こんなことがありました

日々の出来事

春はお別れの季節です

 閉校記念式典があったので、その流れで児童と教職員との離任式を行うことができました。今年度は、閉校するということで15名もの先生方が転勤・退職することになりました。それぞれの先生方との思い出がたくさんあるので、子どもたちも真剣な態度で式に参加していました。体育館での見送りの後は、各教室での最後の帰りの会を行いました。そこでは児童も先生も、体育館ではこらえていた涙腺も崩壊していました。

 15名の先生方、4月からもいろいろな場所でご活躍することを祈っております。

閉校に対しての児童代表あいさつ全文

閉校式の中での児童代表あいさつです。

 春の温かい日差しの中、ついにこの日が来てしまいました。

 今日は、小高・福浦・金房・鳩原の小高区4小学校が、閉校する日です。

 小高区4小学校の最後の卒業生となった私たち6年生は、鹿島区のプレハブの校舎に入学しました。そして、3年生の時に、この小高区4小学校の校舎にやってきました。

 ここでは、1つの教室の中に、4種類の運動着を着た友達がいました。もしかしたら別の小学校だったかもしれない友達と一緒に生活できたこと、小高区4小学校だからこそできた思い出がたくさんありました。

 また、総合的な学習の時間にそれぞれの学校のことを学びました。

 小高小学校は、千人もいる大きな学校だったそうです。けれど、休み時間には学年に関係なく、みんなでドッジボールや鬼ごっこをして遊ぶ、楽しい学校だったとお聞きしました。

 福浦小学校は、海の近くにある学校で、毎日5kmも離れた場所から歩いて登校する人もいたそうです。休み時間には、校舎の裏で崖すべりをして遊ぶなど、とても活発な学校だったとお聞きしました。

 金房小学校は、全校生でイナゴ採りをしたり、川原で芋煮会をしたりしたそうです。地域の方々とのつながりをとても大切にする学校だったとお聞きしました。

 鳩原小学校は、1クラスに40人もの児童がいた学校だったそうです。雨が降って校庭がぐちゃぐちゃになると、川原から土を運んで全校生で校庭を整備したというお話も聞きました。みんなで協力し合って生活する素敵な学校だったそうです。

 4つの小学校が閉校してしまうと思うと、悲しい気持ちになる方がたくさんいらっしゃると思います。私たちも、とてもさみしいです。

 しかし、私たちは、多くの先輩方からたくさんの心のバトンを受け取りました。

 先輩方が大切にしてきてくださった、「みんなで仲良く過ごすことの喜び」「つらいことにも負けない強さ」「人とつながることのうれしさ」「だれかのために一生懸命働く心地よさ」これらのたくさんの心のバトンを、私たちはしっかり受け継ぎました。

 多くのことを学ばせてくださった、この小高区4小学校に通えたことを、私たちは誇りに思います。

 そして、4月から「小高小学校」として新たなスタートを切る在校生のみなさん、先輩方から受け取った心のバトンを、この先もずっとつなげていってください。みなさんの頑張りを、心から応援しています。

 最後に、皆さんで一緒に、小高・福浦・金房・鳩原小学校にお礼を言いましょう。私の後に続けてください。

 「ありがとうございました」(全校生:ありがとうございました)

 令和3年3月27日 小高・福浦・金房・鳩原小学校 児童代表  佐藤萌

147年間の歴史のバトンを

 東日本大震災以降10年間、小高区内にある小高・福浦・金房・鳩原の各小学校は、紆余曲折を経て「小高区4小学校」として合同運営を続けてきました。

 しかし、時代の流れで令和2年度を最後に閉校し、4月からは小高小学校が小高区の子ども達、地域のための学びの駅として機能していきます。

 本日の閉校記念式典には門馬市長様を始め多数のご来賓の臨席を賜りまして、立派な式をしていただきました。皆様方からの挨拶の中には小高の地域の素晴らしさや学校の持つ意味・重みなどを感じることができ、大変感激いたしました。 

 

 

 

 

 

 

 大和田教育長様の挨拶の中には、「生まれ変わるための閉校」というものがありました。悲しいだけではなく、前向きな気持ちで閉校することができました。児童代表の言葉の全文はページを改めて全文を紹介していますので、合わせてごらんください。

