出来事
「人権の花運動」で地域にやさしい心を届けよう
今日は、原町区人権擁護員と南相馬市役所市民生活部の皆さんをお迎えし、環境委員会の4~6年生の子ども達がプランターに花を植える活動を行いました。
はじめに、人権擁護員の方から「皆さんの花を育てる活動を通して、やさしい心をたくさんの人に届けてくださいね。」とお話をいただきました。
みんなで植えるパンジーの花言葉は「私を想って…。」だそうです。とても素敵な花言葉ですね。子ども達は、プランターに自分が植える花の色を選びました。
心を込めながら上手に花を植えました。しっかりと根付いたら、日頃からお世話になっている施設に子ども達とプランターを届ける計画をしています。
最後に、6年生の委員長さんから「花を育てることを通して人権の花の活動を広めていきます。」という、心のこもったあいさつがありました。
「全校の皆さんに」と鉛筆のプレゼントをいただいています。大切に使わせていただきたいと思います。
原町区人権擁護員、そして南相馬市役所市民生活部の皆様、ありがとうございました。
秋の深まり
今朝7時の気温は6℃。体育館横は日差しがあたらず、寒さを感じる季節となりました。でも、子ども達は元気にあいさつをしてくれます。
最近特に元気なのは、お兄ちゃんを送ってきてくれた妹ちゃん。お兄ちゃんを送った後に校長に会いに来てくれます。「ばいきんまーん」と大きな声を出して駆けてくる姿がたいへん微笑ましく、気持ちが暖まります。後ろからかけてくるお母さんもたいへんのようですが、寒い朝の楽しみの一つになっています。
元気と言えばこの3人組。マラソン大会に向けて、朝、歩いて体を鍛えているようです。車での送り迎えが多い本校ですが、最近、このように歩いてくる子も多くなってきました。歩くことは体にとってとても良いことですし、血流が巡り、脳も活性化され、学習にも効果があります。多くの子にチャレンジしてほしいなあと感じています。
気がつけば桜の葉っぱもかなり落ちてきました。もうすぐ、銀杏も黄色く色づくことでしょう。朝は、季節の移り変わりを感じることができる貴重な時間となっています。
スーパーマーケットの工夫:3年社会
3年生の社会科の授業を参観しました。子ども達は先日、スーパーを実際に見学に行き、いろいろな工夫を見学してきました。先生はそのときの様子を写真で振り返り、今日の学習のめあてにつなげました。
「今日は、スーパーマーケットにはどんな工夫があったのか、みんなで出し合いましょう。」「はーい。」子ども達はやる気満々です。
なぜかというと、自分たちが見つけた工夫をそれぞれ付箋に書き出しておいたのですが、各班とも、ものすごい枚数の付箋が準備されていました。これだけ準備していれば、こわいものなし。やる気満々になりますよね。
子ども達は、互いの付箋を確認し合い、同じような意見はまとめて整理していくことになりました。
「これとこれは同じだよね。」…一つ一つ確認しながら整理する作業が進んでいます。たいへん頭を使う活動ですが、子ども達は熱心に取り組んでいます。うーん、成長してきたなあ。
いろいろな工夫が各班から出てきた後に、先生が「これを、売り場・バックヤード・働く人の3つに振り分けましょう」と呼びかけました。ここでも集中を切らさず、頑張って考える3年生の子ども達。立派でしたよ。
いろいろな工夫が出てきた後、先生が先日保護者の皆様に協力して頂いたアンケートを基に、「お店の工夫はお客様の願いを基にしている」ということに気づきました。
「そういえば、スーパーにお客さんの意見が貼ってあったりするよね」そうそう。スーパーではお客さんから意見を聞くために、そんな工夫もしていますよね。普段の生活経験から働く人の工夫に気付くことができました。頑張って勉強していますね。すばらしい。
保護者の皆様、アンケートなどのご協力ありがとうございました。
体験を通して学ぶ:ひばりいもほり
今朝は晴天。気温も15℃ほどあり、たいへん心地よい朝でした。教室前の花壇ではひばり1組2組の子達が集合して何かを始めようとしています。
みんな軍手をして、畑となっている花壇の方を見つめています。これからサツマイモの収穫が始まろうとしているようです。先生の発案で、大きい子と小さい子のペアを作って一緒に活動することになりました。
まずはツル(茎?)を引っ張ります。大きな子が小さな子に指示しながら、協力して活動する姿が随所に見られました。お互いに良い経験になっています。
取り除いたツルはクリスマスリース作りに使います。大切な教材ですので、きれいに並べておきます。協力する姿と、テキパキ動く姿が見られました。良いですねえ。
さあ、いよいよ芋掘りです。みんなで協力して掘ります。両手をしっかり使って掻き出すことがきれいに取り出すポイントです。お互いに声かけ合って作業する姿が見られました。
見てください。大きないもが採れました。
今年の収穫は大豊作。用意したかごに入りきらないぐらいたくさんのサツマイモが採れました。お兄さん達が協力してかごを持ち、学習室まで運びます。ついて行く1年生も、すごく誇らしげです。みんなよく頑張りましたね。働きながら、良い経験がたくさんできた点も良かったね。
体験を通して学ぶ:ひばり算数
ひばり学級の算数の授業を見ました。3年生の二人が真剣にはかりを見つめています。
今日の学習ははかりを使ってものの重さを量ることのようです。二人で協力しながら、いろいろな物を量っていました。
すると、突然「校長先生に問題です。こっちの鉄のぶんちんとこっちのティッシュボックスで、重い方はどちらでしょう?」と出題されました。
鉄の文鎮は岩手の南部鉄器でできたもの。もってみると、小さいけれどずっしりきました。一方、ティッシュボックスの方は体積は大きいもののずっしり感がなく、断然、文鎮の方が重そうです。手に持って何度も比べてみましたが、やっぱり鉄の文鎮が重いというのが私の結論でした。
でも、量ってみると、なんと140gと160gでティッシュボックスの方が重いではありませんか!子ども達は「こっちの方が重いんですよ~。不思議ですよね~。」と言って、私を慰めてくれました。錯覚なのでしょうが、実際に量ってみないと分からないものですね。
ひばり学級では、少人数体制で、実際の体験活動を活かしながら学習を進めています。自分たちの興味関心を大切にし、先生に支援してもらいながら、楽しく学習に取り組んでいる姿を見ることができました。すばらしい。