2016年12月の記事一覧
避難訓練・・・煙体験・・・
今年度2回目の避難訓練を行いました。
仮設校舎での避難訓練は最後ですので,「普通火災訓練」で実施しました。先生方の処置行動,生徒一人一人の避難行動も,毎日,「仮設校舎という避難生活」を送っているので,さすが,というほど迅速かつ,真剣に取組むことができました。
避難訓練の後は,「煙体験」です。
仮設校舎2階の教室のひとつを締め切り,消防署員の方がスモークマシンを使って煙を充満させました。
煙を十分に充填した教室内は,まるで夜のように真っ暗です。恐怖すら感じます。
消防署員の方に誘導していただきながら,3年生男子から一列で煙の中を潜り抜けました。
先生方も全員,煙体験を行いました。起き上がって歩くとまったく視界がきかず,しゃがみ込むように低い姿勢で進んだほうが,十分な視界を得ることができるようです。
* 数年前の煙体験は「大型の発炎筒」で行いましたが,今回は原町消防本部所有の舞台演出などでも使用されるスモークマシンを使用した,人畜無害な煙で行いました。
【今回の訓練では,燃料を半分も使用しませんでした。煙体験を希望される学校がございましたら,ご相談ください。】
仮設校舎での避難訓練は最後ですので,「普通火災訓練」で実施しました。先生方の処置行動,生徒一人一人の避難行動も,毎日,「仮設校舎という避難生活」を送っているので,さすが,というほど迅速かつ,真剣に取組むことができました。
避難訓練の後は,「煙体験」です。
仮設校舎2階の教室のひとつを締め切り,消防署員の方がスモークマシンを使って煙を充満させました。
煙を十分に充填した教室内は,まるで夜のように真っ暗です。恐怖すら感じます。
消防署員の方に誘導していただきながら,3年生男子から一列で煙の中を潜り抜けました。
先生方も全員,煙体験を行いました。起き上がって歩くとまったく視界がきかず,しゃがみ込むように低い姿勢で進んだほうが,十分な視界を得ることができるようです。
* 数年前の煙体験は「大型の発炎筒」で行いましたが,今回は原町消防本部所有の舞台演出などでも使用されるスモークマシンを使用した,人畜無害な煙で行いました。
【今回の訓練では,燃料を半分も使用しませんでした。煙体験を希望される学校がございましたら,ご相談ください。】
保健だより「№8」 アップしました。 【保健室から】
「世界エイズデー」の12月 1日。
最近では,差別やいじめが社会の問題として大きく取り上げられるようになりました。
と同時に,様々な病気に対する差別意識の排除もどんどん進んでいます。
しかし,感染症に対する正しい理解と,感染予防,そして早期発見と治療に対する意識は,依然として低いままです。この機会に,過剰な恐れ,差別,いじめ,感染予防について考えてみましょう。
⇒⇒⇒【保健室から】 保健だより №8 をどうぞご覧下さい。
最近では,差別やいじめが社会の問題として大きく取り上げられるようになりました。
と同時に,様々な病気に対する差別意識の排除もどんどん進んでいます。
しかし,感染症に対する正しい理解と,感染予防,そして早期発見と治療に対する意識は,依然として低いままです。この機会に,過剰な恐れ,差別,いじめ,感染予防について考えてみましょう。
⇒⇒⇒【保健室から】 保健だより №8 をどうぞご覧下さい。
小高校舎・生徒見学会,吉名の丘に歓声ひびく
昨日,11月30日,小高中学校の全校生徒は,貸切バス3台で鹿島の仮設校舎を出発,小高区吉名にある「小高中学校校舎」を見学しました。
現在,中学校に在学している生徒は,原子力発電所事故の避難命令以降,小高の校舎を間近で見るのは初めて,もちろん,校地内や,校舎内に入るのも初めてです。
いつも,グレーを基調としてして,ゆらゆらふわふわした仮設校舎とは違い,鉄筋コンクリートで白とアイボリーを基調とした外壁,木調をふんだんに使用し,温かみのある内装,そしてなによりも,耐震工事とともに整備された充実の設備,美しく機能的なトイレ等々。生徒は,校舎内,どの場所に行っても,歓喜の声をあげ,自分たちの本当の校舎に居る喜びをかみしめていました。
最後は,体育館です。外観は,歴史ある小高中学校の建物と感じさせられますが,大震災で被害を受けた壁や床,電灯,そして球技施設やトイレなどは,改修工事により新品同様です。何よりも,他に誇る,広大なアリーナと立派なステージに,生徒たちの感歎の声は止むことはありませんでした。
自分たちの本当の校舎,この喜びを知ること。当たり前の生活ができなかったからこそ,知る喜び。この生徒たちにとって,本当は良いことではなかったことなのでしょう。この生徒たちは,そんな日々の当たり前に歓喜し,感謝できるような人に,きっと育つのではないでしょうか。
昨日の模様:http://www.nhk.or.jp/fukushima/
NHK福島放送局, オンラインで ↑ 4日間のニュースが ↑ 上記のアドレスから「学校再開へ向けて校舎見学会」で,ご覧いただけます。
現在,中学校に在学している生徒は,原子力発電所事故の避難命令以降,小高の校舎を間近で見るのは初めて,もちろん,校地内や,校舎内に入るのも初めてです。
いつも,グレーを基調としてして,ゆらゆらふわふわした仮設校舎とは違い,鉄筋コンクリートで白とアイボリーを基調とした外壁,木調をふんだんに使用し,温かみのある内装,そしてなによりも,耐震工事とともに整備された充実の設備,美しく機能的なトイレ等々。生徒は,校舎内,どの場所に行っても,歓喜の声をあげ,自分たちの本当の校舎に居る喜びをかみしめていました。
最後は,体育館です。外観は,歴史ある小高中学校の建物と感じさせられますが,大震災で被害を受けた壁や床,電灯,そして球技施設やトイレなどは,改修工事により新品同様です。何よりも,他に誇る,広大なアリーナと立派なステージに,生徒たちの感歎の声は止むことはありませんでした。
自分たちの本当の校舎,この喜びを知ること。当たり前の生活ができなかったからこそ,知る喜び。この生徒たちにとって,本当は良いことではなかったことなのでしょう。この生徒たちは,そんな日々の当たり前に歓喜し,感謝できるような人に,きっと育つのではないでしょうか。
昨日の模様:http://www.nhk.or.jp/fukushima/
NHK福島放送局, オンラインで ↑ 4日間のニュースが ↑ 上記のアドレスから「学校再開へ向けて校舎見学会」で,ご覧いただけます。
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