 式の最後には、小高区4小学校の校歌として小高・福浦・金房・鳩原の校歌の1番を歌いました。最後の校歌斉唱でしたので、児童だけではなく、会場の皆様の力を得て、元気よく歌い上げることができました。147年間分の歴史のバトンを受け継いで、これからも小高区の復興・発展のために頑張っていきたいと思います。4月からは小高小学校をよろしくお願いいたします。

小高区4小学校、最後の卒業式

 校庭のソメイヨシノのつぼみも膨らんできて、春の訪れまであと少しという3月23日、小高区4小学校としては最後の卒業式がおこなわれました。

 卒業生の19名と3名の担任はコロナウイルス感染症に翻弄されたこの1年間を、たくましく優しく、元気に過ごしてまいりました。卒業生がこの小高の小学校に残した財産は、とても大きなものだと言えます。認め合う心、思いやりの心、勤労の心、励ましあう心・・・令和の報徳仕法とも言えそうなものです。

 

 

 

 

 

 

 本日の卒業式も、日頃の姿をそのまま見ていただくことができました。子どもたちの地域への思い、保護者への感謝、在校生への優しさなどがまっすぐに伝わった素敵な時間となりました。学級での担任の先生方へのサプライズ、担任の先生方からの涙の挨拶、見送りが終わっても名残惜しそうな姿、素敵な時間が流れていきました。

 4月からは隣の小高中学校へ全員進学します。これからもふるさと小高の宝物としてすくすくと成長していって欲しいです。今まで卒業生を応援してくださった方々にも、このHPを通して御礼申し上げます。そして、これからも小高の子どもたちをよろしく願いいたします。

みんな元気に進級だ

 修了証書授与式では44名の1~5年生が、立派に修了証書をいただきました。1年生は話したり書いたりすることが上手になり、大きく成長しました。2年生はいつも仲良しで、縄跳びなど最後まで頑張る力がついてきました。3年生はいつも元気で、昼休みのサッカーなどでたくさん体を動かしていました。4年生は学習への集中力が身に付き、発表する力が高まりました。そして、5年生は高学年として送る会や豆まき集会などを大成功に導くことができました。

 4月からは小高小学校して一つになりますが、今までに身に付けた力を発揮して今年以上に輝いてほしいです。

 

最後まで働く6年生

 下校時刻も近づいている下学年用トイレから、高学年の子どもたちの声が聞こえます。何事か?と思って近づいてみると、6年生が運動着姿で清掃をしていました。

 最後の最後まで学校のため、みんなのために働く6年生の姿は、小高の伝統の1ページです。6年生の笑顔と同じくらいに便器も輝いていました。

 

感謝の気持ちが形になると

 いよいよ明日は卒業式です。それでも子どもたちは、いつもと変わらずに元気に過ごしていました。そんな日常の中に、あるサプライズがありました。

 それは4校時目の事でした。今年度で閉校となる小高区4小学校の校章を、貼り絵で作ったものを6年生全員が校長室に届けてくれました。贈呈が終わった直後、6年生全員が声をそろえて「実はもう一つあります」と言いました。そこには63名の在校生からの校長先生への感謝のメッセージが込められたパネルがあったのです。

 本校の藤巻国孝校長先生は、今年度定年退職を迎えます。明日の卒業式も教員生活最後の卒業式になるので、思いもひとしおの事と思います。その校長先生に、6年生の子どもたちが中心となって感謝の思いを形にしていたのです。なかなか目には見えにくい心というものが形となってそこにはありました。校長先生からも、「小高区4小学校で退職することができてよかった」という言葉をいただきました。休み時間はいつでも一緒に遊んでくれる校長先生、毎朝みんなの健康チェックをしてくださっている校長先生、みんな校長先生が大好きです。

 残り少ない日々ですが、いつまでも小高の子どもたちを見守っていてください。

美化活動

 1年生から5年生までの子どもたちは、美化活動を行いました。行事としてやれなくなってしまったので、時間を見つけて各学級ごとに工夫しながら働いていました。

 図書室に本を戻したり、机・イス・ロッカーをきれいにしていました。1年間お世話になった教室に、感謝の心で活動する姿はとっても素晴らしかったです。

閉校式のリハーサル

 市の教育委員会の方々に来ていただいて、27日の閉校式のリハーサルを行いました。今までは実感の無かった閉校というものが、一気に現実味を帯びてきました。

 このような中でも6年生の代表児童は、粛々と自分の役割をこなしていました。校旗返納、記念品授与、児童代表の挨拶と多岐にわたっていますが、みんな立派な姿を見せていました。児童代表の挨拶はかなり感動的なものでしたが、内容はここでは書けません。会場やパブリックビューイングのLIVEでご覧ください。遠方の方には、改めてお示しいたしますのでお待ちください。

