全国学力・学習状況調査結果

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11【上真野小】R5学校公表 各学校における全国学力等調査結果.pdf 

南相馬市立上真野小学校

令和5年度全国学力・学習状況調査結果について

1 実 施 日 令和5年4月18日(火)

2 調査対象 第6学年児童11名

3 調査内容

(1)教科に関する調査(国語、算数)

  ①身につけておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能等

  ②知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等

  上記①と②を一体的に問う。

(2)児童質問紙調査(学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調査)

 

4 調査結果

(1)教科に関する調査

     国語は、全国平均を下回りました。

     算数は、全国平均を下回りました。

(2)児童質問紙調査

成果が見られた項目

 ○朝食を毎日食べていますか。

 ○学習塾の先生や家庭教師の先生に教わっていますか。

 (インターネットを通じて教わっている場合も含む)

 ○今住んでいる地域の行事に参加していますか。

 ○国語の授業の内容は、よくわかりますか。

 ○今回の国語の問題では、解答を文章で書く問題がありました。それらの問題について

 どのように解答しましたか。(全ての書く問題で最後まで解答を書こうと努力しましたか。)

 ○学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)1日あたりどれくらいの時間、読書をしますか。(電子書籍も含む。教科書や参考書、漫画や雑誌を除く)

 ○人が困っているときは、進んで助けていますか。

 ○今回の算数の問題では、言葉や数、式を使って、わけや求め方などを書く問題がありました。それらの問題について、どのように解答しましたか。

 

課題が見られた項目

 ●自分には、よいところがあると思いますか。

 ●先生は、あなたのよいところを認めてくれていると思いますか。

 ●学校に行くのは楽しいと思いますか。

 ●友達関係に満足していますか。

 ●普段の生活の中で、幸せな気持ちになることはどれくらいありますか。      

 ●昼休みや放課後、学校が休みの日に、本(教科書や参考書、漫画や雑誌は除く)を読

んだりするために学校図書館にどれくらい行きますか。   

 ●5年生まで受けた授業でPC・タブレットなどICT機器をどの程度使用しましたか。

 

 

5 学力向上の取り組み

  今回の調査結果では、国語の「B書くこと」「記述式問題」、算数の「A数と計算」「知識・技能」に関する問題に課題が見られました。本校では今後、次の2点について重点的に取り組んでいきます。

 ①根拠を明確にして自分の考えを書き、考えを広げたり深めたりする話合いや学び合いの

活動を充実させる。

  ・自分の考えを書くことで考えが整理できるように授業の中で書く時間を確保する。

  ・話合いや学び合いの活動が明確になるように発問や指示を出し、子どもの考えを生か

した授業のまとめをする。

  ・「100字作文」をスキルタイムや帰りの会、家庭学習で継続して実施し、書くこと

に慣れさせる。また、条件に合わせて書く力を付けるために、新聞記事や図表を活用

したり、テーマを決めてまとめたり、キーワードを使ったりする活動に取り組ませ

る。

 ②適応問題に取り組む時間を確保し、基礎基本を確実に身に付けさせる。

   ・ICT機器や教科書を活用して、個の習熟度に合わせた学習や問題に取り組ませる。

 

6 保護者・地域の皆様へ

  児童の学習環境・生活環境づくりについて、次の点で家庭や地域の方々のご協力をお願いいたします。

 ○家庭学習について

  ・集中して学習できる環境づくりに取り組む。(決まった時間、場所、テレビを消す)

  ・タブレット使用の約束の確認、使用状況のチェックを行う。

  ・「家庭学習の手引き」「家庭学習スタンダード」の確認と「家庭学習カード」をチェック

する。

 ○読書について

  ・家庭で読書する習慣、「親子読書」を推進する。

  ・新聞を読む習慣、記事について家族で会話をする習慣をつくる。週末の課題として「新聞

を読んで」の感想や要約に取り組んでいく。(こども新聞の活用)

 ○地域行事等への参加

  ・地区の行事への子ども達の積極的な参加と情報を促す。

  ・地域の方々に見守られ、愛されている実感をもたせ、地域への愛着心を育成する。