こんなことがありました

2019年7月の記事一覧

トビウオジャパンへの道

 梅雨明けまでもう少しですが、一足先に小高区4小学校のプールに夏がやってきました。夏休み初日から雨模様で中止、中止の連続でしたが、いよいよ夏のプール開放ができました。初日はこの日を待ちに待った子供たち30名以上が開場前からプールの前に列を作って待っていました。

 「いよいよこの日が来た!」「やっと夏になった!」「楽しみにしていた!」と口々にプールで運動ができる喜びを語っていました。「先生、算数のドリルもう終わったよ」「カエルの体の色って変わるんだよ」「漢字のノート10ページやったよ」と夏の宿題の進度を報告してくれる子もたくさんいました。

 プールでは3つのコースに分かれて水に慣れたり、たくさん泳いだりできるように楽しみながら練習していました。これからもまだまだ開放日はありますので、今年の遅れてやってきた夏を満喫してほしいです。

68日間の成長…一学期が終わりました

 「きたえよう頭・心・体」を重点目標に出発した平成31年度でしたが、68日間の第1学期が無事終了しました。元号が途中で平成から令和に代わり、5月からは新たな気持ちで日々生活してきました。

 本日の終業式では、校長先生のお話、代表児童の発表、校歌斉唱を行いました。校長先生からは、1学期の素晴らしかった姿と共に、①朝は自分で起きよう。②安全に気をつけよう。③始業式は全員元気に登校しよう。という3つのお願いがありました。1・3・5年生の代表からは、それぞれが一学期に頑張ったことや夏休みの抱負について発表がありました。運動会や宿泊活動、わり算や漢字、あいさつや返事など様々な成長を自覚できたようです。

 式終了後には、生徒指導と安全担当の先生から夏休みの過ごし方と自転車の乗り方についてお話がありました。この話もみんな真剣な表情で聞き入っていました。

 そして、5校時目には待ちに待った通知票をもらいました。中でも1年生は初めての通知票でドキドキでした。成績は人それぞれですが、みんな満足そうな表情だったのが印象的でした。明日からはちっょと短くなった夏休み、充実した時間を送ってほしいと思います。良い夏休みを!

「おはなしのへや」で心豊かに

 図書ボランティアの皆さんによる「おはなしのへや」がありました。オープニングは時事ネタの入った楽しいアニマル劇場でスタートです。全学年共通で紙芝居の「うなぎにきいて」と絵本「あたりかも」。そして下学年には、「ヘンテコはみがきこ」「おおきな木」「がまんのケーキ」「いいからいいから」。高学年には、「なまえのないねこ」「ともだちや」「22の色」。

 今回もたくさんの作品に出合うことができました。読書の好きな子ども達ですが、読んでもらうことも大好きです。自分では選ばないような作品に出合え、新しいジャンルのお話に興味を持てるのもこのおはなしの部屋の良いところです。また二学期、よろしくお願いいたします。

ふれあい美化活動

 小高区の小学校では、毎週月曜にふれあいタイムがあります。通常、ふれあいタイムはクラスの子ども達がふれあうこと(高学年では、ふれあえるイベントを子ども達が考えて自分たちの手で実施しています)を目的に活動しています。

 でも、今日のふれあいタイムはいつもと違います。小高区の老人会の方が来校され、一緒に美化活動です。校舎内のいろいろな場所にわかれて、用具の整理や清掃を行いました。最初はちょっと緊張気味の子ども達でしたが、次第に笑顔も増えいきました。低学年では、ぞうきんのしぼり方を教わったり、国語で戦争のお話を学習している学年では、戦争のお話をお聞きしたりすることもできました。ふれあうことから学ぶことがいろいろあったようです。これからも地域の方々とのつながりやふれあいを大切にしていければと思います。

きたえてます 頭・心・体

 今年度2回目の授業参観日でした。4月よりも成長した姿を見ていただき、懇談会では1学期の反省や夏休みの過ごし方などを話し合いました。

1年生(国語)「たからものを おしえよう」

○ 自分の大切な物について、姿勢や話し方に気をつけながら、順序立てて友達に話すことができました。お家の方に頑張る姿を見てもらいました。

2年生(国語)「お話クイズをしよう」

○ お話クイズのやり方を知り、スイミーを読み返して、互いに問題を出し合うことができました。友達同士で話しあったり、楽しくクイズを出し合ったりしました。

3年生(社会)「市の様子」「店ではたらく人」
○ 小高区探検でわかったことを電子黒板を使って発表することができました。

○ お店の工夫は、何のためなのかをお家の方も一緒に考えることもできました。

4年生(総合的な学習の時間)「スクールチャレンジ」(プログラミング教育)
○ pepperがクイズを出すプログラムを作って発表することができました。お家の方もみんな驚いていました。「今日の授業参観に来てよかった」という最大級のほめ言葉をいただきました。

5年生(道徳)「理解し合う心」

○ バレーボールを巡って繰り広げられる友達関係の説話を基にして、友達と互いに理解し合って、協力しようとする心情を育てることができました。

6年生(国語)「本は友達」
○ 本のよさや自分の考えが明確に伝わるように、話の構成を工夫しながらビブリオバトルを行い、選んだ本を紹介することができました。

 

催涙雨

 催涙雨(さいるいう)とは、7月7日に降る雨を意味する語です。一般に、七夕しか会うことの出来ない織姫と彦星が天の川を渡れなくなり、流す涙になぞらえているとされています。しかし、雨は降ったものの、どこからかカササギの群れがやってきて天の川の中に翼をつらねて橋となり、二人を会わせててくれ、めでたく織姫と彦星は再会することができたという結末もあるようです。

 さて、本日は7月4日ですが、7日が日曜日ということで少し早めに「七夕集会」が催されました。ところが、あいにくの雨模様でみんなの願いが叶うか心配ですが、きっとカササギが願いを運んでくれることでしょう。

 集会では、児童会の各委員会が主体になって、七夕にまつわる話や七夕の願い事、七夕のゲームを行いました。みんなの、将来の夢や水泳の目標、学習への願いが叶いますように・・・

火の玉を小高に

 7月の声を聞くと相馬地方の人々はそわそわしてきます。そうです、相馬野馬追の開催が迫ってきました。一年で最も地元が熱く燃える3日間、小高の子ども達もその一端を担っています。

 野馬追の中でも小高独自の催しとして、相馬野馬追の起源とされる「野馬懸」と2日目の夜に行われる「火の祭」があります。この火の祭りに必要な火の玉作りを、小学生も毎年手伝っています。

 本日は地元の婦人会の方々から作り方を教えていただき、全校生で火の玉作りを行いました。2年生以上は昨年度も行っているのでスムーズに作業することができました。中でも6年生の手つきは慣れたもので、地域の伝統をつなぐ役割が十分にできていました。今年の火の祭は7月28日(日)の夜(※荒天の場合は、8月31日(土)に延期となります。)となっています。ぜひ歴史と伝統の祭りに参加していただき、子ども達の頑張りの成果もご覧ください。