お弁当タイム(1日目)

 昨日が今年度の給食最終日でした。よって、金曜日と月曜日はお弁当の日です。

 本日は天候も良く、4年生と6年生は中庭でお弁当を食べていました。昨年の今頃はコロナ騒動の初期だったもので、6年生を送る会でできなかった出し物をこのお弁当の時間に見てもらったことを思い出されます。しかし、今年度はのんびりした気分でお弁当が食べることができていて、少しずつですが日常が戻ってきているのかという気持ちになりました。

 友達どうしで食べる姿、先生と一緒に食べる姿、「自分でお弁当を詰めてきたよ」と話している子もいて、給食とは違った食育の場と感じられます。次回の月曜日もお弁当の日です。平和な日々がこれからも続くことを願います。

 

99点

 来週の卒業式に向けて最初で最後の全体練習(予行練習)を行いました。例年でしたら数時間ほど練習をしてから予行を行うのですが、一発で行うのは初めてでした。コロナにより密を避けるということが一番でしたが、子どもたちの普段の様子から一発で決められるのではないかという期待と予感がありました。

 さて、イスを並べる時点から無言で整然と行動する1~5年生、この時点でうまくいくと確信できました。練習が始まるときちんとした態度の6年生、それを見守る在校生も整然としていて練習ながら感動を覚えました。練習の最後には、校長先生からお話をしていただき、99点の点数も付けていただきました。子どもたちからは思わず拍手も沸き起こり、こんな和やかな予行練習はめったにあるものではありません。呼びかけの言葉にもありましたが、「4校の思いを受け継ぎ」ということが自然とできている63名の子どもたちでした。23日当日は、100点目指して全員の頑張りが見られることでしょう。

 

 

今日も働く6年生

 15日(月)に愛校作業がありました。6年生がお世話になった校舎を綺麗にする活動です。6年生のみんなは、3学期に入ると自主的にさまざまな場所の清掃を行ってくれています。そこで今回は、校長室のトロフィーや盾などの埃を落とし、各校の資料室に移動するという作業を行いました。

 4つの小学校の先輩方が今までたくさんの表彰を受けていたことを改めて知り、歴史と誇りを感じていたようです。もうじき閉校を迎えますが、4つの学校の歴史と記憶はこれからもずっと続いていきます。6年生は間違いなく、小高の歴史・絆・気持ちをつないでくれる頼もしい存在に成長しています。

10 years

 10年目の3.11でした。

 業間に行われたリモート全校集会では、東日本大震災に対する追悼集会を行いました。校長先生から、震災当時の思いや、10年間の時の流れ、これからの小高区、福島県、東北のことについて話していただきました。また、14時46分には校内に残っている全員で、1分間の黙とうをささげました。

 現在の小学生は、当時はまだ小さかった子どもたち、まだ生まれていなかった子どもたちですが、みんな真剣に話に耳を傾けていました。いまだ復興半ばの小高の地に生活している子どもたちに、震災の記憶を伝えていくのは大切なことです。あれから10年、これから10年、まだまだ復興の道は続きます。

 

想い出がいっぱい

 まだまだ寒い日が続きますが、卒業式まで日々が残り少なくなってきました。

 本日は、6年生を送る会を行いました。今回も豆まき集会に引き続き、5年生が中心となって企画運営をしました。校長先生からのお話、各学年からの発表、プレゼント贈呈、6年生からのお礼の言葉と短い時間でしたが、盛りだくさんの内容でした。

 校長先生からは、1年前の今頃は未知のコロナウイルスが流行り出し、6年生を送る会ができなくなりそうだったことや、それにも負けずに現在の6年生が送る会を何とか行ったことなどが話されました。1年間以上もコロナウイルスに翻弄され続けてきたけど、その都度立ち向かっていった子どもたちの姿が思い出されました。

 各学年からは、歌やダンス、クイズや感謝の言葉など、6年生に対する感謝の気持ちが伝わってきて、寒い体育館を一気に温めてくれていました。各学年とも個性を生かして素晴らしいステージでした。

