学校日誌
体験学習の様子(その1) ※3年生
9/25と9/26の2日間は、全学年とも、「総合的な学習の時間」における体験学習を行っています。
まずは3年生の様子からご紹介!3年生は「福祉体験」。児童福祉や高齢者福祉の現場を体験しています。
LED化工事、進行中!
校舎内の照明(蛍光灯)の、「全LED化工事」が始まりました。
「(詳しいことは分かりませんが)照明器具内部の配線関係をLEDに対応するものに交換する」という工事だそうで、工事担当者の皆さんは、1つ1つの器具のフタを開けて配線を加工し、蛍光灯からLEDに交換するという作業を手際よくどんどんと進めてくださいました。
<交換前> |
<交換後> |
とはいえ、「1つの普通教室につき、11個の照明器具」ですから、校内すべての部屋での作業となれば、1日では終わりません。生徒の授業に支障が出ないように数日間かけて工事は続きます。
み:見守る目・導く手・認める心(5)
1年生の社会科の授業です。
奈良時代に入り、「大宝律令」「律令制度」などに基づきながら、日本が「国家」としての土台を築きつつあるときのことについて学習しています。某大河ドラマの主人公の「左大臣」などの役職も、この律令制度に基づき出来たものです。(もっとも、紫式部が活躍した平安時代中期からは、200年以上前の時代になります。)
「租」「庸」「調」などの税や役務が国の安定・発展のために必要だった反面、一般庶民の負担としてどれだけ重くのしかかっていたかを、教科書の記述や資料集から読み取っていきます。
「そのときの庶民の思いを漢字一文字で表すとしたら?」の教師の問いには、「苦」「辛」「嫌」「疲」「逃」「怒」などの漢字で答えていました。なかには、「一文字では表しきれない」として、3つの漢字を組み合わせた造語を作った班もありました。
オープンホスピタルのお知らせ(市立病院)
市立病院(南相馬市立総合病院)より、「オープンホスピタル(病院見学・病院の仕事体験)」の案内が来ています。
当日は、医師による医療講演を始め、手術器具を使った医療体験や看護体験、おくすり調剤体験や顕微鏡を使った血液の細胞観察など、医療に実際に触れられるたくさんの催しを予定しているとのこと。
※市立病院のホームページへリンク |
医療スタッフとのふれあいや各種体験イベントを通じて、医療に関わる様々な職種に興味を持ってもらえる貴重な機会ですね。
福祉に関する学習(疑似体験)
先週、3学年では、総合的な学習の時間における「福祉」に関する学習の一環として、「疑似体験」を行いました。
「福祉」にも様々な分野がありますが、今回は「高齢者福祉」に関する学習。体の様々な部位に専用の器具を装着することによって、「動きづらさ」「見えづらさ」「読みづらさ・書きづらさ」など、高齢者の方々が抱える「困り感」を体感します。
この経験は、来週予定している「福祉施設での体験学習」でさっそく生かされます。今回、高齢者の方の困り感を実感を持って知ったことで、「どのようなサポートが必要なのか?」について、一人一人の生徒が考え・気づくきっかけとなります。「3つのあいの『愛』(人間愛。思いやり・優しさ。)」を発揮して欲しいです。