学校日誌

学校日誌

会議・研修 「み:見守る目・導く手」(5)

 1年理科、凸レンズの焦点距離と実像・虚像の関係について気づかせていく授業。凸レンズによって光が屈折する様子を、黒板やノートのうえでは「直線」で表現しますが、実際にそのような線(光線)が見えるわけではありません。考える根拠となるのは、以前の授業でやった実験結果のみ。ここから科学的な「探究」をスタートさせていきます。

 1年国語、方言について知ったり調べたりすることを通して、TPOに応じた言葉の使い分けの必要性などに気づかせていく授業。校長の祖父母の世代ぐらいまでの方々は、方言を日常会話の中で使っていたので、聞き覚えがある方言ばかりですが、生徒達にとっては初めて聞く方言も多いようでした。
 3年英語、本文(英文)の内容を理解し、リテリング(Retelling、再話)させる授業。「1分で。」と指示されているのですが、実際やってみると2分を超えてしまいます。母国語である日本語では簡単にできること(むしろ、1分喋り続ける方がつらい)なのに・・・。実はこれ、英文を読んで、内容を理解し、要約した文章を書いて、相手に伝わるように話す(聞く)技能、いわゆる英語の4技能(読む・書く・話す・聞く)をフルに使う高度な作業なのです。

グループ 三者懇談が始まりました(11/27~12/1)

 本日(11/27)から1週間、全学年とも三者懇談が始まっています。

 3年生は、目前に迫った進路についての話題が主なものとなり、1・2年生はこれまでの学習や生活の様子全般についての話題となります。

 保護者の方には、お忙しい中、お仕事の都合などをつけていただき、ありがとうございます。生徒達のより一層の成長につながる有意義な時間となるよう努めますのでよろしくお願いします。

会議・研修 「み:見守る目・導く手」(4)

 生徒達のよりよい学びを創るために、教員も積極的に勉強しています。


<1年英語科の授業から>

 英語での自己紹介を作る授業。簡単な内容の自己紹介は1学期にも行っていますが、それから半年経ち、新たに使えるようになった英語表現も増え、レベルアップした自己紹介文を考えさせます。ICTを活用してシンキングツールを利用させたり、英語で話す様子を録画させたり再生させたり。50分間、英語漬けですが生徒はすごく楽しそう。 


<2年保健体育科の授業から>

 武道(本校では柔道)の学習を通して、体だけでなく心も鍛えさせます。体のつくりを理解させ(どこをどうすると痛いのか痛くないのか)、体のどこを一番に守らなければならないのか(そのための方法は?)を経験を通して理解させることで、相手の痛み(体の痛みも心の痛みも)を理解できるようにさせます。 

重要 避難訓練 -住宅用火災警報器の電池切れには注意!-

 今年度2回目の避難訓練を行いました。春に行った訓練の際に、消防署の方からアドバイスいただいた内容を改善して実施しました。非常ベルの鳴り始めから避難完了まで6分弱(避難開始からは2分ちょっと)であり、避難の態度も含めて合格点でした。素晴らしい!

 講評していただいた副署長さんからは、「おはしも」さない・しらない・ゃべらない・どらない)について、「子どもっぽいとバカにせず、しっかり守ることが大事」とお話しいただきました。

 (誘導する教員は、つい「急いで!」などと言ってしまいがちで、そうすると生徒は小走りになります。気をつけなければ!と気づかされました。)


 また、各ご家庭に設置されている「住宅用火災警報器」について、「電池式」のものも多いため、「電池切れ」に気づかないケースが多いそう(電池の寿命は約10年)。「各家庭で点検してみてください。」と、お話がありました。

総務省消防庁のホームページより

苦笑い ミシン、上手く使えるかな?

 1年生の家庭科の授業では、生徒達がミシンを使って作品製作をしていました。ちょっとしたものなら、わざわざ家で作らなくても、100円ショップなどで簡単に手に入る時代。家庭でミシンを使う場面をあまり見なくなりましたね。(え?ウチだけ?)ミシンのCMも最近ありませんね。

 そんな感慨に浸っていると、「校長先生!下糸のセットの仕方分かりますか?教えてください!」とSOSが。どれどれ、40年前の小学校6年生の記憶を頼りにやってみますか!

 ※校長が石神中の生徒だった頃は、中学校に入ると、(基本的に)男子は技術だけ、女子は家庭だけを履修する時代でした。(その数年後、平成に入った頃に、男女の履修の違いが無くなりました。)ですから、中学校入学時に男子全員が買う教材のひとつとして、のこぎり・金づち・かんな・かね尺・・・などが入った「大工道具セット」(!)がありました。懐かしい!