 6年生からは在校生に対するエールとダンスでした。4月からは新生小高小学校として1つの学校になってしまうのですが、4つの小学校で学んだことを誇りに後輩たちに伝統を伝えたいという気持ちが伝わってきました。

 そして素晴らしい会を作り上げた5年生を見ると、4月からも小高の子どもたちの躍進は続いていくことと、確信できました。

バトンをつないでいます

 本日は今年度最後の委員会活動の日でした。最後ということで、反省だけではなく、次年度への引き継ぎも行いました。各委員会では、今年一年間行ってきたことでこれからも続けていって欲しいことなどを、記録に残していました。コロナウイルスのせいで思い切った活動ができなかったのかと思いましたが、制約の中でも工夫した活動を行ってきたのでそれなりに充実していました。今年度の成果を生かして、来年も活発な委員会活動をしてほしいです。

笑顔と緊張と感動と感謝

 今年度初の授業参観日でした。フリー参観では学習の様子を見ていただく機会はあったのですが、本日を迎える子ども達の気持ちは特別だったようです。

 1年生は昼休みの間から、ワクワク、ドキドキしていたようでした。授業が始まる直前になり、お家の方が来てくださると恥ずかしいような様子でしたが、みんな笑顔でした。一方、6年生は小学校最後の授業参観ということで、6年間の成長を見ていただきました。授業の最後には、素敵な合唱と全員からのメッセージが保護者のみなさんに送られました。それを見ていた保護者の方々の目には涙が・・・。本当に授業参観日を開催してよかったと感じました。

 また、2年生は生活科で「あしたへジャンプ」、3年生は総合で「小高のよさを広めよう」、4年生は総合で「学んだことを伝えよう」、5年生は国語で「提案しよう、言葉とわたしたち」を行い、頑張っている姿をそれぞれ見ていただきました。

 昨年までは普通にできていた学校の行事ですが、コロナ禍を通してその大切さを再認識できた部分もたくさんありました。次年度からも、一つ一つの学習活動を大切にしていきたいと思います。

 

 

交通安全に向けて

 南相馬市の交通安全スローガンの最優秀賞に、6年生の佐藤萌さんの作品が選ばれました。「横断歩道 わたるわたしを みつけてね」というスローガンは、南相馬市から交通事故を激減させてくれることでしょう。

 南相馬市の子どもたちが、萌さんのような満面の笑顔でいられるように、車の運転には気を付けていきたいものです。

 

今月の栄光を君に

 リモート集会を行いました。今回は「なわとび記録会」「書き初め展」「交通安全スローガン」の表彰を行いました。今回も密を避けるために、直接表彰することができたのは代表者のみとなってしまいましたが、たくさんの人が素晴らしい記録を残すことができました。

 

弥生三月

 早いもので、3月になってしまいました。学校では卒業式に歌う予定の歌の練習も始まり、校舎周りの紅梅や水仙にも春の姿が見られるようになってきました。今月末には閉校式を迎える小高区4小学校ですが、子どもたちはみんな元気に生活してています。

 

生ける楽しみ、見る楽しみ

 今年もJA生け花教室を開催しました。毎年この時期、6年生が生け花を学んで、その作品を授業参観で見てもらうという活動を続けています。

 今年もJAさんと華道の先生に指導していただきながら、みんなで生け花体験をしました。今回使用した植物は桜、スイートピー、小菊、レザーファンの4種類です。全員が同じ素材を使っても、出来上がった作品はそれぞれ個性が出ていました。薄桃色、濃いピンク、黄色、緑色の4色を空間を意識しながら配置することは、初めのうちは難しく感じた子もいたようです。時間が経つと、友達の作品を見たり、先生方から教えて頂いたりして自由な発想がたくさん湧いてきていました。どれもこれも、素晴らしい作品となりました。次週の授業参観日は、この生け花にも注目してみてください。

 

みんなみんな生きているんだ

 相双農林事務所さん、小高区内にある相馬牧場さんに協力していただき、1・2年生が、ヒツジ2頭、ポニー1頭とふれあい活動を行いました。はじめに羊毛を使って羊のマスコットを作りました。人気のひつじのショーンに似ていたので「ショーンができた」と喜びながら楽しく作っていました。また、国語で学習した「たぬきの糸車」に出てくる糸車も見せていただき、羊毛を使って糸をつむぐ体験もさせていただきました。教科書で読むだけでは、わからないことも体験することで、実感できたようです。

