出来事
授業参観・教育講演会
七夕集会
介護教室実施
歯科衛生士さんによる歯科指導
6月23日(金)、原町保健センターの歯科衛生士さん2名をお招きして、1・3・5年生を対象に歯科指導を行っていただきました。
1年生の歯科指導は、<第一大臼歯のむし歯予防>についてでした。
紙芝居やパネルシアターで、第一大臼歯の大切さとむし歯のなりたちについて知り、実際に自分の第一大臼歯を鏡で確認しました。染めだしをして、みがき残し部分の上手なみがき方を教わりながら、みがき残しを丁寧に落としていました。
生えたての永久歯はまだ赤ちゃんで、3年経たないと一人前の歯になることができません。そのため、3年生までは毎日仕上げみがきをしてもらいましょうというお話がありました。
3年生の歯科指導は、<歯の働きとむし歯予防>についてでした。
動物の食べ物と歯の形との関係から、歯の働きについて考えました。『人間の歯は28本(親知らずを除く)あり、前歯は8本、犬歯は4本、奥歯は16本あります。実はこの2:1:4という比率は、バランスの良い食事とされている野菜や果物2:肉類1:穀物4と同じ比率です。バランスの良い食事をとると、栄養もとれて、歯の発達にも良いのです』という説明を受けると、児童からは「そうなんだ!」という声があがりました。
5年生の歯科指導のテーマは、<歯肉炎の予防>についてでした。
歯が抜ける原因の第1位は「歯肉炎」で、2人に1人がなると言われています。歯科衛生士さんに、健康な歯肉と歯肉炎の違いを写真で見せていただき、観察のチェックポイントを教わりました。説明の後、自分の歯ぐきの色・形・感触・出血の4点について、目で見て・指で触って状態をチェックしました。
チェックの後には、歯ぐきのマッサージ方法を教えていただきました。モミモミみがきと言って、歯ぐきに対して45度で歯ブラシをあて、シャカシャカと音がしない範囲・力具合でマッサージをするという方法でした。
学年に応じて、分かりやすく視覚的に説明していただいたことで、児童の歯と口の健康に対する意識が高まりました。毎日の歯みがきと定期的な歯科受診で、きれいな歯を維持しましょう。
また、この時期は湿度が高く、ハブラシにカビが生えやすいです。毎週金曜日に歯みがきセットを持ち帰っていますので、家庭での点検と管理をよろしくお願いします。
原町保健センターの歯科衛生士さん、ありがとうございました。