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2022年3月の記事一覧

賞状とトロフィーが届きました

 先日お伝えしましたとおり、「日本ジュニア管打楽器コンクール」で小学生部門金賞第1位となった打楽器チームの皆さんへ、本日、賞状とトロフィーが届きました。

 練習に来ていた子ども達に渡すと、みんな大喜び。特にトロフィーは嬉しかったようです。

 土台の部分に「金賞」としっかり明示してあります。

 「これからもがんばりたい」と前向きな感想がたくさん聞かれました。特に、6年生の子にとっては最後に良い思い出ができました。難しい曲に挑戦し、下級生に教え、励まし合ってきた結果が形になったことが、これからの彼女の人生において大きな自信につながることを願っています。おめでとうございます。

 

転出される先生方とのお別れ

 25日に、退職・転出する教職員とのお別れ会を職員室で行いました。

 該当教職員については、マチコミメールでお知らせしたとおりです。以下にそれぞれの方からのお別れの挨拶を簡単に紹介いたします。

 定年で、いったん3月31日で退職となりますが、素敵なご縁をいただいて、来年1年間、原町第二小学校でお世話になることになりました。またよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 

 このたび郡山市立芳賀小学校に転出することになりました。大きな学校なので教頭としてさらに頑張りたいと思っています。縁あって素晴らしい原町第二小学校に2年間勤務させていただき、温かい皆様のサポートのお陰で何とか2年間勤めることができました。感謝しています。ありがとうございました。

 

 定年までここで働くつもりでしたが、定年延長の制度のため急に転勤が決まり、たいへん残念です。5年間、力のある先生方に助けていただきました。4月からは原町一小に勤務となりました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

 私は小・中学校の時代に剣道の練習で原二小の体育館にずっと来ていました。思い出の学校で、素晴らしい子ども達や先生方に出会えました。短い期間でしたが、本当に充実した3年間でした。相馬市の飯豊小学校でも頑張りたいと思います。お世話になりました。

 

 7年間、特別支援学級の担任として勤めさせていただきました。ひばり学級の子ども達を受け入れてくれる交流学級の優しさ・温かさに甘えさせていただきました。居心地の良い原町二小が大好きです。保護者の皆様にも温かいお言葉をいただき、感謝しております。石神第二小学校でも、自分のやるべきことをしっかりこなし、子ども達のために頑張りたいと思っています。ありがとうございました。

 

 復帰してからのこの半年間、担任外として勤め、学ぶべきことがたいへん多くありました。原町第二小学校には6年間勤め、たくさんの子ども達、先生方に出会い、素敵な思い出がたくさんできました。結婚や出産・育児など人生の節目を迎えた学校なので、忘れられない場所となりました。ここで学んだことを活かして、白河市立五箇荘学校でも頑張りたいと思います。長い間本当にお世話になりました。

 

 このたびの人事異動で原町三小に転勤することとなりました。この学校はすごく楽しい職場なので、もうちょっといたい気持ちはありますが、新しい学校のため少しでもお役に立てばと考えています。原町二小に来たときは、親子給食という他の学校の給食も調理して配送するという、今までに経験のないやり方が始まったときでした。みんなで手探りしながら、なんとか軌道に乗せ、毎日、事故のない美味しい給食を提供しようという目標に向けて頑張ってきたので、すごく勉強になりました。いろいろお世話になりました。ありがとうございました。

 

 短い期間でしたが、本当にお世話になりました。初めての学校勤務で分からないことが多く、ご迷惑をおかけしました。今年度はイベントがたくさんでき、子ども達ともたくさん接し、良い思い出を作ることができました。今度は中央図書館内の子ども図書館への異動となりました。図書館でまた原町二小の子ども達に会えるのを楽しみにしています。2年間お世話になりました。

 

 転出される皆様、新天地での更なるご活躍をお祈り申し上げます。今までありがとうございました。お元気で。

PTAの皆様から花束をいただきました

 25日、PTA役員の皆様が退職・転出される先生方へご挨拶に来校されました。その際、一人一人に花束を頂戴いたしました。ありがとうございました。

 PTA担当の先生と役員さんとでパチリ。先生と会長さんは5年間PTAにともに携わってくれました。

 今年1年間、昨年度よりは1歩進んだPTA活動でした。役員さんと学校で知恵を絞り、今やれることをしっかりやった1年間でした。役員の皆様には最後までいろいろとお世話になりました。ありがとうございました。

