2022年11月の記事一覧

南相馬地域で昔の津波痕跡を探そう

本日、1,2年生合同で高等教育機関連携事業として新潟大学防減災技術研究部門の卜部教授をお招きし、「南相馬地域での昔の津波痕跡を探そう」をテーマとして校外学習を行いました。

これは、自分たちの住む地域の過去から現在にいたるまでの様子を理解することなどを通し、自分たちが住む地域ならではの防災や減災に向けて必要な取組など、自ら課題を見つけ、主体的に課題を解決する力を養うことを目的としています。

生徒たちは地中から引き上げられた金属板の間に入った地層を観察し、地表から深い部分に見られる明らかに性質の異なる砂を目の当たりにするなどして、津波に対する備えの重要性を新たにする様子がうかがえました。

学習塾との連携事業

今日から隔週で市教委主催の学習塾との連携事業を、冬(11月~)と春(2月~)の2回に分けて実施します。

これは、市内の全中学2年生を対象として、国語、数学、英語の3教科について都市部の学習塾講師を招き、各種学力検査等で課題の見られる学習内容等を振り返る授業を実施するものです。

本日は数学の講師にお越しいただきました。講師の先生とのやり取りを通じて、生徒たちは都市部の中学生たちとの差を意識しながら、普段とはちがったよい緊張感を持ちながら授業に臨んでいました。

1年道徳公開授業

本日の午後、相馬支部中学校教育研究会道徳部会の第二次研究協議会が本校で開催されました。

協議会のメインとなる1年生の道徳授業を公開し、福島県教育庁相双教育事務所の指導主事を指導助言者としてお迎えするなど、相馬支部各校を代表する多くの先生方が授業を参観されました。本校職員も校内研修の一環として、担当者を中心として今回の道徳授業の構想から検討会を持つなど積極的に関わり、また、本日も多くの教職員が授業を参観するなどして、道徳教育の研修を深めることができました。

生徒たちは自分たち以上の人数の参観者に驚いている様子も見られましたが、タブレット端末を自然に使いこなしたり、ペアや小グループで積極的に自分の意見を発表したりする、普段通りの態度で授業に取り組むことができました。

 

リフレクター(反射バンド)贈呈式

南相馬警察署交通課交通第一係の班長さんが来校され、全校生徒分のリフレクターを生徒会の代表生徒に手渡してくださいました。

秋もすっかり深まり、夕方はあっという間に暗闇に包まれるようになりました。いただいたリフレクターを体や荷物に括りつけてドライバーさんに視認させ、身の安全に努めたいと思います。