2016年6月の記事一覧

スクールバス「次は,終点,小高中学校仮設校舎~☆」

小高中学校は,鹿島小学校の校庭の約半分もお借りして,平成23年11月から仮設校舎にて今もなお避難して学習活動を行っています。 ( 鹿島小学校のみな様には,ほんとうにご迷惑をお掛けいたしながら,たいへんお世話になっております。)

鹿島区より南に避難居住しているご家庭から登校している生徒の皆さんは,6時55分発のスクールバスで,大木戸にあるカーシャワーランド前を出発し,牛越仮設前,夢はっと駐車場,市立病院でそれぞれ待っている生徒を乗せ,終点,鹿島小学校前に 7時45分頃に到着します。


鹿島区より北に避難居住しているご家庭から登校している生徒の皆さんは,6時40分に,新地町のがんご屋仮設住宅入口をスクールバスが出発します。そして,菅谷からIHIのわきを通り,大野台第7仮設住宅前で停車,その後,相馬法務局前駐車場に入り,鹿島中学校(小高4小学校仮設校舎)を経由してから,ようやく終点,鹿島小学校南(小高中学校仮設校舎前)に 7時55分頃に到着します。

毎朝,そして部活動の帰りにと,これだけの長時間をバスに乗っていなければならないことを,どれだけの方がご存知でしょうか。生徒の皆さんやご家族は,決して望んでこのような生活を送っているのでは無いことも,忘れてはいけないことだと思います。
バスから降りたばかりの生徒は,皆,毎朝,足元がふらふらしながら仮設校舎に向かいます。
でも,そんな生徒の皆さんも,学校に着くやいなや級友たちから明るいあいさつで迎えられ,そしてまた楽しい学校生活がここからスタートするのです。
小高の将来を担う,大切な宝である子どもたちを毎日安全に送り迎えをして下さる市教育委員会をはじめ,バス会社,そして,運転手の皆さま,本当にいつもありがとうございます。バス乗り場まで送り迎えをして下さるご家族の皆さま,本当にご苦労様でございます。
これからも,どうぞ,小高の子どもたちをどうぞどうぞよろしくお願いいたします。

保護者の皆様へ「市教育委員会小高区内教育施設再開」

市教育委員会によります「小高区教育施設再開に向けた保護者懇談会」を,現在,小高中学校仮設校舎にて開催しております。

昨日は,「小高中学校1学年の保護者の皆様」を対象に,懇談会が,小高中学校仮設校舎2階,多目的教室で夕方,6時30分より開催されました。
入梅のお足元のわるい中を,お越し頂きまして,誠にありがとうございました。

なお,この会につきましては,過日資料とともに各ご家庭に配布させていただいておりますとともに,このホームページ,左側「メニュー」より,「大切なお知らせ」でも,掲示させていただいているところです。

昨年末に行いました同懇談会とは,また少し様相も変化しておりますので,ぜひお足をお運び頂きまして,貴重なご意見を頂戴できればと存じております。

次回中学校は,明日,2学年保護者のみな様を対象に18時30分より,小高中学校仮設校舎にて開催いたします。
なお,学年を一応は区切っておりますが,該当の期日にどうしてもご都合がつきません場合には,別な日程にての参加も歓迎でございますので,昨日,ご参加できなかった1学年,来週(月曜日)が不都合な3学年の皆様のご参加もお待ち申し上げます。

県中学校体育大会相双地区予選大会 応援ありがとうございました。

第59回 福島県中学校体育大会 相双地区予選大会,通称,相双中体連総合大会も全ての競技を終了しました。59回の歴史あるこの大会には,原発事故避難以前は,小高中学校も堂々強豪チームのひとつとしてその名を連ね,全国にまで轟かす勢いでした。

現在,団体のチームを組む部活動は,「サッカー」(10名),「ソフトテニス男子」(18名),「ソフトテニス女子」(18名),「バレーボール女子」(7名),「バスケットボール男子」(11名),「バスケットボール女子」(9名)です。剣道部は残念ながら,部員数の関係で団体戦にはエントリーできませんでした。

野球,ソフトボール,バレーボール男子,卓球男女,柔道,吹奏楽,美術の各部活動は,原発事故の避難後は休部状態が続いています。

さて,今年度の小高中学校の出場する地区予選大会には,各競技とも部員数の少なさをカバーするかのように,たくさんの応援を頂きまして,ありがとうございました。
選手生徒一人一人が,仲間のため,仲間を信じ,お世話になった方々への感謝を忘れず,精一杯のプレーを楽しみ,力を出し切ることができました。


上位大会へ駒を進めることができた選手生徒のみなさんは,小高中学校の代表,プラス,相双地区の選手生徒みんなの期待と願いを背負いながら,相双地区の代表としてのプライドと夢のため,練習に磨きをかけることでしょう。
「今まで以上の応援,よろしくお願いいたします。」