 

やりました!!日本ジュニア管打楽器コンクール 金賞第1位

 アンサンブルの練習に取り組んでいた合奏部。その中の打楽器チームが「第24回日本ジュニア管打楽器コンクール」に出場。見事、全国第1位となりました。

 この大会は、演奏を録音し、その音源を予選大会に提出し、選ばれた学校が本選大会に出場するものです。本来であれば本選は東京で行われるはずだったのですが、コロナのため、本選大会も音源審査となり、全国から選ばれた3校が審査されました。その3校の中での1位。金賞。実に素晴らしい結果です。

 子ども達の頑張りが認められ、努力が報われたような気がします。打楽器の4名の皆さん、おめでとうございました。

レンギョウと黄梅をいただきました

 25日に本校にいらっしゃった福島県相双日本花の会の鈴木様より苗木をいただきました。

 種類は「斑入レンギョウ」と「雲南黄梅」です。

 レンギョウは春先にきれいな黄色い花を咲かせます。黄梅は、花の形が梅に似ていることから「梅」という字を使っていますが、梅の仲間ではないそうです。こちらも、黄色い鮮やかな花を咲かせるようです。早速、用務員さんとどこに植えるか相談しました。鈴木様、ありがとうございました。

 

お疲れさまでした またよろしくお願いします

 本日、人事異動の辞令が公表となりました。本校からも何名かの先生が転出となります。その中で、定年退職となった先生がいらっしゃいましたので、県教委からの感謝状を先ほど校長室でお渡ししました。

 なお、定年退職ではありますが、再任用として引き続きご勤務いただく辞令もいただきました。来年度もよろしくお願いします。

 ※本校の転出職員についてはマチコミメールでお知らせします。

 

卒業式 31人の子ども達が巣立っていきました

 本日、10時より行われた卒業証書授与式は、新型コロナ対策により、人数制限や時間短縮化を図り、厳かに挙行することができました。

 一人一人がしっかりと校長の目をみて卒業証書を受け取ることができました。たいへん素晴らしい態度です。担任の先生の呼名に対する返事もしっかりできていました。地震発生のため練習回数を減らして臨んだ卒業式でしたが、6年生の子達は立派でした。

 別れの言葉は、まず5年生の代表児童による贈る言葉から始まりました。6年生の良さから学んだこと、これからは自分たちがこの学校を背負って立つこと、卒業生の皆さんも中学校でまた活躍してほしいことなどを、心を込めて伝えることができました。

 その後、6年生から、小学校時代の思い出や別れの歌などの発表がありました。マスクをして、しかも飛沫を飛ばさないように注意しながらの歌声だったので、ボリュームは小さめでしたが、しっとりとした雰囲気のある発表となりました。

 かくして令和3年度の卒業式は無事終わり、終了後は保護者も交えての記念撮影を行いました。(いっときだけマスクを外してパチリ。みんなの笑顔がまぶしいですね。)

 最後は、6年教室から西昇降口までのお見送り。4・5年生と教職員が見送る中、6年生は笑顔で巣立っていきました。

 これまで本校の教育活動にご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。至らない部分もたくさん会ったと思いますが、皆様のご理解ご協力を受け、この日にたどり着くことができました。感謝申し上げます。

 6年生の皆さん、それぞれの進学先の中学校に行っても、みんなの母校「原町第二小学校」で学んだことを忘れず、プライドをもって頑張ってください。応援しています。

 

 

修了式 立派な態度でした

 卒業式に先立ち、1年生から5年生までで修了式を行いました。各学年、元気の良い返事の後、5年生の代表児童に修了証書を手渡しました。代表もキビキビとした動きで、素晴らしい。他の子達も代表に合わせてしっかり礼ができて素晴らしい。地震のために、練習をしていなかったのですが、さすがひばりっ子。礼儀正しさが光っています。

 校長からは、①各学年の進級を認めること、②1つ進級するにはいろいろと頑張らなければならないこと、③春休み中に頭と心と体を鍛えて4月からの進級に備えること、の3点をお話ししました。

 ご家庭の皆様へ、明日から春休みとなりますが、生活リズムを整えながら新学期に向けた準備を進めるとともに、新型コロナの感染予防対策を継続し、健康な毎日を過ごせるよう、お声かけよろしくお願いします。

 

