こんなことがありました

カテゴリ:総合学習

生ける楽しみ、見る楽しみ

 今年もJA生け花教室を開催しました。毎年この時期、6年生が生け花を学んで、その作品を授業参観で見てもらうという活動を続けています。

 今年もJAさんと華道の先生に指導していただきながら、みんなで生け花体験をしました。今回使用した植物は桜、スイートピー、小菊、レザーファンの4種類です。全員が同じ素材を使っても、出来上がった作品はそれぞれ個性が出ていました。薄桃色、濃いピンク、黄色、緑色の4色を空間を意識しながら配置することは、初めのうちは難しく感じた子もいたようです。時間が経つと、友達の作品を見たり、先生方から教えて頂いたりして自由な発想がたくさん湧いてきていました。どれもこれも、素晴らしい作品となりました。次週の授業参観日は、この生け花にも注目してみてください。

 

Connecting Traditions(伝統をつなぐ)

 保存会の8名の方に来ていただいて、4・5年生が小高地区に伝わる村上の田植踊を体験しました。

 村上の田植え踊りで踊り手は、早乙女、弥八と中打ちで構成され、囃子は笛と枠付き締め太鼓、鉦、歌い手がつき、民謡「相馬流れ山」で舞い込み、退場します。本日は、踊り手と太鼓、歌い手に分かれて教えていただきました。

 本日学んだばかりですが、授業の最後に合わせた時には、みんな上手に出来ていました。教え方はもちろん、子どもたちの遺伝子に小高の心が脈々と受け継がれているようでした。今後も伝統をつないでいけるようになりたいです。

学習発表会の思い出⑥

 6年生は、総合的な学習の時間として、劇『小高の歴史 ~未来へ向かって~』と、エンディング「小高区4小は永久に不滅です」を発表しました。

 6年生はこれまでに、総合的な学習の時間では小高区の過去の様子についてたくさん学びました。特に4つの小学校の歴史についてくわしく調べ、それぞれの学校の特徴などを知ることができたようです。

 磨崖仏や飢饉の様子や戦時中の様子なども音響や照明、小道具・大道具にアイディアを出していながらみんなで作り上げたリアル感が素晴らしかったです。未来に向けて決意を述べる場面では、見ているお客さんの中には涙を流している方もいて、6年生の熱い気持ちが伝わったようです。

 最後のダンスも元気いっぱいで、コロナに翻弄されている少し暗くなるような気分を吹き飛ばしてくれました。

学習発表会の思い出④

 4年生は、総合的な学習の時間として、劇『過去からの贈り物 ~Make you happy~』を発表しました。総合の時間に二宮仕法を中心として小高の昔の様子をくわしく調べていました。「至誠」「推譲」「分度」「勤労」など難しい言葉でしたが、分かりやすくまとめて伝えていました。また、小高用水の事や数々の偉人についても調べて発表してくれました。

 難しい内容でしたが、ナマケロ星人が楽しい雰囲気で話を進めていたので、見ている方々にも笑顔が見られていました。

ナマケロ~

 4年生の学習発表会は、総合的な学習の時間の発表となりました。『過去からの贈り物 ~Make you happy~』と題して小高の昔のようすを劇化しました。今年は特に二宮仕法について調べているので、市で推進している至誠学をよく表したものになっています。

 練習風景を見せてもらったのですが、そこには江戸時代の登場人物以外に頭から触覚の生えた謎の人物がいました。盛んに「ナマケロ~、ナマケロ~」と言っていたのが印象的でした。小高の昔の人々には触角が生えていたのでしょうか?その答えは当日の劇を見れば分かることになります。素敵なダンスシーンもありますので、4年生の発表もご期待下さい。