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ゲイジュツノアキ

このところの朝夕の冷え込みは、今夏の酷暑が幻だったかのように感じさせます。

周辺の木々の彩りもすっかり秋めいてきました。秋と言えば「芸術の秋」「読書の秋」の始まりです。

今年も本校では美術担当教師が制作した作品を展示し、生徒たちはオリジナル芸術作品を楽しんでい

ます。今回の作品のタイトルは「パスワードヲニュウリョクシテクダサイ」です。パスワード社会に

どっぷり浸った人々の滑稽さとともに、心の内に潜む恐怖心や倦怠感などが入り交じったフクザツな

印象を持つ秀作です。(タイトルまでパスワードのようです。)

群青祭会場にも展示したいと思います。ぜひ会場でご覧ください。

新人戦大会卓球競技

15日(日)、福島県中学校体育大会新人戦大会卓球競技の相双地区予選会がまるさん・あったまるアリーナを会場として開催されました。

本校からは個人戦のみ出場となり、2年女子2名、1年男子1名、女子3名の合計6名が参加しました。初めての公式戦出場という生徒も多く、大きな緊張の中での競技となりました。日頃の練習の成果が少しでも感じられたり、上位プレイヤーとの対戦により、新たな課題を見つけられたりできた大会となっていれば嬉しく思います。参加することに大きな意義があると改めて感じました。各リーグ戦の後に同程度の勝敗数同志による練習会が行われ、勝利することができた生徒も見られました。次回は少しでも対戦相手とのラリーやスマッシュを見事に決める場面などが多く持てるよう期待しています。

 

原町区・小高区合同小中音楽祭

13日(金)、ゆめはっとにおいて原町区・小高区合同小中音楽祭が行われ、本校は全校合唱「群青」を発表しました。

発表に向けて2学期から音楽の授業を中心に取り組み始め、先月末から昼休みや放課後の時間などをつかって全体練習を積み重ねてきました。聞く度にハーモニーがより透き通っていくような感覚に包まれるようになってきました。また、音楽祭前日の全体練習では準備のため音楽担当教師が不在となりましたが、3年生が中心となり、ipadを利用してパート練習や全体での練習に取り組む姿が見られ、合唱を通して生徒全員が一体感を味わうことができたものと見守っていた教職員全員が嬉しい気持ちになりました。

当日の発表も堂々とした美しいハーモニーが奏でられ、3年ぶりの有観客となった会場の皆様全員に、逞しく中学校生活を送る小高中生の姿を披露できたものと思います。「聞いていて涙がこぼれてきた」等、感動されたというお言葉も何名かの方々からいただくことができました。合唱「群青」は本校文化祭『群青祭』でも披露する予定となっております。どうぞお楽しみに。

プロダンサーによる出前授業

本日は、第一線で活躍するストリートダンサーであるpog(ポグ)こと佐々木優一さんを迎え、各学年の保健体育の授業の「ダンス」種目の指導の一環として、リズムに乗って踊る楽しさについて各学年でご指導して頂きました。

1年生は、初めはぎこちない動きでしたが、最後は全身を柔らかく使って踊れるようになりました。

2年生は、終始ノリノリで楽しくリズムに乗って全員で楽しく踊る姿が印象的でした。

3年生は、ペアになって相談しながら何度も練習を重ね、最終的に円になって全員で発表し合い、笑顔で授業を終えました。

各学年とも50分という授業時間があっという間だったようです。この経験が、群青祭やダンスの授業に生かされることを期待しています。

原町区・小高区合同音楽祭に向けて

令和5年度原町区・小高区合同音楽祭がいよいよ来週13日(金)に迫ってきました。

本校は全校生で合唱曲「群青」を披露します。これまでは各学年の音楽の時間に練習を積み重ねてきましたが、今週から全体練習が始まりました。放課後の時間に体育館に集まり、音楽担当教師だけでなく、全教職員が見守るなか、生徒たちは熱心に練習に取り組んでいました。聞く度ごとに美しいハーモニーに磨きがかかってきたように感じます。

どうぞ本番でのパフォーマンスにご期待ください。

校則についての生徒会からの要望書

本日昼休み、前期生徒会役員の生徒が生徒会担当教師とともに校長室を訪れ、以下のとおり校則について生徒会から要望書が提出されました。

【内容】:「制服の靴下を白、黒、紺(色)から選んで着用することができるようにしたい。」

【経緯】:1 前期生徒会総会で「靴下の色を白だけでなく、他の色も認めてほしい。」と一人の生徒か

      ら提案があった。

     2 生徒会では少数意見も大切にしたいと考え、全校生に対してアンケートを実施したところ、

      「靴下の色を変えるべき」が91%となる結果を得たため、変更に向けて生徒会執行部で検討

      議題とした。

【検討】:1 生徒会執行部はアンケート結果にあった主な変更の理由2つについて検討した。

      ○ 汚れが目立たないようにする。

      ○ 色の選択肢が増える。

     2 さらに生徒会独自に靴下の色を変える必要性について調査し、以下の考察に至った。

      ◎ 社会のマナーを調べたところ、ビジネスやフォーマルではスーツの色に合わせた黒、紺、

       グレー(靴下)がマナーとされている。

     3 上記2つの検討を経て、生徒会執行部として「制服の靴下の色については、家庭や個人の

      状況を考慮しつつ、社会的なマナーに倣うべき」とした。またアンケートの結果では「(白

      色)変えないべき」と回答した生徒が9%いたことも配慮し、要望内容のとおり、白を含め

      た白、黒、紺色について要望することを決定した。

   

    【要望書について説明する生徒会の生徒たち】

理路整然とした要望書に加え、説明する際も原稿を読み上げることなく、自分の言葉で発していた姿に大きな感動を覚えました。その後、本件について至急検討会を設け、後日正式に回答することを約束しました。

学習指導要領の特別活動(生徒会活動)では「教師の適切な指導の下に、よりよい生活を築くために集団としての意見をまとめるなどの話合い活動や自分たちできまりをつくって守る活動などを充実するよう工夫すること。」とされており、正にこの姿を大切に育てていきたいと強く思う瞬間でした。

第2学期中間テスト

本日、第2学期中間テストを実施しています。

今回のテストは本市教育委員会独自の事業として、市内6中学校共通テストとなっています。

そのため本校の授業進度と若干違いが生じたり、特に国語や英語では使用する教科書と違う題材が扱わ

れていたりと、生徒たちにとっては教職員自作問題と大きな違いがあり、普段の定期テストと比べやや

かけ離れた印象を感じるテストとなっていることも予想されます。

しかしながら、学習指導要領で定められた目標に準拠したテストであり、どのような教科書を使用して

いてもできる問題という点では、身につけた学力の活用力=本当の学力が求められていると言えます。

暗記再生型から活用力を高めるテストへと新しい評価に向け、生徒だけでなく、教職員においても日頃

の授業の在り方が問われるテストとなっています。

なお、採点も業者委託となり、結果の配付は再来週を予定しています。自己採点力を養う機会としてご家庭でもテストの様子についてお子さんにお声かけください。