明日は修・卒業式:寒さに備えさせてください

 3校時目に卒業式練習を行い、卒業生も、4・5年生も、心の準備が整いました。明日は修・卒業式。心に残る式になるよう、みんなでがんばりましょう。

 廊下などには卒業生へのメッセージ等が掲示されました。体育館も鉢花が入り、雰囲気が出てきました。

 ただ、この雪が気になります。今日中に雪はやみそうですが、明日は寒いことが予想されます。いつもより下着を一枚多く着るとか、カイロを懐に忍ばせるとか、寒くない工夫をお願いいたします。

 

二小プライドをもて:同窓会入会式

 16日の卒業式練習が終わった後に、6年生の「同窓会入会式」を行いました。

校長の言葉

「原町第二小学校同窓会入会おめでとう。原町二小は昭和29年(1954年)4月1日に創立し、それから68年が経ちますので、皆さんは68代目の卒業生となります。この間、原町二小を卒業した人はたくさんいて、君たちを含めると8302人となります。一番最初に卒業した人は今年80歳。市の発展のために一生懸命がんばってきた人もたくさんいるはずです。皆さんも、今日から8300人の仲間になります。たくさんの先輩方と「原町第二小学校卒業」という共通点を持つことになります。原町第二小学校という素晴らしい学校を巣立っていった先輩の皆さんの伝統を受け継ぎ、原町第二小学校卒業生としてのプライドを胸に、自分の人生を切り開いていってください。やがて、皆さんも大人になったときに、皆さんの後輩達に胸を張って「私は君たちの先輩だ」と言えるような人生を歩んでいくことを期待しています。・・・」

 

 はじめ「同窓会って何だ?」と不思議そうにしていた子達も、話の内容を聞いて、納得してくれたようです。二小は素晴らしい学校です。一人一人が「二小プライド」をもって、がんばって生きていってほしいと思います。

 

3月17日のこと

 大地震翌日、昨日17日のことを書き込みます。

 あれだけの大きな地震で、各ご家庭でも大きな被害があったことと思います。そんな中、学校を開いて良いか、一瞬判断に迷いました。しかし、原町二小の被害は、物の落下・散乱はあったものの、授業に支障を来すようなものはなく、最小限の被害でした。うちの校舎は昭和59年頃に3期に分けて建てた校舎ですが、実にしっかりしている校舎です。昔の方が心を込めて工事してくださったんだなあ、と感謝の気持ちで一杯です。また、電気も水道もしっかりしていたため、休校にするよりも、登校が可能な子達はしっかり受け止め、友だちと一緒に過ごさせた方が心のケア上も良いかと考え、通常通りの授業日とさせて頂きました。

 ご家庭の被害や避難状況により、お弁当を作ることが難しいご家庭もあったため、昼食には「簡易給食」も準備いたしました。温めなくても美味しいカレーでしたが、調理員さんがしっかり温めてくれました。いただいた子ども達も本当にうれしそうでした。

 被害の中で、たいへんだったのは3階図書室でした。本が落下し、散乱していました。ところが・・

 6年生の子ども達が一生懸命片付けてくれました。

 学校司書さんも「本当に助かりました。子ども達の力はすごいですね」とうれしそうにお話ししていました。もちろん、他の学年の子達も、朝のうちに片付けに協力してくれました。みんな、ありがとう。

 朝、登校のときに「地震が怖かった」と言っていた子ども達も、休み時間に友だちと楽しく遊び、元気になってきました。私も「授業日にして良かったな」と感じることができました。

 今日は冷たい雪が降りました。まだまだ片付けがたいへんなおうちもあることでしょう。今日のお昼の放送で、子ども達に「明日からの3連休、おうちの片付けのお手伝いをしましょう。余震に気をつけて生活しましょう。」とお話ししました。無事、卒業式・修了式が迎えられるよう、みんなでがんばりましょう。

 

こんなものが… 地震の被害

 昨夜の地震の後、午前3時頃、学校西側の道路にパトカーが止まっていました。何かあったのかと、様子を見に行ったところ、信号機の赤ランプが落下してました。警察署員の方から、すぐ修理業者に連絡してもらったところ、朝6時に業者さんが駆けつけ、修理をして頂きました。