 工作の後は、中庭で実際の動物たちと触れ合いました。初めは少し怖がっていた子もいましたが、ニンジンや牧草を食べさせ始めると楽しくなってきたようで、どんどん積極的になっていました。また、聴診器を使って心音も聞かせていただきました。とても小さな音でしたが、命の鼓動を確かに感じることができました。

 動物と触れ合う機会がとても少なくってしまっている昨今ですが、今回の体験はとても貴重で、とても有意義なものとなりました。インターネットやVRなどがいくら発展しても本物に触れることには、まだまだ勝てそうはありません。これからも学校では体験活動の機会をたくさん確保していきたいと思います。

ふれあい体験を通して、命のぬくもりや大切さに気づくこと、さらに、生活の中で様々な生き物の恩恵を受けていることについて考える機会とすることができました。

 

 

さくらの花の咲く頃

 2月も終わろうとしていますが、まだまだ寒い日が続いています。それでも少しずつ春への準備も始まっています。本日は6年生が、区内の末永造園さんに協力していただいて、校庭に桜の木を5本植えました。

 肥料と土を混ぜたり、全体に土が回るように細い棒で土を突いたりしながら丁寧に植樹していました。この春には早速花を咲かすそうで、中学生になった6年生たちを校庭から応援してくれるはずです。また、自分たちが大人になった時の記念樹として、ずっと記憶に残ることでしょう。

 6年生は、残りの日々も少なくなってきましたが、まだまだ楽しい時間をたくさん過ごしています。

 

そして感動は生まれた

 高学年のなわとび記録会は感動の嵐でした。友達の頑張る姿に自然と湧き上がる拍手や声援、心の底から感じているからこその感動でした。

 また、自分の立てた目標や学年の目標を初めて達成した時には、友達と目と目で合図をしながら喜んでいました。本当は友達同士で抱き合いたいほどの喜びだったようです。

 このような心の底から感動できる場面がもっともっと増えていけば、子どもたちの心がもっともっと豊かになっていくのだと感じました。やはり、本物ってすごいですね!

 

決戦は木曜日&金曜日

 いよいよ始まったなわとび記録会ウイークです。本番を木・金曜日に控えた低学年と高学年の子どもたちは、自然に異学年でなわとびを練習してました。6年生のすごい技を見ていた低学年の子どもたちは驚きと共に自分たちの闘志にも火をつけていました。一方、小さい子たちに見られている6年生は、格好いい姿を見せたくていつも以上に気合いが高まっていました。

 体育科にも力を入れている小高区4小学校、運動の楽しさを日々味わっているようです。

あきらめないで、最後まで

 今年度のなわど記録会のトップバッターは、中学年(3・4年生)のみなさんでした。まえ跳びの持久跳びと、二重跳びや交差跳びなどの技跳びに挑戦しました。跳び終えた時、どの子も苦しい表情でしたが、目は達成感と満足感に溢れていました。やはり練習はウソをつかない、頑張った分だけ成果が出ていたようでした。

 多くの子が、練習時よりも数倍の回数や時間を跳べていたようで、「記録会」「本番」という言葉が子どもたちの気持ちを高ぶらせる力があるということを感じました。コロナのため、保護者の方に見ていただけなかったのは残念でしたが、全員の頑張りをここでお伝えします。ぜひ、家庭でも話題にして頑張りをほめてあげてください。

 

入学説明会

 4月から1年生になる子の保護者に向けて、入学説明会を行いました。たくさんの保護者の方に集まっていただき、学用品の購入や新入学児童の心得の説明など短時間でしたが、有意義な時間を過ごすことができました。

 本来ならば新入学児童のみなさんにも来ていただいて1年生との交流を予定していたのですが、コロナウイルスのために実施できませんでした。残念でしたが、今回の気持ちは4月まで取っておき、待ち遠しい気持ちも大きく膨らませておきます。新入生のみなさん、4月6日に待ってまーす。

