学校日誌
み:見守る目・導く手・認める心(11)
1年生の数学の授業から。「対称移動」(いわゆる線対称のようなイメージ。厳密には違います。)について考えます。「方眼紙」のうえで考えるのは簡単、簡単!「じゃあ、方眼がなくてもできる?」と問うと...。
「対称移動」の定義や性質について、考え始める生徒達。紙を折ってみたり透かしてみたり。「数学的活動」です。
同じく数学、こちらは3年生。「相似な図形」の面積比や体積比についての理解を深めます。
「直径20cmのケーキを3個買うのと、直径30cmのケーキを1個買うのではどちらがお得か?」について、「体積比」の性質を生かして合理的に説明します。
ここで「数学の授業あるある」なのですが、「お得」の考え方について、生徒がつまずくことがあります。
「同じ体積」だったら、「値段が安いほう」がお得!・・・これはいいのですが、
「同じ値段」だったら、「体積が大きいほう」がお得!・・・この感覚の理解に時間がかかる生徒が、割と多くいます。
自転車の乗り方、あなたは大丈夫ですか?
新聞やテレビのニュースでご存じのことと思いますが、「関東地方の高校生が自転車を運転中、高齢男性と接触し、そのはずみで倒れた高齢男性が頭を強く打ち、搬送先の病院で亡くなった。」という痛ましい事故が起きました。
「FNNプライムオンライン」のニュースサイト |
報道で伝えられている情報によれば、
・車道寄りを通行 ・ながらスマホではない ・音楽等を聞きながらでもない
など、最低限の交通ルールは守っていたものと思われる状況のようですが、それでも事故は起き、相手の方が亡くなりました。
本校の生徒にとっても他人事ではないと感じます。
「自転車は車両(クルマの仲間)」であり、「ルールをしっかり守ったうえで、さらに細心の注意が必要」であること、「そんなつもりはなくても『加害者』になり得る」ことを、再度、お子さんに意識させてください。
※内閣府作成の資料より |
全国女子駅伝(1/12@京都)の選手団に本校からも!
「第43回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」(令和7年1月12日(日) 於:京都市)の、「福島県選手団」の1人として、本校3年生の日下さんが選ばれました!!これはすごいことです!何よりも、本人の努力や実績の積み重ねがあってこそ選ばれたものです。日下さん、おめでとう!
※「全国女子駅伝」のホームページへリンク |
県内の中学生で選手に選ばれたのは、日下さんを含めて3人だけ。
当日の9区間のうち、「中学生区間」は2区間(3区・8区)ですから、3人の中学生のうち2人が実際に走ることになります。日下さんは、冬休みに入るとすぐに始まる「合宿」や「練習会」を経て本番に臨みます。
頑張れ!!!!!!
アンコン 3チームとも県大会へ!
◆12/7 19:15更新
出場した3チームとも、「県大会への代表権獲得」!おめでとう!
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12月7日(土) に鹿島生涯学習センター・さくらホールで行われる、「第52回福島県アンサンブルコンテスト・相双支部大会」の壮行会を行いました。
◆No.中-14 管打七重奏(ステージの出番 14:47~14:54) |
◆No.中-15 混合五重奏(ステージの出番 14:54~14:59) |
◆No.中-27 混合五重奏(ステージの出番 16:23~16:28) |
み:見守る目・導く手・認める心(10)
2年生の理科の授業から。「雲はどうしてできるのか?」を考えます。容器から空気を抜いていくと、容器の中に入れたビニール袋が膨らんでいく様子、同じく容器の中に入れた「デジタル温度計」の値が下がっていく様子などを実験から学び、そのこととこれまでの授業で学んだことを組み合わせて考えていきます。
「『空気を抜くと(気圧が下がると)、気温が下がる。』という実験なんて、自分が中学生の時には、した記憶がないなぁ?」と思って担当の教員に聞くと、「そのころ使われていた『ガラス棒状温度計』は、長すぎて真空容器には入らなかったし、入ったとしても気圧によるわずかな温度変化(目盛りではミリ単位の変化)を、目では捉えづらいという事情もあったと思います。」とのこと。
なるほど!真空容器にも簡単に入れることができるコンパクトさで、0.1℃程度のわずかな温度変化もすぐに分かる「デジタル温度計」があるからこそできる実験だったんですね!科学の進歩、万歳!