 緊急時にもかかわらず、すばやく対応して頂きました。学校前の横断歩道であることを重視して頂いたのだと思います。関係機関の皆様、ありがとうございました。

 これは、外した信号機の部品ですが、左側の赤ランプの部分が、昨日の地震で落下していました。結構大きな物なので、人や車に当たっていたら大事故につながるところだったと思います。警察署員の方のお話からすると、そういった事故はなかったようです。ただ、このような物が落下するとは、今回の地震規模の大きさが伺われます。各ご家庭におかれましてもいろいろな被害があったことと思います。しばらくは余震が続くと思いますので、十分注意して生活していくよう、子ども達に話しかけています。

 

世界はまるい ただひとつ 3年手話

 3年生は総合的な学習の時間に「みんなにやさしい町づくり」というテーマで学習を進めています。5校時目に、担任の先生が「子ども達が歌詞を手話で表現できるようになったので、見に来てください」と言ってきました。どれどれ、できばえはいかがかな。

 みんなで、覚えたての手話を一生懸命披露してもらいました。教室右側前面にある電子黒板を見ながらでしたが、結構上手に見えました。聞いているうちに私は思わず目頭が熱くなりました。

 曲は「ちいさなせかい」(It's a Small World)です。ディズニーランドのアトラクション・テーマソングとして有名ですよね。「世界中 どこだって 笑いあり 涙あり みんな それぞれ 助け合う 小さな世界…」という歌詞を歌いながら手話で表現する子ども達。私は思わずウクライナのことを思いだしてしまいました。

 「本当に世界は一つなんだよね。世界中、みんなで仲よくできれば良いのに。」という話を子ども達にしたところ、3年生も戦争のことを分かっているようで、自分たちの手話の意味についても深く考えてくれたようです。同じ人間同士が戦い、憎み合う世界ではなく、微笑み合い、助け合う世界になれば・・

 

新しいすべり台の名前は・・・

 お待たせしました。新しいすべり台の名前が決まりました。今日のお昼の全校放送で発表いたしました。まず、発表の前に、体育委員会委員長から、仲よく約束を守って使うことなど注意事項を発表してもらいました。

 そして、いよいよ発表です。

 今回の募集に応募してくれた子は78人。グループやペアで考えてくれたり、同じ意見が重なったりしたので、アイデアの総数は39個でした。シンプルなものや色や形の特徴を捉えたもの、願いや思いを表したものなど、ユニークなものがたくさん集まり、選定作業でも悩みましたが、何とか一つに決めました。

 名前は「にこにこすべり台」としました。みんなに笑顔で遊んでほしいという願いと、すべり台が2個あること、シンプルで呼びやすい名前だったことが選んだ理由です。この名前を応募してくれたのは5人だったので、5人に校長賞をあげました。

 昼休みには、「にこにこすべり台」を初体験する子どもがたくさんいました。みんなルールを守ってにこにこ使っていました。なかなか良い名前だったと思います。

 

今年の給食もおいしかったね

 今日で今年度の給食は終わりとなりました。給食が始まる前に、栄養士の先生から子ども達に、「調理員さんが心を込めて作った給食を最後までしっかり味わってくださいね」という放送がありました。

子ども達は、今年最後の給食を笑顔でしっかり味わってくれました。満足そうな1・2年生の様子をご覧ください。

 ところで、6年生にとっては小学校最後の給食となりました。こちらの様子もパチリ。

 明日からお弁当の日が続きます。これは、8月の宿泊活動が見送りとなり、給食2日分をそのときに振り替えたこと。そして、新型コロナによる学年閉鎖等を懸念して3月まで新たな弁当日を設けないできたこと。この2点から、3月の最後にお弁当の日が連続してしまいました。ご家庭の皆様にはご迷惑をおかけすることになり、たいへん申し訳なく思っております。ご理解のほどよろしくお願いします。

 最後に、調理員の皆様、美味しい給食ごちそうさまでした。また来年もよろしくお願いいたします。

 

3月11日に想う 友だちや日々の生活のありがたさ

 今日はあの日から11年目の日です。リモートでの全校集会で子ども達に、あのとき何が起きたのか、そこから何を考えなければならないか、お話ししました。

 6年生の子ども達は当時1歳。5年生は生まれたばかりか、まだ生まれていない。4年生以下はもちろん生まれていない。11年前のことはよく分からないのが当たり前です。そんな子ども達に、11日の大地震と大津波でたいへんな被害を受けたこと、12日以降の原子力発電所の事故で多くの人たちが避難しなければならなくなったことをお話ししました。