「幸代先生…!! ボランティアがしたいです……」

 今年の6年生はコロナウイルスのせいで、なかなか働く場面が有りませんでした。ソーシャルディスタンス、三密…子どもたちにとっては結構大変なものなのです。

 今回は新入生説明会の準備があるということで会場づくりを手伝ってもらいました。19名の精鋭たちの力を合わせると、あっという間に会場が出来上がりました。4月からの新入生を温かく迎えたいという気持ちにあふれていました。「ぼくたちのこと、新しい1年生にも紹介しておいてくださいね。」「6年生が会場を作ったって言ってくださいね」などという声も聞かれました。

 説明会終了後には、「片付けも・・・」と自主的に言ってくれ、あっという間に元の多目的ホールに戻してくれました。もしかすると5年生に活躍してもらわなくてはならない時期なのでしょうが、しばらくは6年生のお世話になっていこうと感じました。

 

どこでも跳びたい

 今月は、なわとび記録会が予定されているので、なわとびの練習に力が入ってきています。はりきりタイムのある学年は体育館で、その他の学年はホールや広場で自主的に練習を行っています。寒い日でも頭から湯気が出るくらいの運動をしているので、心肺機能の強化にも役立っています。

 今年も小高の冬のスポーツは、スキーでもスケートでもなく縄跳びのようです。

来年が楽しみだなぁ

 3年生がクラブ活動の見学をしました。各クラブとも自分たちのクラブの良いところ、楽しいところをアピールしていました。中学校や高校の部活勧誘会みたいでした。見学している3年生は、見るクラブ、見るクラブ楽しそうで迷っているようでした。「第一希望と第二希望って、二つ入れるんですか?」とワクワクしている子もいました。

 委員会活動やクラブ活動が始まる4年生は、上学年の仲間入りです。4月が待ち遠しい3年生でした。

心のオニをやっつけろ

 児童会主催の豆まき集会を行いました。124年ぶりに2月2日の節分でしたが、新型コロナウイルスの影響もあり例年とは違った集会になりました。

 ふれあい活動は無くても、メインは心の中に住んでいるオニを追い出すことです。今年も5年生が中心となって体育館や教室にいるオニを追い出してくれました。小高の子どもたちの心には、「怠け者オニ」や「イライラオニ」など様々なオニがいましたが、今回は豆の力で追い出せたようでした。校長先生の話によりますと、油断しているとオニは再びやってくるそうなので、自分の心と向き合いながらオニのいない生活ができるといいですね。

 

みんなでチャレンジ

 本日は全校生で漢字検定にチャレンジしました。自分の挑戦したい級を選んで、今日までコツコツと準備をしてきました。その成果を試す日です。

 結果は先ですが、納得して解答できた子、もっとやっておけばよかったと反省する子、など反応は様々でした。普段のワークテストとは違った、外部の検定試験は良い経験となりました。おつかれさま!

 

リモートde外国語研修(6年生)

 ブリティッシュヒルズの外国人の先生方と、リモートで英語体験を行いました。本来ならば現地に宿泊して英語のシャワーを浴びる予定でしたが、新型コロナウイルスの関係で行くことができなくなってしまいました。

 1時間目は、南アフリカ出身のEVE先生と簡単な英語を使った、自己紹介を行いました。相手のネイティブな英語を聞き取ることができ、大変盛り上がりました。2時間目は、イギリス出身のTOM先生と数字の学習を行いました。学校では100までしか学んでいませんでしたが、なんと億の位まで教えて下さりました。結構難しかったのですが、楽しみながら学習していました。

 体験後の子どもたちからは、「とても楽しかった」「英語がよく分かった」という声が聞かれました。短い時間でしたが、大変有意義な時間となりました。機会があればぜひブリティッシュヒルズを訪れて、もっともっと英語漬けの時間を過ごしてみたいものです。

 

またまた雪の日

 今年度は雪の日がたくさんあって、子どもたちは大喜びです。南岸低気圧からの雪ということで水分が多めの雪でしたが、子どもたちにとっては楽しい遊び道具でした。

 登校時間はまだ降っていたのでなかなか外に出られませんでしたが、業間や昼休みには多くの子どもたちが元気に外に飛び出していました。今回は主に雪合戦を行っていました。前回のサラサラして雪と違って塊のまま持ち上げられていたので巨大な雪の塊を友達にぶつけたり、逃げ回ったりしながら楽しい時間を過ごしていました。5年生の女の子は、「寒さなんか忘れてしまうぐらい雪は楽しい」と言っていました。今年度は、これからも何度か降るかもしれないので、子どもたちにとっては楽しいことが続きそうです。

