学校日誌

学校日誌

重要 避難訓練 -煙が充満する様子を疑似体験-

 今年度2回目の避難訓練を行いました。「給食室から出火し、煙が大量に発生している。」という想定で行いました。

 まずは、給食室から離れるように、校地東側の駐車場へ避難。いつも通り整然と素早く避難できましたが、「煙が大量に・・・」という想定なのに、マスクもハンカチもなく、口を覆う様子もなく避難している生徒もいますねぇ。

 それでは、「煙が大量に充満する様子」を、実感を伴って理解してもらいましょう。

 体育館のロビーと廊下に、消防署の方が持参してくれた「スモークマシン」で煙を充満させていきます。あっという間に「視界ゼロ」の状態に。

 ※3枚目の写真では、「すぐそこ」(2mぐらい先)を1人の教員がこちらに向かって歩いてきていたのですが、見えますか?

 

 全校生徒を10人程度ずつのグループに分けて、上の写真の状況の中を通過する体験をさせました。

 ほんの10mちょっとの距離ですが、視覚はまったく役に立たないのですごく怖く感じます。消防署員の方が「姿勢を低くして。手で壁を触りながら落ち着いて前に進んで。」と声をかけてくれるのを頼りに前に進みます。普段なら「数秒」で通り抜けるところを1分近くかかっていました。

下のほうが煙も薄く、視界もややひらけます。

「誘導灯」は遠くからでも見えました。

 私は出口側で待っていましたが、生徒の声は聞こえるものの、生徒が自分の足下にたどり着くまで全く姿は見えません。

 「どっちに向かえばいいの~?」という生徒の声に、「こっちだよー!」と呼びかけましたが、「こっちって、どっちー?」と返されてしまいました。確かに方向感覚も分からなくなってしまいますね。

 ※なお右側の写真では、「非常口」を示す誘導灯は、やや遠くからでも視認できることがよく分かります。

 

 「訓練」は定期的に行っているものの、「実感を伴って理解する」機会がいかに大事か、考えさせられました。

ハート ウォーキングフットボールを体験!

 ウォーキングフットボールってご存じですか?

 ウォーキングフットボールとは、歩いて行うサッカーのことで、2011年7月にイングランドで行われた55歳以上の高齢者の健康のためのサッカーが原点と言われているそうです。日本では、年齢や性別、障がいや病気などの様々な壁をなくして、誰もが一緒にスポーツを楽しめるようにと、普及が進められています。

 今日の講師は、その第一人者の松田さん(日本サッカー協会・日本障がい者サッカー連盟に所属)です。

 ※実施にあたっては、NPO法人はらまちクラブ(HPにリンク)にコーディネートしていただきました!

 ・全員歩いてプレーする ※1秒に2歩進む程度のスピードまで。

 ・接触禁止

 ・ゴールエリアに進入禁止

これだけでも、一般的なサッカーとは大きく異なりますが、「日本独自のルール」として、

 ・相手が保持しているボールを取らない(前をふさぐだけ) ※日本独自のルール

が加わるので、最初のうちは生徒達も「思わぬファール」の連発になりましたが、徐々に順応し、ルールの中で楽しみ始めます。周りで見ている生徒達からも大きな歓声が。

 

最初に講師の松田さんから説明のあった、

「スポーツだから勝ちに行くんだけど、勝つだけが目的じゃない。みんなで楽しむこと。」

「自分が楽しいだけじゃダメ。相手も楽しいようにする。」

「基本のルールはあるけど、参加者の状態(年齢や性別、障がいや病気など)によって、みんなが楽しむためにどんなルールが必要か、その場で考えてもいい。」

ということばの意味が、生徒達にじんわり染みこんでいくような、そんな感覚を持つことのできた時間でした。  

ハート み:見守る目・導く手・認める心(8)

 1年生の道徳の時間。読み物資料は、定番の「銀色のシャープペンシル」。

 友達のシャープペンシルを拾って自分のものにしてしまったことを言い出せなかった主人公の心情を通して、自分の心の弱さを見つめ、改めることの大切さについて考えさせ、自分も弱さを乗り越えて生きていこうとする道徳的心情を育てることがねらいです。

 資料の中に登場する「ぼく」の行動について、「正当化している」「ひきょうだ」などの意見が出ます。うん、なるほど。

 さて、もしも自分自身が「ぼく」の立場だったら・・・と考えたらどうでしょう?ここからが授業の本番です。

花丸 11/17ふくしま駅伝 本校生徒も出場!

<続報!>

3年生の日下さん、15区(3.4km)で、見事、区間賞!

1年生の日下くん、8区(4.0km)で、同区を走った1年生の中では最速タイム!

 

南相馬市の代表として、選手に選ばれるだけでも大変名誉なこと。さらに素晴らしい結果も残してくれました。

お疲れ様でした!!

 

※また、本校教員の三浦先生も出場しました!日々の忙しい業務の中でよく頑張りました!

 


 11/17(日)に行われるふくしま駅伝。

 本校の3年生と1年生の日下姉弟も出場予定です。みんなで応援しましょう!

※当日の動画配信はこちらから!!

 https://ekiden.fukushima.jp/

鉛筆 み:見守る目・導く手・認める心(7)

 1年生の国語の授業から。

 「母は今、最中を食べてる最中だ。」

 「色紙に色紙で折った折り鶴を貼った。」

 「河豚」「海豚」「西瓜」「南瓜」

 同じ漢字だけど読み方によって意味が変わる熟語、音読みでも訓読みでもなく特別な読み方を当てている熟語。

 日本語の面白いところについて学習しました。