 当時、原二小の体育館にも300人以上の方が避難してきたこと、4月に八沢小で学校再開したけどそのときの児童数は81人だったこと、本当は原二小に入るはずだったたくさんの友だちが避難で別の学校に行ったこと、などをお話しました。各教室では、子ども達が真剣なまなざしで話を聞いてくれたようです。

 震災のときの教訓はたくさんあります。あれも伝えたい、これも伝えたい、という気持ちでしたが、今日はあえて友だちのことに焦点を当ててお話ししました。あのとき、たくさんの子達が突然の避難で離ればなれになり、二度と会うことができなくなった子もたくさんいました。私自身、友だちのありがたさ、日々の生活のありがたさを感じた日々でした。

 最後に、今日は2時46分にサイレンが鳴るので、お亡くなりになった方などのことを想いながら黙祷をしましょうと話しました。3月11日。私たちはこの日のことを忘れてはいけません。

 

もうすぐ使える新しい遊具:名前はどうする?

 校庭の東で工事を進めていた新しい遊具。市の方から「15日から使うことができる」というお知らせが来ました。待ちに待ったお知らせ。早速、今日の全校集会で子ども達にお話ししました。

 ところで、新しい遊具は2つのすべり台を有している複合的なもので、何と呼べば良いのか、ずっと考えていました。「この機会に子ども達に考えさせ、名付け親になってもらうのも良いのでは?」と考え、急遽、子ども達の意見を募集することにしました。

 

 校長室前の応募用紙に、自分の考えを書いて、箱に入れてもらうことにしました。期間は今日から月曜まで。火曜日には名前を決めたいので、短期間としました。誰か一人のアイデアで決まるか、何人かのアイデアを活かしてまとめて決めるか、ちょっとドキドキです。

 早速、応募用紙をたくさんの子ども達がとっていきました。簡単で、分かりやすく、なじみやすいお名前を考えてほしいと思います。ナイスなアイデア期待してます。

 

花壇のお世話が続いています

 環境委員の子達が花壇の水やりをしてくれています。当番の割り当てなんでしょうが、6年生の子もしっかり役割を果たしてくれています。「最後までがんばりたい」とのこと。すばらしい。ビオラは寒さで枯れたところもありますが、根っこのあたりはしっかり緑色を保っているので、適度に水分を与えれば、元気に育ってくれると思います。

 一方、用務員さんは一生懸命小さな雑草を抜いてくださっています。「小さいうちに抜くのはたいへんだけど、その方が花たちにとっては良いことなので…」と言って、黙々と作業を続けてくださっています。ありがとうございます。

 よく見ると、ビオラの間に植えたチューリップの芽が出始めました。チューリップもビオラも、環境委員さんや用務員さんの手入れのおかげで、これからすくすくと育って行くことでしょう。春が近づいています。

 

卒業が近づいてきました:荷物の持ち帰り

 下校時、昇降口のところでは、6年生の女子達が白い箱を持って帰るところでした。中にはいろいろな学習用品が詰まっています。

 もうすぐ卒業。6年生の片付けが始まったようです。6年間、教室で成長を見守ってきた白い箱。それぞれの思い出も詰まっていることでしょう。ところで、女の子達ばかり持ち帰っているので、男子はどうなってるのか聞いてみたところ、「僕たちは明日持ち帰ります」とのこと。それぞれ都合があるのでしょう。とにかく、卒業へのカウントダウンが始まりました。

 

無事卒業式を実施することができるように

 県内の感染者数が高止まりしています。逆に、この1週間は増加傾向にもあるようです。市内の感染者数もなかなか0になりません。そこで、6年教室では、今日から給食のときに半々に分かれて、距離を保って食事することにしました。

 今まで黙食を徹底してきましたが、卒業式を前に対策をさらに徹底して、卒業式を無事開催できるようにしたいと考えています。6年生は、教室に残って食べる子と、隣の学習室で給食を食べる子と、半々に分かれました。寂しいところもありますが、どの子も目的を理解し、静かに黙食していました。

 卒業式までの登校日はあと10日。一生に一度の思い出の式が無事行われるよう、みんながんばろう。

 

距離を保ちながら:園児の学校見学

 今日の3校時目に聖愛こども園のつきぐみさん達が見学にいらっしゃいました。本当は1月か2月のうちに実施する予定だったのですが、県がまん防対応となったために延期したものです。ただ、まだまだまだ要注意の状況ですので、例年のような児童と園児の交流活動はせず、教頭先生を先頭にして、廊下を歩きながら学校の各施設を見学して歩くという形で実施しました。

