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「あすチャレ!スクール」

 20日(水)、全校生を対象として「あすチャレ!スクール」を実施しました。
 「あすチャレ!」は「SOCIAL CHANGE with SPORTS」をスローガンに、パラスポーツを通じて、一人ひとりの違いを認め、誰もが活躍できるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)、社会の実現を目指すパラサポが提供する教育・研修プログラムです。また、パラアスリートを中心とした講師たちが伝えるリアルから、これからのより良い社会を創り出していくためのヒントや気づき、そして明日へのチャレンジへとつなげるきっかけを提供し、チャレンジすること、広い視野を持つこと、人とつながること、多様性を学び、自分と社会をポジティブに変えるといった目標の実現を目指しています。(参照元:あすチャレ!HPより URL: https://www.parasapo.tokyo/asuchalle/)
 今回は小・中・高・特別支援学校向け教育プログラム「あすチャレ!スクール」を実施し、講師として車いすバスケットボールプレーヤーの神保康広氏をお迎えしました。始めに神保氏からスポーツ用車いすの説明や、実際に車いす上での華麗なバスケットボールのテクニックを披露していただきました。
 中盤は生徒同士が2チームに分かれて試合形式で車いすバスケットボールにチャレンジしました。両腕の力だけでシュートすることの難しさや車いすを操りながらパスやドリブルをする難しさに戸惑いの表情を浮かべていました。生徒たちがなかなかシュートを決められず、満を持して登場したはずの教職員チームの模範試合(?)でしたが、最後にかろうじて1ゴールを決めるのが精一杯でした。生徒、教職員ともに車いすバスケットボールの難しさを知るほどに、選手たちの華麗な動きや技の元となる厳しい練習やトレーニングに思いを馳せ、パラスポーツ全体への意識を変えているように目に映りました。

最後に神保氏がこれまで歩んできたご自身の道のりについてお話しくださいました。幾多の困難を乗り越え、目標を達成するに至った経緯やものの見方や考え方、励ましてくれた家族や友人への感謝の思い等々、生徒の胸に深くつきささる言葉をいただきました。「生きていくことに障害(がい)など何もない。」