チャレンジ!!キラリと輝く 自分、友達、学校、ふるさと

上真野小の出来事

頭で走ろう(5・6年生)

 4校時目の体育の時間、50m走のタイム測定の後、男女対抗リレー対決が行われました。男子12名VS女子22名の大ハンデキャップマッチです。

 普通なら、一人がたくさん走らなくてはならない男子チームの負けが予想されますが、実際は2レースとも男子チームの勝利でした。体力差やバトンパスの精度などが勝敗の要因だったのでしょうが、この2レースから子ども達はいろいろ学んでいました。

 1レース目の女子は、みんな同じ距離を走ったのですが、2レース目は、走力に応じて走る距離を変えてきました。それだけでも男子との差は大きく縮まりました。このように少しの工夫でも、目に見える結果につながると思考する楽しみが実感できるのではないでしょうか。体力・走力には個人差が出てきます。そこの部分を頭で補っていければ、運動の苦手な子でも運動を楽しく感じられることでしょう。

 自分のチームを本気で応援している子ども達の姿から、体育を楽しんでいることがよくわかりました。今日の学習は運動会の全員リレーにも生かされそうです。

キラリと、もっと、

 今年度初めての全校集会が行われました。校長先生からは、今年度の重点目標である「キラリと光る学校を もっと自分たちの手で」についてのお話がありました。

 上真野小には、一人ひとりよく頑張っている人が多いです。朝の活動だけを見ても、先輩方からの伝統がしっかりと受け継がれています。そこで今年は、「もっと」「キラリ」となれるように、一人ひとりが考えてほしいということです。学校が綺麗なキラリ、優しい友達がいるキラリ、勉強、スポーツ、器楽部の演奏・・・のキラリ。66名がどんなキラリを目指していくのか、今から楽しみです。

そこには草がある

 上真野の子たちは、朝登校すると委員会活動などを自主的に行っています。放送の準備をしたり校庭をならしたりしています。そのような中での、花壇の雑草抜きをしている子との会話です。

「委員会活動たいへんだね」

「委員会活動ではありません」

「ボランティア活動か!すごいなぁ」

「そこにがあるから、むしるのです」

と答えていました。

まるで、登山家ジョージ・マロリー氏や田部井淳子氏のような心境なんだなと感心しました。

ユーモアたっぷりな気持ちで働けば、除草作業も休み時間のような楽しさがありそうです。

安全運転をめざして

 4~6年生は交通教室で安全な自転車の乗り方を、練習しました。信号機では自転車を降りて渡ったり、まっすぐふらつかないで運転したり、前を走る友達との距離をしっかりとったりと、気を付けるかとがたくさんありましたが、みんな真剣に取り組んでいました。

 学区内には側溝の蓋がない場所や、車の量が多い場所、狭い道など気を付けなくてはならない場所も多いので、安全第一で楽しく自転車を活用してほしいです。