「テニス部,がんばったじゃん~!」
「うん,ありがとう,朝早くから練習した甲斐があったよ~!!」
「そうだったんだぁ,おめでとう。イイなぁ賞状もらってぇ。県大会もがんばってネっ!!!」
「うん,さっそく練習しなくっちゃ。ところで,この賞状の会長名,どっかで見たなぁ・・・。」
「なに言ってのよ~,だいじょうぶ?,小高中学校の校長先生でしょ!!!!」
「うわっ,そうだ!!!!!。校長先生,ありがとうございました。県大会,がんばります。」

「生徒会では今」清水両河内中学校のみなさまへ御礼

静岡市立清水両河内中学校のみなさまより,今年も,学校茶園で育成,丹精込めた「新茶」を届けていただきました。
昨年,ほんとうに美味しいお茶でびっくりしました。冷水で入れてもその風味は絶妙で抜群です。

さて,本校生徒会では,清水両河内中学校のみなさまに感謝をこめて,今年も「お茶会」を企画,実施いたします。


先ずは,そんな本校生徒会の執行部の様子を「生徒会では今」にアップしましたので,どうぞご覧下さい。

お天気は上々,「相双地区中学校総合体育大会」第1日(午後の部)

天候に恵まれた「相双地区中学校総合体育大会」も,各会場とも午後になり,さらに各試合ともヒートアップしています。



午前中までの試合結果についてお知らせいたします。

〇 バスケットボール    男子   対  原町二中      惜敗
〇 サッカー                           対  中村二中      惜敗
                                            対  原町二中      惜敗

          * 写真は全て6月3日に開催した,選手壮行会です。【 鹿島小学校体育館をお借りしました 】

明日,9日(木),第2日には,以下の競技の試合を予定しています。

〇 サッカー       11:20~対 原町一中     13:40~対 中村一中     光陽サッカー場
〇 ソフトテニス    9:00~個人競技                                                 相馬角田庭球場
〇 バレーボール 9:00~決勝トーナメント                                       石神中学校体育館

お天気は上々,「相双地区中学校総合体育大会」第1日

心配されたお天気も,薄ぐもりのスポーツには上々の天候に恵まれました。
会場や競技によっては,「熱中症予防」も必要です。


さて,小高中学校の選手生徒の皆さんも,この大会を目指して練習,準備を重ねてきました。ぜひ,今日の試合では,自分の練習の成果を信じ,仲間を信じ,全部のチカラを出し切って欲しいと思います。そして何よりも,仲間とのプレーを楽しんでもらいたいと願っています。

              * 写真は全て6月3日に開催した,選手壮行会です。【 鹿島小学校体育館をお借りしました 】

さて,午前中までの試合結果についてお知らせいたします。

〇 バスケットボール    女子   対 中村二中      惜敗
〇 バレーボール         女子   2-0 飯舘中
                                            0-2 向陽中
〇 ソフトテニス            男子  予選   第2位  →  決勝進出
                                  女子  予選   第2位  →  決勝進出          

学校だより「6月号」アップしました。

6月8日(水),9日(木),そして14日(火)の3日間をかけて,「相双地区中学校総合体育大会」いわゆる,相双中体連総合大会が,各競技,相馬地区の各地区の会場において開催されます。
小高中学校の部活動競技の活動数も制限され,各部活動の部員数も激減しましたが,心意気はかつての「小高魂」そのものです。壮行会では,校長先生からも力強い応援のことばがありました。
保護者,地域の皆様の応援,よろしくお願いいたします。

「防犯教室」で事件,事故に遭わない・巻き込まれないすべを学びました

学校での活動のほとんどは,友だちとのおしゃべりだって,お掃除だって,将来に生きるための学習のひとつです。
でも,学校の往き帰りや,お休みの日に事件や事故に遭ってしまったら,また,自分が欲しくて欲しくて買ってもらった,スマートフォンなどの情報携帯端末で安易にネットワークを利用したために,被害者として,意図しなくても加害者として,取り返しがつかないことになってしまったら・・・・・・,楽しく学ぶはずの学校がそうでなくなったり,友だちを傷つけてしまったり,そして,ご家族などのご心配は,計り知れないものがあります。何よりも,一番つらい思いをするのは自分です。


「自分の身を守る」ことは,自分の将来だけではなく,自分と関わっているたくさんの人たちのためにも,大切なことなのです。
きょうは,「防犯教室」を通して,身近に起きる事件・事故に対する常日頃の心構えや,その対処法の初歩を学びました。
スマートフォンなどの情報携帯端末での事件・事故の実例ビデオの視聴では,もう一度,情報ネットワークに対する安全意識を正しく理解し,アプリケーションの落とし穴を回避する術を身に付ける大切さを学ぶことができました。



いつ,どんな場面かは,予想はつきませんが,実生活に生かしてこそ役に立つ「防犯教室」です。