 

第3学期始業式

 寒波襲来のため、体育館で予定されていた第3学期始業式が、急遽リモート形式で行われました。校長先生からは、新年のあいさつや今年の干支にまつわる牛の話、小高区4小学校として小高・福浦・金房・鳩原小でいられるのが3月までなので残された日々を大切に過ごしていこう、校歌も大切に歌っていこう、という話がありました。

 また、各学年の代表の児童からのお話も、冬休みに楽しかった事や3学期に向けてのめあてをしっかりと話すことができていました。今学期も感染予防に気をつけて生活することになりますが、例年と変わらない充実した時間をおくっていけるようにしていきたいです。保護者の皆様、地域の皆様、今年度も小高の子どもたちをよろしくお願いいたします。

仕事納めの日、小高にも小さな春が

 1年間とは早いもので、2020年の仕事納めの日となりました。子ども達のいない校内はひっそりと静まり返り、今か今かと3学期の始業式を待っています。

 2020年は1月半ば頃に新型コロナウイルスの流行がニュースになり始め、おぼろげながら大変なことになるのではと思っていましたが、あれよあれよという間に卒業式も入学式も今までのようにできなくなってしまいました。一斉休業や分散登校など、かつて経験したことのないような事態となり、子ども達もたいへんな学校生活をおくっていました。それでもみんな、よく頑張ってきたと思います。

 短くなった夏休みを経て、ようやく2学期からは少しずつ今までのよう学校生活を送れるようになりました。初めて全員が集えた2学期の始業式、初めて保護者の方をお迎えして子ども達の様子を見て頂けた学習発表会・・・今まであたり前のようにできていたことが、いかに大切な時間だったのかを思い知ることができました。ふり返ってみると、震災の時とはまた違う、大変さがありました。

 もうしばらくコロナ禍は続きそうですが,新しい年に希望をもって年の瀬を過ごしていきたいと思います。みなさん、よいお年を。

明日から冬休み

 明日から楽しい冬休みです。通知票も受け取って気分はクリスマス。みんな頑張った成果が評価されていたようです。

玄関では先生方としばしの別れを惜しんでいました。宿題や自主学習などもやりつつ有意義な休みを過ごしてほしいです。

 

今年の漢字は「休」です

 84日間の第2学期が終わりました。5校時目には無事終業式をすることができ、明日からは待ちに待った冬休みです。終業式では校長先生のお話として、学校からのプレゼント(通知票)のお話や、通知票にあった担任の先生からの所見の紹介、お手伝いなどをして有意義に過ごそうという話がありました。一番は元気に安全に休みを過ごそうということです。

 学級代表の子からの作文に「今年の漢字は『休』です」という話がありました。1学期は学校がたくさん「休」みになってしまったけど、2学期は「休」みにならずによかった。自分としても一日も「休」まずに学校に来れた。ということでした。来年は運動会がやりたいな。ということでした。1年生はまだ運動会を知らないんだと、改めて思いました。

 年が変われば良いことがあるはずだと、みんな願っている年末です。

 

☆ビカビカ(美化)になったよ☆

 昨日から美化活動が始まりました。6年生は靴箱掃除をしたあとに教室を隅々まで清掃しました。普段なかなか手を出せない机やイスの脚やロッカー、お道具箱などをていねいに水拭きしていました。明日で2学期も終わるので令和2年の汚れをすっかりきれいにしているようでした。

 今年は新型コロナウイルスに翻弄された年でした。「新年は、状況が良くなってほしい」という願いを込めた大掃除になりました。

 

小高にもドカ雪が到来

  浜通りにしては珍しい雪の朝でした。スクールバスも少しだけ遅くなりましたが、無事到着することができました。さて、大人にとっては厄介な雪も子ども達にとっては楽しい遊び道具です。特に浜通りの子ども達にとっては年に一度あるかないかのチャンスなので、目がキラキラしていました。

 休み時間にはみんな外に飛び出して雪だるまづくりや雪合戦が始まりました。雪玉の前では先生も子ども達もなく平等です。雪玉をぶつけ、ぶつけられしながら楽しい一時を過ごしていました。さあ、残りの時間はカマクラ作りですかね。