 各学級の授業も、廊下から見学。一生懸命勉強している様子を見てもらいました。

 使っていない教室では、一人一人着座する体験を行いました。初めての机と椅子に緊張しながらも、新入生になった気分が味わえたのではないかと思います。

 体育館で体育をしている様子も見学しました。広い体育館に子ども達も目を輝かせていました。

 見学に先立ち、お花を頂きました。きれいなお花ありがとうございました。

 今日見学に来た園児のうち何人かは本校に入学するお子さんです。入学先が本校でも、他校でも、学校の雰囲気を園児のうちに体験するのはとても良いことで、心構えを作ることに大きくつながると思い、このような形で実施いたしました。4月から1年生として良いスタートをきれるよう、元気に過ごして準備を進めてくださいね。

 

良いことを進んで実行する子ども達:3年生

 2時間目の休み時間に3年生の5人に連れられて、学校東側の道路に行きました。5人が私(校長)に伝えたいことがあるのだそうです。

 「先週の金曜日にこの道路を歩いていたら、緑色の道路のわきにゴミが結構落ちていたので、月曜日に5人でここのゴミ拾いをしたんです」とのこと。すごい。自主的にボランティアでゴミ拾いをしたようです。

 「こことか、あそことかに、ナイロン袋やプラスチックゴミなどが結構落ちてたんです。」

 「うちから持ってきた袋に入れたらこのぐらいの大きさになりました。」

 「角のゴミ置き場に出されたゴミをカラスがあさっているのを見たことがあるので、たぶん、そこから来たんだと思います。」「拾ったゴミは袋に入れて、ゴミ置き場に置きました。」なんと、しっかりしていること。

 みなさん、原町二小にはこんな素敵な子ども達がいるんです。良いことを進んで実行する…上級生を見習って、3年生もがんばっています。すばらしいなあ。みんな学校の周りをきれいにしてくれてありがとう。

 

いつもと違う6年生を送る会 でも気持ちは同じ

 卒業式まで残すところ20日。実質の登校日は今日を含めて14日。今日は3校時目に「6年生を送る会」を行いました。本来なら体育館で6年生と在校生がゲームなどで楽しくふれ合い、別れを惜しむ会としていたところでしたが、感染予防のため、Zoomを活用しながら、リモートで各学年の発表を楽しむ会としました。

 まずは6年生入場です。5年生が花のアーチを準備してくれました。多目的室までの廊下が華やかになり、6年生もうれしそうです。

 各学年の発表を電子黒板で見ました。替え歌やメッセージなど、それぞれの学年で工夫を凝らして発表してくれました。

 1年生には、みんなで作った色紙を6年生に直接手渡すという役割がありました。縦割り班でお世話になった6年生に声をかけながら上手に手渡すことができました。

 一つ一つの発表の後には、直接、6年生に感想を聞き、Zoomで各教室に声を届けました。6年生は、下級生の発表をしっかり受け止め、素敵な感想を伝えることができました。

 最後は6年生からのお礼の言葉です。一つ一つの発表に感謝の気持ちを込めながら、たいへん上手に挨拶することができました。さすが6年生です。

 こうやって6年生を送る会は終わりました。いつもと違う方法で会を行いましたが、在校生の気持ちは同じでした。下級生の素直な気持ちが響いた6年生は「本当に卒業するんだなあと実感できた」と語っていました。発表練習をがんばった在校生の皆さん、会全体の準備を何日も前から進めてくれた5年生の皆さん、6年生と一緒の日は残すところわずかです。良い思い出をたくさん作っていきましょうね。

 

気持ちを一つにして:卒業式の歌の練習

 校庭で6年生が広がって何かをしています。卒業式に向けての歌の練習のようです。

 音楽専科の先生が一生懸命指導していますが、なかなか声が大きくなりません。コロナ禍でマスクしながらなので歌いにくいことでしょう。でも、もっと大切な「何のために歌うのか」という点が曖昧なのかなあと感じました。卒業式は、小学校生活を共にした仲間との最後の学習の場です。この仲間で一つのことを成し遂げるのはこれが最後です。大切な仲間との別れを惜しむ気持ちを感じながら歌ってほしいなあと感じています。気持ちを一つにしてがんばろう、6年生。