学校日誌

学校日誌

晴れ 残暑お見舞い申し上げます(残り2週間)

 今日(8/8)は、二十四節気のひとつ、「立秋」です。暦の上では「秋」の始まりということですが・・・。

※「二十四節気」は、古代中国(春秋戦国時代=「キングダム(映画・マンガ)」の時代!紀元前のお話!)で作られたと言われています。二千年経っても受け継がれる「文化」ってすごいですね。

※なお、8/10(木)~8/16(水)の期間は、市内小中学校一斉に「学校閉庁期間」となります。

※この期間中の平日に、「生徒に関わる重大な出来事」が発生した場合、まずは警察署(事故・事件)や消防署(救急・火災)などの関係機関に連絡し、その指示に従ってください。その後、「緊急連絡用携帯電話」(夏休みに入る前に番号をお知らせしています)、または、南相馬市教育委員会にご一報いただければありがたいです。

※「重大な出来事」ではないが、学校にも知らせておきたい内容については、8/17(木)以降に、学校へご連絡ください。

情報処理・パソコン シリーズ:「生成AI」ってご存じですか? (3)

※便利なものがあるなら、「それを使ってラクしちゃおう!」と考えるのが人の常。それ自体は悪いことばかりではありませんが、中学生に必要な「学び」を邪魔しないようにするには?

 

【第3回】  ※「第2回」はコチラ。  ※「第1回」はコチラ。

 夏休み中などに、保護者の同意の上で、生徒が「生成AI」を利用してみる際の注意点(市教委作成)は、次の通りです。

 

【注意点】

①個⼈情報やプライバシーに関する情報、既存の著作物に係る権利を侵害することのないようにすること。

②感想文等各種コンクールの作品や授業の課題・宿題などについて、生成AIによる生成物をそのまま自己の成果物として応募・提出することはしないこと。

③生成AIには信頼性や透明性に懸念があることを理解し、最後は自己の判断や考えが必要であること。

↑ ダメな例...。

 「第1回」でも書いたとおり、「それっぽい回答」が返されているのであり、それが「正しい回答」かどうかを自分の責任で検証(書籍などの確かな情報源で確認する)したり、自分なりの考えを加えたりすることが大切です。

 この「確かな情報源で必ず確認する」習慣は、「情報過多」と言われる現代において、絶対に必要なスキルです。

音楽 吹奏楽コンクール県大会

 吹奏楽部は、郡山で行われた県大会に出場しました。

 演奏順が早かったため、早朝に学校に集合して音合わせをしたあと、7時前には学校を出発しました。

 会場に着いてからは、リハーサルも含めてあっという間に時間が過ぎ、10時30分の本番を迎えました。一人一人が最高の音を奏でて、素敵なハーモニーを作り出していました。 

金賞受賞!立派です!

情報処理・パソコン シリーズ:「生成AI」ってご存じですか? (2)

※ここ半年ほどの間に、一気に世に広まった「生成AI」。その概要や、利用上の注意点などを紹介します。

 

【第2回】  ※「第1回」はコチラ。

 ほんの数か月前までの「生成AI」は、言わば「赤ちゃん」のような状態であり、「それっぽい回答」どころか「まったく的外れな回答」を返すことがあり、「使い物にならない」などと評価されることもありました。

 しかし、AIは24時間365日休むことなく、人間とは比べものにならないスピードで人間とは比べものにならない情報量を学習し続け(しかも忘れることもなく)、今年の5月ごろには、仕事の種類によっては「人間の仕事を補佐できるレベル」まで、あっという間に進化しました。(この瞬間も学習し続け、進化し続けています。)

 

 そこで、文部科学省では、これらの「生成AI」が、近い将来、学校教育の現場でも利用されるであろうことを想定し、「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン(R5.7.4)」を作りました。

 

※ただし、「生成AI」を利用できるのは、「成年であること」「18歳以上であること」と規程されていることが多く、「13歳以上で利用可」としているアプリでも、「未成年は保護者の同意が必要」となっています。

※また、現段階で、授業で利用する1人1台端末に「生成AIアプリ」をインストールすることは、市教委・県教委ともに認めていませんので、授業での利用はできません。

◆ガイドラインで示された【注意点】とは?「第3回」に続く!

鉛筆 生徒が夏休みの間も、教職員はフル回転です!

 「先生方って、夏休みの間は何やってんの?」「生徒がいないんだから、ずっと休みなんでしょ?」なんてことを聞かれることがあります。やっぱりそんなイメージですよね。

 実際は、教職員の夏休みは忙しいのです。(忙しいのはどの業種も同じですが...。皆さんお疲れ様です。)

 今日で夏休みの1週目が終わりますが、ある教職員に1週目の様子を振り返ってもらうと、

21(金):2学期の某コンクールに向けた代表生徒の指導、部活動指導

22(土):県中体連役員 / 23(日):県中体連引率 / 24(月):県中体連引率

25(火):代表生徒の指導、研究会のための資料作り、部活動指導

26(水):教育研究会参加(終日)

27(木):代表生徒の指導、表簿類の整理や作成、部活動指導

という感じ。この教職員の場合、1週目は「土日も含めてまだ1日も休んでいない状況」です。

 以前勤めた学校では、数日の「夏季休暇」をとるのも困難なほど、仕事の予定がびっしり詰まっていた教職員もいました。「働き方改革」を本気で進めていかないといけません。

26日の研究会の様子。「教師力アップ」のためにも研修は大事。「教師力アップ」は、子どもへの指導に直結します。