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カテゴリ:総合学習

真野川探検隊&社会科(4年生)

 先日は自転車で真野川のゴール(海)を見学に行った4年生7名の真野川探検隊ですが、6月20日は真野川の源流を探す旅に出かけました。学校から西側を見ると山しか見えないので、今回はマイクロバスでの旅になりました。

 初めに訪れたのは真野ダムです。地図で調べると真野川の上流には真野ダムがあるのです。ダムでは、ダムの水の使い道やダムの仕組みなどを教えていただくだけではなく、なかなか見ることのできないダムの内部まで見学させていただけました。続いて訪れた相馬市の大野台浄水場では、水を綺麗にしたり送ったりする仕組みについて詳しく教えていただきました。話だけではなく、実際に施設も見学できたので、大変有意義な見学になりました。今回もやはり新たな疑問がうまれたので、さらに追究していきたいと思います。

 

 

 

震災の跡を訪ねて

 6年生は3日(金)に、双葉町の「東日本大震災・原子力災害伝承館「と浪江町の震災遺構「請戸小学校」を見学に行ってきました。震災の年に生まれた6年生にとって、震災はもしかすると歴史の世界なのかもしれませんが、今回のような見学学習を通して、避難先での幼いころの記憶が思い出された子もいたようです。甚大な被害をもたらした津波や、避難しなければならなくなった原因の原子力災害のことがかなり理解できたようです。幸いにも上真野地区までは津波は来ませんでしたが、隣の町の学校がこのような被害を被ったことに衝撃を受けていました。自分たちの住む南相馬での震災についても興味を高められた見学でした。

 

田植えは、どろんこ祭り(生活科・総合的な学習の時間)

 先週金曜日の雨で延期になっていた全校田植えが、晴天の下行われました。1・2年生は、全身泥だらけになりながら苗を植えることができました。植えている最中に、タニシやオタマジャクシといった生き物も見つけることができ、素晴らしい体験学習になりました。

 3~6年生は、初めに無人で動く田植え機を見学させてもらいました。小さなリモコンで操作するので、後継者不足に悩んでいる農業業界では注目の機械だそうです。米っ子上真野(田んぼの名前)に戻ってくると、いよいよ田植えです。初めは田んぼの泥に苦戦していましたが、次第に慣れてきたようで上手に苗を植えることができるようになりました。JAさんや農家の方々、地域学校協働本部の皆さん等に教えていただきながら、貴重な体験をすることができました。これからは5年生が中心となって、収穫まで世話をしていきます。秋の収穫まで追い続けていきたいと思います。来月にはさっそく新たな企画もあるとかないとか。楽しみは尽きません。

セデッテかしまのヒミツ(⋈◍>◡<◍)。✧♡(3年生)

 3年生は、2度目のセデッテ鹿島へのお宝発見の旅に出かけました。前回の見学で疑問を持ったことの調査です。「なぜドッグランがあるんだろう」「浮田稲荷神社とは????」「上真野はネギの産地なの???」などの疑問を解決するための旅でした。

 セデッテかしまに着くと自分たちの疑問以外の事もたくさん分かりました。「セデッテかしまは山を削って作ったんだ!」「昔は神社の名前が違ってたんだね!」「ハイテクなトイレがあるよ!」「ネギが無い!」「佐藤店長さんと知り合えた!」セデッテかしまは磐梯山クラスの宝の山でした。

 今回も新たな疑問と興味が生まれる旅でした。早く3度目の見学に行きたい3年生でした。

 

 

10km先に見たものは(4年生)

真野川は きれいな流れ
あゆが泳ぐよ 銀のかげ
海に行くまで 濁らぬ水だ
成ろうよみんな 美しく 美しく

 上記した詩は、みなさんご存じ『上真野小学校校歌』の2番の歌詞です。4年生の真野川探検隊のみんなも校歌が大好きです。校歌を歌うたびに、探検隊は「泳いでいる鮎が見たい」「どれだけ綺麗な水なんだろう」「海まで行ってみたい」という気持ちが盛り上がってきていました。

 そこで本日は、「海まで自転車で行ってみよう!」ということになりました。朝8時30分頃に学校を出発し、土手や真野川親水サイクリングロードを通りながら、約10km先にある真野川漁港へ向かいました。バスでの見学ではないので、じっくりと川の様子を見学しながらの探検になりました。

 「ん????鮎は見えないぞ」「水が濁ってる」「橋の下にはゴミがたくさんあるよ」「なんだ、この赤い魚の看板は」などなど、予想とは違った真野川の姿を見つけることができました。ゴールの烏崎の海は美しく、鹿島の良さを改めて確認することもできました。今後も探検隊の活動から目が離せません。