄ちゃんを送ってきてくれた妹ちゃん。お兄ちゃんを送った後に校長に会いに来てくれます。「ばいきんまーん」と大きな声を出して駆けてくる姿がたいへん微笑ましく、気持ちが暖まります。後ろからかけてくるお母さんもたいへんのようですが、寒い朝の楽しみの一つになっています。

 元気と言えばこの3人組。マラソン大会に向けて、朝、歩いて体を鍛えているようです。車での送り迎えが多い本校ですが、最近、このように歩いてくる子も多くなってきました。歩くことは体にとってとても良いことですし、血流が巡り、脳も活性化され、学習にも効果があります。多くの子にチャレンジしてほしいなあと感じています。

 気がつけば桜の葉っぱもかなり落ちてきました。もうすぐ、銀杏も黄色く色づくことでしょう。朝は、季節の移り変わりを感じることができる貴重な時間となっています。

 

スーパーマーケットの工夫:3年社会

 3年生の社会科の授業を参観しました。子ども達は先日、スーパーを実際に見学に行き、いろいろな工夫を見学してきました。先生はそのときの様子を写真で振り返り、今日の学習のめあてにつなげました。

 「今日は、スーパーマーケットにはどんな工夫があったのか、みんなで出し合いましょう。」「はーい。」子ども達はやる気満々です。

 なぜかというと、自分たちが見つけた工夫をそれぞれ付箋に書き出しておいたのですが、各班とも、ものすごい枚数の付箋が準備されていました。これだけ準備していれば、こわいものなし。やる気満々になりますよね。

 子ども達は、互いの付箋を確認し合い、同じような意見はまとめて整理していくことになりました。

 「これとこれは同じだよね。」…一つ一つ確認しながら整理する作業が進んでいます。たいへん頭を使う活動ですが、子ども達は熱心に取り組んでいます。うーん、成長してきたなあ。

 いろいろな工夫が各班から出てきた後に、先生が「これを、売り場・バックヤード・働く人の3つに振り分けましょう」と呼びかけました。ここでも集中を切らさず、頑張って考える3年生の子ども達。立派でしたよ。

 いろいろな工夫が出てきた後、先生が先日保護者の皆様に協力して頂いたアンケートを基に、「お店の工夫はお客様の願いを基にしている」ということに気づきました。

 「そういえば、スーパーにお客さんの意見が貼ってあったりするよね」そうそう。スーパーではお客さんから意見を聞くために、そんな工夫もしていますよね。普段の生活経験から働く人の工夫に気付くことができました。頑張って勉強していますね。すばらしい。

 保護者の皆様、アンケートなどのご協力ありがとうございました。

 

体験を通して学ぶ:ひばりいもほり

 今朝は晴天。気温も15℃ほどあり、たいへん心地よい朝でした。教室前の花壇ではひばり1組2組の子達が集合して何かを始めようとしています。

 みんな軍手をして、畑となっている花壇の方を見つめています。これからサツマイモの収穫が始まろうとしているようです。先生の発案で、大きい子と小さい子のペアを作って一緒に活動することになりました。

 まずはツル(茎?)を引っ張ります。大きな子が小さな子に指示しながら、協力して活動する姿が随所に見られました。お互いに良い経験になっています。

 取り除いたツルはクリスマスリース作りに使います。大切な教材ですので、きれいに並べておきます。協力する姿と、テキパキ動く姿が見られました。良いですねえ。

 さあ、いよいよ芋掘りです。みんなで協力して掘ります。両手をしっかり使って掻き出すことがきれいに取り出すポイントです。お互いに声かけ合って作業する姿が見られました。

 見てください。大きないもが採れました。

 今年の収穫は大豊作。用意したかごに入りきらないぐらいたくさんのサツマイモが採れました。お兄さん達が協力してかごを持ち、学習室まで運びます。ついて行く1年生も、すごく誇らしげです。みんなよく頑張りましたね。働きながら、良い経験がたくさんできた点も良かったね。

 

体験を通して学ぶ:ひばり算数

 ひばり学級の算数の授業を見ました。3年生の二人が真剣にはかりを見つめています。

 今日の学習ははかりを使ってものの重さを量ることのようです。二人で協力しながら、いろいろな物を量っていました。

 すると、突然「校長先生に問題です。こっちの鉄のぶんちんとこっちのティッシュボックスで、重い方はどちらでしょう?」と出題されました。

 鉄の文鎮は岩手の南部鉄器でできたもの。もってみると、小さいけれどずっしりきました。一方、ティッシュボックスの方は体積は大きいもののずっしり感がなく、断然、文鎮の方が重そうです。手に持って何度も比べてみましたが、やっぱり鉄の文鎮が重いというのが私の結論でした。

 でも、量ってみると、なんと140gと160gでティッシュボックスの方が重いではありませんか!子ども達は「こっちの方が重いんですよ~。不思議ですよね~。」と言って、私を慰めてくれました。錯覚なのでしょうが、実際に量ってみないと分からないものですね。

 ひばり学級では、少人数体制で、実際の体験活動を活かしながら学習を進めています。自分たちの興味関心を大切にし、先生に支援してもらいながら、楽しく学習に取り組んでいる姿を見ることができました。すばらしい。

 

表彰と校長のお話:リモート集会

 10月31日の給食の時間。月曜日ということで、リモート全校集会を行いました。今日は表彰と校長のお話です。

 表彰は、「野馬追の里南相馬 子ども達が描くふるさと絵画展」の賞状伝達です。市長賞や金賞・銀賞を取った子ども達に表彰状を伝達しました。

 続いての校長の話では、マラソン大会の目標についてお話ししました。子ども達が目標を立てるとき、最初に出てくるのが「1位になる」などの順位を目標にするパターンです。順位は相手があってのことなので、なかなか希望通りには行かないものです。

 そこで、子ども達には「何分何秒で走る」とか、「さいごまで走りきる」「何mを走りきる」とかの目標の方が良いよ、というお話をしました。せっかく練習するのですから目標を達成できるよう、良い目標を立ててほしいと思います。また、安全第一、健康第一で、練習に励むようお話ししました。11月15日のマラソン大会に向けて、少しずつ練習を重ね、頑張ってほしいと思います。

 

金魚草をいただきました

 高平の鈴木洋一さんから、またまたお花を頂きました。

 鈴木さんは「相双日本花の会」の代表をされている方で、これまで何度も花を頂いてきています。今日頂いたのは、金魚草のプランターやミニトマトの鉢植えです。

 ミニトマトの鉢植えはちょうど9個頂いたので、各教室に配布して育て、観察させてみようかと思っています。鈴木さん、ありがとうございました。