学校日誌

ハート ウォーキングフットボールを体験!

 ウォーキングフットボールってご存じですか?

 ウォーキングフットボールとは、歩いて行うサッカーのことで、2011年7月にイングランドで行われた55歳以上の高齢者の健康のためのサッカーが原点と言われているそうです。日本では、年齢や性別、障がいや病気などの様々な壁をなくして、誰もが一緒にスポーツを楽しめるようにと、普及が進められています。

 今日の講師は、その第一人者の松田さん(日本サッカー協会・日本障がい者サッカー連盟に所属)です。

 ・全員歩いてプレーする ※1秒に2歩進む程度のスピードまで。

 ・接触禁止

 ・ゴールエリアに進入禁止

これだけでも、一般的なサッカーとは大きく異なりますが、「日本独自のルール」として、

 ・相手が保持しているボールを取らない(前をふさぐだけ) ※日本独自のルール

が加わるので、最初のうちは生徒達も「思わぬファール」の連発になりましたが、徐々に順応し、ルールの中で楽しみ始めます。周りで見ている生徒達からも大きな歓声が。

 

最初に講師の松田さんから説明のあった、

「スポーツだから勝ちに行くんだけど、勝つだけが目的じゃない。みんなで楽しむこと。」

「自分が楽しいだけじゃダメ。相手も楽しいようにする。」

「基本のルールはあるけど、参加者の状態(年齢や性別、障がいや病気など)によって、みんなが楽しむためにどんなルールが必要か、その場で考えてもいい。」

ということばの意味が、生徒達にじんわり染みこんでいくような、そんな感覚を持つことのできた時間でした。