走った、跳んだ、投げた

 新体力テストを行いました。長座体前屈や反復横跳び、ソフトボール投げに50m走と様々な種目に挑戦しました。今年度の一学期は、体育の授業も自由に行えなかったので子ども達の体力の低下が危惧されていましたが、2学期からは予定通り学習することができています。

 今回は少々寒い時期となってしまいましたが、体力の現状を知るためには大切な機会となりそうです。この結果を今後の体育の学習につなげ、「体」を鍛えていきたいと思います。

 本日は第2回学校評議員会も開かれていたので、この体力テストを参観していただきました。参観していただくだけではなく、体育館では数えるお手伝いもしていただきました。ありがとうございました。

 

あかりのファンタジーですよ

 「あかりのファンタジーイルミネーションinおだか」が開催されています。小高区4小学校も参加しているので、近くを通った時にはぜひご覧ください。遅い時間や休日の方が学校の電気が消えていてきれいです。

 区内には、ふれあい広場や小高区役所など様々な場所で素晴らしいイルミネーションを見ることができますので、皆さん小高区にきてください!(17:00~20:00まで点灯しています)

見て見て私を 見て見てぼくを

 7日(土)の校内走ろう会後にフリー参観も行われました。今年度初めての授業参観だったので、特に1年生は喜んでいたようです。もちろん2年生以上の子もいつもとは違う緊張感と喜びがあったようでした。保護者のみなさんに見ていただくことが子どもたちの大きな力にもなっています。

 次回の授業参観は3月5日に予定されています。新型コロナウイルス感染症がこれ以上拡大しないことを願って、楽しみにしていてください。

Connecting Traditions(伝統をつなぐ)

 保存会の8名の方に来ていただいて、4・5年生が小高地区に伝わる村上の田植踊を体験しました。

 村上の田植え踊りで踊り手は、早乙女、弥八と中打ちで構成され、囃子は笛と枠付き締め太鼓、鉦、歌い手がつき、民謡「相馬流れ山」で舞い込み、退場します。本日は、踊り手と太鼓、歌い手に分かれて教えていただきました。

 本日学んだばかりですが、授業の最後に合わせた時には、みんな上手に出来ていました。教え方はもちろん、子どもたちの遺伝子に小高の心が脈々と受け継がれているようでした。今後も伝統をつないでいけるようになりたいです。

心一つに

今日,昇降口前の広場へ行くと…

またもや,用務員さんがきれいにしてくださっている地面に温かいメッセージが…

体育館の外入口にも…

 お昼休みに校庭へ行くと,今日も多くの子どもたちと教員が,サッカーやランニング,遊具等で遊んでいました。小高区4小学校では,今日も元気に楽しく,子どもたちと教職員が「心一つに」学校生活を送っています。

イルミネーションサンタが校舎にやって来た

 2020年も小高区4小学校は「あかりのファンタジーイルミネーション in おだか」に参加します。震災前から小高区のイルミネーションは相双地区の中でも有数の規模で開催しており、多くの方々に見に来ていただいていました。夏の「火の祭り」と同様に夜を明るく彩ることにかけて小高はナンバーワンと言えます。

 小学校では7日(土)に、PTA厚生委員会のみなさんの主催で南校舎の2階にイルミネーションを設置していただきました。点灯式は、11月14日の17時から小高浮舟ふれあい広場で行われます。今年の冬も小高の街の中のイルミネーションを見て、寒さを忘れて下さいね。

小高のロードにみんなの美しい汗が輝きました。

 7日(土)に校内走ろう会が開催されました。第1レースは低学年です。1・2年生の男女が1000mに挑戦しました。特に1年生は初めての長距離走なので自分のペースなどが分からずに苦労していたようですが、みんな一生懸命走りぬきました。第2レースは3・4年生の男女の競走で1400mに挑戦しました。校庭2周分長くなっているので大変そうでした。第3レースは5・6年生女子による1800m走です。昨年までと比べると短くなりましたが、その分スピードを出して走っている子が多かったようです。今回は5年生が大健闘しました。第4レースは5・6年生男子による1800m走です。力強い走りで見ている観客のみなさんに勇気と感動を届けてくれました。

 多くの子が自己ベストを出せたようで喜んでおりました。やはり保護者の皆様の声援は力になります。2週連続の学校行事になりましたが、たくさんの方に参観していただき感謝申し上げます。今後とも小高区4小学校の教育にご協力願います。